第55回
台風一過、秋晴れの13日・14日の2日間、55回目の気功セミナーを開催しました。第1日目は交通機関の乱れからか少ない参加者でありましたが、その分密の濃い稽古ができたようです。
2日目は交通機関も回復し県外の京都・大阪・愛媛・福岡からのご参加をいただきました。
セミナー第1日目

中腰となり首根っこを楽にして、頬・アゴをゆるめ頭蓋骨もゆるめる気持ちになり、ポカ〜ンとしていると脳から気が吹き出てきます。脳からの気を受けて、手のひらがビリビリしびれてきます。さらに背骨・尾てい骨・ふともも・カカトまで気が下りて、スースーととても爽やかな感覚が全身を包み込みます。 超快感!

セミナー第2日目

セ ミ ナ ー 体 験 記

ご存じのように私たちのからだは、元はたった一つの細胞(受精卵)から始まっています。その一つの細胞が全ての要素を備えているのです。従って、その一つ一つの細胞が瑞々しく、しなやかで弾力に富むよう働きかけをすれば全体が高まるのです。このように武澤塾の気功はからだを部分・部位だけでなく細胞レベルで捉え、呼吸法で直接60兆個の細胞に働きかけ、細胞のエネルギーレベル(生命力)を高め輝かす“気のスーパーメソッド”なのです。

このたびのセミナーでは呼吸法初挑戦の方が4名いらっしゃいましたが、午前・午後・夕方と稽古を繰り返すうちに相当な気のふくらみ、気感を得られ、夕方の稽古の終わりに行った“対気”では、皆さんからだをゆるめる感覚と叉、自然と気を発することが出来るようになられ、吹っ飛んでおられました。そして発した言葉が“きもちいい〜”でした。理屈抜きにからだ(細胞)が喜んでいました。

このように1回よりも2回、2回よりも3回と稽古を重ねる事により、細胞内のエネルギーはわずかづつでも確実に膨らんでいきます。肌は瑞々しくなり、からだは軽くなります。呼吸法はやりすぎると云うことがないのが何よりも嬉しいですね。

通常、肺の上っつらだけの浅い呼吸を24時間無意識にやっているわけですが、肺の中に5億個ほどある肺胞一つ一つをいきいきとすべく、深く静かな質の良い“瞑想呼吸法”を少しでも実践・継続するといいですね。
現在(いま)の自分への働きかけが10年後の自分を作り上げる。それは必ずからだが証明してくれます。

骨の成長が止まる25才頃から、日々老化が進んでいます。若さを保つには細胞への質の良い働きかけが大事です。それには瞑想呼吸法が非常に有効ですね。
老化と若さは細胞内のエネルギー量が大いに関係しています。
呼吸美人をめざしましょう!

究極の瞑想法・『満月の行法』と『軟酥の行法』・肉体感覚は消え失せ、ふんわり雲のベッドに寝っ転がったような心地よさを味わいながら行います。脳からは脳内ホルモンが多量に分泌され、疲れた心とからだを癒します。
気の流れもすこぶる良くなり、瞑想呼吸法を行うのに最高の条件が整ってきます。彼の昔、白隠禅師(1685〜1768)が「もしも、この方法で直らない病があったら、わしの白髪首をやる」と言ったほどに効果のある行法です。

各自が自由に呼吸法を繰り返す。自然呼吸を入れずに短くても良いから、一呼吸一呼吸を正しく行う。実は当初これが結構思うようにいかないもので、巡るエネルギーの実感、からだから外部に放射するエネルギーの実感を得るのには只々、ひたすら呼吸法を繰り返すほか無いのです。しかし、思うようにいかない呼吸法であっても、それは決して無駄にはならないのです。むしろそれ無くして瞑想呼吸法の神髄に辿り着くことはありえません。一呼吸一呼吸は確実に気エネルギーとして細胞内に蓄えられ、新たな気感を味あわせてくれます。その気感が更に深い呼吸へと誘ってくれるのです。 瞑想呼吸法を日々継続することにより、後日、種々の気の恩恵を受けていることに気がつくことになります。
後戻りのできない

一度きりの人生!

命の花を

咲かせ切りましょう