全面改修ーKansas・LogicBord(3)

電源ランプのコネクタ。これが機種IDを決めてるようです。
短絡してる黒いケーブルを外すと8500/8600シリーズと
認識します。


そしてKansasロジックを積み込んでケーブルを繋いでいきます。
その際、注意なのが電源ランプのコネクタ。




このコネクタの中二本のコネクタのショートかリリースで
機種IDを判定しているのです。ショートしてると7500/7600
シリーズ、離れてると8500/8600シリーズと判定します。

Macユーザーなら一度は耳にしたことがあるでしょう、
Takさんが7500筐体にNitroLogicを搭載したときに
このカラクリを発見したと言われています。

その例からすると、OSがMacを7500シリーズと認識してしまうと
ビデオ入出力のうち、出力の方が認識しなくなってしまうようです。

7500シリーズにはビデオ出力がついていないので
必要ないからだと思われます。

なので、ビデオ出力を使うかどうかはおいといて、
(ってゆーか、十中八九使わないケド)
kansasと認識してもらうために二本のピンを引っこ抜きます。




一番下の写真がロジックにケーブル類を配線したところ。
この後に、VRAMとメモリ、G3カードなどを装着していきます。


TNTやNitroは黄色い矢印のとこに二次キャッシュ・スロットが
ありますが、
元々がインラインキャッシュ・アーキテクチャの
Mach5を搭載しているKansasにはスロットがありません。

基板上にパターンは残ってますが。




MacTOP 7500 TOP NEXT