2002年の秋に、宮城県を本拠地とするロードスタークラブ「P.P.F.」が、スポーツランドSUGOでRoadsterCircuitMeeting(通称RCM)を開催する!という情報を入手した。

 当時、クルマを所有していなかった私は、どうしてもこのRCMに参加したくなり、急いでママチャリを購入!そのママチャリに乗って駆け回り、手ごろな価格のユーノス・ロードスターを、探し始めた。

 しかし、店頭に並ぶ手ごろな価格のロードスターはというと・・・みんな過走行のNA6CE@AT車ばかりでした(泣)

 8月31日。諦めずに、自分のを信じ、朽ち果てたクルマの臭いがする方へとママチャリを走らせ・・・ありました!ありました!
遂に見つけました!9万キロを走破し、朽ち果てた臭いがするものの、なんとNA8Cです!フロントガラスには、びみょ〜な38万円というプライスボード。

 幌は破れ、車内はもとより、トランク内も水びたしで
白カビだらけ。誰が見たってバレちゃうような全塗装が施され、フロント周りはクラッシュの跡も(汗)

 店員と交渉するも、「修復暦無し」と言い張るわ、値引きできないという強硬姿勢を崩さないわ・・・ずっとウ〜ウ〜唸ってました(^^;

 結局、ロードスターが無くちゃ始まらないわけでして、9月17日にコミコミ
55万円も出して、9月21日納車。禁断のロードスター(格安号と命名)生活が始まったのでした!!!

(エンジン関係)
MAZDASPEED ハイボルトシリコンプラグコード
BLITZ SUS POWER AIR CLEANER
ARC インテークチャンバー
クスコ ラジエターキャップ
(足回り関係)
KYB クライムギヤ
HKS SUPER FORM SPRING
LEYTONHOUSE アルミホイール(6J−14)※画像の物とは異なります
オートバックス タイヤ(185−60・14)※画像の物とは異なります
(外装関係)
純正 メッキミラー※画像の物とは異なります
ナンバーベース取り付け穴 穴埋め加工
(内装関係)
レカロ 不明リクライニングバケットシート
VICTORIA 不明ステアリング
REZO シフトノブ
HKS 機械式60φ水温計
TRUST ピラーメーターパネル
メーカー不明 キャメルバー

 格安号のサーキットデビューは、2002年11月10日のP.P.F.主催12th RoadsterCircuitMeeting(RCM)です。なんとかイベントまでに納車が間に合いました(^^)v
 このイベントの為に行った事は、以前所有していたNA6CEの部品装着。運転席にバケットシートを装着し、タイヤをRE01にしたくらい。

 P.P.F.では、遠方からのイベント参加者の為にと、遠刈田(とおがった)温泉のそばにあるペンションを用意し、前夜祭を行うとの事。楽しそうですので、宿泊を申し込み、ヘルメット購入の為に南海部品経由でペンションへ向かったのでした。

 大盛り上がりとなった前夜祭から一夜が明け、外に出てみると・・・
ペンション村一面が雪です!!!(汗)まだ溝が残るRE01ではありましたが、この状況には全く歯が立ちません!!このままではペンション村から脱出も不可能です。が、こういう事もあろうかと用意していたスタッドレスタイヤ2本を後輪に履かせ、ミーティング会場となるSUGOを目指します♪
 が、SUGOが近くなっても道路には雪が積もっております・・・。大丈夫かな?ミーティング中止にならなきゃよいな・・・。SUGOへ到着したところで、そんな不安は吹き飛びました!!RCMは、ビクトリーカップ第3戦の合間を借りて、ロードスターワンメイク走行会を行う形だったのですが、SUGOに到着した時点でN1600レースの快音がサーキット中に響き渡っていたのでした♪

 さて、走行1回目。ロードスター25台でのインターナショナルサーキット貸切タ〜イム♪自身1年ぶりとなるサーキット走行にワクワクしつつコースイン!グラベルは全て雪に覆われて真っ白です!こりゃ〜、コースアウト→ガードレール激突=廃車かもぉ(汗)恐る恐る格安号との走行を楽しみます。問題は、、、格安号ったら、全く真っ直ぐ走りません(涙)ハンドルから手を離せば進行方向はドンドン左へと流されてゆきます。タイヤの空気圧は揃えているのに・・・。ハンドルを若干右に切った状態で周回を重ねます。最終コーナーで、P.P.F.の小田工場長が駆るマリナブルーのNA6CEに追いつきます。が・・・10%勾配で置いてけぼりにされちゃいました。小田しゃんのマリナブルー号は、自身の手でO/HしたEngのシェイクダウンとのことで、慣らし中だというのに!?どうやら、格安号のエンジンは、あまり当たりではなかった模様(苦笑)

※小田工場長さんの12thRCMレポートはコチラ

 30分の走行枠を無事に走り終えリザルトを見てみますと・・・なんと格安号は4位/25台です!!それまで、RCMでの私は真ん中よりも後方が所定の位置だったのですが、コレは一体???しかも、私の1つ上のポジションにはH賀師匠が駆るM2−1001がいます。キャー!どうなってんのぉ〜???

 2回目の走行は、雪の影響でビクトリーカップが早く終了してくれたおかげで・・・1時間以上も走り放題の枠となりました!!ハイポイントコーナー〜馬の背まで若干湿っていたコースも、2回目の走行までにはオールドライになりました。んもぉ〜、1回目の走行結果が嬉しくてね、走行中はずっとニコニコです。格安号は、以前所有していたNA6CEと比べて、走りがマッタリとしているせいもあってか、結構ラクチンドライブ♪1時間の走行時間はあっという間に終了。
 走行結果は、、、ベテラン奥○氏や、最近ではいつでもどこでも接戦状態のS宮氏に抜かれてしまうものの、それでも7位/25台でした。
 ベストとなったタイムは、1分53秒台と、NA6CE時代の自己ベスト1分58秒を大幅に短縮してしまいました。
 ん〜、これは益々面白いぞ!というわけで、私と格安号の組み合わせは、この後ドンドンとサーキット走行にのめり込んで行く事になっていくのでした。

 しかも・・・しまいには↓こんなレースにまで挑戦しちゃいました(爆)