1992年全作品

空耳部分の最後に（☆）マークが付いているものは、空耳部分でテロップの
表示が無く、推測の内容であることを示しています。
「あなたにも音楽を」時代で、文字が緑色をしているものは、空耳を意図した
作品ではありません。
9月25日迄は、「今週の五つ星り」というミニコーナーと並行して放送されました。

（トーク）
タ「お相手は、自宅の留守番電話に、なんとあのキョンキョン
　　からメッセージが入っていたというこのお方でございます」
安「あ、安斎です。どうも」
タ「なんでキョンキョンから」
安「まあ、催促の電話だったんですけどね」（会場笑）
タ「あの仕事…」
安「それで、もう（留守電を）録ってあります。時々聴いて…」
タ「キョンキョンの留守番電話というのはないよねぇ」
安「ないですよね、で、もう嬉しくって嬉しくって、仕事が手に
　　つかなくなっちゃいました」（会場笑）

1作目は、2人のパンチパーマをしたヤクザがおびえる男に
ケリを入れてました。

2作目は、野口五郎さんの徹子の部屋出演時の写真を映してました。

3作目は、コップを不機嫌にドンと置いたりとする、接客の悪い
女性店員に対し、男性客が忠告をしてました。

（トーク　井：井上陽水さん）
タ「お相手は、この方、チョコベイビーズの曲を作っている
　　という、このお方でございます。作ってるの？」
安「バンド名なんですよ。チョコベイビーズという」
タ「バンドやってるんですよ」
安「いや、もう恥ずかしい限りで」
井「最近僕寝る前にチョコレート食べるんです（会場笑）
　　ちょっとね、中学くらいのとき食べてたんですけどまた
　　食べ始めてね。なんかちょっとクセになっちゃって」
タ「何チョコ食ってるの？」
井「あのね、VIPっていう…」（会場笑）
タ「この人は信じらんないね」
井「ストレスがあるんじゃないですか」
安「そんなに…」
タ「寝る前だと、それがすぐ眠いけどおなかに…」
井「ペロッと一枚食べるわけじゃなくて、ちょっとこう甘いもの食べて…」
タ「これが、ちょっと食うのが気持ち悪いんだよねぇ」
井「ひとかけら食って」
タ「歯はみがかないの」
井「それから磨くんです」
タ「あ、食ってそれから磨くの？」
井「そうです」
タ「うわー。それほんとに寝る直前だ」
井「また、それそんな軽いギャグを…」（会場笑）

1作目は、男の子とその母親が通りを歩いているとき、男の子が
おもらしをしまってました。

2作目は、オッサンが大量の「かっぱえびせん」を食べていました。

3作目は、プロ野球評論家である梨田昌孝さんが、週刊誌に書いた
「私のベスト9」という記事（おそらく本人の活躍記録を書いたもの）に
載っている、本人の顔写真を映してました。

ちなみに投稿者は安斎さんの奥さんである香代子さんで、
番組開始以来探しに探して、やっと認められるようなものが見つかった
ということで、投稿に至ったようですが、ゲストの井上陽水さん曰く、
「認められるようなものって、認めているのダンナでしょ？」
とツッコミ。
賞品については、最初タモさんが「奥さんにはダンナ差し上げます」と
冗談を言った後、会場となっている民家に掲げられていた
「徳川家康の家訓」にしようかという話になりましたが、
安斎さんが「カミさんテレビの前で『カクン』としてますよ」というギャグ
を言ったため、中止。
結局、井上さんが「これチューニングがいい」と自分で弾いて太鼓判
を押した、横に置いてあった白いギターが進呈されました。

（トーク　井：井上陽水さん）
タ「お相手は、テレビ雑誌のインタビューまで受けてすっかり有名人
　　になりました、空耳長者と呼ばれているこのお方でございます」
安「あ、ありがとうございます。安斎です」
タ「このコーナー見たことないでしょ？」
井「ないですね、タイトルが、きっと面白いコーナーじゃないかなと…」
タ「あの、外国の曲で日本語に聴こえるところがあるんですよね」
井「少しはつかんでるんですけど…」

1作目は、女性が梅干しを食べて、酸っぱそうにしてました。
井上陽水さんが、「（空耳の前の部分が）『おじさんするなら、しっこをするのはモー』
と聞こえるんですよ」と言うので、再検証してましたが、タモさんは「聞こえる」とのこと。

2作目は、子供達が「かもめかもめ」をやり、真ん中の後ろを向くと、
タモさんのお面をした子がいました。

3作目は、男の子2人が田んぼでカエルをつかまえてくるも、母親に
捨ててくるように言われ、田んぼの向こうへトコトコと捨てに行ってました。

（トーク）
タ「お相手は、最近渋谷を歩いていて後ろからナンパをされた
　　というこのお方です」
安「そうなんですよ。『横浜まで行かない？』って言われたんで、
　　ちょっとベイブリッジまで行ってみようかなと思いましたけどね」
タ「生涯、いろいろ安斎さんの」
安「なんか、すいません」
タ「どういう人なのかというのをね、私もよく聞かれるんですよ」
安「あ、そうなんですか」
タ「安斎さんって何やってる人？って、言われても困る。
　　デザイナーとかいう評判があるけど」
安「評判…職業が評判になってる」
タ「『どういう人？』『いやちょっとわかんないんだけど』」
安「どういうデザインっていうのも難しいですよね」
タ「結婚してるとは思わなかったもんねぇ。どういう家庭生活を
　営んでいるかというのも」
安「ちゃんと、普通に」
タ「あっ、そうですか」
安「普通にって、どれが普通だか。こんな（ロンゲの）格好をしてて
　　普通って『お前の普通は違うよ、俺のと』って言ってるのかもしれない
　　ですけど、たぶん僕が思う普通です」

1作目は、急な階段で、降りてきた美人とすれ違った男2人が、
かかんでスカートをのぞきみようとしてました。
聞こえるけど、たいしておもしろくないということで、テーブルの上にあった
豆菓子にタモリさんのサインをしたものが進呈されました。

2作目は、目つきの悪い大竹まことさんの写真を映してました。

3作目は男（番組APのハラダさん）が鼻くそをほじくって、指ではじいてました。

（トーク）
タ「11月に業界人による誕生会を控えているそうですが、幾つになるんですか？」
安「39歳なんです」
タ「意外と（歳）くってるでしょ？（会場笑）俺も聞いて驚いたんだけど、
　　32・3かなぁと思ったんだけど。若いですよねぇでも」
安「そうですかね？」
タ「でも髪の毛のせいかなぁ？」
安「あ〜、まぁそうかもしれないですね」
タ「昭和何年生まれですか？」
安「昭和28年です」
タ「20年代！ほぉ〜、じゃあ同じ20年代なんだ、俺と」
安「えーっ！？」
タ「いや、えーじゃないでしょ、失礼な」
安「そうですよね。なんか８つも違うと大変なことになっちゃう」
タ・安「は〜！」
安「（タモさんの肩に手をやって）やぁ、同世代！」（会場笑）
タ「いやいやいや！」
安「そういうことじゃないか」

1作目は、男が皿に入っているマシュマロを拾って、
指でプニュプニュさせてました。
「マシュマロ」が発音そのままだったということで手ぬぐいに。

2作目は、徹子の部屋に出ていたときのジュディ・オングさんの写真を映してました。
安斎さん曰く、「ちょっと寂しいのは、他の番組と違って本人が出ないことですよね」

3作目は、男2人がエロ本を見て次々に鼻血ブーになってました。

（トーク）
安「はっ、安斎です。どうも〜」
タ「ということで、今週もお米屋さんから。出ましたですねこの間
　　コシヒカリが〜」
安「出ましたね、コシヒカリ」
タ「おもしろかったから、これコシヒカリ」
安「また行きます？」
タ「５ｋｇやっちゃおうって言ったらおもしろかったんだよな」
安「腰ぬけちゃいましたもんね」
タ「コシヒカリで」
安「今週、目玉がひとつほしいですね」
タ「あっ、秋田こまち！秋田こまちいってみようか」
安「いいですね…あっ、ありますあります」
タ「おもしろかったやつは秋田こまちいっちゃおう」
安「秋田こまち」
タ「秋田こまちいっちゃうよ！」
安「しかも新米！」
タ「しかも新米だ！10月の12日に採れたやつってかいてあるよ」
安「いかにも新米」
タ「『お百姓さんが一粒一粒丁寧に』（会場笑）」
安「あの人いいなぁ〜」
タ「秋田こまちやっちゃおう！」

1作目は、歯が茶色で味噌っ歯の男の子が鉄棒をしてました。

2作目は、ルパン三世のマンガの一コマを映してました。

3作目は、女性が書類をよんでいる横で、男性が書類整理をしようとしたとたん、
ワキガの臭いがただよい、女性が鼻をおさえてました。

（トーク：本編で使われていたお米屋さんにて）
タ「お相手は、安斎画伯でございます」
安「あっ、安斎です。どうも」

1作目は、徹子の部屋出演時の小森のおばちゃまの写真を、
曲にあわせてグラグラと揺らしながら映してました。

2作目は、男が塀に向かって立小便をして、笑いながら去っていきました。

3作目は、大根と長ネギとパッケージ納豆が映されていました。
タモリ安斎両氏が、これでもかというほど大ウケしていた、伝説の作品。

（トーク）
タ「お相手は、スペシャルまでやってしまって、すっかり
　　空耳の人と世間に認知されてますこのお方でございます」
安「安斎です」

1作目は、男が足のない幽霊に遭遇し、足がすくんでました。

2作目は、カップルが入ろうとしたホテル「霞」の入り口に「ご宿泊8000円」と
書いてあるのを映すのを3回繰り返してました。
タモさん曰く、「あそこ（ホテル霞）でよくタモリ倶楽部でロケやってたのよ」

3作目は、女性がドーナツを食べようと手を伸ばしたとたん、横の彼氏らしき人が
その手をおさえ、醤油をダバダバとかけてしまってました。
Tシャツにしようとしてましたが、予算のことも考えて手ぬぐいとなりました。
（手ぬぐいに降格になったとたん、安斎さんが「やった！」と叫んでいるのが、
　今となっては印象的）

（トーク）
安「えー、なんだか最近カールルイスがパールライスに聞こえる
　　ソラミミストの安斎です」
タ「昔から聞こえてましたけどね。それでは今週のですね空耳を
　　楽しんでいただこうと、いうことでね。空耳オタクなんていうのも
　　出てくるんじゃない？そのうち」
安「そうですよね、もう。でも既になんかこっちがオタクっていう感じ
　　がしないでもないですけど」
タ「なってるよなぁ〜」

1作目は、子供が公園で世界人名辞典の樋口一葉のところを読んでいました。

2作目は、通りすがりの男が気に入った女性を見つけ、先回りし建物の影から
突然あらわれて、怪しい目つきで襲おうとしてました。

3作目は、スーツの男性が公園を歩いていると、先に野グソをみつけた男性が
すれ違いざまに忠告して、ギリギリセーフになってました。

（トーク：テーブルの上のオフジェが新しくなっている）
安「タモさん…（と言いながら机の上のオブジェを指差す）」
タ「（会場の外で鳴いている）カラス？」（会場笑）
安「カラス…」
タ「あぁ、これね」
安「これですよ。すごいですよもう」
タ「まぁ台所用品が全部こうくっつけられてて金粉塗った
　　という感じだけれどもねぇ。うれしいですねぇでも」
安「ホントうれしいですね」
タ「うれしいっていうのも、なんかフランス料理かなんか食いに行っても
　　うれしいって思うことってないじゃない」
安「あ〜」
タ「ただお腹が空いたときに、こんな粗末なお弁当とか握り飯の
　　時には『うれしいなぁ』って感じるよね」
安「ホントね、タイミングですよね」
タ「その差がうれしいなっていう、あんな感覚だね」（会場笑）
安「ハハハ…粗末な」
タ「なんかこう、普段から感謝の心っつうものを道徳でも」
安「そうですね、最近こんなカセット（テープ）入りで送っていただく
　　ようになりましたよ」
タ「これがね、余計なことなんだよ。料金知らないもんだから
　　料金不足になっている（会場笑）48円こっちが払わなきゃ
　　いけないんだからね（72円切手しか貼られていない）。
　　察しようよ、このことから番組の内容から」
安「これ非常にうれしいですね、ただ」
タ「う〜ん、すごいいろいろ送ってきてくれて…」
安「（封書の宛書を見て）『にしか聞こえない係』」（会場笑）
タ「そんなコーナーじゃないよ、これ。『にしか聞こえない係』じゃないよ
　　ちゃんと見てろよ！『一文字有告』って名前、かっこいいな」
安「かっこいいですね、採用されてませんが」
タ「偽名だろうな」
安「偽名…ペンネームですかね？」
タ「どんなことが書いてあるんだ？いちいち見たことないけど」
安「ダメでしょう？」
タ「こりゃできねぇよ！こんなの放送禁止用語モロじゃない」
安「なんかうれしくって聴かせたくてしょうがないんですよ」
タ「まぁ、後で聴いてみるかね」
安「ハハハ…スタッフで喜んだりして」
タ「これ…何分テープだ？結構長いな。資料かなんかのアレ渡すとき
　　使えばいいんじゃない？（会場笑）これは日本発のリサイクル番組
　　だな（会場笑）ナウいんだよ、リサイクルって。地球にやさしい
　　番組なんだよ」
安「地球に優しい、すばらしい（拍手）エコロジーな」
タ「全てこれ利用するんだから」

1作目は、男がビニ本の争奪戦で、本をお互いに引っ張っていたら、
ビリッと破けてしまってました。手ぬぐいには届かないということで、
放送できなくなった「一文字さんのカセットテープ」が進呈されました
（内容はエロものらしい）

2作目は笑福亭鶴瓶さんの写真を映しただけでした。

3作目は、男女が公園のベンチに座っていて、男が女性に
胸をさわらせてくれるよう、耳打ちしてまし、女性が驚いてました。

（トーク）
タ「お相手は、キューティクルがキラキラ、豊かな黒髪が
　　自慢のこの方でございます」
安「ちぃっす、安斎です、どうも」
タ「このコーナーがはじまってはや6ヶ月ですけど、
　　最近結構有名人気取りな…」
安「気取り…」
タ「『あの人は何をやっている人なんですか』って俺よく聞かれるんだけど」
安「そうですよね・・・」
タ「どういえばいい？」
安「なんですかね…本当はイラストとかデザインとか」
タ「あれ？俺そういうふうに聞いてなかったけどなぁ」
安「ウフフ…あ、ボク昔タモリさんの写真を使われていただいて
　　ジャケットやったことありますよ」
タ「ええっ？」
安「えーとー、パイパーというバンド」
タ「あっ、パイパー！えっ！？」
安「きれいでしたねぇ、あの真っ白な雪の中に赤い救急車があるやつ」
タ「あ、そう！これは…」（会場笑）
安「その節はお世話になりました」
タ「いやいやいや、これは…認めていただいて、おれ
　　写真やってて認めていただいたのあなたが初めてですよ」
安「ええっ、そんな」
タ「ホントに他誰も使おうといってこないもの。
　　いやぁ、いろんなところで縁があるもんですねぇ。
　　年寄りくさい話になりましたが…」（会場笑）

1作目は、男がパン屋の外から陳列してあるドーナツを食べたそうに
してました。
手ぬぐい以下だろうということで、紙コップになりましたが
タモさん、「検尿みたいだな」

2作目は、ブロック塀に書かれた落書きをタワシでおじいさんが
消してました。

3作目は、バスの陰から男性が出てきて、その陰にカメラが
入っていくと、服が乱れた女性がウツロに座ってました。
タモさん曰く、「犯人はうちのロケバスの運転手じゃないか！
女の子はうちのADでしょう」
評価に際し、最初タモさんジャンパーをじーっと見てましたが、
「今ジャンパー5着しかないし、今後もっと面白いものが出るかも」
ということでTシャツに。

（トーク）
タ「『誰が言ったか知らないが』って、誰が言ったかは
　　ハガキ書いた奴が言ってるんだから」
安「そ、そうです」
タ「はっきりしてるんだよねぇ」
安「はっきりわかってます。それだけはね、でも空耳自体は
　　わかんないですからね」
タ「わかんない…これはしかし、最近は非常に注目されていまして、
　　ハガキがすごい多いんですよ」
安「ほんとにたくさん、おかげさまで」

1作目は、銭湯で男性がパンツを脱いだら、まわりの客がクスクス笑っていて、
男性、こそこそと前をタオルでおさえて湯船に向かってました。
はじめはTシャツの評価でしたが、「前隠し」ということで手ぬぐいに…。

2作目は、ジャニーズのアイドルである、ひかる一平さんの写真を映してました。

当時、同様のネタのハガキがドッチャリ来たようで、先着順だから見つけたら
早めに出すようにとのこと。付け加えで安斎さん曰く、
「あと、前やったやつをまた出さないようにしてください」

3作目は、男性客が店で出された酢豚のピーマンをはじいてました。

（トーク：今回の本編は大江戸時代劇歌合戦）
タ「誰が言ったかしらねぇが、言われてみれば確かに聞こえる
　　空耳アワ〜の時間が〜やってまいりました〜！」
安「安斎肇でごぜぇやす！」
タ「赤毛の曲が妙に日本語に聞こえるこのコーナーだぜぇ」
安「江戸もいっそうにぎやかになりやすねぇ」
タ「なりやすねぇ…あっはっは、徳川幕府も安泰よ」
安「ハハハハ…」
タ「そろそろ庶民どもの作品をよ、ひとつ…
　　(タモリさん、安斎さんの長い髪の毛を見て)
　　おぬし落ち武者だな（会場笑）
　　この戦いがない世の中で、どこで戦ったのか・・・」
安「ちょっと打ち首になっちゃったみたいですけどね」

1作目は、洋服店でパンツが1000円で売られているのを映していました。

2作目は、徹子の部屋に出演時の林屋こぶ平さんの写真が映ってました。

3作目はコインランドリーで女性がブラジャーをとりこみ忘れたまま
帰ろうとしてるのをみて、横にいた男性客が指摘してました。

（トーク）
安「ええ、週に一度の聞き間違いのひととき、こんばんは
　　安斎筆（ふで）です」（会場笑）
タ「肇（はじめ）でしょ？」
安「あ、そうっす。間違えられるんですよ〜」
タ「聞き間違いってやつじゃなくて、書き間違い」
安「書き間違いですね」

1作目は、若い男がおでん屋でおでんを食べながら、
店のオヤジに水割りを注文してました。

2作目は、銭湯から出てきた着物姿の女性が男性とぶつかり、
そっけなくあやまってました。

3作目は、男性が揚げ豆腐をおかずにごはんを食べてる様子が
映ってました。

（トーク）
安「ソラミミストの安斎です」
タ「そんな肩書きがあったんですか？」
安「たぶんないと思いますが」

1作目は、公園のベンチで汗を拭きながら座っているおじいさんが、
カメラに向かって総入れ歯を手で見せてました。

2作目は、お寿司屋で、職人さんがしゃりをにぎっている様子を映してました。

3作目は、男が商店街の店に貼ってある小林幸子さんのポスターを眺めて・・・。
最初タモさん「ケガする前のさっちゃん」に聞こえたそうです。

（トーク）
安「こんばんわ。どうも安斎です。すごいですよね、もうなんか」
タ「やっぱきてます？」
安「きてるんですよ。ホントに。これはもう…見てください」
タ「俺の知ってるフジテレビのディレクターの奥さんはね、
　　ビデオで3回見て、3回とも笑ってるって」
安「フフフフ…（笑）」
タ「そのうち家中のレコードひっくりまわすかなんか…」
安「もうみんな探してるみたいですよ」
タ「ところが実際こう聴いてみると、探してみるとなかなか
　　そうはいかない」
安「ですよねぇ」
タ「ないもんなんですよ。なかなか」

1作目は、徹子の部屋に出演したサンコンさんの写真を映してました。
ジェネシスといえばフィル・コリンズ、フィル・コリンズといえば悪夢の「野茂」
（6月26日放送）ということで、それを越えるものを期待していたようですが、
そのまんまということで手ぬぐいに。

2作目は、どこかの学校の校門を映してました。生放送だったそうで、
作品紹介直後に電話の音がして、タモさん「もうさっそく抗議の電話が・・・。」
投稿では「肛門」だったそうですが、とてもそんなVTRは作れなかったようです。

3作目は、男が机に置かれたビニ本を持ち去っていきました。
いい出来でしたが、タモさん「ジャンパーはあまり出すなと言われている」
ということでTシャツに。

（この日はトークなし）

1作目は、男がテーブルの上に1万円札を並べていき、
そのお向かいに座っていた男が、貸してくれるよう手を合わせて懇願してました。
「ただのダジャレじゃないか」「日本語じゃないか」ということで
見せしめに賞品はなしになってしまいました。

2作目は、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」で、ぬりかべが出ているコマを映してました。
なかなかいいけど、短いということで手ぬぐい。

3作目は、男がいくらドアノブを引いても開かないので、戸を叩いて
「開けろ！」と叫んでました。
タモさん、「のっけというのは探すのが難しいんですよ」ということから
家に帰ってから空耳を探していることが判明。

（トーク）
タ「誰がいったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる、
　　『あなたにも音楽を』改め『空耳アワー』のお時間がやって
　　まいりました」
安「グフフ…安斎です」
タ「確かにそう聞こえるんですけれども」
安「空耳アワー…」
タ「不思議なものが多いんですけれどもねえ。英語という
　　ものをもう一度なんか再検討しなきゃいけないような
　　時期にきているのではないかと」

1作目は、ソーセージを持っている手を、女性が虫メガネで覗き、
女性がソーセージを指でピンと弾くと、ソーセージを持つ手が震えてました。

2作目は、男性4人が横一列に並び、順に
「寺尾淳二　年齢19　職業　学生」　
「寺尾純司　年齢30　職業　公認会計士」
「寺尾準次　年齢29　職業　芸能マネージャー」、
「寺尾閏治　年齢22　職業　フリーター」
というプラカードを出してました。

3作目は、「京急生麦駅」の看板と、お椀に生卵を割るシーンが
2回繰り返されてました。

（トーク）
タ「『人に名前があるように、あらゆるもの状況にテーマミュージックがある』
　と、一方的に提唱してまいりましたこのコーナー、どうも当初とはコンセプトが
　だいぶ変わってきてしまいましてですね・・・まあだいたい私はこのスタッフの
　考えたコンセプトとは違うとずっと言ってきたわけでございますが、ようやく
　通ったという形で今回からタイトルが変わりました、スッキリいたしました。
　新しいタイトルはこれです！」

（ここで、新コーナー名「♪空耳〜ア〜ワ〜」のジングルが流れる）

タ「ま、非常に安易ではございますが、前のコーナータイトルよりはスッキリしてる
　　ということではないでしょうかね？」
安「どうも安斎です。参っちゃいましたねタイトル変わっちゃって」
タ「いいじゃない、いいじゃないこれは」
安「なんかでもなんか・・・ビールのおつまみみたいな名前じゃありません？」
タ「それは空豆…そんなこと言ってる段階からコーナーがおかしくなってきたんだよ」

ということで、さっそく作品紹介が行われました。

1作目は、男の子が母親に怒られて、泣いていました。
あまりにも英語に聞こえなかったせいなのか、タモさん曰く
「ティアーズ・フォー・フィアーズってものすごいド田舎の出身？」

2作目は、タモさんをデザインしたユンケルの風船人形と、
薬局の前にあるユンケルの広告旗に描かれたタモさんを映してました。
タモさん、「永ちゃ〜ん」とテレながら、「これだな」と手ぬぐい。

3作目は、スーツ姿の男が通りを走っているときカツラがとれてしまい、
その直後、男が頭を触ってあせってました。
Ｔシャツを出したところ、安斎さんに「バンバンＴシャツだして大丈夫ですか」
と指摘されてましたが、「予算的にジャンパーさえ出さなければ大丈夫だ」
とのこと。
直後に安斎さんが「予算がないっス！」とボケたとたん、会場シ〜ン。

ちなみに、最後の募集は「あなたにも音楽を」係のままでした。

（トーク）
安「（ボートを漕ぐジェスチャーをしながら）えんや〜こらよっと」
タ「それ何ですか？」（会場笑）
安「一応（本編の）ヨットの繋ぎなんで」
タ「あ〜。ヨットはこう（漕ぐのは）やらないですよ」
安「あっ、そうですよね。これはボートですね
　　ちょっとボーッとしてました（会場笑）えー、安斎です」
タ「（オブジェを掴むように）クーッ」
（注：タモリさんはダジャレが大嫌い）

1作目は、徹子の部屋出演時の山瀬まみさんの写真が
左から右へスライドしたあとドアップになってました。

2作目は、女性がテーブルいっぱいのお菓子を両手で
次から次に食べていましたが、途中でグスングスンと
涙をこらえる様子になっていました。
安斎さん、「しょうがねぇなこりゃ」

3作目は、若い男がオフィスで、腫れ物だらけの腕を
これでもかというほど掻きまくっていました。
安斎さん、「すげ〜！」とビックリしていました。

（トーク）
安「タモリさん、なんかウクレレ習ってるらしいですね」
タ「これが習ってるんだよ」（会場笑）
安「ウクレレのテーマソング、今ふと思いつきました」
タ「あ、そう？」
安「あの、都はるみさんが歌っていました。
　　♪三日ウクレレ便りを乗せて…」（会場笑）
安「（ジャンパーを持って）前回からですが」
タ「そうそう。」
安「出来がいい方には、こちら」
タ「スタッフジャンパー。その次が」
安「こちらのTシャツ、前が『F』なら後ろが『タモリ倶楽部』」
タ「（手ぬぐいをつまみながら）出来が悪い人には」
安「こちらの日本手ぬぐい…こういう（つまみ方）はないでしょう」
タ「いいんだよ！」
安「差し上げるものを…はい、ではさっそく」
タ「段階別になっております」

1作目は、ご当地もののテーマソングということで
流氷の海の様子と夜の時計台を映していました。
安斎さん、「これほんとに北海道の歌みたい！」
賞品決めの際、タモさん「どれでもいいですよ」ということで
安斎さんが日本手ぬぐいを選んでいましたが、「僕が選んでる
みたいじゃないですか！あんだけ笑っといて」と反論してました。

2作目は、業界用語のテーマソングということで、地下鉄の
六本木駅の入り口と、地下鉄広尾駅の入り口、信号機の
「六本木」の表記、広尾四丁目の街区表示板を順に映して
いました。
タモさん、「六本木はぎろっぽんなんて言わないよ！」
評価は「半分、半分！」と、手ぬぐい半分になりました。

3作目は、サラリーマンが通りを歩いていると、横を女性が
通り過ぎ、男が振り向いてその後女性にカバンのカタログを
見せていました。
タモさん、文字があるから聞こえちゃうんだよな〜と、
いうことで、安斎さんの提案通りTシャツとなりました。

安「つらい職業の方っていらっしゃいますよね。
　　外交といいますか。タモリさんも」
タ「保険でやってたよ。ちゃんとやりゃあ辛いけどね（会場笑）
　　なんもやってないもん。給料泥棒みたいだったね」
安「それって今もあまり変わっていないですよね」（会場笑）
タ「全然変わってないよ。あんたに言われる筋合いはない」
安「そうですよね」
タ「他の人に言われる筋合いはあるけど」

（トーク）
タ「人に名前があるように、あらゆるもの状況にテーマミュージックが
　　ある、と、私の意向を無視してすすめてます、あなたにも音楽を
　　ですけども、一応紹介いたしましょう。この方、よろしくお願いします」
安「はい、安斎です。（会場笑）…もう、やる気ないなぁ、相変わらず。
　　フェードアウトしてますね」

１作目は、「ヴィトンの」のところでマークを、「バッグ」のところで
バックの全姿を交互に映していました。
安斎さん、「ヴィトンのバッグ！」と叫んだあと、タモさん「…次いきましょうか」

２作目は、イースター島のモアイ像の写真を２種類映していました。
安斎さん、「神秘的だったなぁ」と、ハガキにイラストが描かれているのを
紹介していましたが、タモさん、「まぁまぁ…なんつうか、ケヘッっていう感じだね」

3作目は、十番病院にカメラが入ると、医者がヒマそうにして、腕を振り上げ
ながら大あくびをしていました。

（トーク）
タ「『人に名前があるように、あらゆるもの状況に
　　テーマミュージックがある』…と、こちらが一方的に
　　提唱する『あなたにも音楽を』のコーナー。
　　お相手はちょっと（町山さんとは）違います。こちらの方です」
安「はっ、どうも安斎です。初めまして」
タ「どうぞよろしくお願いいたします」
安「よろしくお願いしますっすっす」
タ「気負いのいい方でございます」（会場笑）
安「ちらっと聞きましたが、これからは音効が流行る
　　という…音楽効果が…」
タ「流行んない流行んない。どういう意味なの？」
安「おんこう（温故）知新とか」（会場笑）
タ「これ（テーブルのオブジェ）は殴るためにあるんですか？」
安「失礼しました」

この回から早くも一般投稿者からのハガキが紹介されました。

1作目は、ＪＲ総武線の小岩駅と、空の夕日を映していました。
タモさん、「俺こういう（語呂合わせ）のが一番嫌いなんだよ」
安斎さん、「カナダじゃ『遥かカナダ』ってやつですかね」
と言ったとたん、タモリさん、殴るための角のあるもの
（金具付バインダー）を探し始めてました。

2作目は、麻布十番の交差点の信号が、青→黄→赤に
変わっている様子を映していました。

3作目は、ウーパールーパーの映像を映していました。

その後のやりとりがグダグダになっており…
タ「ウーパールーパーがブームになったのに
　　忘れ去られたってことを言いたいんですかね？」
安「タモリさん、わかってるんじゃないですか。なんか
　　奥の深いものを感じ…」
タ「無いよ！！奥の深くもなんともないですよ」
安「そうですか。なんか僕はすごく人の心の移ろいやすい
　　おかしくて、なんて悲しき、花相撲…」
タ「花相撲ってなんですか！？それ」
安「よくわかんないですけど、花電車とか、ああいうものですよ」
タ「ますますわかんないですよ」
安「ショッキーみたいなこういうやつ…なんだかもう」
タ「頭の電線が入り組んじゃってるんじゃないですかね」
安「ちょっとこんがらがっちゃって、櫛が通りにくくって」
タ「それは髪の毛が長いからでしょ（会場笑）
　　まぁ、ご覧のようなコーナーでございまして、画像に音楽を
　　つけてみるのが好きな人からのおはがきをお待ちしておると」
安「（手ぬぐいをバッと出して）おはがきが採用されたラッキーな
　　皆様には、こちらの番組特製タモリ倶楽部手ぬぐいを
　　差し上げる…」
タ「おはがきをお待ちしております…。来週は誰が来るのかな？」
安「私…（タモリさんのほうを向いて自分を指さす）」（会場笑）
タ「お名前は？」
安「あ、安斎肇と申します」

コーナー第一声：
タ「まあ呆れて（本編から）ここへ移ってきたわけですけど
　　ここは新コーナーが始まるということで、私、その内容も
　　全然わかっておりません。タイトルも何だったかなぁ
　　『あなたに音楽を』だったっけ？確かそのへんの感じで
　　まあ後々説明があると思います・・・」

お相手は安斎さんではなく、番組構成の町山広美さんで、
タモリさんが内容を把握していないうちに、淡々と番組スタッフの
考えた作品発表が行われました。

1作目は映像ではなく、テーブルの上に星飛雄馬の描かれたメンコが
７枚ならべられた状態で、「星のフラメンコ」のフィナーレの部分が
流されていました。

町「（苦笑しながら）いや〜おもしろい」
タ「（メンコをテーブルにたたきつける）」
町「これわかりました？この笑い」
タ「これ単なる音による駄洒落でしょ？」
町「いや違うんだな…じゃあもうちょっとレベルを上げた作品を」
タ「ほかにもあるんだな？よしよし」

2作目（AD高橋さんの作品）は、重量挙げの選手がバーベルを
持ち上げている様子を映していました。

町「いや〜おもしろい、もう腹の皮がぴくぴくいっちゃってもう。今のは…」
タ「期待してたのはこれか！」
町「説明する…」
タ「説明なんかいらねぇよ！」
町「だから持つとモテモテをかけてるんですよ」
タ「わかってる！現代の林家三平を狙ってるのか？」
町「あ、じゃ言葉落ちじゃないということをわかっていただきたいと思います」

3作目（ディレクター山田さんの作品）は、ねぶた祭、十和田湖、
八甲田山の映像を映した後、地図の青森県を拡大していました。

町「言葉オチじゃないってことわかりました？」
タ「俺、説明を受けてたのは、この映像にこういう音楽をつけたら、
　　まったく違う、美しいものきれいなもの面白いものが出来るぞ
　　って聞いてたんだよ」
町「今やってることじゃないんですか？」
タ「違うよ。こんなんだったらさぁ・・・これお笑いじゃん！」（会場笑）

町「ということで、あの〜いろいろありますけれど来週は私この
　　コーナーやるつもりですので、来週一般の視聴者の皆さん
　　からアイデアを募集したいと思います。
　　でですね、どんな曲を・・・」
タ「（町田さんの持っている手ぬぐいを指差して）これ何？」
町「どんなもの（映像）にのせたらよいかを書いて・・・って
　　今やるんですから」
タ「あっ、そうなんだ」
町「こちらまでご応募ください、ということで宛先が出るはずです」

※ここで、以下のようなテロップがでる。
　『ナイスなテーマソングをお寄せ下さい
　〒106-10　東京都港区六本木テレビ朝日
　タモリ倶楽部「あなたにも音楽を」係』

町「そして採用分には番組特製のこちらのですね・・・
　　粋な手ぬぐいを差し上げます」
タ「知らねぇよ俺こんなの」（会場笑）
町「いいでしょ？」
タ「何でも俺の許可なくやるんだから」（会場笑）
町「すいませんねぇ…気がつかなくて」
（手ぬぐいに描かれた「タモリ倶楽部」のロゴを見て）
タ「もう今日は『タモリ倶楽部』って文字見たくねぇな」（会場笑）