理想の展示場を作ろう
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場内を俯瞰する位置にセミナー室を
今日、かなりの数の展示会にセミナーが併催されるようになりました。
セミナーは有料で、参加料は展示会の入場料よりははるかに高額です。

通常、展示会場は外部から見えないようにするのが普通です。しかし、入場者がセミナーに参加する分には問題ありません。

会場の喧噪から離れていない場所で、場内の興奮を感じながらセミナーを聞くと、何かとても貴重な経験をしたような気になります。
講師も、その方が気分が乗ります。

そんなワケですから、展示会場の全体が見えるような位置に、セミナールームを設けましょう。

防音設備も入念にしないと、うるさくて講義どころではなくなります。ガラスは二重にしましょう。

セミナーが開催されない場合は、この部屋は主催者用の利便スペース(倉庫やコンパニオンの休憩室)に利用できるようにします。
したがって、ブラインドとエレベーターの設置が必要です。
また、主催者事務室から近いところに設置した方が便利です。

ホール内部に回廊を設ける
展示会が賑わってくると、主催者はその様子を記録に納めたいといい出します。

通常、展示ホールには、上部照明や釣りものを取り付けるためのキャットウォークという足場がありますが、プロの職人でなければ、とてもここを歩けません。

そこで、一般人でも歩行可能な内部回廊をホール上部に設置することにしましょう。

 

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