運動神経(うんどうしんけい)
脳から全身の筋肉へ、“動きの指令”を送る神経のことを「運動神経」と言います。
私たちは、この神経を通して運動や姿勢をコントロールしています。 ところで、昔から、野球やサッカーを上手だったり、走ることが速かったりする人に対して、
「運動神経がいい」とよく言いますよね。 この「運動神経がいい」というのは、どういうことなのでしょうか? それは、“外から得た情報を、より的確に脳に送り、より的確に判断し、より的確に筋肉へ指令し、
そして速く正確な動きができる“ことを言うのですね。
また、上記のような運動に限らず、私たちが何かをしようとする時、 基本的には、まず視覚や聴覚などの五感で感知した情報を脳に送っています。 その情報より脳が取るべき動きを判断し、
各筋肉へ指令を出して体を動かしています。 私たちは、この一連のことを瞬時に行い、連続させて生きているのです。 ですので、仕事、パソコン作業、家事など、これらのことを手早く行ってしまう人も
「運動神経がいい」と言えるかもしれませんね。
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