第64話 1914年 『第一次世界大戦回避ルートへようこそ』
ユダヤ暦5674年 皇紀2574年 明治13年
第122代明治天皇(35) 第17代将軍 島津忠重(28)
ユダヤ教レビ族が聖書の教えを引っくり返した悪魔タルムード教を確立し、
イスラエル王国を北イスラエル王国と、南ユダ王国に分断してしまう。
北イスラエル王国は、悪魔教の南ユダ王国の姦計により弱体化し、アッシリアに攻め滅ぼされ、
悪魔教の南ユダ王国も、天の裁きとバビロニア王国によって、攻め滅ぼされてしまう。
捕囚からイスラエルに帰還した南ユダ2支族は、ユダヤ教内に悪魔タルムード教を潜ませ、
ローマ帝国の属州となり、イエスキリストが出現したのの、謀殺後、ローマによって滅ぼされてしまう。
南ユダ諸派は、祖国無き、流浪の民となり、世界に散った。
南ユダ諸派が金融利権と結びついたのは、土地の所有が認められなかったことによる。
しかし、ローマ帝国は滅び、
その後、国家間、宗教間、民族間の勢力争いと興亡が、ユダヤ商業ネットワークを利してしまう。
ユダヤ商業ネットワークと、ハザール王国が結びつき、
ユダヤ教は、ハザール王国の国教となった。
この時期、ユダヤ教が主で、悪魔タルムード教は、従の関係だった。
しかし、キエフ大公国に、ハザール帝国が滅ぼされ、
地上に悪魔タルムード教を主軸にした第13支族白いユダヤ人を誕生させてしまう。
その後、第13支族は、欧州諸国で地歩を固め、アメリカ大陸へ渡っていく、
謎の未来人が、日本史だけでなく、世界史を書き換えて、はや、63年が過ぎた。
史実だと、今年は世界大戦になるけど、
宗資本連合の南ユダ諸派ハザール系と、
日本・公家衆・北イスラエル王国親衛隊のシナリオが衝突し、
バルカン半島は、歴ヲタが知ってる情勢と違う。
あと、オスマン帝国オスマン家
オーストリア＝ハンガリー帝国ハプスブルク家、
ドイツ帝国ホーエンツォレルン家、
ロシア帝国ロマノフ家
イギリス連邦ウィンザー家
ローマ法王の謀略が欧州情勢の牽引になってるかな。
欧米社会が強いのは、キリスト教の理念が家族の絆を包んでることで、教会が地域を引き締めてる。
特にカトリックの告解システムは強力で、神を中心とした善意の密告制度が作られ、
家長の犯罪や弱みが家族から教会に伝わり、家庭の生殺与奪が教会に握られることも少なくない、
そして、教会は、犯罪や弱みの証拠を握ると、教会の工作員として出世させ、操り人形にしたりとかね。
北イスラエル親衛隊も、そういった欧米社会に対抗するため、
似たような組織を構築するわけで、現場からの情報を聞くとだ。
ちょっと、日本は、キリスト教を入れたくない的な気分になるらしい。
注意しないといけないのは、
植民地は、そういうキリスト教的な密告制度が作られてる気がすることかな。
なんにしても、未来の日本は、教育のせいか、マスメディアのせいか。
善人の振りをした宗教に騙されやすい人とか、
正義の味方の振りをした警察や探偵に騙されている人たちが多いけど、
この世界の日本人も、どことなく人の良いところがあって、
公益性の強い善意とか、公権力の正義を信じて騙されている気がするね。
もちろん、信教の自由は否定しないけどね。
1月
フォード・モーターが従業員の8時間労働と日給5ドルの最低賃金導入を発表
桜島が大噴火
ナミビア
黎明の星空の下、砂漠が地平線の彼方まで広がっている。
地平線まで歩いて行っても、さらに地平線の彼方まで砂漠が広がってる。
そんな世界だ。
朝は、涼しいが、北半球と南半球の季節は、逆なので、いまは、真夏ということになる。
小高い丘に神社があって、初日の出が昇ってくる。
陸地から昇る真夏の初日の出をありがたいと思えるかというと、カルチャーショックが大きいかな。
一応、御御籤とかあるし、御節もあるけど、
旭日が眩し過ぎて、そんな天候じゃないぜ、的な気がする。
砂漠は、海みたいなもので、
砂漠の真ん中に立つ高層建築は、
飛行場、線路、水路、通信ケーブルを中継する巨大な箱モノだけど、
ちょっとしたオアシスに思えた。
海外地の高層建築の建設は、幕藩連合政府や藩が発起人になっていることが多く、
数十人から数百人の有力者が金を出し合う信託投資で成り立っている。
仲間内でリスクを分散して、敵を減らす護送船団方式で、それなりに配当も得られた。
おれも投資家なので高層建築の出来を確認している。
あとは、毎月、配当が口座に振り込まれる。
「物凄い勢いで建設してますね。まるで、蟻塚だ」
「新素材を増やせば内陸でも運び込みやすいし、200m級の高層建築も難しくない」
「あと、地震が少ない地域だから高層化しやすいのだろう」
「本当に10000棟も建設する気なんですかね」
「単純計算で1億人が住む国家になるな」
「そうなったら、軍隊も自給自足できますよ」
「砂漠に・・・・」
「緑化も進んでるし、砂漠じゃなくなるということじゃないか」
「人口が増え過ぎな気もします」
「土木建設産業は、規模がでかいし、やめるわけにいかないだろうね」
「投資すれば投資するほど、相対的に資本が目減りしてしまう気がするのですがね」
「欧米に殺されるよりましだよ」
「殺されますかね」
「日本を殺そうと思って、欧米は朝鮮軍と台湾軍とチワン軍と、清国海軍を支援してるんじゃないの」
「大陸は、勝負のつかない戦争をさせられているようですが」
「まず、清国とチワンの民衆を挙国一致させるための戦争なんじゃないか」
「アメリカでいうと。南北戦争みたいな」
「前線で戦わされる人たちは、たまらないでしょうに」
「兵士は利権のために戦わされるとか悲し過ぎるし。国のために戦っていると思いたいんだよ」
「欧米だと、学校教育と宣伝で、利権が隠されてますからね」
「日本だと、戦争すれば、だれが得するとか。名指しですよ」
「ふっ 確か、おれだな」
「そういえば、時司殿は、航空産業の盟主でしたっけ」
「その、盟主が土建屋の手助けとはね」
「1棟建つと、100機は売れるし、相乗効果が現れると、数倍売れる」
「ずいぶんと、間接的な」
「買い替え需要で採算を軌道に乗せるなら、いまの数倍のお金持ちが必要になるな」
「その時は、ライバル企業が増えるのでは？」
「航空関連の規格利権を持ってるからね」
「急所は押さえているということですか」
「そうなるね」
「しかし、エンジンを百花争乱にしたのは、時司どのでしょう」
「外国に負けない様、強い企業を生き残らせるのも、仕事だからね」
「損得がないですな」
「綾波殿の子供の中で、時司殿が、一番、考え方が似てるそうですよ」
「一応、直弟子で。本は、一通り読んだからね」
「問題は、欧米と、東アジアの戦域が広がりかねないところですかね」
「日本以外で、戦争して欲しいものだ」
「清国と半島は、軍隊だけ強くしたって、社会基盤がなければ、ジリ貧でしょうに」
「その国の中にいたら、気付かないものだろう」
「というより、利権の邪魔だから、あの手この手で気付いたやつを封殺する」
「日本がそうならなければいいのですが」
「そうだな」
ナミビアを出発して、日本で活動した後、扶桑に帰還する。
そうそう、史実のシーメンス事件は、なかった。
ていうか、贈収賄事件が起こるとしても、相手の国で、日本じゃない。
2月
ニコバル諸島(1841ｋ㎡)は、日本と、ナミビア・イスラエルを結ぶ中継の諸島で
日照が強くて、建物を作って、日陰を増やしてくれって、島々で、
南のアチェ王国より工業化していて生産量が多い。
電話・電音・電映線がアチェ王国まで伸びてるので、その気になれば、
アチェ王国との国際交流を増やすことができた。
アチェ王国なんだけど、軍事力が大きくなっていて、日本のコントロールを抜けつつあるかな。
たぶん、アチェ王国と、オランダ領インドネシアは、戦争になるけど、時間の問題。
イギリス領植民地も反日工作の拠点だし、
戦争になったらイギリスも敵になる可能性もある。
安全保障は、最善から最悪まで、一応、考えとかないとね。
そうそう、そのアチェ王国で騒動になってるのが、
朝鮮魔族の日本人成り済まし草の根犯罪で、日本人悪者論を世界中に広めてる、
黒幕は、列強諸国で、
日本のスペイン・ポルトガル圏、イスラム圏外交と、
東南アジア全域との交易を失敗させようとしている。
そうそう、朝鮮人は、犯罪者になると日本人に成り済まし、成功すると、朝鮮人を名乗るから始末に負えない。
もっとも、黒幕と関係なく、白村江以前からそんな感じなんで、遺伝子の仕様かもしれない、
困ったものだ。
武道場に来ると、たくさんの人間が修練している。
武道場に顔を出すのは、人脈効果が一番、大きくて、絆が強いことかな。
欧米の球技人口も増えてるけど、
剣・槍・弓・術の人口は、洒落にならないかもしれない、
14～18歳の少女たちが方陣型を組み、長薙刀を回転させながら巻畳を切り刻んだりとか、
辺境だけど、達人がゴロゴロしてるし、
真剣持つと表情が、すげぇ～かっこいいわ、
ていうか、平成どころか、昭和生まれの母親とも全然違って見えるんですけど、
3月
辰野金吾設計による東京駅が新築落成
東京明治博覧会開催（～7月31日）
芸術座公演「復活」（松井須磨子ら）
フィリピン
レイテ島(7214ｋ㎡)は、高層建築が増えてる。
これだけ整備されてたら、
仮にアメリカ軍がやってきても、レイテ島上陸作戦はしないかもね。
開発を急いでるのは、朝鮮半島、台湾の英仏米軍が増強されてるからかな。
東アジアは、ロシア軍、清国軍、英仏米軍・朝鮮・台湾軍、ドイツ軍、日本軍のシーソーゲームで、
日本海軍は最強だけど、日本陸軍兵力は、3番目から4番目かな。
いまの戦力比バランスを維持できるなら戦争は起きない、
なので、いまの戦力比を維持しつつ、
余剰資本を社会基盤に回していくと、新陳代謝が速くなって、自動的に国力が大きくなる。
困るのは、既得権だけかもしれないけど、
おれ、魔法があるから気にしない、
あ、でも、若返りだけは、上手くやらないとな。
日本人の移民人口は、フィリピン先住民人口を超えてる。
フィリピンは、瑞樹より日本に近くて、少しずつ日本人の入植が増えてるけど、
フィリピンの先住民人口は、瑞樹の先住民人口よりはるかに大きく、不安がられている。
あと、不安の中心は、キリスト教伝道所かな。
フィリピンがスペインから日本の植民地になっても、
スペイン系キリスト教伝道所は、そのまま残っている。
ていうか。和親条約上の既得権で、追い出そうとすると、宗教迫害で国際問題になるわけで、
不穏分子の溜まり場だ。
まぁ 工作員になれるのは、1000人に1人か、2人くらい。残り999人から998人は気にする必要がない、
問題は、その1人か、2人が誰かわからないことだろう。
もう一つは、エスクリマ。
フィリピン武術で、伝道所より不穏分子率が小さいけど、手練れが多い、
少し習ったけど、凶暴な武術だ。
日本の柔術でも取り入れてる流派があるという。
族長を怒らせると、高層建築を占領されそう。
ていうか、棒っ切れでも怖いのに、フィリピン人に日本刀を売った馬鹿がいる。
“エスクリマに日本刀” とか。
もう、怖いから、そういうのやめて、
25000t級アイアン・デューク型戦艦
全長189.8m×全幅27.4m×吃水9.0m
29000馬力 21.25kt 7780海里/10kt
45口径343mm連装砲5基 45口径152mm砲16基
45口径76mm砲2基 43口径47mm砲4基
533mm水中魚雷発射管4基
アイアン・デューク エンペラー・オブ・インディア ベンボウ マールバラ
4月
宝塚少女歌劇（現在の宝塚歌劇団）第1回公演
客船で台湾沖を通過するとイギリス、フランス、アメリカ、ドイツの艦船を見かける。
欧米列強の艦船が行き来するたびに欧米が栄え、清国が衰退していく、らしい。
隣で映像を撮ったり、写真を写したりしている人間が数人いる。
危機感を煽って、株価を上げたい連中に雇われている連中かな。
連中は、チワン合衆国の味方をしようとか。清国の味方をしようとか。無節操な意見を持っている。
まぁ せっかく軍需株を買ったのだから、配当を増やしたいのかもしれないけどさ、
そういった損得勘定を空気というのなら、空気と呼んでいいのかもしれない、
ちなみにそういう空気を作る人間たちの子供と孫は、最前線に行かない、
100パーセント後方任務で、階級だけは、自動的に上がっていく、
未来だと、射程と破壊力が伸びて後方という概念が小さいから、
シェルター勤務を望むか、兵役拒否だな。
貧困層の捨て鉢な愛国者ばかりが前線で敵兵を殺し、殺されていく、
実のところ、非軍需産業規模だけなら、日本は、世界一だし、
軍需産業でも、対外武器輸出を含めると世界一、
たぶん、世界中と戦争しても負けない、
ただ、戦争の口実にスケープゴートにされるのは御免だし、
軍民産業比率を変えたくないから、戦争したくないだけとか。
マッチポンプ的な開戦に反対してるけど、
かかってこいや的が中間層は、確かに増えてるね。
途中、薩摩藩沖縄に寄ると、ジオポリマーの幹線道路と、高層建築が増えている。
南の方が高層建築が多いのは、日照の関係で、文句を言う者が少ないからかな。
おかげで食糧自給率300パーセントを超えて、藩外輸出している。
地下鉄を伸ばしているのは、防衛も兼ねているからだろう。
そういや、海底遺跡があったんだっけ、どこだっけ、忘れた。
しかし、たまにハーフやクォータを見かけるのは、あれだな。
島は、そういう需要が強いのかもしれないな。
そして、謀略の京都
歌手と芸人がデビューしているのか、
公園で、女の子たちが歌って踊ったりしている。
確かに華やかさは、大きくなってるし、厚みを増して広がってるけど
京都の空気は、あまり変わっていない、
21の藩が偽装脱藩を送り込んで、政治工作を展開中のようだ。
最近、地租税を引き上げようという動きが強まっている。
地租税を引き上げると、資本を海外地に逃がすから、
扶桑、瑞樹、ナミビアの社会資本が増えるし、人口も増える。
未来の日本だって、東京23区で財産税を掛ければ、
あっという間に余剰資本が地方自治体に流れ地方が発展する。
馬鹿みたいな話しだけど、税制上の常識な。
この世界は、地方分権が強いし、海外地の地租税はほとんどないと来てるし、
金融がバラマキなので、地方が発展しやすいけど、
ここで、地租税の引揚げをやると、海外地移民が加速する。
理由は、石票の大きな陸奥藩、出羽藩、北海藩が強くなるのを嫌う勢力だろうか。
短い視野でみると、駆け込み需要で、陸奥藩、出羽藩、北海藩の投資が増えるけど、
長い目で見ると、海外地投資が増え、
採算効率の低い陸奥藩、出羽藩、北海藩の投資が低下する。
西国諸藩の嫌がらせなんだけど、
海外地発展派とか。内地充実派とか。別の理由で、激しい政治抗争やってる。
図書館で、幾つかの新聞を読み比べる
この時代の世論操作は、幕藩体制のせいか、難しい、
中央集権なら気付かないうちに理系文系を分断し、
総合力とバランスを喪失した無知な専修エリートを育てられるけど、
幕藩体制は、藩が領民を支配しやすいよう文系理系を分断しようとしても、
対幕府・対外藩を考慮して、完全に分断できず、
領民も馬鹿じゃないわけで、バランスよく教科を選択するので、総合判断力が高い、
あと、藩史の差異に気付くと、利権というものに無関心でいられなくなる。
電音と電映が力を増してるけど、せいぜい、印象操作だし、
他藩が打消し番組を作って反証してしまうので、国民全体が賢くなる傾向があるようだ。
そして、最終的な判断は、活字勝負にるかな。
ちなみに新聞は、藩営で、新聞業を始めるけど、
武士階級は、情報集め、活字、編集などの技能がないことに気付き、
仕様だけを決めて、瓦版業者に紙面を埋めさせて、いまに至る。
海外地新聞は、幕府と各藩が石票欲しさと、将来性を見込んで投資しているだけで、
仲のいい藩が持ち合いで新聞社を作ってるので、さらに仕様がゆるい、
つまり、未来の日本より、はるかに政略性と戦略性の自由度が高い、活字文化が形成されている。
軍需利権を暴走させて日本を亡国させたり、
政治権力基盤を守るため在日や中国人を引き込んだりとか、少ないはずだし、
金融利権を守るため、日本人を毎年3万人から10万人も自殺させたりしないだろう。
たぶん (笑
というのも、京都で在日を見かけるからだ。
いったい、国交断絶してるのに、どうやって、在日を引き込んでるんだろう。
そりゃ 捨て駒、捨石、咬ませ犬になるかもしれんけど・・・
きっと、不良日本人の多い長州じゃないかと思ってる。
27000t級ニューヨーク型戦艦ニューヨーク テキサス
全長174.65m×全幅29.11m×吃水8.69m
28100馬力 21kt 7684海里/12kt
45口径356mm連装砲5基 51口径127mm砲21基
533mm魚雷発射管4門
5月
日本は、南関東ガス油田のおかげか。
海外資源のおかげか。産業成功率が高く、
高度成長期の日本みたいな感じの世界かな。
違うのは、21藩がそれぞれ自立した歴史観を持っていること、
藩偉人十傑的な人物像を作り上げて藩を盛り上げてるみたいだけど、
おれは、扶桑史で十傑入りしてるらしい。
あと、教育は、年齢適正試験はあるけど、学校が弱く、キャリアがいない、
1人で7～8閥の師弟人脈の繋がりで、学閥を形成して、政界、官界、財界へのルートがあること、
そして、14歳以上のバラマキのせいで、
財政投資で掌握できない学閥と成り金が出現していること、
時司となったおれも、学閥作りで、どこかの藩に行くと、
教室を借りて、師弟人脈を形成していく。
そうそう、教室は、録音したり、映像を撮ったり記録を残すことが多い、
図書館に保存したり、電音や電映で流したりできるようにね。
それを観たり、聴いたりで弟子入りしたと、言う人間も現れる。
まぁ 図書カードで証明できるので、そういうのもありかもしれない、
おれ、録音するけど、映像を残さないようにしてる。
綾波とか、若返ったおれと比較されると、超～困ることになるからね。
おれ、この日本を気に入ってるけど、
未来の左翼は、非民主主義と言うかもしれない、
確かに国勢を牛耳ってるのは、藩主階級で、
平民が将軍に選ばれる可能性があるのは、100万人長だけど、
大半が旧藩主とか、旧豪商の関係者だったりする。
民草上がりの100万人長は、よほどの成り上がりでなければ、委任状分の石票しかなく、
将軍になれる可能性は、限りなく小さい、
反政府な勢力を大人しくさせるため、1000万人長を選出しようという話題もあがってるけど、
流石に21藩の藩主を超える支持基盤なので、役職があるとしたら海外地の藩主くらいのものだ。
もちろん、海外地を藩に昇格しようという話題も上がってる。
ちなみに、おれは、航空参謀なので、国政に関しては、アドバイザーでさえないかな。
それとも100万人長を目指すか。
長崎
入国審査が通った各国使節団が日本を巡る。
和親条約だと、同数の日本人が外国を見聞できるので、年々人数が増えてる。
欧米諸国は、その人数を減らしたくない理由で、交易を増やしてるし、
アメリカとか、石炭、鉄鉱石だけじゃなく、ヘリウムを輸出してくれる。
見聞できる観光ルートは、決まっていて、外国人施設に泊まることになってる。
おかげで、参勤交代以上のお金が宿場に落ちている。
ちなみに、鉄道、自動車移動だけでなく、駕籠、人力車移動も現役で、金次第。
ていうか。外国人の駕籠移動。人力車移動が多く、高額需要が供給を無理やり支えている。
というより、需要に供給が追い付いていない、
最近は、軽量なアルミ製の駕籠と人力車が増えて、速度が増しているらしい、
でも、長崎に来たのは、長崎風物じゃなくて、
国際情勢を調べるためかな。
気になる清国は、チワン独立戦争を戦っている。
チワン独立戦争は、清朝延命に繋がったけど、
北京での朝鮮人軍の狼藉というか虐殺のせいか。
町々で、朝鮮魔族の復讐万年碑、朝鮮鬼の復讐万年碑が作られ、
清国内は、扶清滅洋 VS 掃清滅洋 の争いも大きくなってるらしい。
まぁ 白人列強は、影で朝鮮人を煽って操ってるのだけど、どこかで見たような構図だ。
掃清滅洋の象徴が湖北省武昌の反清朝革命で、
代表の孫文が、長崎で、中華革命党を結成している。
清国は、対チワンより、反朝鮮の方が強まってる兆候もある。
あと、ロシアの共産主義台頭が遅れ気味かな。
戦争しないと、ロシア皇帝の借金が増えないし税を増やせないので、
ロシア社会が盤石なまま、ユダヤ人が困ってるらしい、
それで、日本に参戦意欲がないので、
朝鮮半島を舞台に、ロシア、清国、英仏米の三つ巴の戦争を画策してる節もあるようだ。
もう、金融システムを守るため東アジアのシナリオ放棄というか、支離滅裂。
戦争なら何でもいいんだろうか。
23088t級コンテ・ディ・カブール型戦艦ジュリオ・チェザーレ レオナルド・ダ・ヴィンチ
全長176.9m×全幅28m×吃水9.46m
31000馬力 21.5kt 4800海里/10kt
46口径305mm三連装砲3基 ＋ 46口径305mm連装砲2基
50口径120mm砲18基 50口径76mm砲13基 40口径76mm砲6基
450mm水中魚雷発射管3基
6月
平凡社設立
久しぶりの扶桑だお。
ユーコン川(3700km)を遡るつもり、
資源を見つけるのが一番手っ取り早く、扶桑を開発できる。
しかし、北アメリカの自然ってやつは、綺麗だねぇ
濃霧、荒海、暴風雨、凍土がなければ、扶桑も住みやすくなるのだけど、
扶桑人口は、やっとこ、41万人の大台に乗るらしい、
幾ら投資しても、冬は、生活空間が狭まる、
それが開発が遅れてる理由かな。
それでも地熱スターリング発電は、年々大きくなってるし、
地下網は、24時間3交替で掘り進めてるので、雇用率がとても大きいかな。
あと、水力発電ダムが完成すると、電力で産業を大きくできて、人口を増やせるし、
土木建設産業に投資できるし、
扶桑半島から多島海までの社会基盤も強靭にできそう。
電音や電映で、バルカン半島の情報を集めてるけど、
サラエボ事件は、お流れになったらしい、
お、おれの第一次世界大戦がーーー！
万歳ー！ 万歳ー！ 万歳ーー！
日本に底上げされたオスマン帝国軍は、ロシア帝国軍といい勝負できそうだし、
オーストリア＝ハンガリー帝国より強いと思うね。
バルカン半島の独立勢力なんて、幾ら武器を貰っても割が合わないだろうな。
欧米露列強は、サウジアラビアとイランを取り込んで、
オスマン帝国 VS サウジアラビア・イラン戦争を画策してるけど、
いまのところ北イスラエル親衛隊が妨害してるので、成功していない、
正直、ユダヤ金融システムは、戦争を誘発しないと、格差を維持したまま紙幣を刷り難いので、
瑞穂銅行システムの日本が一人勝ちしてしまう。
そんなわけで、北イスラエル王国を継承した公家衆は、綾波時代から不戦戦略を採用している。
儲かる戦争ができないのだから、
たぶん、渋々かもしれない、
工場長と一緒に学校で人材漁り
学校繋がりで、半分独立してる実技系師弟人脈は少なくない、
芸術系だと、漫画を作ってるところがあるし、
自作アニメ作品を作ってるところもある。
工業系だと、工作機械でエンジンを設計製造してるところとか。
農業系は、品種改良や水耕栽培や珍種作物とか、珍種畜産とか。
調理系だと、日本料理だけでなく、海外料理や新作料理とか。
大手から引き抜かれることもあるけど、
幾つかの分野で仲間を作って独立してしまうこともある。
デフレ期なら新興勢力は潰してしまうのだけど、
インフレ期だと、そんな暇がなくて、気が付いたら成り金が誕生してしまうこともある。
授業内容とか。授業を受けてる姿勢とか。見分しながら目星をつけていく、
7月
イギリスとチベットがシムラ条約調印
平和は、いいねぇ
第一次世界大戦回避ルートとか。
退屈だけど、未来人冥利に尽きるよ。
でも、資金力に任せて、ひたすら公共投資を続けて行けば、欧米を引き離せる。
おれは、悠々自適なので、鮭獲り、
ていうか、富裕層が引退すると、教師になるか。釣り師になるか。趣味に走るらしい、
あと、自家用飛行機で空を飛ぶとかね。
金持ちが命より、冒険を望むとか。平成どころか、昭和にもいない。
たぶん、勇敢であることの証明なんだろうね。
戦争回避ルートが原因かもしれない。
パルプ工場は、扶桑の主要産業の一つで、紙がないと、産業が成り立たない。
たぶん、日本の新聞雑誌は、扶桑の紙に頼ってる部分が強いらしい、
ちなみに、扶桑パルプを押さえ、
原料の紙を不戦派新聞に安く売って、主戦派新聞に高く売ると、
主戦派新聞は、論調を控え始める。
ざまぁ～
軍需産業や軍需系人事で、新聞社に回され
国防費の一部を印刷代で貰ったとしても、赤字を埋められないと辛いらしい、
まぁ 言論なんて言うのは、金の力で創るものなんだよね。
ちなみに利権屋は、右翼も左翼も、愛国とか、人権とか、美辞麗句を並べるけどさ、
本心は、国民を生ごみくらいにしか思っていないから、
利権屋が国民の皆さんといった時は、
たいてい、クライアントの利権団体の事だから (笑
侵略されたわけでもないのに、国民が本気で外国人と殺し合いたいとか、思わないでしょうに、
そうそう、新聞によると、
鳴門海峡トンネルが開通したらしい、
これで、明石海峡と友ケ島海峡と鳴門海峡の3海底トンネルが開通したので、
晴れて、大阪湾を中心に、四国まで産業を伸ばせることになったらしい、
次は、津軽海峡トンネルと、宗谷海峡トンネル、
豊後水道トンネルになりそうだけど、
ハードルが高いので、数十年ほど、先延ばしされそう。
浦賀水道トンネルが先になるかも、
液化石油工場は、瀝青炭、準瀝青炭、褐炭の火力発電所でもある、
なぜ、おれが、液化石油に力を入れるかというと、石油がないと戦争が成り立たないからね、
逆にいうと、工業力と石油を自給できる国は、不敗の国にできそう。
あと、電力に任せて、扶桑開発するつもり、
そうそう、探査で鉄鉱石を見つけたので、製鉄所も軌道に乗りそう。
量は大したことないけどね。
しかし、氷河と、ヘラジカ、トナカイ、熊を見ながらの温泉は、悪くない。
そうそう、クロテン、ヒマラヤタール羊、ヤクと、アルパカ、グアナコ、リャマも養殖してる。
多少の設備投資は必要だけど、
軌道に乗ったので設備を増やしていくと、生産量を増やせそう。
23518t級ケーニヒ級戦艦グローサー・クルフュルスト マルクグラーフ
全長175.4m×全幅29.5m×吃水8.9m
43300馬力 21kt 8000海里/12kt
50口径305mm連装砲5基 45口径150mm砲14門
45口径88mm砲6門 対空45口径88mm砲4門
500mm水中魚雷発射管5基
22189t級クールベ型戦艦フランス
全長168m×全幅27.9m×吃水8.99m
28000馬力 21kt 4200海里/10kt
45口径305mm連装砲6基 55口径139mm砲22基 47mm機砲4基
450mm単装水中魚雷発射管4基
19698t級フィリブス・ウニティス型戦艦プリンツ・オイゲン
全長152.2m×全幅27.3m×吃水8.2m
27000馬力 20.3kt 4200海里/10kt
45口径305mm3連装砲4基 50口径150mm砲12基
50口径66mm砲18基 18口径66mm野砲2基
533cm水中魚雷発射管4基
8月
扶桑で、夜の仕事が増えるのは、昼間、外で生活したいという欲求が強いからかもしれない、
天候が生活サイクルと就業構造を変えてしまう例かな。
おれも、昼間は、可能な限り野外で生活し、
夜になると、家でゴロゴロ、
正妻のところにいることもあるけど、愛人のところにいることもある。
愛人ロゼ・ティーナ(30)との子供は、露瀬 統司(12) 千夏(10) 陽介(7)
白人とのハーフだけあって躍動的で、表情が外国人ぽい、
あと、スタイルがいいというか、体格が大きいかな。
子供たちは、分野ごとに師匠が7～8人ほどいて習ってる。
分野は普通、国語、数学、理科、歴史・社会の4教科と。
政治経済軍事。武術・球技。
あと、自立しやすい調理、会計、大工、工具、製図、印刷、
自動車、電気、無線とか実技関係から選ぶ、
おれの子供なので、航空機関係を学ぶ気らしい、
二つは、2歳上の適正年齢試験を取ってるので、たぶん、頭がいいのかもしれない、
企業の雇用は、師弟コネか。適正年齢試験で何歳以上を目安に公募してるので、
おれの口利きがあってもなくても、いけそうな気もするね。
子供がおれの書いた本を読んでたりすると、ちょっと、嬉しい。
愛人契約で財産の一部を露瀬家に分与したけど、
ロゼは、ヘアサロンをしてる。
なぜヘアサロンなのかというと、失敗の少ない髪結い師弟人脈で、腕前もいいかな。
おれ、未来でヘアファッションショーを見たことがあるんで、
練習させて、何度かやらせたら、評判になった (笑
たぶん、おれの契約した分与した以上の価値で儲けられるらしい、
そうそう、家族の周囲に、大本教が近づいてる気がする。
ていうか、海外地は、次男・三男文化で、新興宗教が活動してるというか、圧倒的に強い、
もっとも、艦命神社も海軍将兵を取り込んだ新興神社群なんだけどね。
電映を見てると、アニメやってる。
質は、少しずつ良くなって昭和レベル。
全国アニメは、仕様が没個性で幕藩に対する協調性が強く、
藩内アニメは、仕様が政治的、個性的で、他藩の好き嫌いが強い。
連邦制のいいところは、仕様が藩の数だけあって、戦国時代の様相なのか。
アニメは、樺太藩、信越藩、尾張藩、上瀬藩、肥前藩がいま強いかな。
テコ入れがあって、創出雇用が5倍くらいあるかな。
9月
イギリスで第3次アイルランド自治法成立
史実だとリョコウバトが絶滅したけど、
おれがリョコウバトを返したおかげで、北アメリカのリョコウバトは復活しつつ禁猟になってる。
大きなリョコウバト記念碑を建てさせて、恩を着せて、やったぜ、
こういうのは、外交歴史だし、相手国民の戦意を下げる印象操作で必要なんだよね。
冬になる前に日本に行くよ。
その前にコロンビアに行くつもり、
コロンビアとは、和親条約を更新して、扶桑＝コロンビア航路があるので直接行ける。
やれやれ、忙しないけど、冬季になると身動き取れなくなるからね。
ていうか、欧米列強がチワン独立戦争に航空機を投入させようとしてる節があって、
コロンビアに行くのは、北イスラエル親衛隊の基盤が強くなって、安全性が確保されたからと、
コロンビアとの関係を緊密にすることで、欧州の牽制と、対米封じ込めを強めようってわけ、
貨物船でアメリカ西海岸沖を南下していると、アメリカの巡洋艦と擦れ違う。
いまのところ、交戦する兆候はないらしい、
コロンビアのパナマ市に到着すると、
日本がコロンビアに輸出した巡洋艦が浮いてるし、
港湾に高層建築が建設されている。
瑞穂社を中心とした日本の土建業者が建設してるんだけど、
対価は、石炭、石油、天然ガス、ニッケル、鉄、銅、鉛、金、白金、銀、マグネシウム・・・・
ていうか、日本企業は、総合商社になってる感じ、
ちなみに総合商社は、各個撃破中の日系グローバル商社じゃないよ。
日本戦略級護送船団型商社のことだから、
史実だとパナマ運河開通だけど、
この世界だと、コロンビアで、運河建設計画が進んでるだけ、
もちろん、コロンビア主導で運河建設する気なので、完成はいつになるのやら、
むしろ、日本の広軌1600mm鉄道で南米スペイン・ポルトガル語圏縦貫鉄道建設を提唱してるかな。
成功したら、北米中心の新大陸から、南米中心の新大陸時代に移行させる。
おれ、歴ヲタフィールド全開で、タルムード系北米シナリオを破壊して成功させるつもり (笑
なんか、南米諸国で日本人に成り済ました朝鮮人が犯罪を繰り返しているらしい、
日本人じゃないよというと、権力者たちは、知ってるという。
まぁ 実際に付き合えば、日本人と朝鮮人の違いが明らかだらね。
それはそれとして、中国人も流れてきてるらしい、
中国人は、あれだ。
残忍なくらいに、利を求めるので、こちらもわかりやすい、
10月
三越呉服店新装開店（エスカレーターやライオン像が話題に）
南米諸国は、北イスラエル親衛隊と、タルムード系秘密結社マフィアが全面戦争を繰り広げてるけど、
表面上は、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチンの主導権争いとか、
いわゆる、殺人事件とか、テロなどの利権抗争として現れる。
あと、ベネゼエラ、ペルー、チリ、ボリビアが絡んでくるので、ちょー面倒。
仲良くすりゃいいのにと思うのだけど、総論賛成各論反対は、全世界共通らしい、
ていうか。権力基盤や利権を背景にしてしまうとまとまるモノもまとまらない、
おれも、時司派閥さえ、まとめ切れてないので、よくわかるよ。うんうん、
でも、最大公約数的に、通信網、送電網、鉄道網、郵便・配送網くらいまとめないとさ、
てなわけで、中立性の高い、日本の出番ってわけなんだけど、
利権配分で、揉めに揉める。
ちなみに、おれ、魔法医療あるので、なんとか、まとまりそうな感じかな。
特に本人や家族や愛人の虫歯を治したりするとアミーゴ （笑
つか、南米諸国は、家族と、アミーゴと、敵しかいないんかい！
しかし、元南ユダ諸派系の北イスラエル親衛隊のえげつなさときたら・・・
まぁ そのことは言うまい・・・
そうそう、南米の各国外交団たちの前で
部隊を資本組と、共産組に分け、根を張った生木を倒すエキシビションをやらせた。
重心を上に揚げ、左右から何度も何度も押すと反動で戻ろうとするから、
それを利用して押し引きを強くしていくと、振りが大きくなって
べきっ！ べきっ！ べきっ！
って、根を引き千切って倒れる。
押し引きを相殺させない様、旗振りの指揮者がいるのだけど、神妙に見てたよ。
浸透戦術で重心を上に上げ、根っこを弱め、
利益誘導、ショック・ドクトリン、テロ、極論、籠絡・贈収賄、脅迫で、左右に振れば、いいわけ、
現実は、利権に肩入れして貧富の格差を広げ、革命か、戦争の二者選択を強いることができる。
敵軍じゃなくても、国は、滅ぼせるってこと、
というより、利権屋も、右翼も、左翼も、亡国の片棒を担いでるってこと、
そして、ユダヤ人と朝鮮人がよくやる手口だ。
てな感じで、やや、日本に都合がいい、日・南米経済パナマ協定調印が終わる。
これで、貿易が数倍に増えることになるね。
てなわけで、日本に行くよ。途中、イースター島に立ち寄るけど、
そうそう、日本客船は、船内放送をやってる。
21の藩がそれぞれ、山のように電映フィルムと電音テープを準備してるので、
それを流しているだけなんだけど、夜は退屈しないね。
でも、外国人は、それを見たり聴いたりして驚く、
欧米は、テレビを開発し切れていないのに、
日本は、有線という形でもテレビ放送している。
日本客船が増えているのは、テレビ放送を見たいかららしい、
ちなみに、南米諸国通信網は、日本の電話・電音・電映網のことで、
欧米が研究してる無線方式と、抗争中かな。
イースター島(163.6ｋ㎡)とサラ・イ・ゴメス島(0.15ｋ㎡)は、
6000t級巡洋艦6隻を輸出した対価で日本領になった。
所管を瑞樹にするか。京都直轄にするかで、揉めたけど、瑞樹になってる。
軍艦より、国土開発だろうと思うのだけど、長大な海岸線を守るのに巡洋艦が欲しいらしい、
島は、漁業基地と航空基地で可能性がある。
あと、南米大陸との貿易が増えたので、イースター島は、保険の意味が強いかな。
モアイ像が・・・・
開発は、古代遺跡を外してやらなきゃいけないので、
4、5年先からになるかも、やれやれ・・・・
23300t級ガングート型戦艦 ガングート セバストーポリ ペトロパブロフスク
全長184.9m×全幅26.9m×吃水9.1m
42000馬力 23kt
305mm砲3連装4基 120mm砲単装16基
76.2mm単装砲6基 37mm機関砲14基
12.7mm機関銃10基 7.62mm機関銃89基
457mm魚雷発射管4門
28800t級タイガー型巡洋戦艦
全長214.6m×全幅27.6m×吃水8.7m
85000馬力 28kt 4600海里/12kt
45口径343mm連装砲4基 45口径152mm砲12基
45口径76.2mm砲2基 43口径47mm砲4基
533mm水中魚雷発射管4基
26600t級デアフリンガー型巡洋戦艦デアフリンガー
全長210.4m×全幅29.0m×吃水7.9m
63000馬力 26.5kt 7900海里/14kt
50口径305mm連装砲4基 45口径150mm砲14基 45口径88mm砲2基
600mm水中魚雷発射管4門
11月
「少年倶楽部」創刊（大日本雄辯會）
瑞樹 サモア諸島(3030ｋ㎡) 亜毘(アビア)市
一応、日本が保護してるけど、
地場勢力の強いサモア諸島は、フィリピンより不利な条件で庇護下に置いてる。
ていうか、サモアは、資源な少ないうえに、うまみがほとんどない、
それでも、高層建築が建設されている。
近代化でサモア人を取り込もうというわけで、
政治主導は、サモア人にあるけど、
通信、発電、鉄道、郵便配送、上下水道を支配すればこちらのもの、
そんな気がする。
とりあえず、経済基盤は、日本人が強い。
ぶっちゃけた話し、便利な高層建築にサモア人を入れ
空いた土地を貰って日本人で開発してしまう方式。
面倒だけど人口が少ないし、着実に日本人の地場を広げられるし、
欧米列強の浸透を排することができた。
でも、イギリス系キリスト教伝道所が不穏が動きの源泉になってるのは変わらない。
気にしたら負けという程度のものかもしれないけどね。
サモアは、アメリカと豪州を遮る拠点の一つでもあるし、
飛行場建設は、優先度が高いし、艦隊を配置できる程度の港湾は整備している。
しかし、サモア人の流す電音は、わかんねぇ
太平洋を巡るとわかるのは、日の丸を付けた船舶が多い、
史実と、この世界の違いは、日本がインド・太平洋の覇者ってこと、
たぶん、南大西洋でも日本商船が増えるはず、
アメリカは、黒船カウンターショックとして、黒歴史化してるらしい、
とかなんとか、安穏としていられない現状でもある。
というのも、船が多いということは、それだけ船を建造してるということで、
維持費も莫大。
そして、市場競争で勝ち残るために設備投資を更新するたびに、鉄鉱石と石炭を必要とし、
燃料の石油を消耗する。
鉄鋼需要が増えてるのに、
輸入先の大陸がチワン独立戦争で高騰とか、嫌がらせだよな。
そんなわけで、太平洋航路で日本船舶が増えてるって感じだ。
関東藩
東京府は、藩府としての機能があるけど、
国権とか、軍の中枢は、京都にあって、江戸幕府のときのような感じじゃないかな。
南関東ガス油田があるので産業基盤はしっかりしてるかな。
徳川家は、藩主の命脈を保ってるけど、
巷は、将軍になれそうにないとか。
次こそ、将軍って感じで、京都で暗躍してるらしい。
石票は、直接、国勢での権力基盤に繋がるけど、
経済に占める比率は、縮小している。
どういう風に縮小してるかというと、独立系の農業用高層建築は、
収穫物が米換算で不利でも、付加価値の高い作物に変更したり、
得意な作物や相場のいい作物に切り替えて儲けてる。
12月
伊藤忠合名会社設立
カモメ機で移動することもあるけど、
1600mm広軌鉄道で移動することも少なくない、
今回は、ステンレス製の先の尖った新型車両で、未来でいうところの新幹線かな。
ステンレス加工は、大変だったらしいけど。ようやく完成。
200km/hで走る新幹線は、乗り心地もいいし、いい気分だ。
市内に入る前に地下に入るし、地上を走る走行距離は、史実より減ってる気がする。
まぁ カモメ機と違って、移動中も楽しめるし、
あっちこっちで、治療したり、学校で教えたりだから、人脈作りで重宝すると思う。
しかし、インフレ時というのは、金脈より人脈が強い、
支配欲の強い人間とか。知性と人徳のない人間は、辛い社会かもしれない、
ていうか、紙幣を印刷し過ぎたのか、紙幣価値が低下しているような気もする。
たぶん、バラマキの財政比率が増えるかな。
あ・・・・
食堂車で、白人観光客が話しかけてきたよ、
「失礼ですが、時司航空参謀でしょうか？」
「ええ」
「わたしは、アメリカ大統領の補佐官をしています」
「日本語を？」
「勉強しましたよ」
「日本へは、観光で？」
「観光ですけど、要人との接触も目的の一つですよ」
「なるほど、偶然ではなさそうだ」
「いえ、嬉しい偶然です」
「あなたの動きだけは掴めないほど、働いていらっしゃる」
「紙幣が増えてるので、利権換算で増やさないと収入が目減りするんですよ」
「ご自分の利権の為より。日本全体の利益のために動いているようですが」
「そういう、役職でしてね」
「ほかの御侍様は、あなたの様には、働いていないと思いますが」
「あまり比べていないので・・・ 楽しい話しができるといいのですがね」
「仲間に自慢したいだけですから努力しますよ」
「なるほど」
「日本は素晴らしい」
「そんな気はしますね」
「東アジアを経由すると、特にそう思います」
「東アジアは、関わらない方がいいですよ」
「日本人と近いはずの朝鮮人との違いは何でしょうね」
「お金があると、利権に貢ぐのが日本人で。権力者に貢ぐのが朝鮮人かな」
「ふっ 確かにそういうのがありますね」
「日本は、このまま成長するのでしょうか？」
「日本人が自分で利権を作る気概があるうちは、大丈夫でしょうけど」
「親方日の丸や他人の利権で、虎の威を借りるようになると落ち目になるかもしれませんね」
「国政で、バラマキは不利なのでは？」
「金融支配をさせないで済むし」
「収支バランスを黒字にできるし。赤字国債を消す事もできる」
「それに、財政は、世襲天下りが有利で、利権に貢ぐ馬鹿が増えて格差が広がって困る」
「あと、バラマキは、新陳代謝ですよ。新陳代謝がないと、不正腐敗が大きくなるし」
「その代償は、クーデターや革命になる」
「では、ばら撒いている間は、クーデターと革命の心配がないと」
「あと、国民国家の取り込みにもなる」
「というと、スパイ防止策ですね」
「ええ」
「国権が弱いと。戦争のとき、困るのでは？」
「戦争仕掛けるとき国民が豊かだと困るけど。戦争仕掛けられるとき国民が豊かだと、強いかな」
「あと、権力のうまみが小さいので、政権交代で血が流れにくい」
「それは、理想ですが、戦争したがる勢力が強いのでは？」
「そりゃ 財政投資が受けられて儲かりますがね。戦争したいとは、これっぽっちも考えてませんよ」
「時司殿は、軍人なのに、ですか？」
「戦争になれば、敵陣地に爆弾の雨を降らせますよ」
「しかし、国と国民を守りたいだけで。戦争したいわけじゃない」
「戦争が始まれば、創巧社の株主なら儲かるでしょうに」
「普通に富裕層がカモメ機を買ってくれるので、採算はいいですよ」
「欧米が内戦に参戦しても？」
「資源さえ、入ってくるのなら邪魔しませんよ」
「あなたは、半島や大陸の治安維持に興味ないのですか？」
「欧米で治安維持すればいい。日本が必要なのは、資源だけですので」
「資金とか」
「銅札の事ですか」
「確かに、我々にとっての資金は、金ですが。日本では、銅でしたね」
「銅はたくさんありますからね」
「・・・不思議です。高層建築で、作物を栽培してるのは、日本だけだ」
「石高が政治権力ですからね」
「居住用の方が家賃に繋がるのでは？」
「独立系の農業用高層建築は、石票の売り買いもしているそうです」
「接戦になるほど高値になりますし、農業は、住民と違って不祥事を起こしにくいですからね」
「わたしも、農業用高層建築を建て、石票全部と、収穫の一部だけ貰って農民に任せてますよ」
「なるほど」
「日本は、欧米の文化と違うのでしょうか。大変な成長ぶりだ」
「オランダの記録によると。あなたの父上の綾波氏から、日本文明が変貌したとのことですが」
「切っ掛けは、黒船でしょう」
「黒船・・・」
「皇族の北イスラエル王国継承もですか」
「産業革命で、キリスト教が衰退すれば、心の拠り所を必要としますからね」
「キリスト殺害と、関わっていない、北イスラエル王国の継承は、日本の利益ですよ」
「欧州没落貴族の半分は、北イスラエル王国親衛隊に所属しているとか」
「噂でしょう。全体を知ってるのは、公家衆ですよ」
「それに、二重スパイ。三重スパイを含んでのことでしょうし」
「日本がスペイン・ポルトガル圏と、イスラム圏を重視してるのはなぜですか？」
「利害が一致してるからでしょう」
「日本は、もっと、アメリカと友好を結ぶべきでは？」
「日本人が、インディアンのように滅ぼされそうだ」
「まさか」
「アメリカ国内でそうしていることは、国外に対してもやりそうですからね」
「・・・・・」
「ところで、世界中で示し合わせたように戦艦を建造してますけど。戦争でもする予定なんでしょうか」
「さぁ・・・」
「戦争なんてしなくても、国民にお金をばらまいたら、同じ効果が得られるのでは？」
「しかし・・・ かもしれませんが、貧富の格差と金融体制を維持したい御仁がいるようで・・・」
「だろうね」
「日本は、朝鮮と通信回線を結ぶ話しを断わってるそうですが？」
「朝鮮と国交を結んでないのでね」
「これを機に、朝鮮と国交を結ぶべきでは？」
「あははは・・・メリット無しどころか、大損ですよ」
「そんなことはないでしょう。半島は、スロベニア人。ボスニア人が増えて。朝鮮人が減ってますよ」
「朝鮮人がいなくなってからにしますよ」
「人種差別ですか？」
「黄色人同士で見分けがつきにくいし」
「潜入されて放火、盗難、犯罪、破壊活動をされると面倒でしてね」
「なるほど」
「それに、西国諸国に経済の中心が移動すると、南北経済格差が酷くなるし」
「そうですか・・・」
京都
人間社会は競合関係にある。
協力するほど力は大きくなるが、互いにライバルでもあるから
外敵という存在がないと利害が絡んで自壊しやすい、
組織の長の器が大きくなるほど、組織も大きくなりやすいわけなのだけど、
朝鮮人がいる組織は、日本人同士の関係が殺されやすい、
マイノリティ特有の立場があって、
マジョリティの利権抗争を利用して、
視点を下げさせ、視野を狭めさせ、単眼視させ、
格差を広げバラバラにするほど、付け込みやすくなり、
日本人同士の仲間意識を破壊でき、朝鮮人の立場が良くなる、
その結果、癌みたいに増殖増長していくと、組織破壊に至る。
幕藩連合の日本で、比較的、朝鮮人の侵入を排してる組織が幾つかあって、
それが、
幕藩連合国防省
世襲で馬鹿で尊大な藩主と、その子飼い家臣団がほとんどを占めてるけど。
江戸時代的な雰囲気が残っていて、
羽織袴だぜ、髪は、結わなくてもいいけど、まじうぜぇ
まぁ でも、日本人だ。
体育会系の日本人というべきか。
おれが、体育会系が嫌いなのは、世界観が体育会系に支配されてやがるので、
それ以外の日本人が、100パーセント不幸になることかな。
未来の日本でいうところの旧軍の馬鹿将校タイプ。
自衛隊にもいるよ。
最前線や組織で生きるのならいいけど。破壊と荒事が主要任務だし、
もう、身の毛がよだつ、
でも、主流を占めてるんだよ。これが、
権威を振りかざして、白を黒だと命令でき、黒を白だと命令できるけど、
視点は利権中心で、視野が上下関係だけだし、
部下は部下で、給料と生活のため、出世栄達のため、組織のためと、
養う家族のため、日本のため、
嬉々として、唯諾々で、盲目的に従ってくれるので、気持ちいい～～
利害が一致すれば朝鮮人だって引き込む、うぅ・・やだやだ。
しかし、予算割りは、あれだ。
軍隊は、予算を守るためなら戦争も辞さない、
それくらいクソッタレな組織で、大変なのだけど、
航空機は、少しずつ受け入れられ
航空関連の予算は、少しずつ増えている。
といっても、綾波時代に飛行船を作ったし、
幕藩連合軍成立時から飛行船は、予算的な既得権があったので楽かな。
軍隊は、国防参謀の綾波の頃から、兵站と、費用対効果と、戦略性重視。
多対一戦術で戦うことを常にして、
なるべく、精神論と、浪花節を排してきたけど、
大尉以下は、牽引役だから、
体育会系がいないと、戦場で組織が成り立たない って、頭が沸いてきそうになる。
そうそう、今年も、航空機の予算が決まっていく。
ちなみに、戦闘機、爆撃機、攻撃機、輸送機、連絡機、水上機、飛行艇の仕様は、
飛行機開発者で、国防参謀の、おれが決めといた。
だから、その仕様に従って、航空機の選定が行われる。
カモメ機から始まった航空機開発は、多岐に広がり、
元々技術力と生産性で勝っていた瑞穂系と藩営系と独立企業系が勢力を広げ、
おれが、押さえてるのが、規格権と、
創巧社の企業努力全開で、採算性のいい連絡機かな。
ていうか、台頭してる航空会社は、おれが経営権を持っていないだけで、
綾波時代に起業して育て、株を引き継いだ企業が多い。
弱みとか、内情も知ってる。
航空参謀で航空産業間の調整ができてるのも、そういう、裏事情があるからかな。
しかし、瑞穂系列企業を束ねる晃司（49）との交渉は、SAN値が下がるというか、やりにくいぜ、
･････････････････････････････････････････････・・・・・・・・・・
おれ 妻 千代 (73) 総司（57） 慶司(55) 佐奈(53) 晃司（49）
おれ、 綾波 源司(あやなみ げんじ) ⇒⇒⇒ 時司史朗(ときつかさ しろう) 39
ロゼ・ティーナ(30) 露瀬 統司(12) 露瀬 千夏(10) 露瀬 陽介(7)
智子(27歳) 時司 頼経(9) 直衛(7) 美智(5) 雪妃（3）
史実5203万人
戦記1億7355万人
日本 1億人0100万
瑞樹 5506万人
扶桑 41万3383人
ナミビア・インド洋諸島・パレスチナ 768万人
フィリピン 939万人
| 第63話 1913年 『俗論、いや、賊論の人たちが・・・』 |
| 第64話 1914年 『第一次世界大戦回避ルートへようこそ』 |
| 第65話 1915年 『白い朝鮮のユダヤと、白い中国のアメリカと。』 |
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