第13話 1863年 『アラスカを買ったお (笑』
ディーゼル機関とか、ガソリンエンジンの開発が少しずつ軌道に乗ってきたんで、
土木建設機械とか作っていくつもり、
でも、まだ外国には、知られたくない、
なので、国家機密枠、軍機枠を作って見せないようにしている。
ていうか、毎日毎日、高額紙幣を錬成してるんだけど、
他のモノ作りたい、
なんていうか、
もう、幕藩連合内のイザコザに疲れました。
ノー×ラス号建造して、ネ×船長みたいなことしたいかなって (笑
1月
アメリカ合衆国大統領リンカーンが奴隷解放宣言
アメリカでホームステッド法による初めての払下げ申請
アメリカ大陸横断鉄道着工
ロンドンで地下鉄開業
オペル社創立
現在のポーランド、リトアニア、ベラルーシでロシア帝国の支配に対する一月蜂起が勃発
南北戦争: ペリービルの戦い
北軍 16000 VS 南軍 22000
ロシア帝国の全権大使が長崎に来るそうだ。
これで、アラスカは、日本のもの
大型船をたくさん建造しないとだから、大型造船所を建造してるよ。
尾張藩港区
尾張藩は、紀州幕府や水戸藩と、仲が悪く、度々 薩摩や長州と組んで議会をこじらせている。
おれは、御三家の権力闘争とか別にどうでもいいことだけど、
尾張は、やっぱり、61万石の大大名だから仲良くしないとね。
「こんなにたくさんの大型船を建造して大丈夫なのかね」
「銀行に預け入れしてる人間が多いので、一部を回してます」
「預金を降ろしに来たらまずいのでは?」
「全員が卸しに来ることはないでしょうし」
「降ろしても小金が貯まったら、また銅行に預け入れることになるでしょう」
「あと、銅山があるので、調整しますよ」
「なるほど」
「船の艦首を厚くすると聞いたが?」
「樺太行きだと氷を押し割らないといけませんからね」
「蒸気機関じゃないというのは本当かね?」
「軽油を燃やして往復運動させてるので、原理的に同じですけどね」
「次の新領地。我々尾張藩を優先してくれるのは、本当だろうな」
「もちろんですとも、ですが、やや、寒いかもしれませんよ」
「構わんよ」
京都
瑞穂銅行は、莫大な資本が集まる。
額が大きくなるほど、決済に必要な書類と認証が増えるし、
融資先は、事業主に指針と、採算性の意識が必要で、
組織構造と、工程管理と、人事管理と、従業員の質が良くないと話しにならなくて、
さらに商品に時勢があるか、取引上の不安がないか、
欲を言えば、特許を二つ三つ持ってないと苦しい、
早い話し、成功する起業は、始める前から高い確率で成功するように思える、
ところが、幕営、藩営は、同業他社より優れた資質がなく、
既得権だけの幕営企業と、藩営企業を起業し、運営で困らせてくれる。
なので、一定の条件が揃わないと融資できない決まりになっているのだけど、
侍階級は、国賊意識が強くて、
権威主義者の精神論とか、宗教みたいな思い込みとか、
最初から徳政令頼りで、能力もないのに融資をせびる、
こいつら、利益を上げられそうな農工商の出の企業に付きたくないわけで、
用心棒になるか。逆に、ゆすりたかり的な感じになってしまう。
おれも剣術をしてるから人情で、わかるけど、もう、剣術で出世できる時代じゃないもの
ていうか、刀を差した横柄な侍からモノを買いたいと、思えんし、
面ぁ洗って出直して来い、みたいな。
なんで、おれが、侍階級に厳しいかというと、
国家権力を背景に、身の丈以上に借りたがるの、侍階級なのよ。
でもまぁ 瑞穂銅行の社会資本資本水増しによる所得増加のおかげか、
工業化の雇用増大のおかげか、
日本人の人口が増えてる気がする。
男だけじゃなく、女にも紙幣をばら撒いて人口を把握したかったけど、江戸時代じゃ無理だったね。
男だけで2000万人位いるので、女を入れると倍の4000万人くらいだろうか。
たぶん、史実より多いはず、
そうそう、武士階級の一部も、銅行に勤め始めてるよ。
まぁ なになに衆とか、そんな連中、
もうちょっと目利きがあればいいんだけど・・・
なんていうか、天下りで仕方ない的な感じ、
あと、天皇と将軍を味方につけて、10馬力くらいの自動馬車を走らせたよ。
幕藩連合議会に地下鉄法案と、城下町改正法案と、道路拡大法案を通させた。
2月
カンザス農科大学(後のカンザス州立大学)創立(初のランドグラント大学)
国際負傷軍人救護常置委員会(五人委員会)発足(後の赤十字国際委員会)
瑞穂製機関砲(6.5mm×50)が各部隊に配備されていくよ。
規格統制とか、きちんとしてるので、互換性が効くし、そこそこ使える。たぶん。
船とか、基地に配備すれば、少ない人数で、敵軍を撃退できるから便利、
そうそう、瑞穂(ニューギニア)で、カカオ豆とコーヒー豆が採取できるようになると、
チョコレートを食べれて、コーヒーが飲める、
カカオ豆とコーヒー豆がどんだけ、利益になるのかというと・・・
水の数十倍で、
氷砂糖とか、カキ氷のウン倍だよ。
常習性が強いし、笑いが止まりません (笑
まだ、独占しているからだけどね。
3月
南北戦争: アンティータムの戦い
北軍87000 VS 南軍45000
アメリカ北軍で初の徴兵法成立(実施4月1日)
英王子アルバート(後のエドワード7世)がデンマーク王女アレクサンドラと結婚
アメリカ北軍で初の黒人部隊創設(マサチューセッツ第54連隊)
アメリカ初の名誉勲章授与
デンマーク王子ゲオルクがギリシャ国王ゲオルギオス1世として即位
やったね〜♪
ロシア帝国から720万ドル相当の金塊(10tくらい)でアラスカを買ったよ。
あと、コブシ大のダイヤも手付金でロシア皇帝にあげました。
むしろコブシ大のダイヤの方が高かったかも、
早速、アラスカ向けの船団を準備しましますよ。
太平天国の乱は、洪秀全が頑張ってるから史実より長引きそう。
まぁ 清国から安く買って、高く売って、
太平天国から高く買って、安く売って支援してるからなんだけどね。
これをやると、ボディブローのように効いてくるから清国は苦戦しまくり、
そうそう、ゲリラ戦を伝授した武官を南軍に潜入させることができたよ。
ゲリラ戦術も実験的に取り入れられるらしい、
これから南部連合内での戦いに移行していくからぴったり、
4月
徳川家茂が上洛
孝明天皇が賀茂神社へ行幸
新撰組結成
江戸時代、
江戸幕府直轄教育機関、学問所。
諸藩の藩士向け教育機関は、藩校と、分校に当たる郷校。
諸藩が一般向け作った教諭所、心学舎
民間教育の私塾、家塾、寺子屋が存在し、
もっとも、数の多い寺子屋は、16560軒ほどあって、識字率70〜86パーセントを誇っていた。
これは、同時代のイギリスの7〜8倍の識字率で、世界最高水準の識字率と言える、
しかし、逆に、一度に改革するのは、難しかった。
学校制度は、小学校(6〜12歳)、中学校(13〜15歳)、高校(16〜18歳)、大学(18〜)で整備され
幕藩連合は、教科書を格安で提供し。器になる学校を作り、
一定の生徒数に達した教師に、器の教室を貸し、
生徒数に比例し、一定の資金補填を先生に行い、
教科書は買うか、借りるだけだった。
あとは、幕藩連合が定めた形に収めようとする学校長と、生徒を率いる教師が交渉するのだけど、
教科書を作っても、器を作っても、折り合いがつかない、
そりゃ 生徒の年齢と出自と学力はバラバラだし、
先生によって、生徒人数も全く違う、
それを教科書の方向性を合わせろとか、年齢ごと、学力を合わせろとか、
教えてる内容も画一化させたくて、教科書を作ったりするのだけど、
出来合いの服に体を合わせろ的なものに過ぎず、
時代背景は、教師の教えに生徒が付くのであって、
マニュアル的に教科書に生徒を合わせてるのでもなく、
年齢に教科書を合わせているのでもなかった。
いわゆる、教育制度は、学生が稲穂みたいに揃ってくれてると、
雇うとき、これは教わってるはず、これは教わってないと、わかりやすいからで、
幕藩連合に都合の悪い尊王や開国を教えてもらいたくない的なものもある、
あと、使用者にしたら、労働者に政治闘争して欲しくないこともある、
おれに言わせれば、反幕でもいいけど、反日はやめてくれなんだけど、
幕藩連合もまぁ 一つの利権なわけで、総じて、その逆を行きやすい、
ちなみに教師への教育補填金は、反幕をやめてね的なお金でもある、
だから教科書を使っても、教育補填金を受け取らない教師も少なからずいるらしい、
やれやれ
そうそう、私塾にも派閥があって、
有名なところだと、吉田松陰の松下村塾閥で、
伊藤博文、山縣有朋、品川弥二郎、山田顕義、野村靖、松本鼎、岡部富太郎
前原一誠、飯田俊徳、渡辺蒿蔵(天野清三郎)、松浦松洞、増野徳民、
有吉熊次郎、時山直八、駒井政五郎、中村精男、玉木彦助、飯田正伯、
杉山松助、久保清太郎、生田良佐、山県半蔵・・・がいるけど、
この世界の日本だと、明治維新は起きず、松下村塾閥は主導権を取れず、
それほど目立たないかもしれない、
むしろ、おれの瑞穂塾閥が強いような気がする、
おれ、直弟子は、あまりいないけど、孫弟子、曾孫弟子が多いし、
おれが書いた教科書を熟読してる人がいたりする、
“芹沢鴨(36)の電音談話〜♪”
“淀。電音放送。維新チャンネルです”
“幕藩連合移行でも、武士階級の世襲が続く日の本ですが、如何お過ごしでしょうか”
“今日は、新選組。天然理心流剣術道場・試衛館の近藤勇(29)さんをお呼びしています”
“宜しくお願いいたします”
“よろしくお願いいたします”
“近藤さんは、なぜ、京都にこられたのでしょうか?”
“不逞の輩が外患と組みし、倒幕を企んでると聞き及び、愛国の念で立ち上がりました”
“なるほど、新選組でそれをするということですね”
“はい、聴者の支援をお待ちしています”
“怖い組織という噂を聞いてますけど”
“いえいえ、正道を歩んでる者には、手を出すことはありません”
“なるほど、資金源は、どうなってるんでしょう”
“快い支援をお待ちしています”
“・・・・・”
電音放送60回線の入札状況を見ると、
60分の10は幕府系。60分の30は諸藩系。60分の20は商人系だった。
1年更新なので、一度、入札が決まると、新聞に番組表が載る、
紀州藩、尾張藩、水戸藩。長州藩、薩摩藩、伊達藩、前田藩、会津藩の政争は激しくて、
権力層から庶民まで興味を持って聴いてる。
瑞穂系は、1回線しか押さえてないけど、
番組の構成とかセンスが良くて人気のあって聴率が高い、
ていうか、ほかが真似してるよ。
まぁ いいか。
入札価格は、電話回線が伸びるから宣伝効果が大きくなるし、
毎年、上がっている、
将来的には、テレビ回線10回線とラジオ回線30回線か。
テレビ回線15回線と、ラジオ回線15回線くらいに落ち着きそう。
そうそう、深夜になると藩や商人は、持て余すので、
時間帯で、庶民に低額で貸し出す、
庶民も入札できる価格まで下がるので、
どこかの庄屋さんの息子とか娘とかが、夜中に話してたりしてるらしい、
そうそう、学校で習う教科書を朗読したり、内容を説明する教育電音を流したら聴率が高くて、驚いた。
あと、サイエンス、ドキュメンタリーも人気がある、
未来の日本のマスメディアは、芸能、ドラマ、バラエティとか、くだらないものばかり流してるけど、
マスメディアは、在日と韓国人ばかりだから、日本人の愚民化番組しか作らないし、
作ろうと思ってもサイエンス、ドキュメンタリーは、反日モノしか作れない気がする、
田安徳川家10万石
第8大将軍の分家で御三家の補助
まぁ なんていうか、おれの妻の閨閥なんだけど、
家臣団というか、親戚筋は、あんまり役に立たないかな。
治療で助けた士農工商出の丁稚の方が信用できるし、
後ろ盾がない分、仕事も熱心だし、云う事を聞いてくれる。
そんで、こいつらときたら面従腹背
でもまぁ 一応、徳川に連なるし、おれも付き合いの幅が広がったからね、
良しとしよう的な。
だけど、なんだかんだで、天下りさせないと、殺されかねないし、
寄生虫みたいな人たちだけど、用心棒にもなるし、入社させてるよ。
田安家も、そこそこ、株をあげてるんじゃないかな。
5月
孝明天皇が日本縦断鉄道で行幸
4000t級青葉型蒸気船10隻。5000t級征夷型輸送蒸気船12隻がアラスカに出港していく
ロシア帝国の役人も同乗していて、彼らが現地のロシア人と調整するけど、上手くいくかな。
アメリカ奴隷戦争が終わる頃には、30万人くらい住めるようにさせたいよ。
ていうか、南北奴隷戦争は、65年で終わるんだっけ、
無理じゃん
まずい〜〜
急がなきゃ
ヤバい〜 南軍を頑張らせなきゃ どうしよう・・・・
推理モノ小説を少し流行らせてる。
まぁ 悪いことをしたら捕まるよ的な。
でも組織犯罪とか、あんまりやらせない、
庶民がおれたちの利益誘導に気づいていて怒ったら怖いしね。
けど、おれ、良心的だよ。
少なくとも軍隊は、侍1人に対して、農工商2人を抱き合わせてるし、
瑞穂企業は、侍1人に対して、農工商9人の比率で人口比に近い、
賃金を低く抑えられるので、藩営企業より、採算性がいいよ。
おれが、藩営企業創設を手伝わされても余裕があるのは、藩営株を手に入れてるし、
賃金格差があるからね。
仮に炊飯器、洗濯機、冷蔵庫、扇風機を作れたとしても、瑞穂系企業が勝つよ。
そうそう、50文ニッケル・銅貨を製造している。
ニッケルは戦略物資なんで、とにかく、たくさん、欲しいので、買うつもり、
文と円の違いがあるだけで、なんとなく、未来の貨幣体系と似てる。
世界地図を見ながらインド洋で足場になりそうな島を探してる。
クリスマス島(143ku) ケルゲレン諸島(7215ku) サンポール島(6ku)
グロリオソ諸島(5ku) ニコバル諸島(1841ku) バサス・ダ・インディア環礁
フアン・デ・ノヴァ島(4.4ku) プリンス・エドワード諸島(335ku) ユローパ島(28ku)
この時代、日本が獲得出来そうな島がいくつかあって、
スエズ運河開通前に船団を準備するつもり、
6月
いま、アラスカ行きの船を全力で出しているよ。
片道15日ほどなので、往復便を増やすほど、開発が早まる。
夏の間、南方行きは後回しかな。
ていうか、電話電音海底ケーブルを伸ばすつもり、
そうそう、小中藩の統廃合でアラスカ転封も行われるけどさ、
世襲藩主区画と、10人長民主藩主区画の混在政治体制にするつもり、
ていうか、そのほうが入植が早くなるっぽい、
7月
暑い時は、剣術の鍛錬をやって、
冷えたスイカを食べて、シャワーを浴びる。
そんな電音ドラマを流すと、なぜか、スイカが売れて、水道代が増えるんだよね。
まぁ 未来のマスメディアが国民を小馬鹿にするのもわかるわ、
水増しした数字に惑わされるわ、
人の目を気にして、思ってることも言えず、
付き合いが減るのを恐れ、言いたいことも言えず死んでいくみたいな、
そういう、処世術で小賢しい日本人が多いと、世論操作とか楽なんだろうな。
おれも、この世界に来てやってるけど (笑
そういえば、殺傷沙汰が減ってる気がする、
朔平門外の変とか、なかったしね、
理由は、電話電音網で、自分の発言がしやすくなったからだろう。
あと、政敵の声も聞こえるし、
殺傷するより、言論で相手を打ち負かす方がいいや的な雰囲気にしてしまう。
ちなみに、それだけ、意識が変わっても廃刀令が出せない、
拳銃があるから邪魔だから外して歩く侍も少なからずいるけど、少数派。
大勢は、武士の魂だから帯刀してる、
逆に四民帯刀権を認めて、日本刀を短くしたほうがいいかもしれない、
正直、長物は、邪魔だからね、
武士を誇りにしてるかもしれないけど、これからは、工業だよ。
電音、新聞、書籍を使って、
佐幕と倒幕の対立。攘夷と維新の対立を国権派と民権派の対立にすり替え、
お前たちは、こっちを向いてろ的に世論操作していくつもり、
列強船は、おとなしく、長崎港に入港しているし、
馬関戦争と薩英戦争は、防いだみたいだし、なんとかなるでしょう、
おかげで、江戸時代の雰囲気は、なんとなく残ってる、
まぁ それが悩みの種だし、良い面もあるかな。
6歳の総司も剣術の稽古とかしてるし、
江戸時代の陽明学も、意外にいいよね。
そうそう、小学校、中学校、高校、大学なんだけど、
先生方の抵抗はあるけど、
貧しい藩は、小学校卒でも労力として欲しいのか4つに別れ、
豊かなな藩は、労働年齢まで基礎学力を上げられる小中一貫型校が多いようだ。
その後、就職か。高校進学に分かれる、
受験制度は、学力を上げる為と、学力判別で、そこそこ有用で、
高校と大学は、独立させているところが一般的だ。
あと、教科書は、幕藩連合検定6対藩検定4で、国史のほかに藩史があるくらい、
思い通りに行かないし、
中央集権は程遠いけど、まぁ 許容範囲な気がする。
8月
南北戦争
ビックスバーグの包囲戦( - 10月4日)
北軍77000 VS 南軍33000
ポートハドソンの包囲戦( - 10月9日)
北軍40000 VS 南軍7500
カンボジアがフランスの保護国となる
げぇ〜
カンボジア王国が・・・・
ヤバす、このままだと、日本は、アメリカの保護国とか、属国になっちゃう〜
幕藩連合も、そういう危機感があればいいんだけど、
膠着した封建社会で、変化の乏しい閉塞した鎖国日本。
庶民は、黒船を面白がり、
下級武士は、攘夷を口実に立身出世したいだけ、
あるいは、開国を口実に立身出生したいだけ、
実は、あまり危機感がなくて、
幕藩連合の主導権争いとか、内輪もめの権力抗争してるだけなんだよな。
たぶん、鎖国が長過ぎて、気概が澱んだのかも
喫茶店に冷蔵庫があって、アイスクリームが食べれる江戸時代、
アラスカに行く藩は、少なくない、
小藩を海外地に転封して内政を均一にしないと、やりにくくてしょうがない、
あと、士農工商混在でも軍の中核を担えて造兵できるし、
現地行政を押さえることができるからね、
まぁ 藩の植民圏みたいな感覚で洋服の上に毛皮を着た次男坊、三男坊、四男坊が行ってる、
場所柄、保温しやすい円形ドーム型か、積雪を落としやすい二等辺三角形型が多い、
建設資材は、外側がジオポリマーで、内側が木材かな。組み立てていくと完成するし、
30口径120mm砲と、30口径75mm砲と、機関銃を配備すると、たぶん、防衛可能。
そうそう、ロッキー山脈に沿ってるんで、地熱スターリング発電は、そこそこ使える。
ていうか、屋外が寒すぎるので、温度差で発電できる感じ、
9月
南北戦争: チャンセラーズヴィルの戦い(〜12月6日)
北軍133868 VS 南軍60892
ビゼー歌劇「真珠採り」初演(パリ)
最初の移民は、未来で言うところジュノーがある多島海で行われたよ。
島は、たくさんあるので、10人長選挙区画と、各藩区ごとに島を割り当ててるけど、
まずは、共同で足場を作らないことには、って感じで、1ケ所。
トリンギット族とは、今のところ、疎遠だけど、仲良くするつもり、
人海戦術で足場になる街を建設すると、
アラスカ開発建設部隊が引き揚げ、越冬隊だけが残る
ちなみに50人に1人しか越冬しない、
逆に言うと、50人で1人分の家屋を作ってしまえばいいだけ、
ていうか、100人が越冬するので、5000人で社会基盤を作ったことになるね。
来年は、10000人で社会基盤を作って、300人が越冬することになりそう。
再来年になったら、機械化を進めるし、25人で1人分の家屋を建設し出来そうだから、
600人を移民させて、合計1000人を移民させられそう。
まずい〜 アメリカの南北戦争が終わると、アメリカが対日行動に出るよ。
ピンチ・・・
10月
アメリカ大統領リンカーンが感謝祭を休日にすると宣言
イングランドサッカー協会創立
赤十字国際委員会設立
南北戦争
ブランディ・ステーションの戦い
北軍11000 VS 南軍9500
第二次ウィンチェスターの戦い( - 6月15日)
北軍6900 VS 南軍19000
南軍のバージニア州から奴隷制に反対する北西部諸郡分離独立、ウェストバージニア州が成立
徳川幕府 加賀前田藩 薩摩島津藩
仙台伊達藩 尾張徳川藩 紀伊徳川藩
肥後細川藩 福岡黒田藩 安芸浅野藩
長門毛利藩 佐賀鍋島藩 水戸徳川藩
12大藩は、利益誘導を繰り返して大型造船所を建設したがる、
なので、造船所の建設と、8000t級機帆輸送船の建造が進んでる。
でも、あまり大型船になると、吃水の問題もあるし、浚渫しないと難しい藩もある、
まぁ 流れ的に10000t級を超えると
横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊とか、深い接岸を持つ港が軍港になりそう、
あと、製鉄所を建設しても船を建造しても、鉄鉱石と石炭がないとねって感じ、
ていうか、どこの領地で基幹産業を作るかより、
基幹産業の株をどのくらい持ってるかって事なんだけどね。
横須賀造船所
5000t級征夷型輸送機帆船
全長160m×全幅14m×吃水8m
2000馬力 15kt
30口径120mm連装砲4基 機関銃4基
アラスカとか、瑞樹の開発は、大型船の方が安心だからね
でもアラスカって、凍土だからさ、
ジュノー辺りは、それほどでもないけど、北は、建設が大変かな。
11月
デンマーク王フレデリク7世が死去しクリスチャン9世が即位
南北戦争:アメリカ大統領リンカーンがゲティスバーグで演説(人民の人民による人民のための政治)
長崎で南北戦争の様子を集計すると、南軍が善戦しているらしい、
ポーハタンを沈めたからか、
アメリカに好きなように金銀換金させなかったからか、
まぁ 両方だろうけど、北軍の資金繰りがつかなくなって、攻め倦ねているらしい、
南軍は、攻勢は困難でも、守勢なら資金繰りが付かなくても、住民が勝手に戦ってくれる。
ひょっとしたら、南軍は、史実より粘れそうな予感がする。
日本のアラスカ開発のために頑張れ南軍。応援してるからね (笑
そうそう、瑞樹の選挙は、議員が決まると、
すぐ、次の議員議員選挙が始まるので、自動的に連続当選が不可能になる。
まぁ 段々選挙期間が長くなっていくのが10人長選挙制度の特徴で、
10人長なら親族とか、隣近所で順送りすれば余裕で、
100人の利権企業体なら次々選挙まで余裕で行ける、
100人長くらいになると公職に付けるので、自動的に公務員になる、
1000人超えの企業体は、瑞樹くらいか。幕府や藩の子飼い臣下くらい、
それを超えると、ほかの5人を味方につける公約論争になるらしい、
選挙構造上、公約は、一度決めると変えられず、公約を破ると、議員を失職する、
何は、ともわれ、未来で当選するような人間、まず議員になれそうにないかな。
12月
ハイネケン設立
南北戦争
ゲティスバーグの戦い( - 2月3日)
北軍93921 VS 南軍71699
ニューヨーク徴兵暴動
幕藩連合で、アラスカの総称は、扶桑に決まったよ。
政治制度は、瑞樹と同じで、20歳位以上で10人長選挙を繰り返すことかな。
まぁ 不満分子を外地に出せて、
瑞樹とか扶桑(アラスカ)に入植できるのなら、なんでもいいんだけどね。
そうそう、寒冷地は、食料自給率が低いから、
瑞樹より移民統制にしないと難しいから、投資計画が大変。
最大の問題は、基幹産業の自立と、食料自給率かね。
沖縄
日本の比重が北方に行ったんで、沖縄は、辺境な気がする。
でもまぁ 沖縄投資も始まってる。
ちなみに台湾に進駐する予定はないよ。
扶桑(アラスカ)と瑞樹(ニューギニア)の開発で大陸に関わっていられないし、
むしろ、欧米に取らせてから、どうにかしようかなって気がしている、
ていうか、次は、どうしよう。
1864年 - 第二次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争
1864年〜1870年 - 三国同盟戦争(パラグアイ戦争)
1866年 - 普墺戦争
1870年〜1871年 - 普仏戦争
1877年〜1878年 - 露土戦争
1878年〜1881年 - 第二次アフガン戦争
1879年 - ズールー戦争
1879年〜1884年 - 太平洋戦争(硝石戦争)
1880年〜1881年 - 第一次ボーア戦争
1880年〜1899年 - マフディー戦争
1884年〜1885年 - 清仏戦争
1885年〜1886年 - 第三次英緬戦争
1889年〜1896年 - 第一次エチオピア戦争
1894年〜1895年 - 日清戦争・Category:日清戦争
1896年 - イギリス・ザンジバル戦争
1897年 - 希土戦争 (1897年)
1898年 - 米西戦争
1899年〜1903年 - 千日戦争
1899年〜1913年 - 米比戦争
1899年〜1901年 - 義和団の乱(義和団の変、北清事変)
1899年〜1902年 - 第二次ボーア戦争(ボーア戦争)
介入した方がいいか、
介入すると、日本が目の敵にされて白人諸国に袋叩きにされそうな気もするし、
それとも歴史が変わって、日米戦争が繰り上がるとか、嫌・・・
まだ、どうなるか、わからないけど、
今の侍階級の意識改革は、三世代から四世代くらい先かな。
ざっと120年くらい
そうそう、あと、入植船団をインド洋に送った。
クリスマス島(143ku) ケルゲレン諸島(7215ku) サンポール島(6ku)
グロリオソ諸島(5ku) ニコバル諸島(1841ku) バサス・ダ・インディア環礁
フアン・デ・ノヴァ島(4.4ku) プリンス・エドワード諸島(335ku) ユローパ島(28ku)
シマを取れるといいな。
イギリスとフランスがインド洋に日本船団が来たからって、守りに入ってくれたらいいんだけど・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おれ 妻 千代 (22) 総司(6) 慶司(4) 佐奈(2)
一軒家 100両 (1000万〜2000万円)
間口9尺奥行3間長屋家賃 500文
1日 居職350文 出職410文
かけ蕎麦 10文 風呂代 8文
米一升〜二升 100文 味噌醤油 50文
酒1合 20文〜24文
1文 30円〜40円 1両 12〜16万円(4000文)
一分銀 3〜4万円(1000文) 二分金 6〜8万円(2000文)
1朱 約1万円
史実3307万人
戦記4000万人
第12話 1862年 『なんとなく、安政維新、みたいな』 |
第13話 1863年 『アラスカを買ったお (笑』 |
第14話 1864年 『ペンは剣先を決める』 |