令和が始まった |
今年も淡々と1年が始まり、淡々と終わる――はずだった。けど、いろいろとあった。
2月1日、東京スカイツリーに登った。 ************
5月1日から、平成が令和になった。
6月29日、善福寺緑地公園でオオタカの巣立ちに遭遇した。何年か前から、この辺りにはオオタカが営巣するようになっていた。
区は警戒線を引いて、そっとしておくように保護していたが、大きな望遠レンズを担いだカメラマンが週末にはベストショットを狙ってたむろしていた。 ************
合成写真をフェイスブックに掲載することも続けたが、7月9日をもって終了とした。その後、プラモデルの在庫を3分の1ほどを廃棄した。
これらのプラモにとっては、合成写真デビューが、最後の花道となった。 Photoshopも新しくした。illustratorも購入したが、とっつきにくくて、まだ初心者レベルにも到達できない。 ************
秋に大きな台風が2つほど、東京を直撃した。9月9日の台風15号は千葉県に被害をもたらした。10月12日には台風19号が東京を直撃した。 ************ 実は、これと同時期に、不動産屋とマンションのリースバックの話し合いをしていた。初回の話し合いが午前中にあって、その午後に転倒事件。やっぱ、変わったことはやるもんじゃないな。「やめとけ」という天の声のように感じられた。 リースバックというのは、自分の所有する住宅を賃貸に切り替えて、売却料金を得、なおかつ同じ部屋に住み続けるという手法である。 ネットでは盛んに宣伝していた。 リースバックを利用すると、不動産の売却金額は、相場よりだいぶ安くなる。 そして、住み続けるために賃貸料を払う。原則は定期借地権。それだと不安なので通常の賃貸借契約を結ぶと、賃貸料は割高になる。 これらのデメリットに対して、住宅の管理費・修繕積立金はナシ、固定資産税はナシ、というメリットがある。面倒くさいマンションの管理組合の役員にもならなくてすむ。 私には財産の相続人がいないので、不動産なんか持っていたって、死んじゃったら何の意味もなくなる。そんなわけで、リースバックが使えないかと考えた (これとは別にリバースモーゲージというのもあるが、こちらも手続きが面倒だと知っていた)。 転倒事件があったので、勢いを失ってしまったし、よくよく計算すると、当初の売却金額は、リースバック後の賃貸料の15年分くらいにしかならない。 その時点でも生存している可能性が高い。 家は他人のものになるわ、家賃は割高になるわで、あまりいいことがないとわかった。 それに、不動産会社もあまり乗り気ではない。高齢者が所有する住宅を取得した場合、居住者が死亡すると不動産としての価値が下がるからだ。 どうやら、売って転居する方向に誘導したかったみたいだが、私としては、そんな面倒なことはしたくない。 ということで、話は打ち切りとなった。いい勉強にはなった。 ************ 台風とか地震とかが東京であると、高岡に住む親戚のおじさん(血縁はない)が電話をかけてくる。そして、「いっぺん、遊びに来んか。早く来ないと、わしら死んでしまうぞ」と言う。 仕事にも就いていないので、忙しいという言い訳ができない。 そこで「金沢に旅行する予定があるので、その途中で立ち寄る」という話になった。台風で上越新幹線に被害が出たので、旅行は全線復旧後にずれ込んだ(10月30-31日)。 以下は、金沢での旅行風景。
************ そんなこんなで、今年も暮れた。何にもないのもつまらないが、あまり事件にはぶつかりたくない。 12月にwowwow、Netflixに加入した。HDMIのワイヤーをパソコンとTVとで繋いだので、AmazonPrimeも見られるようになった。 今年の映画鑑賞は21本で少なめだった。 ベストワンは「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」。このシリーズ全部を、最初から最後まで映画館で鑑賞できたのは幸せだと思う。 気持ち的には、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を一位に付けたかったのだが、ちょっとかなわないかな、ってとこだった。 来年はオリンピックイヤーになる。展示会に行く回数も、かなり減るだろう。その分は、自宅でのビデオ鑑賞で埋め合わせることになる。 そんなこんなで、ことしももう終わりだ。 |