時事放談
神石高原町議会議員
木野山孝志
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平成24年   4月
 
 4月30日(月)

 「地球温暖化」神話  終わりの始まり

 「地球温暖化」神話  終わりの始まり という本を買いました。
 電気化学、環境科学が専門の渡辺正氏(東京大学大学院教授)著によるもので、今年の3月5日初版本発刊です。3月24日に、通販アマゾンに発注しましたが、初版本はあっという間に売り切れたのでしょう。私の許に届いたのは第2刷本で4月28日でした。
 渡辺氏は、2007年に「暴走する地球温暖化論」を武田邦彦氏らとの共書で発刊されていますが、この他にも環境に関する著書や電気工学に関する本を多く書いておられます。

 地球温暖化の話では、二酸化炭素(CО2)という物質を、「有罪判決の出た凶悪犯」や「人類の敵」のようにみる人が多い。かなり慎重な方々も「かぎりなくクロに近い容疑者」と思っているようだ。
 しかし、私はCO2を「誤認逮捕された善良な市民」とみる。・・・・・・
・・・・・・・・・・・

 と、はじまり、最終章では、

 扇動が招いた悲惨なことは、歴史上いくらでもある。日本社会の健康回復には、地球温暖化という神話を忘れ、空疎な扇動をやめるのが絶対だろう。

 で、締めくくっておられる。

 CO2の増加と温暖化の関係、温暖化の功罪、温暖化対策の経済的無駄使い、等々多くの疑問点を科学的に、歴史的に記述されている。またダイオキシンや環境ホルモンは本当に危険なのか、自然エネルギー、エコにも鋭いメスを入れておられる。

 公に仕事を持っている方々には必読の書と言えよう。




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 4月28日(土)

 サンフランシスコ平和条約

 サンフランシスコ平和条約が昭和26年(1951年)9月8日に締結され、その発効日が、翌年の月28日であった。
 本日の4月28日は実に、日本が7年間の占領期間を経て、戦後日本が主権国家として再スタートした60年目のめでたい記念日です。独立を回復した記念日です。

 この事は、国民の皆さんはよくご存じのはずだが、4月28日(土)当日、新聞やテレビなどメディアで大きく取り扱われていなかったように思う。
 何故か。
 実質の伴わない主権回復の日なんて、意味がないと思っているのか。
 主権、主権と日本国民として独立を強く言えば、東京裁判史観を押し付けたアメリカが怖いのか。それとも、隣の中国や韓半島諸国に遠慮あそばされているのか。
 経済界も、近隣諸国との摩擦は商売の妨げになり、出来れば避けたいという思いがありありだ。
 独立となれば、日本に軍隊は不可欠だが、まだまだ軍隊は暴走し何をしでかすか分からないからと毛嫌いする進歩派は多い。
 4月28日を、主権回復独立記念日とするよりは、先に憲法改正をせよ。との意見も多い。

 私は、日本の歴史をあらためて見つめ直し、「日本史」「世界史」と分けて何時いつ何があったかと言った視点で教えるような歴史教育はそろそろお終いにして、「日本国史」としてどう考えるか、見つめ直すことから始めるべきだと思います。
 そうすれば、自ずと分かるのではないか。




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 4月23日(日)

 「風に乗って」”無心不立”

「無信不立」という言葉がある。

 「信なくば立たず」という。ここで「信」とは「言行に偽りがなく誠」のことであり、政治には信義が一番大事だということだ。元小泉首相の座右の銘だったらしいが、民から信用されなければ政治家は失格だ。

 マニュフェスト違反の消費税増税に不退転の決意をみせる野田首相。デフレ不況経済下での増税。このままでは貧困にあえぐ農民から年貢を搾り取る悪代官を思い出す。

 その昔、仁徳天皇は民のかまどの煙をみて政(まつりごと)をおこなった。

 このままでは信義が立たぬと亀井代表が離党を宣言した「国民新党」。追い出した6人はそのまま民主党と連立を組むという。「小判鮫党」と看板を書き換えたらどうかと「産経抄」。正に的を射ている。

 「無心不立」と「信」を「心」に換え新解釈。「心なくば立たず」を逆に読むと「心(こころざし)あれば立つ」とも言えると3期目続投を宣言された牧野町長。

 合併以来「創造と改革」の基本理念のもと「集中と選択」で「改革」を実施。そろそろ「創造」へ舵を取るとか。「未来戦略室」を設置し、新たな挑戦が始まる。手腕や如何に。



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