長崎と広島では原爆の燃料や爆発力、被害状況も異なっています。ここでは原爆を投下した爆撃機や、原爆に付けられた通称も紹介しておきます。
ー | 長崎 | 広島 |
爆弾の燃料 | プルトニュウム239 | ウラン235 |
爆弾の通称 | ファットマン | リトルボーイ |
爆発力 | TNT火薬換算21kt | TNT火薬換算15kt |
爆撃機 | B29(通称ボックスカー) | B29(ヱノラゲイ) |
爆発地点 | 市の北西部 | 市の中心部 |
当時の人口 | 約240000人 | 約350000人 |
死者数 | 約74000人 | 約140000人 |
負傷者数 | 約75000人 | 約79000人 |
消失面積 | 6・7平方km | 13・2平方km |
写真長崎へ原爆投下したB29ボックスカー。
長崎型原爆の方が威力は強かったのですが、長崎は三方を山に囲まれ市街地から北西に外れたところで投下されました(米軍の投下目標は中心部の中島川にかかる常盤橋付近)広島は河口に広くひらけており、人口にも差があり、結果として広島の被害が大きなものになりました。三方の山は被害が広範囲になることを留めたともいえると思います。