kame
tsudax99
since 1999

お題拝借~簡単には解決できない東京都の課題

[期待する視点(共通)]
IoT、AI、FinTechなどの最先端技術の活用、ビッグデータの活用、ボランティアや地域コミュニティの活用
若者、女性、元気高齢者、障害者等の活用、ゼロエミッション
[制約条件(共通)]
(1)原則として単年度事業、(2)現金給付・設備整備は不可

防災対策

[例示]
地域防災力の向上、帰宅困難者対策、不燃化・耐震化・豪雨対策など
[2017の採択案]
災害時の活用など多様な課題を解決するための「自転車整備」

[考え方の整理メモ(というよりは独り言)]
かつて東京の防災対策の目玉は火災被害の封じ込めだった。関東大震災の際には23区全体が焼け野原になるのに3日しか、かからなかった。
だが、先般の東北の大地震の折には、食事時ではなかったとはいえ、3件くらいの火災しか起こらなかったし、延焼もなかった。東京の不燃化の勝利だ。
しかし、不安は残っている。
もしも、この東京で東北以上の死者が出るとすれば、危ないのは地下だ。
これまで、地下街は地震に強いと言われてきた。地盤の揺れと同じように揺れるから、老朽化した建物のように崩れたりしにくい。割れる窓ガラスもない。
しかし、心配なのは水害。
ゲリラ豪雨くらいなら大丈夫だろう。多少の浸水がしても人の生命には影響しない。
だが、堤防が切れ、濁流が一気に地下街に流れ込んだとしたらどうなるだろうか。地震で川底に穴が開き、地下鉄の天井から一気呵成に水が流れ込んだらどうなるのか。
場合によっては、大量の溺死者が出る。
そのとき、停電して照明が消えていたらパニックになる。

[事業提案]
事業名:蓄光材によるジオフロント安全対策
日本製の蓄光材の有効性については、アメリカのペンタゴンでの使用実績もあり、高く評価されている。
また、すでに地下鉄の駅の「非常口」サインにも蓄光材が使われている。実際に停電になることがないので、私たちが知らないだけだ。
この蓄光材をもっと大幅に導入し、停電時の地下街の出口誘導に使う。
また、よく非常階段などには、ステップの端に足を踏み外さないよう「黄色い安全ライン」が引かれていることがある。
しかし、真っ暗になったときには、見えなくなってしまう。
だから、黄色いマーキング塗料で、なおかつ蓄光性能のあるものを開発する。
ビルの非常階段などにも、蓄光テープの導入を義務づける。
蓄光材自体さほど高価なものではないので、人命に比べればはるかに安価な防災対策となる。

[補足説明・問題点(ぼやき)]
実際には、非常灯などがあって不用かもしれない。だから、いっぺん停電させて訓練してみるとよい。
それにしても、地下の水害について、みな無頓着過ぎると思う。
めったに起こらないことではあるが、実際に発生したら東京特有の大災害になる。


▲ページのトップに戻る

活用は自己責任でお願いします。
本サイトの内容は、作者個人が練習用として作成したものです。いちおう、(c)copyright Takashi Tsuda. All rights reserved.ですが、再利用を拒むものではありません。 ただし、作者は、ネットを金儲けに使わない主義なので、商売事には利用しないようお願いします。
作者はこれらの情報やサービス提供が原因で発生した損害すべてに対し、いかなる責任をも負わないものとし、一切の損害賠償義務は無いものとします。
本サイトの情報提供はお断り無く、遅延又は中断することがあります。
また、遅延・中断に起因して利用者または他の第三者が被った損害につきましても、原因の如何を問わず、一切責任を負わないものとします。