第123話 1973年 『支配層=強弱。管理層=損得。大衆=善悪。』
ユダヤ暦5733年 皇紀2633年 大正20年
第123代 大正天皇(44) 第20代将軍 綾波 静馬(29)
人は、一神教を頂くと選択肢を喪失し、思考力を喪失し、教会の奴隷にされる。
それが唯一絶対で万能の神で主人であれ、天の父であれ、鰯の頭であれ、
人は、二神教を頂くと善悪の二者選択を強いられ、戦いを強いられる。
人は、多神教を頂くと自由という名の選択肢を得られるが自由でなく、
戦いを強いられないが、自らの思考で戦うことになる。
国際情勢は、国家間抗争が行われているのだけど、
友好国に武器や商品を安く売って、高く買ってあげたり、
敵性国家に武器を売らず、商品を高く売って、安く買ったり、
あと、工作員を送り込んで、協定を結んだ利権に便宜を図ったり、政敵を陥れたり、世論操作したり、
あれだ。
戦略系シュミレーションゲームでやってるようなことをする。
もちろん、破壊工作とか。暗殺とかもあるけど、発覚したときのリスクが大きいので、あまりやらない。
それとは別に、なにを支配層の権力基盤とするのかで、
共産(農民・労働者) 封建(世襲貴族) 資本(資本家) の階級対立も行われている。
まぁ こちらの対立方が、より深刻な問題でもあるわけで、国家間戦争と思ったら、階級闘争だったという話しもある。
そして、閨閥の生存戦略で、それぞれの派閥に闇閨閥を入り込ませる事もあるらしい。
この複雑な利害関係が、絡んでいるので、庶民にしたら、なんでそういうことになるのか、とんとわからないわけで、
おれもまぁ 権力闘争の渦中にいたりする。
渦中と言っても、権力の外縁部に近くて荒れてるんだよな。困ったもんだ。
だいたい、綾波の闇閨閥の時司の闇閨閥が、霧島家なんで、
幾ら成功しても、幾ら出世しても、そんな目で、見られちゃうわけ、
ちなみに、妻方の閨閥もあって、そっちのしがらみも大きいかな。
そんなわけで、親戚付き合いも嫌々やってる。
01月
バラマキを続けていると、新興企業が増えて、産業の新陳代謝が早くなる。
祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ
そんな感じの下剋上が加速する。
本当の権力・富裕層は、休眠に追い込まれるだけなんだけど、
経費が馬鹿でかくなってる企業と、地盤の弱い中産階級は、ヤバい、
おれのウォ×クマンも新開発競争で苦戦してるし、
おれが見込みがあると思って支援した人も引退に追い込まれている。
下手に借金して抵抗して、権力基盤を守ろうとすると痛い目に遭う人もいるらしい。
ウォ×クマンは、売り上げが落ちていて、テコ入れするかどうか、悩ましい感じかな。
最古参のおれの企業が追い詰められるとか・・・
原因は、人材、資材、資金力でいうなら、
人材で、人材と言っても、不良天下りが多過ぎたとかじゃなく、ライバル企業側に天才がいたらしい、
天才には勝てんわな。
赤道に近い瑞樹でも、高地は涼しい・・・・
いや、頂きは、氷冠を被ってて、寒い。
瑞樹で凍死とか、笑えるけど、あることらしい。
なぜ高いところに登ったかというと、晴れるとわかってたのと、初日の出を見るため、
48だし、さすが3000mまで登ると、シンドイ
月着陸船10番船 霧風(127t) を搭載した宇宙ロケットを打ち上げた。
4日後、月着陸基地 霧風(62t) は、月面南極域エイトケン盆地に着陸し、
月着陸基地は 波風(62t) 峯風(62t) 澤風(62t) 谷風(62t)
鈴風(62t) 瑞風(62t) 葉風(62t) 秋風(62t) 灘風(62t) 霧風(62t) の10基となった。
電映で見てると、滑走路が整備されてるし、横穴もかなり掘れてる気がする。
横穴がどこまで掘られてるのかわからないけど、
滑走路と、横穴の大きさと内壁で、逆算することもできるので、欧米列強は、ワイのワイの言ってる気がする。
滑走路が完成すると、航空型宇宙船で離着陸できるのだけど、
滑走路があっても大気がないので揚力がない。
引力が小さいけど、滑走路を使ってもうまみが小さい。
まぁ 離陸加速用、着陸減速用と言えなくもない。
あと、月の重力圏を脱出来る宇宙船を降ろしたところで、いま回収するより投資かな。
しばらくの間、レゴリスドームの建設になりそう。
瑞樹の高原地帯は、あまり大きな高層建築はないけど、お金持ちが多く、巨大な産業基盤が形成されている。
瑞樹は、雨が多いのが難点だけど、街と街を濡れずに移動できるほど整備されている。
地震が怖いので、建物は、高さはないけど広く、中に入れば、街に近く、外に出なくても生活できてしまう。
瑞樹がいいのは、封建的でなく、少しばかり民主主義が強いところだろうか。
悩ましいのは、封建的が悪くて、民主主義が良いとは言えないところで、
10人長制は、次の選挙で選出されるため、功績を上げなければならないことかもしれない。
そして、その功績は、国益とか。民益とかそういったもので、特定産業利権でない事だろうか。
まぁ 産業利権だと利権からあぶれた者たちから警戒されやすいので、
開発、発見、研究、文化、生産といったもので、クリエイティブな感じのものかな。
そういう人間は、評価されやすい。
おれの場合、炭素甲線と、炭素甲網の功績が大きいけど、軍機だし言えない。
そんなわけで、幾つかの製品開発で貿易黒字に誘導してることが、評価されやすい感じだ。
02月
なにをやってるかというと、若い娘とイチャイチャ
なぜ選ばれたか知らない娘と、仲良くするのは、少しばかり、不憫なのだけど、
数撃ちゃ出産で死んでくれる人に当たるだしね。
欧米で人気の原子力発電所を日本でもやらないかって、勢力が強まってる。
軍民船の原子力機関は、やるけど、
危険なやつには、なるべく近づけたくないし、地上設置の原子力発電所は、反対している。
これに賛成すると、不祥事一発で、捨て駒にされたり、スケープゴートだしね。
34番目の宇宙ロケットが打ち上げられ、高度500kmの宇宙基地と連結し、
10880t級秋月型(直径30m×全長130m×34基)宇宙基地となった。
日本に旅行に来る 清国人 経国人 チワン人 朝鮮人 は、少ない
というより、そのまま、密入国が多いので規制している。
とはいえ、貿易量が大きいし、高所得層の旅行は許してるかな。
瑞樹にも外国人が旅行するルートがあって、ルートは、相互主義の和親条約で5000kmと決まってる。
そこに行くと、外国人がいる。
彼らは、日本で好印象を得ることで、対日外交を有利にしようと模索してる工作員と、
反日工作で、日本の 分断、低迷、迷走 を画策する工作員と、
ただ旅行に来た観光客にわかれる。
ちなみに高層建築を建設させていないので、居住権を持つ外国人はいない。
「旦那。若い娘は、どうある?」
「若い娘か・・・いいなぁ」
「日本の戸籍がないので、使い捨ある」
「使い捨てか・・・いいなぁ」
「いらなくなったら、引き取るある」
「それはいいなぁ」
「では、もう少し、旅行客の枠を増やすある」
「それは、難しいんじゃないかな」
「残念ある〜」
んん・・・・恐るべし、支那人 (笑
03月
月着陸船11番船 神風(127t) を搭載した宇宙ロケットを打ち上げた。
4日後、月着陸基地 神風(68t) は、月面南極域エイトケン盆地に着陸し、
月着陸基地は 波風(62t) 峯風(62t) 澤風(62t) 谷風(62t)
鈴風(62t) 瑞風(62t) 葉風(62t) 秋風(62t) 灘風(62t) 霧風(62t) 神風(68t) の11基となった。
電映を見ると神風(68t)が蜘蛛の様な脚を大きく広げつつ、40度ほどの角度で逆噴射して暖降下し
蜘蛛の足を下げ、滑走路に接地させた。
蜘蛛の脚は、弾力を利用して勢いを減じながら神風を滑走路に着地させ、車両をゆっくりと滑走させた。
炭素甲線を使った新型着陸システムであると同時に、月面移動の歩行多脚装置だった。
司令室から歓声と拍手が日本中に広がっていく、
そういえば、むかし・・・ 安政の頃は、拍手なんかしてなかった気がするけど、
白人世界の映画の影響なんだろうか。
「今後は、蜘蛛型が主流になるかもしれませんね」
「そうだな」
「滑走路もいらなくなるかもしれませんね」
「いや、重量物を月軌道に打ち上げるのですから、カタパルト射出が必要でしょう」
「そうでした」
この世界の日本は、戦争してないけど、勝ち組にいる。
というより、日本の国力って史実の28倍くらいあって、戦争する必要もないほどだ。
現状の制度を維持しながら月を開発すれば、日本は、戦前も戦後もなく、有終の美を飾れそうな気がするね。
国は、それでいいのだけど、
国民は、民権を守らなければ生活水準が低下する。
国家視点で、内政で失政すると格差の関係で、外患・内患が出没し、
クーデター、戦争、革命、圧政、暴動、共産化などで、足元をすくわれるからだ。
国民の階層を3つに分けると 支配層 中間管理層 被支配層 になる。
支配層は、もっとも数が少なく、強弱で物事を考える。
普通は、法律・権力・利権・紙幣を隠れ蓑に使う。
いうなれば、口実を付けて貸してやるとか、不況・好況にしてやる金融支配だったり、
税制による弱体化支配だったり、財政の我田引水な再配分だったりする。
中間管理層は、損得で物事を考える。
資本家・中間官吏・士官で支配層の次に多く、国民に占める割合は10分の1くらい。
これをすると、自分は、損するのか、得するのか。
損得の選択肢がある人間で、目先の利益にしがみ付かない限り、騙されることはない。
設備投資に成功すれば、大儲けできるかもしれない。
しかし、大きな意味で、他者を損させることで成り立つゼロサム理論があるが。
その究極が新自由主義なんだろうね。
被支配層は、国民の10分の9ほどで、善悪で語ることが多い。
これは、属国民、信者、貧困層、大衆が当たるけど、
宗主国、宗教・権威主義者・工作員が支配者の論理を押し付けているだけに過ぎない。
あるいは、大衆を善悪で扇動し “我は善だから従え” “悪を叩き潰そう” という時に善悪という言葉を使う。
なので、お前、善だから褒めてつかわすとか。お前、悪だから叩き潰すとか。
選択肢がない。そんな感じ、
そこには、見るな。聞くな。喋るな。言うことを聞けで。強弱の弱しかなく、損得の損しかない。
さて、立ち位置がわかったところで、貧富と地域の格差が広すぎると、
外患に工作され、内患が湧いて出るし、
内患は勢力を拡大するため、外患を引き込もうとする。
悪いやっちゃ
あ、いけない、善悪で言うてもうた (笑
外国に利益を渡し、国内を損させることになるし、外国を強め、日本を弱体化させてしまう。
そんなことになったら、日本の国際的地位は、失墜してしまうのだけど、
この世界の日本国内にいるんだよね。
大多数の日本人の足を引っ張る利己主義者、大多数の日本人に損をさせ弱体化さえようとする外資系在日とかね。
もうさぁ 我が侭言わないから、ちょっと、知性的になってほすぃ
04月
35番目の宇宙ロケットが打ち上げられ、高度500kmの宇宙基地と連結し、
11200t級秋月型(直径30m×全長130m×35基)宇宙基地となって、5列目が完成した。
6列目で完成する。
完成すると、移動宇宙基地みたいな扱いになる。
そうそう、次期宇宙基地の研究・開発・試作・実験・製造も進んでる。
あまりにもデカ過ぎ、実験自体が危険なんで、遠くから双眼鏡で覗くほど、
人型カタクリと、人造人間は、少しずつ性能が向上している。
しかし、半人・半機械など中途半端なモノと、搭乗型カラクリは、
人工筋肉、反射速度など、格差が大き過ぎてバランスが悪く、弱い方に合わせるので費用対効果が低かった。
そして、生物強化型人間は、期待されつつも人体実験に近い。
むろん、人体実験などできるわけもなく、動物実験に留まっている。
地下実験監視室
いろんな元素・化学物質を動物に投与し、どんな影響が生じるか。
バイオレベル4の密閉施設があって、
そこは、人型カラクリが管理し、映像とデーターだけが映し出される。
モルモットの搬入は、完全殺菌した箱に入れられ、
地下へ降ろされていく、
使用後のモルモットは、完全焼却で殺菌され、さらに地下へ捨てられる。
「どんな具合?」
「99.9999パーセント。劣化しますね」
「0.0001パーセントは?」
「一部強化されるようですが。副作用があって使わない方が良いようです」
「んん・・・無理やり進化させようとしても、駄目ってことか」
「どの方面への進化がいいのか。それも、問題なんですけどね」
「超能力とか、魔法みたいなものなんじゃないか。あと長生きできるとか」
「人類の夢ですね」
「欧米は、毒や病気を撒いたり、他者の寿命を縮めることで、自分の優越性に転嫁する気らしいけど」
「それは、ちょっと、嫌ですね」
05月
雅(15)が結婚するとかで、日本に戻る。
おれ、綾波と時司の血族は、外せという条件しか出していない、妻に任せっきりでした。
どこぞの成り金の息子らしいけど、政略結婚に拘ることもないような気もするけどね。
しかし、娘と同い年の娘とイチャイチャやってたからなんだけど、娘と目を合わせるのが辛い。
“父上、不潔です!”
みたいな言葉が出てきたらどうしようみたいな (笑
月着陸船12番船 夏風(127t) を搭載した宇宙ロケットを打ち上げた。
4日後、月着陸基地 夏風(62t) は、月面南極域エイトケン盆地に着陸し、
月着陸基地は 波風(62t) 峯風(62t) 澤風(62t) 谷風(62t)
鈴風(62t) 瑞風(62t) 葉風(62t) 秋風(62t)
灘風(62t) 霧風(62t) 神風(68t) 夏風(62t) の12基となった。
京都で、娘との結婚相手(27歳)との会食
父親(52歳)は、ナミビアとピルコマヨ4500kuに石票地盤を持つ有力者で、日本でも雑貨商を営む成り金で
妻方を遡ると旧藩主系で、おれと似ている。
実のところ、血縁と、実力・能力は、まったく関係がなく、ただの既得権との補完関係でしかない。
むしろ、下積みの気骨を持ってる人間の方が、安心できるね。
そんなわけで、気が合いさえすれば、こっちは、仲良くなれるわけ、
妻は微妙みたいだけど。娘が相手を気にいってるのだし、おれとしては、不満はなかったよ。
06月
36番目の宇宙ロケットが打ち上げられ、高度500kmの宇宙基地と連結し、
11520t級秋月型(直径30m×全長156m×36基)宇宙基地となって、6列目の建造が始まる。
瑞穂銅行が10000文紙幣をようやく印刷し始めた。
それだけ、印刷技術が向上したのかもしれない。
これで、完全に10000文紙幣の錬成から解放された。
逆に言うと、おれ、銅行の特別役員から外れる。
まぁ しょうがないわな。
1kg級錬成魔法をフリーで使える方が良いからね。
なんにしても5000文より、10000文が増えるってこった。
結婚式は、豪勢でもなく、質素でもなく、
師弟人脈の友人と親類縁者・地域と勤め先の代表が300人ほど集まっている。
人によっては、ここで人脈を広げて、何らかの利益を考えるのかもしれないけど、
おれの場合、若返りの事があって、それどころじゃないんだよね。
ちょっと、用事があって、極東ロシア皇国に行く、
暑い季節だし、丁度いいのだけど、
しばらくぶりに行ってみると、高層建築が増えてる。
そして、白人も多い、
可愛綺麗いな娘が多くて、思わず視線が泳いじゃうよね。
そして、街の風景からして、工業化してる。
しかし、極東ロシアのメディアとか、阿頼耶識の言論空間は、帝政派と、人民派にわかれ
“不敬罪” VS “ヘイトスピーチ” の戦いが (笑
まぁ どちらも
「憎悪を煽る表現」 「憎悪と敵意に満ちた言論」 「憎悪にもとづく発言」
で互いに相手陣営を罵り合ってるのだけど、
暴動と鎮圧まで、あと、×××日
そんな感じかな。
ちなみに “不敬罪” も “ヘイトスピーチ” も、反民主主義・一神教・共産教だからね。
民主主義・多神教・自由主義は “不敬罪” “ヘイトスピーチ” を “使える” “使えるけど使わない” の状態だからね。
これを “使えない” にしたら、専制君主、独裁国家、共産国家、宗教国家だからね。
1931年のロシア革命後、
アレクセイがハバロフスクに逃れ、極東ロシア皇国が建国し、42年が経っていたけど、
蜜月だったロシア貴族と、ロシア人民衆の亀裂と反発は、大きくなっていた。
ユダヤ資本系右翼がロシア貴族とロシア皇帝を個人崇拝で増長させ、
ユダヤ資本系左翼がロシアの労働者・農民の労働運動を煽っていたからで、
ロシア貴族とロシア人民衆の間でユダヤ人と、客家が商売し、利権を獲得し、格差を広げる。
こうなると、ロマノフ王朝は、格差の不満を逸らすために戦争するか、
革命と戦うかの選択肢しかなくなる。
ほら、未来の日本でユダヤ資本が金融、税制、財政で好き勝手やって、
格差を広げさせられ、コミュニティが破壊され、人口が減少させられているあの感じ、
おれ、こっちの世界に来ちゃったからわからないけどさ、
あのままだと、日本民族は、遠からずインディアンみたいに滅ぼされちゃうよね (笑
そして、ロシア帝国が滅ぼされたように、
極東ロシア皇国も似たような手口で滅ぼされそうなのだけど、
ロシア貴族の権力基盤を大きくし、格差を広げたいという欲望と、
ロシア民衆の生存権を掛けた戦いなんで、
世襲馬鹿貴族と、子飼いの天下り下級貴族が増えて権力基盤が大きくなるほど、
国力が減力し、可能性と成長力と選択肢が失われ。亡国に近付く、
ロシア帝国陸空軍が公開演習を繰り広げていた。
おれ、将軍様に観戦武官に混じって、48t級スヴァローグ戦車と、戦闘機エリスヴォロチを見てこい。
と言われたので来たんだけど。
社会基盤は傾いてるけど、
軍事力は、ドイツと技術提携してるせいか。ドイツと同じレベルなんじゃね。
すげぇ〜
しかし、極東ロシアが戦争とか、共産革命とか、
日本の馬鹿ウヨとか。馬鹿サヨが騒ぎ出す口実になるんで困るんだよな。
格差を是正しろよ。馬鹿どもが、
そんなこんなで、将軍様に、極東ロシア皇国情勢と、ロシア軍の報告を済ませると、
ご乱交の続きをしに瑞樹に飛ぶ、
まぁ おれ、いま、若返りの方が重要だから、そんなもんに時間を取られなくない。
しかし、旅客機が大きくなると、楽だねぇ
07月
おれ、瑞樹で、イチャイチャモード
彼女には、石票を移譲している。
たぶん、彼女が半生賭けて働いたとしても、そんな石票利権を手にすることはないかもしれない。
そして、彼女が出産で死なず堅実生きていければ、それなりの生活が保障されそうな石票かな。
彼女は美人でなく、頭が良いわけでもなく、ひ弱なので、なぜ選ばれたかわからないみたいだ。
ていうか、その3つで、選んだだけなんだけどね。
ちなみに、日本の税収 地租税8割 所得税2割 で判断すると、
日本は、まだ資本主義でなく、封建的な地本主義であるようだ。
これは、人口増加に合わせて、農業用高層建築を建設しているからで、
堅実で割りがいい投資が、農業用高層建築の建設ということになる。
これが、第二次・第三次産業関連企業になると、ハイリスク・ハイリターンで素人は、避けたがる。
月着陸船13番船 山風(127t) を搭載した宇宙ロケットを打ち上げた。
4日後、月着陸基地 山風(62t) は、月面南極域エイトケン盆地に着陸し、
月着陸基地は 波風(62t) 峯風(62t) 澤風(62t) 谷風(62t)
鈴風(62t) 瑞風(62t) 葉風(62t) 秋風(62t)
灘風(62t) 霧風(62t) 神風(68t) 夏風(62t) 山風(62t) の13基となった。
月の建設が進んでいるのを見ると、感動する。
滑走路がある程度完成に近づくと、レゴリスドームの建設も始まる。
トンネルの中で隠れてやりたいことはあるけど、不便だし、滑走路の近くのレゴリスドームで、コソコソしたい気もする。
宇宙開発は、アメリカ、ドイツ、ソビエトの3か国を合わせて、日本の10分の1から30分の1の規模しかなく、
日本の独占と先行が続いている。
イギリス、フランス、インド、オスマン帝国、ブラジルも宇宙ロケット技術を育てようとしてるけど、
一旦、開いた差は縮まるどころか離れてしまう。
逆に言うと、コンゴ戦争? なんだっけ、それ、
そんな感じの国際情勢になってる。
いうなれば、大航海時代でなく、大航宙時代が始まってるのに、地表で戦争とか (笑
まぁ それでも、日本に潜入してる在日は、日本人の目を宇宙から、コンゴ戦争に向けさせようとか。
日清戦争させて漁夫の利を狙おうとか。
日ソ戦争させて漁夫の利を狙おうとか。
日米戦争させて漁夫の利を狙おうとか。
そんな感じの世論工作を展開している。
もう、なんていうか、滅茶苦茶しつこいし、露骨に騒ぐので、煩わしい。
08月
金融が貸し借りの資本主義で膨らむ利息と、配当と、経費の首根っこを掴み、
政府の財政の再配分と、国会の税制の政敵殺しが国家産業を形成している。
資本家が株でマスメディアを支配し、
マスメディアは、資本家にとって都合のいい政治家を喧伝し、
無いことを有ることの様に喧伝し。有ることを無いことの様に喧伝する。
基本構造は、日本も欧米列強も変わらない。
ただ、欧米列強は、企業利権制の情報支配を目的としていたのに対し、
日本の金融は、中央銀行による中央集権でなく、
瑞穂銅行によって14歳以上の男子へのバラマキで行われ、
マスメディアも、藩内・1000万・100万人長のボトムアップ型で入札制だった。
そして、日本の議会は、石票で藩主になった者と、10人長選挙の繰り返しで、議員になった者の集まりで、
マスメディアの印象操作は、難しいかもしれない。
この時代の日本人は、歴史、政治、経済、軍事について話し合うのが好きだ。
主体的で、自ら探し、自ら考え、自ら行動する。
未来の日本人が、歴史、政治、経済、軍事に無知で、記憶喪失的なほど迷い、消極的になりやすく、
利己主義、拝金主義、権威主義、事大主義、口だけ番長に近付いた。
中央集権的な個人崇拝と、上意下達な教育と、善悪論争と、世論操作と、
利権擁護のマスメディアが強くなって受動的になったからかもしれない。
あと、一連の操作系創作物が原因かもしれない。
最大は、敗戦だけどね。
この世界の日本でも、未来の日本でも、内患がいて、外患を引き込もうとするらしく、
適当な有名人を祭り上げ、日清友好とか言い始めている。
いまのところ、全国級の巨大スター級の政治家・大官僚・著名人は、存在していない。
最有力の著名人・アイドルでさえ、
藩内・1000・100万人長区画内の留まってる感じで、外患が使えそうな全国で通用する有名人はいない。
全国レベルで通用すのは、天皇と、将軍だけど、
戦争にでもならない限り、権力掌握なんてできないだろう。
瑞樹の一角で、
“天皇陛下万歳ニダ〜!”
“征夷大将軍万歳ニダ〜!”
みたいな個人崇拝とか。
“幕藩連合保守ニダ〜!”
“天皇中央集権ニダ〜!”
権力基盤闘争を煽っているわけで、幕末的な感じが続いている。
たぶん、天皇と将軍の内戦を狙ってのことかもしれない。
利権に役に立つと思って、外患を抱え込むほど、国権が分断され、日本内戦に追い込まれてしまう。
まぁ それが狙いなんだろうけどね。
もっとも、最大勢力の綾波学派は、盲目的な個人崇拝と、行き過ぎた中央集権が分断工作の初手と見抜いてるし、
右翼にも左翼にも迎合しておらず、大きな動きになっていない。
それでも日本の月開発を恐れてか。日本分断を諦められないのか、
外資系の影響を受けた工作員が、宗教とか、師匠とか、教祖とか、藩主とか、資本家とか、著名人とか
適当な個人崇拝とか、特定産業を盛り立て、日本分断の足掛かりにしようと画策している。
まぁ 本人は、自分の保身や出世栄達が目的なんだろうけどね。
困ったもんだ (笑
37番目の宇宙ロケットが打ち上げられ、高度500kmの宇宙基地と連結し、
11840t級秋月型(直径30m×全長156m×37基)宇宙基地となって、6列目の建造が始まる。
瑞樹の山道を大型バスが登っていく、ハイブリッドのせいか、登坂力が高いようだ。
ちなみに運転手はいないし、
おれ、ベットの中で、おにゃの子といる。
いい歳して、こんな若い娘とやってるとか、
まったく、まったく、
しかし、そろそろ、出産ラッシュで、母親が生きてるところは、弁護士を派遣している。
母親が死んでくれたら所定の手続きをして、おれが雇った乳母を派遣する。
この辺は 綾波 時司 霧島 の闇の部分でもあるね。
09月
おれも、男だし、浮気がばれない様、たまに仕事をする。
宇宙開発産業 工場
蜘蛛型月面着陸建設車の調整と改良がおこなわれている。
まだ一度の実戦使用だけど、改良の余地があるらしい。
宇宙で活動する為か、車両は、意外に厚みがある。
それでも軽いのは、素材が炭素甲線・炭素甲網だったり、チタンだったりだからだろう。
月着陸船14番船 旗風(127t) を搭載した宇宙ロケットを打ち上げた。
4日後、月着陸基地 旗風(62t) は、月面南極域エイトケン盆地に着陸し、
月着陸基地は 波風(62t) 峯風(62t) 澤風(62t) 谷風(62t)
鈴風(62t) 瑞風(62t) 葉風(62t) 秋風(62t)
灘風(62t) 霧風(62t) 神風(68t) 夏風(62t) 山風(62t) 旗風(62t) の14基となった。
寝る前に、自分の利権と、コンゴ戦争と、清国情勢を確認する。
外資・在日勢力が、日清戦争、日ソ戦争、日米戦争を引き起こすことで利権拡大を画策している。
そんなわけで、馬鹿右翼の攻撃的な反清と、
馬鹿左翼のどうせ上手くいかない親清を牽制しているのだけど、
朝鮮系は、朝鮮解放の為なら、日本を破壊し尽くし、日本人をボロ雑巾のように使い潰す気なのだろう。
手練手管で政官財に根を張ろうとしている。
嫌だねぇ
10月
唯一伸系宗教と、中央集権型教育は、学ぶほど思考が膠着化し、
教条な権威主義で視点が低くなり、視野が狭くなり、
階級が増え、少数精鋭になって行く、
未来でいう日本軍が馬鹿の見本だったのだけど、
この世界で、それを知ってるのは、おれだけ、
なので、そうならない様、
綾波、時司、霧島と三代に渡って、画策した結果が、瑞穂銅行だし、
石票議決の幕藩連合だし、旧約聖書と古事記の接合だし、
寺子屋・私塾から発達させた学制制度と年齢適正試験制度だし、
14歳以上の男子へのバラマキ制度だったりする。
あと、近代化でも欧米に負けない様、後押しさせたし、対外戦争させないよう暗躍しまくりました。
いや、戦争すれば楽勝なんだけど、
日本は、日本人が死ぬと国力減で。諸外国は、不良人民がいるほど、国力減なので、戦争しない方が益しやんけ、
そんな感じ、
そんなわけで、宇宙開発してるのだけど、
欧米列強の原子力潜水艦が瑞樹近海をウヨウヨしてるんだけど、
たぶん、宇宙開発関連予算を減らさせて、軍事予算を増やさせようとしてるんじゃないかな。
まじ、ムカつく
38番目の宇宙ロケットが打ち上げられ、高度500kmの宇宙基地と連結し、
12160t級秋月型(直径30m×全長156m×38基)宇宙基地となって、6列目の建造が始まる。
久しぶりに図書館に立ち寄ると、
架空戦記本の棚に (笑
イスラエル王国 北イスラエル王国10支族 神武東征
縄文時代 弥生時代 古墳時代 飛鳥時代 奈良時代 平安時代
鎌倉時代 室町時代 南北朝時代 戦国時代 安土桃山時代 江戸時代
安政 明治 大正
未来の日本と違って、いろんな時代の架空戦記があって、
超兵器とか戦闘が少なくて、国策、金融・税制・財政、権謀術数、
情報操作、経済戦争、謀略戦、兵站、多対一戦移行までの画策が中心かな。
ていうか、未来の元自衛隊幕僚の思考が利権屋とか、
歴史・政治・経済・軍事のバランス感覚のない火葬戦記脳なんで、
おれ、まじ、生きた心地がしなかったというか、怖かったからな。
こっちに来れてよかったわ (笑
人工知能を内蔵する大官僚・藩主が増えている。
その大官僚・藩主は、不正が人工知能が記録されるのが面白くないのか、
人工知能に体と仕事を任せ、
本人は眠ってたり、阿頼耶識で遊んでいたりする事もある。
まぁ 困ったものだけど、
人工知能による行動記録と情報補整が地位保障で、
本人が仕事するより、間違いや支障がない事が、問題の本質なのかね。
11月
人型カラクリ警官の人工知能は、
法律と、判例と、情状酌量の範疇と、警察官の行動規則と、ベテラン警察官の捜査術・捕縛術が組み込まれている。
軍事機密なので警察官幹部と、上司くらいしか知らない。
目立たない様、一回り小柄に作られているけど、
その気になれば、1体でヤクザ組織を壊滅させられるほど強力で、
権力層に監視され記録が残しやすいので、検察とか、公安に近い。
逮捕者より、閑職・左遷・退官に追い込まれる警察官の方が多い地域もあるわけで、腐ってるところは、腐ってるんだろうな。
月着陸船15番船 帆風(127t) を搭載した宇宙ロケットを打ち上げた。
4日後、月着陸基地 帆風(68t) は、月面南極域エイトケン盆地に着陸し、
月着陸基地は 波風(62t) 峯風(62t) 澤風(62t) 谷風(62t)
鈴風(62t) 瑞風(62t) 葉風(62t) 秋風(62t)
灘風(62t) 霧風(62t) 神風(68t) 夏風(62t)
山風(62t) 旗風(62t) 帆風(68t) の15基となった。
2基目の蜘蛛型建設工作車両が着地した。
今後、蜘蛛型による月面着地が主流になるかもしれない。
12月
火星開発、金星開発、小惑星帯開発、木星開発、土星開発が検討されている。
そして、どの天体も月資源を利用して行うことが決まっていて、土木建設機械の多くが多脚型だった。
「低重力は、多脚型が便利ということか」
「天体降下で接地しやすいことと、現地に整地された道がないからですよ」
「人間がほかの月に行けるまで、生きていたいものだ」
「この規模で宇宙開発が続けられるのなら、月に行けますよ」
39番目の宇宙ロケットが打ち上げられ、高度500kmの宇宙基地と連結し、
12480t級秋月型(直径30m×全長156m×39基)宇宙基地となって、6列目の建造が始まる。
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おれ、 綾波 源司(あやなみ げんじ) ⇒⇒⇒ 時司史朗(ときつかさ しろう)
露瀬 統司(71) 露瀬 千夏(69) 露瀬 陽介(66)
時司 頼経(68) 直衛(66) 美智(64) 雪妃(62)
時司史朗(ときつかさ しろう) ⇒⇒⇒ 霧島 高雄 (きりしま たかお : 48歳)
霧島高雄(48) 香織(37) 翔太(19) 慶太(19) 雅(15) 伸治(13)
史実 37万7961ku 1億0910万人
戦記 428万0358ku 8億4680万人
日本 46万6088ku 1億9853万人
瑞樹 92万5915ku 2億3818万人
扶桑 171万7854ku 5061万人
フィリピン 29万9404ku 1億7955万人
ナミビア・インド洋諸島・イスラエル藩 86万1259ku 1億7853万人
スペイン・ポルトガル国境 カディス 200ku
ベネゼエラ トルトゥガ島 156ku
コロンビア・ペルー・ブラジル国境 レティシア4500ku
ボリビア・パラグアイ・アルゼンチン国境 ピルコマヨ4500ku
ウルグアイ バラ・デル・シュイ 100ku
メキシコ・グアテマラ国境スチアテ港 200ku
チリ ファン・フェルナンデス諸島 182ku
オスマン帝国領バルカン北部自治区100000ku
オスマン帝国領コーカサス北部自治区156000ku
第122話 1972年 『月産宇宙ロケット打ち上げ時代』 |
第123話 1973年 『支配層=強弱。管理層=損得。大衆=善悪。』 |
第124話 1974年 『日本語をヘイトスピーチで去勢するニダ』 |