第53話 1903年 『最強利権は、生殺与奪業』
ユダヤ暦5663年 皇紀2563年 明治2年
第122代明治天皇(24) 第16代将軍伊達宗基(37)
インディアン戦争と、米西戦争は続いている。
あと、アボリジニー戦争も、
おれ好みの国際情勢だよね。
だけど、清国は、義和団が扶清滅洋と興清滅洋を掲げ、
反欧米勢力を強めているし、
そのくせ、イギリスとドイツから軍艦を購入して、清国艦隊を増強させるとか。
なんなの、白人は、清国を諦めたの？
それとも、武器をあげるから掛かってこいよ。こら！
みたいな王者戦略ですか。
おかげで、日本国内に、緊張が走ってるんですけど
ていうか、清国海軍が挑発してくるの、日本なんですけど、
どうせ挑発するならイギリス、フランス、アメリカに占領されてる半島と台湾を挑発しろよって思う。
それか、満州のロシア帝国とかね。
日本は、公家・武士階級60万戸240万人が世襲政治を司っている。
日本の権力構造は、天皇が将軍の任命権を持ち、
将軍、21人の藩主が幕藩連合議会を構成し、
石票の多数決で、決めていく、
国策意思決定機関としては、対外攻勢をかけにくいけど、
海外地があるし、唯我独占できそうなので、気にしない。
資源だけはいるけどね。
でもまぁ 対外攻撃されたら、やり返す程度の準備だけはしておくつもり、
もっとも、上士、下士、郷士は、差別があって、
安政以降、下士、郷士は、10人長と競合関係にある。
上士は、25万戸ほどで、こいつらは、武士の中の武士といえるかもしれない、
おれみたいに、戦乱でもないのに、上士になり上がれる人間は、かなり稀になるかな。
ていうか、魔法と未来情報がなかったら、無理。
公家・武士階級の戸数と人口は、安政の頃より、増えてるけど
それでも、10人長制度などで庶民が行政入りしてる方が多い、
おれが来て、52年だから1世代なわけで、御家御加増より、国力増加が早かったってことだけど、
いまは、10人長以上がいないと、幕藩連合の行政は成り立たない、
しかし、10人長制度は、民主主義の一形態で、世襲でないことから、
完全世襲の公家・武士階級60万戸240万人と、領民は、意識が違うし、
特に上士と、領民は、一線を隔している。
とはいえ、武士も、帯刀する御仁が減ったかな。邪魔になるし、
せいぜい、式典祭事のとき、見かけるくらい、
あと、総人口が増えたせいもあるけど、公家・武士階級は、相対的に力を失っている。
武士側の視点に立ったら、紙幣を減らし、
貧富の差をつけて言うこときかせて、人口を削減したら、支配しやすいだろうな。って思うだろうな。
まぁ いつの時代でも、国力より最強聖域利権。
新陳代謝による成長より、既得権による最強保身だからね。
そういう、人間が上に立つと、下は、困るよねって、こと、
おれ、無頓着なんで、些細な程度の利権保守と右翼左翼は、気にしないけどさ、
利権保守をどう思っているか。右翼と左翼をどう思っているか。なんだけど、
いい家庭というのは、父親と母親と兄弟が仲が良く、協力し合っている。
しかし、あまりよくない家庭はというと、
利己主義と特権を利用して私腹を肥やし、家計を破壊し、
父は、妻と子を暴力と給与で抑え込もうとし、
母は、宗教と商法に騙されて他家に貢ぎ、夫と子を騙して、夫婦が罵り合い、
兄弟は、少ない金や物やオカズを取り合って、互いに憎み、
その時その時の権謀術数で父親の味方をしたり、母親の味方をしたり、
基本、両親を憎んで家をバラバラにしてしまう。
てな感じで、おれは、利権保守と、右翼と左翼を見ているわけ、
ついでに、隣家の弁護士は、
面白がって、近所のヤクザに恐喝させたり、誘惑させたりで、家族を不安定にさせ、
おばさんに、味方の振りをさせて、個別に利己主義を増長させ、
家庭を崩壊させ、離婚させて儲ける気らしい。
いやいや、財務省が国家財政を家計に見立てたりするのだし、
国家を家庭として見る見方もありな気もするのだけど、
この世界の日本もね。
なんとなく、そういう、影というか、闇みたいなものが、蠢いているというか。
いい加減、殺意のようなものががががが・・・・・
1月
イギリス王エドワード7世がインド皇帝に即位
第16代伊達宗基(37)のナミビア訪問。
夏目漱石が、文部省留学生としてのオスマン帝国留学から帰国。
大谷光瑞率いる大谷探検隊が
インドビハール州ラージギル郊外で釈迦の住んだ霊鷲山を発見。
警官機構は、幕藩連合警察と、藩警察があって、
連合警察の職務規定は、幕藩連合議会で定められ、交付され、
藩警察の職務規定は、藩議会で定められ、交付される。
警官の募集は、人口比で行われるため、
各藩とも、少しでも有利になる様、人口を増やす行政をしている、
派出所の警察官は、藩警察で、ダンダラ模様の羽織りを着て、
小太刀を帯刀し、拳銃を保持している。
ダンダラ模様の羽織りの由来は、幕藩体制から幕藩連合に移行するまで、
幕府の権勢と、京都の治安を守ろうとしていた新選組で、
幕藩連合へ警察機構が移管した後も、ダンダラ模様の羽織が継承され、
そのまま、日本中に広がって、ダンダラ羽織りの警察官で定着していた。
なんで、警察かというと、日本で活動するとき、警官を味方に付けないと、何かと困る。
あと、ヤクザもね。
警察は合法の権力。ヤクザは非合法の暴力。表と裏の役割分担をさせるのだけど、
ある程度、大きな財力があると、どっちにも人脈を繋いでおくのが吉なんだけど、
ばれたときのリスクが大き過ぎで、緊急避難とか自衛用で使うことの方が多い、
普通は、電音、新聞、雑誌、書籍のマスメディアで事足りるかな。
でも、朝鮮系日本人と在日が蔓延ると、犯罪が多くなって治安が悪化し、
警察力とヤクザが、マスメディアを脅して役に立たなくなり、
こちらも対抗して警官とヤクザに支払う、みかじめ料が大きくなってしまい、
マスメディアに支払う広告代を減少させてしまう。
そうそう、未来の日本だと、
右翼の街宣車も、左翼の赤旗持ちも、同じ在日ヤクザがやっていて、
日当を払えば、街宣車で回った翌日、赤旗を持って行進してくれる。
在日ヤクザの得意の褒め殺しなわけで、
おれは、そういうの見ても、何の感慨もないし、今回の日当は、幾らなんだろうって、それくらい。
大多数は、別の見方をしてるみたいで、上手く思い込まされているというか。
印象だけで、まともな側が殺されるのかな。
パチ×コで軍艦マーチを流してるのも、旧海軍の悪印象を加速させてるのだけど。
日本人を愚民化させ、日本を劣化させるのが目的なわけで、
似非右翼と似非左翼は、どっちにも投資させて潰し合わせて、劣化させてるのだけど、
本来の国権と民権は、バランスだけでしかないし、どっちが正しいとかないから、
日本人を混乱させて、なにがなんだかわからないうちに、悪法をやってしまう。
常套手段だけど、踊らされる。ていうか、よく効く、
ていうか、国会とかも焦点を騒いで、本命は別にあるというか。
三文芝居に見えてくるのだけど、
ちったぁ 視点を高くして、視野を広げろよ。って思うのだけど、そうもいかないのかね (笑
それでも、この世界の日本を、そんな社会にしたくないものだ。
そうそう、日本幕藩連合の諜報機関は、相互主義に基づいた和親条約を元にしている。
対外機密情報と、対外機密規格製品を作った後、
外務省、国防省、警察省、電話・電音・電映網、
国際港管理局、銅行で機密ネットワークを構築し、
日本に入国した外国人の移動と、人脈と金脈を追跡させたことから始まる。
しかし、外国人の入国が増えると、幕藩連合国策機関だけでは、人手が足りず、
諜報機関と、藩警察の情報交換が進められているらしい、
14歳以上の男子にバラマキをしている日本で、
反日日本人を育て、組織網を形成できるかは、不明なのだけど、
朝鮮系日本人は、利権の用心棒をしつつ、仲間を増やそうと在日を引き込み、
自作自演な工作で領民とハーフを虐めたりで、反将軍や反藩主にさせているらしい、
ハーフの反日が外国勢力と結託すると、少しばかり厄介で、困る感じ、
旅券のない在日は、国籍がないので、即逮捕できるのだけど、
朝鮮系日本人は、日本国籍を持っている。
仮に国権・民権で1割は有益。1割は有害だとしても、8割は許容範囲なわけで、
それは、一般の日本人と変わらない、
しかし、在日人脈を保ってることで、不安定要素になっている。
情報収集で、適当な冤罪で、事情聴取すると、新聞沙汰になって逆効果になって、
悩ましい問題なのだけど、
それでも、対外機密情報と、対外機密規格製品が外国に流れると、
当該国商館員の逮捕と、拘留に至る。
ちなみに幕藩連合警察は、藩行政員と、外国人の調査と逮捕権限があるのだけど、
領民は調査できても、逮捕権限がない、
仮に領民が諜報を外国に漏らしたとしても、逮捕は、藩警察の職務にされている。
そして、相互主義なので、日本人の外国での移動、人脈、金脈を追跡されても文句が言えず、
情報戦での商館員の逮捕と拘留があるわけで、その場合の処遇も条約で定められている。
義和団が奥地から出てきて扶清滅洋を繰り返している。
当然、義和団と、外国資本が衝突しているけど、
どう考えても、中華資本で働くより、外国資本で働くほうが実入りがいい、
中国国民にしたら、外国資本に逃げられたら困るだろうと思うのだけど、
外国資本の利権が大きくなって、それを奪えばいいじゃんって、話しになっている節もあるし、
実は、清朝プロパガンダ工作部隊なんじゃないのだろうか。
そんな気がするけど、
清国海軍は、動かない。
というより、明らかに清国海軍は、対日挑発している。
情報戦略の観点からすると、その不自然さと、不条理さが堪らない (笑
海外貿易が増えるほど、金が日本国内へ集まってくる。
綾波家は、利権が大きいので外資や金を集め留め込める。
まぁ そういうシステムにできたからだけどね。
将軍と21藩の藩主が、おれ、時司を注目してるのは、
綾波以外に、金を集める能力があると、期待してのことかもしれない、
おれ、元綾波の時司だし、魔法使いだから、集めることができるよ (笑
そうそう、第16代将軍伊達宗基(37)が海外地訪問を開始する。
ナミビアを皮切りに、インド洋領、フィリピン領、瑞樹、扶桑と一月くらいかけて巡るらしい、
あまり、遅いと内政の掌握に遅れてると、内外に疑われるため、
政権交代したら、頃合を見計らって訪問する事になってるらしい、
そして、征夷大将軍の訪問が終わったら、
明治天皇は、いつ、海外地に行ってもいいですよ。
そういう思考なのらしい、
おれ、フィリピンに行くよ。
入植から5年くらい経ってるので、
足場を作って、城塞都市を建設してる最中かな。
って 30000t級客船 “弥生” でかい、
半武装帆船時代と違って、艦船分離が進んでよかったと思うわ、
でもまぁ グローバルは、外洋航行規則だけにしたいものだ。
フィリピンは、ほかの新領地と違って、先住フィリピン人が700万ほどいるし、
日本人が湾岸城塞都市と発電所と鉄道と上下水道と電話・電音網を管理して、
残土は、日比共同開発なので、いろいろ摩擦があるし、手間取りそう。
今のところ、過疎地の開発が主流なので、
日本人とフィリピン人との関係は悪くないらしい、
2月
中央本線笹子トンネル開通
アメリア・サックとアニー・ウォルターズが絞首刑
フィリピンを強行軍で回ってる。
鉱山を見つけると、序列を作って掘る計画を立てさせ、
火山帯なので、地熱の高いところを見つけると、地熱スターリング発電を埋めて、衛星都市を計画したりとか、
あと、日照条件がいいので、太陽光熱発電ができそうだし、
米どころというか、農業用高層建築とか密集して建てられそう。
別にフィリピンを独立させても外資として入ってくるならいいや的な感じになってる。
フィリピンを歩いていると、マニラ湾に、戦艦富士と八島、が浮いていた。
全長の長い艦体の両側に50口径300mm連装砲が二つ付いている。
将来、機関を向上させて、背負い式で50口径300mm連装砲4基になるけど、
代償で外洋航続力が低下する。
最初から連装砲4基で改装する気で設計したのだから、それほど手間取らないはず、
日本の50口径300mm砲は、砲塔の揚弾機と装填装置を向上させ
仰角45度で。毎分3発を目標にしている。
炸薬に指向性の強い爆薬のほか、アルミ粉使うことで、
タングステン弾芯の380kg弾頭を初速980m/sで撃ち出し、射程30000m先まで飛ばせる。
マストの高さからだと、水平線まで20000mほどなので、とりあえず、水平線を超える。
欧米列強の45口径305mm砲と遜色ない、というよりかなり上のはず、
3月
オスマン帝国がドイツ帝国とバグダード鉄道敷設権の本協定を結ぶ。
最強利権は、生殺与奪利権
日本は、金融(銅行)、発電、通信、マスメディア、鉄道を押さえるつもり、
フィリピン人が頑張って押さえられるのは、行政、農業、道路、機械、医療、教育、鉱山くらい、
おれ、低リスクからはじめて利益を回収させて、次の投資をしてという繰り返すのだけど、
青写真を作ると、代理人に順番に鉱山開発させるつもり、
でも、瑞穂社も意外に上手くやってる感じ、
ていうか、創巧社のライバル。
マニラでも電話・電音網が届いて、幕藩連合議会が全国放送されている。
それが良いのか悪いのか、別にして、たくさんの国民が聞き耳を立てている。
利権屋は、資本、資材、労力と利権を欲するあまり、
我田引水できる予算以外を認めたがらない、
というより認めてやる代わりに、こっちの予算も認めろといった取引材料になっている。
その財政支出の割り振りが激しくなるほど、利権屋の懐が温まってしまう。
各藩の大名は、利権を後ろ盾にして、次期将軍になろうと思っているのか、
得意な分野で我田引水しようと将軍に質問するし、
現将軍は、将軍職を守ろうと、藩主の不正腐敗や藩内の不手際を突き、
あれこれ、藩に干渉する。
幕府と藩の相互干渉は、国民と領民にとって、好都合かもしれない、
少なくとも、銃口を向け合って、殺し合うわけではないのだから、
欧米諸国、ロシア帝国、清国の軍事力が緊張になって、日本国内をまとめられるのなら悪くないかな。
日本人が建設作業の合間に、フィリピン人に剣術を教えたりしてる。
まずいんじゃないかなと思えなくもないけど、剣術の時代じゃないしね。
それで、建設作業を手伝ってくれるのなら、まぁ いいやなのだろう。
4月
出雲日御碕燈台点燈
日本鉄道豊島線(池袋 - 田端間)開通(現山手線)
日本で小学校令が改正され国定教科書制度が取り入れられる。
マニラ城塞都市
電音で情報収集していると、
清国艦隊の練度が上がってきてるのか、
清国と、ロシア、イギリス、フランス、ドイツがきな臭くなってきてるらしい、
アメリカは、米西戦争で弱ってるらしく、
利権は守りたいけど、侵略戦争ができない感じだ。
真珠湾みたいな確実に怒らせ方をしないと、追加の開戦は、不可能だと思うね。
ただ用心深いのは、他国同士を戦わせて、漁夫の利を狙おうって、準備している国ばかりで、
狂犬みたく、噛み付こうって国が出てこない、
まぁ 日本にしたら、扶桑と瑞樹を開発できる準備があるわけで、好機だと思うわけよ
ただし、列強にしたら、ひたすら、国力を伸ばす日本は、不気味だろうし、困るだろうね。
5月
高木貞治、論文「有理虚数体におけるアーベル数体について」（「東京帝国大学紀要 理科」）。
オットー・ヴァイニンガー「性と性格」。女性蔑視の理論を主張。特に注目はされなかった。
米西戦争の情報を集めると、
スペイン軍海軍 戦艦6隻 装甲巡洋艦3隻
11000t級レアル・フェリーペ型戦艦4隻(35口径320mm砲4基)
レアル・フェリーペ、プリスマ・コンセプション、サン・ホセ、サンタ・アナ
10000t級ペラヨ型戦艦(35口径320mm砲2基。35口径280mm砲2基)
ペラヨ、サン・フェリーペ
6890t級装甲巡洋艦インファンタ・マリア・テレサ型装甲巡洋艦3隻 （35口径280mm砲2基）
インファンタ・マリア・テレサ、ビスカヤ、アルミランテ・オクェンド
7970t級装甲巡洋艦クリストーバル・コロン （42口径240mm砲2基）
9090t級装甲巡洋艦エンペラドル・カルロス5世 （35口径280mm砲2基）
7890t級装甲巡洋艦プリンセサ・デ・アストゥリアス級装甲巡洋艦 （42口径240mm砲2基）
プリンセサ・デ・アストゥリアス、カルデナル・シスネロス
4000t級青葉型機帆巡洋艦30隻
5000t級征夷型機帆輸送艦20隻
アメリカ海軍 戦艦7隻 装甲巡洋艦2隻
12500型メイン型戦艦メイン （305mm砲4門）
10288t級戦艦インディアナ マサチューセッツ オレゴン (330mm砲4門)
11346t級戦艦アイオワ (305mm砲4門)
11540t級戦艦キアサージ ケンタッキー (330mm砲4門)
11565t級戦艦イリノイ アラバマ ウィスコンシン (330mm砲4門)
8200t級装甲巡洋艦ニューヨーク （35口径203mm連装砲2基＋35口径203mm砲2基)
9215t級装甲巡洋艦ブルックリン （35口径203mm連装砲4基)
アメリカ損失
戦艦3隻、戦艦メイン爆沈、装甲巡洋艦2隻、防護巡洋艦8隻、
砲艦3隻、商船53隻、拿捕商船22隻
スペイン損失
装甲巡洋艦4隻、機帆巡洋艦5隻、駆逐艦2隻、
小型防護巡洋艦1隻、非装甲巡洋艦2隻、商船10隻
なんと、スペインがやや勝ってる (笑
すげぇ〜 スペイン。
米西戦争の天秤を変えたのは、日本が建造してスペインに売却した
戦艦4、青葉・征夷型機帆艦59隻が切っ掛けなんだけど、
いやいや、同世代同トン級のイギリス戦艦に匹敵するように建造したのは、事実だけど、
いやいや、勝っちまうもんだな。
それで、金さえ積めばって、感じで、オスマン帝国、イラン、オーマン、ザンジバルが日本の軍艦を買うし、
あと、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、ベネズエラ、ポルトガル
スウェーデンも購入を打診してきてね。
幕府は、建造するらしいけど、こうなると、植民地化は、難しいだろうな。
そろそろ、扶桑に帰るけど、その前に樺太によることになったよ。
6月
日比谷公園が開園する。
セルビアで国王アレクサンダル1世・オブレノヴィチと王妃ドラガがクーデターにより暗殺される。
アメリカでフォード・モーターが設立される。
内村鑑三が「聖書之研究」と「萬朝報」で、日清戦争・日露戦争絶対反対、平和主義を主張。
樺太藩は、人口、敷地面積・床面積、穀物生産、上下水道、
電話電音網、発電・送電線、地上・地下公共設備を一体にしたモジュール建設が一般化している。
その方式は、瑞樹、扶桑、ナミビアの開発でも使われているし、
それに合わせて、区画を広げてる、
つまり人口を増やしたければ、建設を継続していくわけで、設備投資に伴い人口も増えていく、
おれがいなくなっても、それは続けられているので、
久しぶりに来た樺太藩は、懐かしいやら、近代化しているやらで、
農業用高層建築の穀物生産は、150万石を超えてるし
ひょっとしたら、大藩なんじゃね。みたいに感じる。
そうそう、隠し子を頼むって念を押していた人物十数人と合うと、
彼らか彼らの師弟を引き抜いて、扶桑に帰還する。
「本当に、お父上に似てますな」
「まったく、お父上が、おれに似てるから、すぐわかると仰ってましたけど、声も立ち振る舞いも面影もそっくりだ」
「父は、数少ない師ですから」
「そういえば、時司殿は、父上のほかの師がいないようですが？」
「独学で教科書を読んで、電音勉学で学んでました」
「なるほど、試験は？」
「いえ、僻地に住んでましたので、受けていません」
「それだと、得体がしれないというか、得意不得意が未知数というか、掴みどころがありませんな」
「生まれの不遇のせいですよ」
「お父上も、養子か、庶子になさればよかったでしょうに」
「綾波本家を大事にしたかったのでしょう」
「時司殿なら、綾波本家を今以上に盛り立てられたでしょう」
「いやいや、綾波本家には、到底、かないませんよ」
「交渉を見てましたが、大した器に思えます」
「これからも、期待に応えられれば、いいのですが」
「それは、こちらの台詞です。若様」
あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう
あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう
あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう あう
夜中、電音を聞きながらロゼ・ティーナ(19)と H をしていると、
米西海戦が起きたらしいと、聴こえてくる。
カナリア諸島・ラ・ゴメラ島沖海戦
スペイン艦隊戦艦6隻
11000t級レアル・フェリーペ型戦艦4隻(35口径320mm砲4基)
レアル・フェリーペ、プリスマ・コンセプション、サン・ホセ、サンタ・アナ
10000t級ペラヨ型戦艦(35口径320mm砲2基。35口径280mm砲2基)
ペラヨ、サン・フェリーペ
アメリカ艦隊装甲巡洋艦2隻
8200t級装甲巡洋艦ニューヨーク （35口径203mm連装砲2基＋35口径203mm砲2基)
9215t級装甲巡洋艦ブルックリン （35口径203mm連装砲4基)
事の発端は、スペイン艦隊が、ラ・ゴメラ島沖で電波を出していた艦船に気づき、
ノコノコと発信源に近づいたことで起きたらしい。
アメリカ海軍は、通商破壊部隊の殲滅作戦のつもりで、装甲巡洋艦2隻を配置しており、
仮にスペイン戦艦部隊が来たとしても、主力艦隊に引き付ければ勝てる見込みがあった。
予定外だったのは、スペイン艦隊の数と戦力が大き過ぎたことで
砲弾が降り注ぐ中、アメリカ装甲巡洋艦2隻は、待ち伏せ中の味方艦隊のいる海域に逃げ出していく、
高速の装甲巡洋艦でも低速航行で、蒸気が低温低圧だと、速度が上がらず、
戦艦でも蒸気が高温高圧の状態だと、高速航行を維持できた。
出足の遅れたニューヨークは、被弾すると速度を上げられなくなって、被害が増し
ブルックリンもニューヨークを援護しようと面舵を取ったことが運の尽きで、砲撃を受けた。
そして、両艦とも、砲弾が命中するほど、速度が低下していく、
そこに待ち伏せしていたアメリカ戦艦7隻が回り込んで砲撃戦となった。
アメリカ戦艦部隊
12500型メイン型戦艦メイン （305mm砲4門）
10288t級戦艦 マサチューセッツ オレゴン (330mm砲4門)
11346t級戦艦アイオワ (305mm砲4門)
11540t級戦艦キアサージ ケンタッキー (330mm砲4門)
11565t級戦艦 アラバマ (330mm砲4門)
アメリカ戦艦7隻と、スペイン戦艦6隻の壮絶な砲撃戦が始まった。
不利に見えたスペイン戦艦部隊だったものの
無線を聞きつけたスペインの通商破壊部隊
4000t級青葉型機帆巡洋艦 サンタ・ロサ、ルビー、グアダルーペ 3隻
5000t級征夷型機帆輸送艦 レアル・マシ、デ・ベゴニア 2隻
が参戦した。
アメリカ戦艦部隊は、海戦後も帰還しなければならない、
航路を逆算すると、戦艦数の優位性は、ほぼ無くなっていた。
そう、互角の海戦なら、スペイン艦隊が有利というのは、
双方大破したとしても、アメリカ戦艦は、本国への帰還途上で、沈没する可能性が高かく、
スペイン艦隊は、本国に帰還しやすく、
もし、ダメでもカナリア諸島に座礁させても良かった。
思わず H も、気合が入るわ、
頑張れ、頑張れ、頑張れ、スペ〜 イ〜 ン〜 くて〜！
街の道場に行くと、銃剣術の訓練が行われてる。
おれも、剣術は、そこそこと、思ったけど、
銃剣術も最初の頃と変化して、拳銃や刃物を持ってる相手、複数の相手、多対多など、
複合化が進んで、クラヴ・マガぽい。
強いと、藩主とか富裕層の要人警護が回ってくる。
おれも、富裕層だし、要人警護がいればいいな、みたいに思えるわけ、
1人いると、常人3〜4人の襲撃くらい防いでくれる。
常人と言っても、少しくらい心得があったりすることもあるので、相当なレベルと言える。
でも、白人美少女も武術をやってたりする。
試しに十字固めをやられたけど、
このまま肘を折られるべきか、降参してやめてもらうか、
マジで、悩んだね。
米西海戦の結果は、1週間後、判明した。
スペイン艦隊
11000t級レアル・フェリーペ型戦艦4隻(35口径320mm砲4基)
レアル・フェリーペ、プリスマ・コンセプション、サン・ホセ、サンタ・アナ
10000t級ペラヨ型戦艦(35口径320mm砲2基。35口径280mm砲2基)
ペラヨ、サン・フェリーペ
4000t級青葉型機帆巡洋艦 サンタ・ロサ、ルビー、グアダルーペ 3隻
5000t級征夷型機帆輸送艦 レアル・マシ、デ・ベゴニア 2隻
アメリカ艦隊
12500型メイン型戦艦メイン （305mm砲4門）
10288t級戦艦 マサチューセッツ オレゴン (330mm砲4門)
11346t級戦艦アイオワ (305mm砲4門)
11540t級戦艦キアサージ ケンタッキー (330mm砲4門)
11565t級戦艦 アラバマ (330mm砲4門)
8200t級装甲巡洋艦ニューヨーク （35口径203mm連装砲2基＋35口径203mm砲2基)
9215t級装甲巡洋艦ブルックリン （35口径203mm連装砲4基)
スペイン艦隊、戦艦2隻、機帆巡洋艦2隻が撃沈、
アメリカ艦隊、戦艦2隻、装甲巡洋艦2隻がが撃沈。後、戦艦2隻沈没、
スペイン艦隊の勝ちだった。
本当は、戦艦2隻ずつ沈没、残り全艦艇が大破で痛み分けだったけど、
アメリカ戦艦2隻が帰還中、東海岸沖で力尽き沈没している。
ざまぁ〜
7月
第1回大会ツール・ド・フランス開催（ - 7月19日）
ロシアが東清鉄道を全線開通させる。
扶桑人口163650人
28000t級客船 鎌倉 で扶桑に帰還すると、世界初の航空機開発で一躍有名人かな。
秘書(愛人)の黒装束のロゼ・ティーナが、おれの傍にいるので、噂されたりしてね。
でもまぁ カモメ初号機を飛ばして、宣伝したりしている。
宣伝というのは、広告の垂れ幕を引っ張ることだけど、
意外に受けてるらしい、
ていうか、飛行機を飛ばして実績を作らないと、安心して買ってくれないし、金にならない、
ちなみに外国がカモメ号を欲しがるのだけど、
幕藩連合議会で、国外売却禁止法案が採決されてる。
でもまぁ 性能がいいし、扶桑は広いしで、欲しがる資本家も少なくない、
そうそう、航空学校は、ちょっとした利権なんだよね。
たくさんの弟子が増えて、おれは、一躍、航空学校の師祖だよね （笑
最近、10人長選挙の地位を藩主にまで押し上げようという、動きがあって、
その最大勢力が、おれを、その任につけさせようと、動いてる、
10人長選挙は、世襲武士階級にしたら、驚天動地の大敵で、
武士階級は、最強生殺与奪利権を盗るなって、怒るわけだ。
やだねぇ 世襲でしょ 自分の力で築いたわけでもないのに・・・・
でも、逆に生殺与奪利権を全て押さえたら、
自分の都合のいい人間を藩主にできる旨みもある。
どうやら、カナリア諸島・ラ・ゴメラ島沖海戦で、スペインが勝ったことで、
また、講和が先延ばしになってる。
スペインは、疲労困憊で、やめたいのにやめられない、
アメリカも、自作自演のメイン号爆破事件があってやめられない、
本当に痛み分けなら、これで戦争終結だったのに、スペインの勝ちで、蛇の生殺し、
もちろん、アメリカは、軍民揃って騒然としている。
最大の原因は、日本がフィリピン・マリアナと交換にスペインに軍艦を売ったことにあるけど、
欧州諸国もスペインに同情している。
そりゃ アメリカ合衆国と、スペインでどっちの敗戦が美味しいかというと、アメリカ合衆国で、
アメリカが負けても、欧州諸国に損はない、
欧州諸国全体がそう思い始めている。
ニカラグアとキューバは、情報に齟齬があり過ぎて、正確な戦況が伝わってこない、
虐殺でもしてるのだろうか、
困ったものだ。
日本海軍
14000t級輸出型戦艦24隻
全長140m×全幅23m×吃水7.8m
200000馬力 20kt 8000海里/10kt
300mm連装砲2基 250mm連装砲2基
533mm魚雷4門
メキシコ2隻、コロンビア2隻、
オスマン帝国4隻、イラン2隻、オーマン2隻、ザンジバル2隻
タイ王国2隻
スペイン2隻
ブラジル4隻、アルゼンチン2隻
米西戦争は、日本製戦艦の宣伝になった。
世界中の金が、日本に集まるかのような収益を上げ、
好景気だし、戦争しなくてもいいじゃん、そういう気分が蔓延している。
そう、絶対にアメリカが勝つと言われた米西戦争で、スペインが善戦して、
このままだと、アメリカが失墜する。
もっとも、アメリカの建艦計画は、拍車がかかって、
スペイン海軍が、一気に劣勢になるのだけど、
史実だと、アチェ王国が滅んだけど
この世界だと、日本と友好関係を結んでるので、存続しているというか。
オランダは、アチェ王国を滅ぼせない、
下手にアチェ王国に軍隊を差し向けようものなら、日本軍が駐屯するし、
日本軍のアチェ王国駐屯を増やせないので、シナリオの変更を余儀なくされている感じ、
8月
ピウス10世がローマ教皇に就任
パリメトロ火災発生、84名が犠牲となる。
地下利用形式は、二つあって、
海抜より上の地下利用と、
海抜より下の地下利用がある。
海抜より上の地下は、治水が地上と似ている。
満潮に排水できなくても、干潮時に排水できるのならまだ良かったけど、
地下が深くなると、干潮時でも、さらに海の底という事態も増えてる。
海抜下の地下利用は、排水を汲み上げなければならない、
あと、高緯度だと、流氷で排水が上手くいかなくなることもある。
なぜこういうことを書くかというと、
高層建築が高くなるほど地下も深くなるわけで、海抜下の地下利用が増えている。
あと、たまに遺跡を掘り当てるというか。
というより、おれ、遺跡があると、だいたいわかるし、
よさげな遺跡があると、発掘するかな。
こまめな開発とか、発掘は、おれの得意技で、
おれがこれをやると、綾波頭首再臨みたいな感じで、驚かれたりする。
再臨というより、若返りなんだけどね。
ある程度、利権を増やして、力をつけてくると、
閨閥から、うちの娘、どうだろう、みたいな話しも舞い込む (笑
おれの父方を探ると、綾波源司になるし、
母方を探ると、すでに亡くなって、
親戚筋は、庶民出で、関係がブチ切れてる。
まぁ それで選んだのだけどね。
来年は、区長にならないか。って話しが持ち上がってる。
もちろんなりたい、
次の子供というか、若返りを考えると、行政に干渉して、
子供が生まれ、育っていることにしないといけないわけ、
でもなぁ 10人長区長って2年間だけの隔選区長だよ。
それも、公務員を監視するような役職が、インチキして、みたいなこと難しいだろう、的な。
だけど、区長になれば箔がついて結婚しやすいわけ、
9月
カモメ2号機は、零号機、初号機の不具合を直してるので、性能は上がってる。
電音を聴いてると、
米西戦争は、アメリカ軍がカナリア諸島から撤収し、
スペイン艦隊は、その際も商船10隻撃沈。商船4隻を拿捕し、
戦況がいいのか、士気が上がって、まだ戦争を継続している、
スペインは、金がないのに、無理をしている気がするけど、
陸戦は、カナリア諸島だけなので、意外に金がかからないのかもしれない、
その上、欧州諸国の同情というか、
スペイン語圏の新興国家もアメリカ合衆国が嫌いなのか、
スペインに勝たせたほうが得かもしれないという思いが強まっているらしい、
欧州諸国は、東アジア戦争を後回しでもいいと、考え始めてる節もあるようだ。
要は、アメリカ合衆国と、東アジアのどっちが美味しいか、なのだけど、
利権は、戦争に勝とうと、負けようと、戦争するほど金が転がり込むシステムになっている。
マイノリティは、マジョリティの母子家庭と、寡婦が増えると美味しい、
それでも、勝ち馬に余計にチップを乗せた方が、得なのは言うまでもないだろうし、
政府と国民に戦意が低く、軍事力が小さく、戦場が遠すぎると、ゲームに参加できない、
欧米諸国の対清国は、アメリカを頼りにしているし、
その要のアメリカが失墜しては、東アジアの開戦は、延期が望ましい。
10月
未明にウィーンの黒いスペイン館で、
オットー・ヴァイニンガーが23歳でピストル自殺。遺作「性と性格」がベストセラーになる。
現行メジャーリーグの第一回ワールドシリーズで、
ボストン・アメリカンズ（のちレッドソックス）が優勝。
外は、雪が降り始めている。
工場は、4号機型の量産機を生産している。
購入するのは、日本軍と、各藩と、富裕層で、150機を超える。
扶桑は、冬の方が生産力が高くなる。
外に出ると寒いし、仕事以外にすることがないからだろうか、
おれは、仕事が軌道に乗ったことを確認すると、
愛人と部屋にしけこむ
統司(1)は、ハーフで、黒髪黒眼だけど、顔が外人風だ。
ちなみにロゼ・ティーナ(19)は、
スラブ系、アングロサクソン系、ゲルマン系、ラテン系が複雑に混ざっているらしい、
欧州は、大陸国家だからね。
おれ好みの ヒャッホー！ な、美人だよ。
電音、新聞、雑誌で情報を収集すると、
カナリア諸島沖の一連の海戦でのスペイン艦隊の優位と、
アメリカ軍のカナリア諸島敗走は、清国の購入艦隊の価値を相対的に押し上げてしまう、
それは、清国を巡る情勢を変化させ、義和団を活気付かせた。
義和団は、武装化した少数民族を傭兵として巻き込みながら、
扶清滅洋と、興清滅洋を掲げ、北京を占領し、外国人公館を襲撃した。
そして、清国の西太后は、アメリカ、イギリス、ロシア、
フランス、ドイツ、オーストリア＝ハンガリー、イタリアに宣戦布告する。
『清英同盟を結んだかと思ったら、3年遅れの義和団の乱か・・・』
『国際情勢ってやつわ・・・』
『独ソ不可侵条約から掌返しの独ソ戦を彷彿とさせてくれる』
「あなた。どんな悪巧みをしてるの？」
「いやいや、悪巧みなんて、戦争したがってる勢力を牽制したいだけだよ」
「日本は、戦争するの？」
「戦争すると得する大企業があるし、中小企業も受注があると嬉しい」
「学生は、戦争になると雇用されるか、戦場に行くかな」
「まぁ あまり行きたくないだろうけどね」
「日本は、平和ね」
「そうかい？」
「ええ・・・」
11月
ロシア社会民主労働党がボリシェビキとメンシェビキに分裂
フランス・パリで米西戦争の停戦交渉が進められている。
聞いたところ、焦点は
“スペインがメイン号を爆破をしたと認めるなら停戦してやってもいいよ” by アメリカ
“はぁ なに、言っての？ 自作自演のくせに、ふざけんな！” by スペイン
なんだけど・・・・
アメリカは、引きそうにないし、
スペインは、身に覚えがないからさ、
もう、どんなヤクザだよ (笑
この世界は、パナマが独立していないし、パナマ運河建設が凍結している。
アメリカ海軍は、スペインとの戦争で疲弊してるし、
アメリカ陸軍は、ニカラグアとキューバで苦戦し、
カナリア諸島から叩き出されて士気を低下させ、
アメリカ国内でもゲリラ戦を繰り返すインディアンに苦戦している。
そして、イギリス、フランス、ドイツは、アフリカ植民地戦争で手古摺っている。
日本がそれらの地域に武器を密輸したからだけど、
欧米列強は、東アジアへの進出をやめようとしないばかりか、
開戦を前提に行動している。
こういう国際情勢で日本は、
天皇と将軍。幕府と省庁と幕藩連合議会が覇を競い、
21の藩主と、21の藩議会が足を引っ張り合っている。
これでいいのだろうかと思わなくもないけど、
国は、そこそこ発展しているし、
新領地開発を進めるなら、この状況を続けるべきかな。
そうそう、来年は、日本で嫁さん探しをしようかな。
12月
アメリカのライト兄弟が動力飛行に成功した。
この頃には、日本が飛行機を飛ばしたと知られていて、
まぁ 二番煎じ (笑
それでも、戦雲続きのアメリカで、国威高揚になってるらしい、
しかし、扶桑は、女と、イチャイチャ、しけこむには、いいけど、
政官財の活動で不利だよな。
カモメ生産を増やさないといけないし、
定期航空便を作らないとな。
あと10000文札の錬成もしないと、
12500型メイン型戦艦ミズーリ
全長120m×全幅22.02m×吃水7.92m
18kt
305mm砲4門 152mm砲16門
76mm砲6門 3ポンド砲8門
1ポンド砲6門 30口径機銃3門
457mm魚雷発射管2門
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おれ 妻 千代 (62) 総司（46） 慶司(44) 佐奈(42) 晃司（39）
おれ、 綾波 源司(あやなみ げんじ) ⇒⇒⇒ 時司史朗(ときつかさ しろう) 28
ロゼ・ティーナ(19) 露瀬 統司(1)
雁皮 高額手形・高額紙幣・株券 “鳳凰 ××××× 青龍”
紙幣
楮 “雉 10000文 松”
三椏 “竹 5000文 鶏”
綿・マニラ麻 “鶯 1000文 梅”
綿・マニラ麻 “桜 500文 雲雀”
綿・マニラ麻 “燕 100文 菊”
硬貨
銅・ニッケル 50文
銅・錫 10文
銅・亜鉛 5文
アルミニウム 1文
史実4554万人
戦記1億2640万人
| 第52話 1902年 『34年遅れた明治。将軍交代。カモメ初号機。』 |
| 第53話 1903年 『最強利権は、生殺与奪業』 |
| 第54話 1904年 『東西停戦と。第03回長崎オリンピック (笑』 |
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