理想の展示場を作ろう
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要は「いかにしたら収支が合うか」です。
“理想の・・・”なんてタイトルで始めながら、いきなり現実的な話です。

理想的な施設を作ることは、すなわち、たくさんの人に利用してもらうこと。利用率を上げることは、収支を良くするため。

公共の施設として「採算を度外視する」という考え方はできますが、もはやそんなことが許される時代ではありません。
施設運営が赤字になったとしても、交通機関とか産業への貢献、周辺商店街などへの還元など、総トータルしてみて、最終的にプラスになるものになればいいと思います。
しかし、そうでなければ、どんなにすばらしい展示場を作ったところで、税金をどぶに捨てるのと同じです。

ところが、建設計画が立てられるときは、意外とこういうことは忘れられてしまいます。
「何としても産業を振興したい」→「展示場を作ればいくらか役に立つだろう」、そんな流れで、建設計画が発案されます。
しかし、「だろう」では、決して採算のあう展示場は作れないし、毎年赤字を続けることを「産業振興」の美名で逃れ通すことも、できません。

そんなに甘いものでは、ないのです。

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