英雄
うまく行っていない。
だから、イライラする。
Sオケで指揮することになったのは突然のことで、しかも、シュトレーゼマンの代役。憧れだったオケの指揮者。
だが、Sオケのメンバーとはうまく行かない。
どうやら、コンマスの峰は聴かせるオケではなく魅せるオケを目指しているようだ。
正直、オレは焦っていた。
そんな時、あいつはやっぱりオレを救ってくれる。
「千秋先輩、のだめのすっごい好きな映画、観てくだサイ」
家に来たのだめは変なアニメの映画を俺に観せた。
イジメっ子とイジメられっ子の話。
のだめはオレがイジメっ子のカズオにそっくりだと言った。
そうか。
必要なこと。
オレがSオケのメンバーを知ること。
Sオケは成功だった。
オレは一つ壁を越えたのだろうか?
さんきゅ、のだめ。
絶対に声に出しては言わないけどな。
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第二作目。
これって一種の補完なんでしょうかね。
逃げたい・・・
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