第66話 1916年 『十字軍世界大戦の予感』
ユダヤ暦5676年 皇紀2576年 明治15年
第122代明治天皇(37) 第17代将軍 島津忠重(30)
1月
袁世凱の率いる清国軍100万がチワンに侵攻する。
全米プロゴルフ協会創立
ルイス・ブランダイスがユダヤ人として初めて合衆国最高裁判所判事に選出
天皇、将軍、藩主たちが靖国神社を参拝している。
史実の、魂を幽閉する道教系の招魂社でなく、
最初から魂の鎮魂を目的とする神道系の靖国神社として建立している。
祀られているのは “我國の為をつくせる人々の名もむさし野にとむる玉かき” な人たちで、
国籍条項はない、
日本人だけでなく、北イスラエル王国親衛隊も祀られており、
参拝者の国際色も強い、
靖国神社の分社がイスラエルの北イスラエル日本自治区サマリアにあって、
靖国神社と同じように祀られているせいか。
少し、ユダヤ神社風に変貌してるけど、気にしている日本人は、少ないようだ。
最近、左翼の反動で右翼化したり、右翼の反動で左翼化したり、
なんというか、極論に揺さぶられてるような世相が気になる。
ひょっとして、英霊が亡霊化し、
生きている日本人を戦争地獄に引き込もうとしてる気がしないでもない、
まぁ クソッタレな連中のせいで、生きてる人間が鎮魂されてない気もするね。
電話1回線
電音12回線(全国6回線：藩内6回線)
電映16回線(全国8回線：藩内8回線)
電話・電音・電映の配分計画が完了した。
今後、双方向性の強い有線回線より、
一方的な配信が可能な無線局が増えるけど、マスメディアらしくなりそう。
マスメディアに戦々恐々としてるのが、
脛に傷を持っていたり、詐称で綺麗ごと言ったり、
プライベートを秘密にしておきたい天皇、将軍、藩主、官僚、資本家、ヤクザで、
権力基盤を守るため圧力団体を準備したり、規制したがる、
そして、アンチ部隊で望まない作品を攻撃したりもする。
まぁ おれも、隠し事くらいあるし、
公文書偽造とか私文書偽造しないとまずいから親衛隊くらいいるけどね （笑
しかし、投資の回収と、配当も絡んでくるので、規制の線引きが難しいところ、
現場は、利権系プロ作家と、創作系作家が混在している。
クライアントがいて、スポンサーが付く利権仕様の作品で、用心棒がいるのがプロ作家で、
そういった背景が少ないのが、創作系作家で、
創作したモノが、利権に好都合だと重用され投資されることもある。
だいたい、プロ10系 対 創作系1 くらいだけど、
バラマキがなかったら、プロ系100 対 創作系1くらいになる。
そして、交易が増えるほど、
外資ウケする増長系、退廃系、格差・差別系、分断系の作品が増えてる気がする。
まぁ 日本人全部を統制できるわじゃないし、
それが些細な程度なら気にしないことにしよう。
京都幕藩連合議会
21藩の藩主と家老。
100万人長102人の議員が議会を構成していた。
議決は、全て石票の多数決で決定するので、
反藩主と非藩主勢力の石票をすべて合わせても、体勢を変えるのは難しいかもしれない、
それはそれとして、非藩主の一般石票が増えてるのも事実で、
おれの石票もかなり増え、委任状で小遣い稼ぎができた。
京都伏見城に、オスマン帝国、イラン、サウジアラビア、オーマン、
ザンジバル、アチェ王国の代理人たちが集まっていた。
欧米列強諸国が十字軍戦争を仕掛けそうなので、対策のためだ。
「欧米露列強が我がオスマン帝国に戦争仕掛けてきた場合、日本は、参戦してくれるのか」
「現在、戦争回避の工作を行っています」
「しかし、欧米金融マフィアは、格差が広がり、金が減少している」
「対外戦争か。分離戦争かの瀬戸際なのでは？」
「銅本位制に移行するか。バラマキを行うよう工作してますよ」
「「「「「「あはははははは」」」」」」
「ユダヤ人をご存じないようですな」
「いえいえ、5000年前から知ってますよ」
「しかし、オランダ領インドネシアが封鎖され」
「スペイン・ポルトガル語圏が十字軍側に付くと、日本は、不利といわざるを得ませんな」
「日本イスラエル自治区は、どうなのです」
「全力を挙げて、オスマン帝国を支援したいと思ってますが、戦後、独立を保障していただきたい」
「まぁ それは、仕方がないでしょう」
「その・・・独立後は、北イスラエル王国にするのですか？ 王は、だれがなるのです」
「皇族を送りますよ」
「南ユダ諸派は、賛成なのですか？」
「戦争になれば、その際、交渉になるでしょう」
「問題は、欧米露連合に対し。イスラム連合が不利なことですよ」
「それなのに、日本は、清国と交戦しかねない動きを見せている」
「朝鮮系日本人と、在日が、ユダヤの資金援助を受けて、騒いでるというか、立ち回っているだけです」
「日本幕藩連合の総意ではない」
「日本幕藩連合の総意を聞きたいですな」
「最善は、不戦状態を続けることですよ」
「次善は、イスラム連合・清国と、欧米露連合の十字軍戦争で。スペイン・ポルトガル語圏は、中立」
「それは、あり得る戦争なのですか？」
「タルムード系ユダヤと、北イスラエル王国系の世界戦略シナリオが衝突してるのは、事実ですよ」
「予断を許さない状態にあるのもね」
「情勢を詳しく聞きたいですな」
「北イスラエル王国親衛隊は、最高機密で、現状、教えられませんが」
「タルムード系ユダヤの秘密結社と、壮絶な謀略戦を展開しているとしか言えませんね」
「日本の参戦は、どの程度の確率なのですかね」
「攻撃を受ければ、参戦しますよ」
「その国が、清国だとしても？」
「ええ、なるべく、清国との戦争は、避けるつもりですが、攻撃された場合・・・」
「あのぉ・・・ 欧米露に通じたインドネシア人と、アラブ人が反日活動をするかもしれませんが」
「イスラム連合の意思でないと、日本側に伝えておきたい」
「ええ、理解はしてます」
「こちらも、日本人に成り済ました朝鮮人が、貴国で暴れるかもしれません」
「しかし、日本の意思ではない」
「わかっています」
旅館で、電音を聴いてると、
ブルガリアで独立運動が激化して、バルナ日本自治区で銃撃事件が起きたらしい、
バルナの映像が映るらしいので電映に切り替えると、
商店街で7～8人が血を流して倒れているところが映っていた。
バルナ区内のブルガリア人放送局が伝える映像らしく、
日本人が隣りで通訳していた。
被害者は日本人でなく、ブルガリア人同士の仲違いのようで、現場が騒然としている。
この時代、実況中継を見られるのは、面白い現象で、
通訳を介し、ブルガリア人が独立万歳を叫んでる。
一方、バルナのブルガリア人指導者は、比較的冷静で、
ブルガリア独立を言及しているものの、
日本守備隊がロシア軍から街を自衛する力がないことを素直に認めていて、
ブルガリアが正常な国民国家を成立するまで、年月を必要とすると訴えていた。
ちなみにブルガリア人が有線放送局を持っているのは、バルナ区だけで、
オスマン領ブルガリアで、ブルガリア人の放送は、まだ、認められていなかった。
なんとなく、バルカン半島で事件が起きると、世界大戦が起きそうで、ドキドキするわ。
2月
エマ・ゴールドマンが産児制限運動により逮捕される
西南学院創立
播磨藩
妻方の閨閥にいい格好しないといけないときがあって、
工場でアジマススラスターとサイドスラスターを研究開発製造している。
成功すれば、プロペラを360度回転させられて、舵が不要になる。
艦船の機動性は、よくなるはずだけど、構造とか材質が大変かな。
権力基盤を守ろうとするほど、社会資本が特定利権産業に集約されて特権が強くなり、
貧富の格差による差別が強まり、利権支配が先鋭化し、国力が衰退していく、
国力を増大せしめるなら、国民全体への紙幣をばら撒きを増やすことで、
実力と能力による新陳代謝で産業を刷新させ、国家再生を図ることができる。
もちろん、少数の既得権は、支配力を失い、世襲と天下りが破壊されるため、
そういった手法を好まず、常に妨害し、我田引水な特権優遇政策を執るのであるが、
大多数の国民にすれば、戦争に負けるより、命を保つ方が益しだし、
支配層は、戦争で負けるより、権力基盤を守る方が数十倍も益しだった。
そして、下賤な国民に成功の機会を与えるくらいなら、外国人株を増やす方が益しだった。
早い話し、愛国心を鼓舞したり人権を称える振りをしながら、
多くの国民を奴隷としか思っていない嘘つきが多いのが世の中ってやつなのだろう。
いま、既得権の一つ、飛行船に搭乗している。
良いよね。飛行船。
乗組員たちも自分たちの浮かぶ城を誇りにして、
未来のアメリカ合衆国国防省日本自衛隊の隊員と、目の輝きが違うぜ、的な。
防衛省に格上げしても、独立できていないところが情けないけど、
この時代の幕藩連合軍は、金融奴隷でもないし、全身から国軍の誇りが湧いてる気がする。
そして、下を見ると、国民が蟻のようだ。みたいな。
飛行機が開発されてもなお、飛行船が有用なのは、滞空時間の長さにある。
滞空時間の長さは、索敵能力に繋がる。
そして、強力な無線装置を搭載することで、艦隊の指揮連絡統制がしやすいことと、
艦隊同士の通信を中継することも、
艦隊の状況を見やすいことにある。
むろん、事故で飛行船を失うこともあるが、改良と改装は、常に行われていた。
飛行船 白雲(全長240m×直系30m)は、新素材の研究と開発により、性能が向上している、
白雲から給油ケーブルが垂らされ、カモメ機に空中給油していた。
空中給油は、困難ではあるけど、技能が上がれば可能だった。
給油に成功したカモメ機が離れていくと、
コクピットは、ホッ とした空気が流れた。
試験的に飛行機を曳航できよう改造された機体も開発されつつある。
「時司殿。ケブラーの骨組みと膜は、どうです？」
「たぶん、なかなかのものだよ」
「時司殿の、亡き御父上が、いまのあなたの歳ぐらいから開発させていた成果ですよ」
「ほぉ・・・」
「綾波様に仕えていた時は、楽しかったですな」
「・・・・」
「飛行船に航空機を搭載しては、どうか。という研究もされているのですよ」
「互いの持ち味を殺し合うのは、忍びないですな。研究中の電探を搭載すべきですよ」
「親子で、飛行船と飛行機の合作も悪くないでしょうに」
「この飛行船のディーゼル機関は、創巧製ですし。合作は、十分ですよ」
「やはり、4発輸送機の開発を進めるべきだと？」
「日本は、離島が多いですからね」
「燃料効率を考えるなら、巡洋艦を派遣するより、4発機輸送機を派遣すべきでしょう」
「輸送機では、敵艦隊を追い払えないのでは？」
「しかし、輸送機なら島の増強になる」
「飛行船部隊としては面白くないですな」
「飛行機の性能が上がってますから。飛行船は、前線に進出させるべきではない」
「だから飛行船に戦闘機を搭載すれば」
「飛行船の索敵能力を落として、戦闘機を搭載するより」
「後方支援、対潜哨戒、対空哨戒に専念させた方が有効ですよ」
「欧米諸国が、戦闘機を搭載した飛行船を前線に進出させてくる可能性もあるのでは？」
「その時は、戦闘機の大群で、飛行船ごと血祭りにすればいいでしょう」
「かもしれませんが・・・」
そう、この時期、飛行船に飛行機を搭載しようとか。
潜水艦に飛行機を搭載しようとか。奇天烈なアイデアが現れる。
アイデアが出るのは、喜ばしいのだけど、持ち味を殺し合うのは、困るわけ、
しかし、おれと違って、未来情報とか、持っていないわけで、
やってみたいんだろうな。
まったく、困ったものだ・・・・
ちなみに、ケブラーより飛行船で使いやすいカーボンナノチューブは、
次の若返りのとき、開発するつもりだけど、
誰かが先に開発しそうで怖い、
バラマキで新陳代謝を速めるというのは、そういうことなのだから・・・
飛行船でフィリピンに降りると、開発状況を見聞する。
カガヤン川は、ハブヤン海峡に河口を持つ440kmのフィリピン最長の大河で
カガヤン盆地が広がって、
南のルソン平野とは、コルディレラ・セントラル山岳地帯で分断され、
山岳地帯には、水力発電所が建設され、
河川沿いに高層建築が建ち並び、日本人の入植が進んでいる、
鉄道と道路網が建設され、交通量は日増しに増え、
社会基盤の建設も進んでいた。
フィリピン入植人口は、年内で1139万人に達するらしい、
投資は、扶桑の方が多いのに、入植率は、南方がいいようだ。
フィリピン人の間でも日本語が浸透しつつあるようだし、
幕藩連合で、おれにフィリピンを押し付けようという、動きも出ている。
なんていうか。おれが、日本や扶桑で地盤を作るのを嫌ってる勢力があるらしい、
平安、鎌倉、室町、南北朝・戦国時代辺りから続く旧公家衆や旧武家衆の一部で
嫌ってるのは、おればかりじゃなくて、新興戦力の成り上がり全般を嫌ってるのだけどね。
彼らからしたら領民は、永遠に飼い犬か平伏する者で、対等とか、あり得ないのかもしれない、
史実の徳川幕府が薩長に倒幕されたのも、大衆が武士の世襲を支持しなかったからに他ならない、
でもまぁ 安政以降、肥大化した民主新興勢力は、強大になってるし、
簡単に言うことを聞かせられないはず、
でもまぁ 鉄道が走るようになり近代化が進んで利便性が増すと、フィリピンも悪くないと思えるから不思議だ。
なにより、植民地は、既得権が少なく、抵抗なく、計画都市を建設しやすい特典が大きい、
怖いのは、フィリピン人の独立運動と、英仏米共同統治の台湾と、清国の軍事圧力かな。
独立戦争中のチワン合衆国は、状況不明なので、わからないけど、
独立が確定したら、日本との関係がどうなるか、不明瞭かな。
あ、でも、ベトナム帝国、カンボジア王国、タイ王国、アチェ王国とは、良好だし、
オスマン帝国、イラン、オーマン、ザンジバル、エチオピア帝国との取引も増えてる。
透明な建物は、ガラスの城のように感じる。
フロアは、強化ガラスで区切られ、
パーテーション、すだれ、ブラインド、カーテンで隠されている。
電映番組で北アメリカ大陸特集をしていた。
北アメリカ大陸の西北中央域は、無法地帯が広がっている。
武装するアパッチ・スー族連合勢力がそうさせているのだけど、
アメリカ人から攻撃を仕掛けない限り、インディアンの反撃もないので、小康状態が続いている。
アメリカ軍がインディアン部族に総攻撃をかけないのは、
世界中に出回ってる電映記録映画と、写真がそうさせているのかもしれない、
あと、ヨーロッパ人による北アメリカ大陸先住民族5000万人の殺戮とか。
たぶん、良心的な白人家族が虐殺デモされない限り、
インディアンへの総攻撃は、ないかもしれないけど、
インディアンの虐殺がはるかに多いのは国際的な常識のわけで、
そういう自演が行われるだろうと、国際的に噂されてることから、アメリカ政府も躊躇しているらしい。
200m級高層建築が建ち並び始めていた。
農業用高層建築なら1人の作物生産は、平地の農地の100倍にも及び、
幕府の調整用の石票か。どこかの藩の石票になった。
鉄道輸送も使われるけど、
河川経済も発達していて、収穫した作物が、船に詰め込まれ、河口に送られていく、
高層建築を建設した勢力が投資した建設費と、その回収は、二の次で、
石票という形で、既に投資が回収され、議会での議決権を左右している。
バナナ、パイナップル、マンゴ、ドラゴンフルーツ、ランブータンは、
幕藩連合議会で定められた米換算で石高として現され、
果実酒、ヤシ酒、ジャスミンライス酒なども、調整食品として、扱われ、海外にも輸出できた。
あと、工場も増え、航空機工場も建設されている。
まぁ バラマキのおかげで、カモメ機が一定数売れるからでもある。
27500t級クイーン・エリザベス型戦艦ヴァリアント マレーヤ
全長196.8m×全幅27.6m×吃水8.8m
75000馬力 25kt 4500海里/10kt
42口径381mm連装砲4基 45口径152mm砲16基 45口径76mm砲6基
53.3cm水中魚雷発射管4基
3月
袁世凱が率いる清国軍が昆明の戦いで大敗
電音
“本日未明、チワン合衆国首都の昆明において、清国軍が大敗した模様です”
“政府筋の見解によりますと。チワン軍が昆明の戦いで清国軍に勝利したことにより”
“チワン合衆国成立は、ほぼ確定とのことです”
“なぜ、チワン独立戦争が起きたのか”
“ロシア、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、日本の内政干渉があったかもしれませんが”
“清国内にチワン独立を望む反清朝勢力が内在していたことも確かで”
“そういった四国内外の様々な思惑が複合的に重なった結果だと思われます”
“今後、幕藩連合は、清国との取引を重視するのか。チワン合衆国との取引を重視するのか”
“それとも、中立国として均等交易に徹するのか。注目されるところです”
パナイ島(1万1515ｋ㎡)
フィリピンの軍港は、ルソン島とダバオ島の中間にある多島海域。
パナイ島ロハスに建設されていた。
その方が軍港を守りやすいということと、
軍事力を北のルソン島と、南のダバオ島の二分割されにくいと思われたからだった。
24000t級富士型戦艦八島
全長190m×全幅24m×吃水8m
80000馬力 29kt 8000海里/15kt
50口径300mm連装砲4基 50口径120mm連装砲4基 70口径40mm機関砲12基
水上機6機
モジュール機構で建造されていた艦体は、改装しやすく、
日本各地で製造したユニットや部品を組み合わせて結合させる。
そして、この改装は、フィリピンにユニットを運び込み、
軍艦を改装できることを証明するための改装でもあった。
「少し、吃水があがってないか」
「更新で特殊鋼、ケブラー、チタンを増やしたからでしょう」
「あと、電子制御装置。艦内指揮所と船外電映機の設置」
「電探・無線強化。機関の性能向上。注排水制御」
「積載量が増えてるので、物資を詰め込むと、丁度いい吃水になりますよ」
「撃ち合っても大丈夫なのか」
「ええ、同トン級の軍艦となら撃ち負けませんよ」
「生憎、新型戦艦は30000t級超えで。同トン級の軍艦を建造してる国はないね」
「きっと、通商破壊や巡洋艦狩りで役に立ちますよ」
「まぁ 適当な大きさではあるな」
新聞が届いた。
欧州で十字軍を称えるような書物とか、映画が増えてるらしい、
あと、新聞でイスラム教テロが増えているのか、写真を載せている。
民主主義は、前準備段階で、大衆操作をする。
オスマン帝国、イラン、サウジアラビア、オーマン、ザンジバル、アチェ王国は、
欧米列強の十字軍編成に神経質になってるし、
スペイン・ポルトガル語圏諸国は、日和見か、参戦かで、揺れている。
もちろん、キリスト教と、イスラム教で、世界大戦とか、
やめて欲しいのだけど、
日本は、中東石油の対価で、イスラム圏に軍艦を輸出してるし、
オスマン帝国を中心に、イスラム連合艦隊とか、計画されてるし、
オランダ領インドネシアは、独立運動が絡んで一触即発みたいな情勢になってきてる。
北イスラエル王国親衛隊の情報だと、
アメリカ、イギリス、ロシア、ドイツ、オーストリア＝ハンガリー、イタリア、オランダと、
オスマン帝国、イラン、サウジアラビア、オーマン、ザンジバル、アチェ王国の世界大戦が計画進行中らしい、
どうか、バルカン半島で、イスラムテロが起きませんように、南無～～
4月
アイルランドでイースター蜂起（～4月30日）
パラワン島(1万1785ｋ㎡)
南北に細長い全島は、山岳地帯で水源が少なく、環境が悪かったせいか、
先住民のバタク人、タグバヌア人、パラワン人を合わせても5万人にも満たなかった。
港湾と鉄道と太陽光熱発電所と火力発電所と淡水化プラントが建設されると、
大規模な開発が行われ、入植が進んでいる。
おれも、資源帯を幾つか発見して、開発してるので、将来性は高いかな。
しかし、近海に清国艦艇が出没するので、右翼が騒いだりするかな。
日本の右翼が清国に敵愾心を燃やすのかというと、
どこからか、お小遣いを貰って、反清活動をしてると思うわけ、
あと、清国の右翼も、反日活動していたり、軍事挑発してるからで、
相乗効果で軍事緊張を大きくしてる。
綾波派や時司派が、戦争なんて、やめようぜ、って感じで押さえてるけど、
お小遣いをもらって、清国を仮想敵国にしたがる馬鹿が沸いて出てくる。
ちょっとぐらい挑発されたぐらいで、怒るなって思うわけ、
地道に国内開発や海外地開発を続ける方がいいと思うわけ、
ていうか、朝鮮半島が日本の生命線だとか。
特定利権で格差を広げようとしつつ、
戦争するか。共産革命か、内戦かの三者選択とか。わけわからん、
5月
電音
“ニカラグア運河協定は、アメリカの大幅な妥協で建設が開始されるようです”
“運河は、アメリカが建設費全額を負担し”
“非交戦国のみ通行可能で”
“運河通行料は、ニカラグアとアメリカの共同管理”
“ただし、アメリカ艦船は、交戦中でも通行できるというもののようです”
“日本・エスパニア・ブラジル新幹線構想を分断する運河ですので”
“アメリカの第一級外交戦略であると、推測されてるようです”
“そういえば、コロンビアのパナマ運河も建設が始まってるので”
“アメリカと、コロンビアの開戦も現実味を帯びてるような気がしませんか？”
“確かに、コロンビアは、アメリカの謀略で、麻薬が増えてるそうですし”
“ひょっとしたら、北アメリカ大陸・英語圏と、南アメリカ大陸・スペイン・ポルトガル圏の対立”
“戦争になる可能性もありそうですね”
“戦争といえば、欧州十字軍構想は、対オスマン帝国向けですよね”
“オランダ領インドネシア向けかもしれませんよ。あそこもイスラム系が強いですからね”
“ああ、確かに・・・”
“欧米で金融危機が噂されてますし”
“ユダヤ型金融は、共産革命か。戦争か。なんでしょうか”
“財政破綻か。もありますよ”
“あははははは・・・”
“しかし、欧州でも地上戦を起こさないと。その方が財源が大きくなりますからね”
“怖いですね。日本が巻き込まれなければいいのですが”
“日本にその気がなくても、欧米にとって日本だけが無事だと面白くないですからね”
“日本も大陸戦争に巻き込みたいのでは？”
“日本が侵略されたわけでもないのに、戦争は、ちょっと、嫌ですね”
“民主主義国家は、貧富の格差を広げない限り戦争は困難なんですけどね”
“欧米は、産業革命で格差が広がりきってる気もしますけど”
“日本は、将軍と藩主の合意次第ですが”
“軍需株の動き次第では、戦争に誘導される可能性もあるのでは？”
“そうですね。主要株主が戦争に傾けば、反戦勢力が後退するでしょうから”
“物流、株相場、幕藩連合の諜報関連法で、動きがあるはずなので注目ですね”
人工臓器の研究の一つで、
人体の機械化の試みが行われている。
計画は、綾波時代の頃から検討されたけど、
高層建築を丸ごとひとつ使った幕営の医大で研究が進み、
日本医学師弟人脈の幾つかのが
人体に収まりきれない大きさの幾つかの人工臓器の製造に成功したのが最近で
その機械によって生かされている患者が十数人いる。
一定の成功が確認されると各藩で分派が作られ、機械の小型化が進む、
そして、フィリピンでも最新の医療施設が建設されている、
十数台の工作機械が並んでいて、注文生産に応じている工場がある。
年間200tのチタンを製造している。
加工できるのは、せいぜい、平板、棒くらいだろうけど、
身体に悪影響を及ぼしにくいチタンは、医療でよく使われている。
工場のおやっさんは、綾波時代からの叩き上げで、のれん分けした弟子で、
むかしは、かわいげのある農家のガキだったけど、
いまは、日本有数の製造屋かな。
てやんでぇ とか、江戸っ子言葉をよく使う。
江戸っ子言葉を使うから江戸っ子とは決まらない、
まぁ 電音の流行り廃りかもしれないけど、
小さいころから聞いていると、その口調になるのかもしれない。
しかし、腕が確かだし、
特殊部品を作りたいときとか、この工場に発注する。
「時司様は、むかしの親父さんにそっくりですよ」
「そうかい」
「そういう、反応とかもそっくりでさぁ」
「おやじが、あなたの腕を見込んでたのは、相続した株の保有率でわかりますよ」
「あの頃も、無茶な想像で、物を作らされましたけど、今度も厄介ですな」
「へぇ、しかし、ずいぶんと、小型化が進んだな」
「国外で、この医療を受けたら、一財産消し飛びそうです」
「お金持ちのための保険で、実験台だろうね」
「そして、分母の医者を大きくして、才能のある人間に牽引させないと、医療が進まない」
「下手に医者の権力構造を広げると、才能のある若手が潰されるしね」
「そういうものですか」
「いま、一番進んでる医療師弟人脈は？」
「たぶん、樺太州でしょう。この施設も綾波派の息が強いですからね」
「人工知能とかも？」
「珪素石でも、16進制御処理でも、人工知能は無理とのことですよ」
「じゃ 人工知能自動操船は、無理か」
「無線塔を数百ヵ所配置して、座標を設定できるなら、可能らしいですけど」
「普通に操船した方が、衝突しなさそうで、安全そうだ」
「あはははは・・・・ 確かに・・・」
21藩の代理人たちでフィリピン開発事業計画が拡大していく、
港湾、発電所、飛行場、道路、
ルソン島からダバオ島まで縦貫する総延長20000kmの鉄道建設で、
主要35の島々を結ぶ建設利権の公募も始まる。
100分の1分と堅実でリスクの少ない公債で、特典が大きいので、大規模資産家が好んで投資した。
利権が大きくなるほど、危険分散で広く薄く自由度が増え、
中間層が増大し、格差が減少し、支配力が薄まる。
まぁ 時々 金融詐欺的なことして、政敵を陥れる事件とか起きるけど、
所得が増えるほど、自動車産業や航空産業など
ハイリスクハイリターンな副次的な産業が育ち、経済成長がとまらない。
27500ネバダ型戦艦オクラホマ ネバダ
全長177.7m×全幅29m×吃水8.7m
26291馬力 20.5kt 5192海里/12kt
45口径356mm連装砲2基 ＋ 45口径356mm三連装砲2基
51口径127mm砲21基 50口径76.2mm砲4基 50口径12.7mm機銃6基
533mm魚雷発射管2基
28000t級リヴェンジ型戦艦
全長190.3m×全幅27m×吃水8.7m
40000馬力 23kt 4200海里/10kt
42口径381mm連装砲4基 45口径152mm砲14基
45口径76mm砲2基 43口径47mm砲2基
533mm水中魚雷発射管4基
リヴェンジ レゾリューション ロイヤル・サブリン ロイヤル・オーク
6月
扶桑に帰還するよ。
ぶっちゃけ、産業を興さないと人口を増やせない。
人口を増やさないと、生産を増やせない。
生産を増やせれば、余剰労力で、公共設備と社会基盤を大きくできた。
即効性は、低いけど、外国人労働者で、安直な解決をするより数百倍も益し、
逆方向に行くと。資本集約が始まり格差ばかり広がって、
公共投資と社会基盤が廃れ、
雇用が減少し、外国人労働者を増やし、犯罪が増加し、最大多数が不幸になるからね。
今回は、アリューシャン列島。
屋根つきの潜水艦基地は、連絡船や水上機基地も兼ねていて、
アリューシャン列島の島ならどこにでも建設されている。
普段は、潜水艦が停泊してることなんてほとんどなくて、停泊できる設備があるというだけ、
夏になると列島を結ぶ船とか、水上機便がでるので、割り合い生活しやすい、
おれ、税金の浪費と思われていた扶桑で、飛行機を初飛行させたし、
スノースキーでも有名なので地元の英雄で、たいてい、歓迎されやすいかな。
そんで、人脈を結んでいく、
濃霧と悪天候が多くて困るので、晴れた時を見計らって、カモメ機で飛ぶ、
地下900mほど探査できるので、地熱スターリング発電が出来て、地盤の良さそうな場所を選んでいく、
公共投資や設備投資で、失敗することがほとんどない、
設備投資が大きくなると、ドームの森林公園が作られたり、
家畜用暴風敷地でヘラジカとトナカイが増えていた。
仮宿は、氷河を切り抜いて作った氷の旅館で、白人娘たちが働いていたりで、目の保養になるかな。
足元やベットは大理石が敷いて、壁も一部に薄い大理石張やガラスを張り付けてる。
囲炉裏があって、暖を取ることができた。
農業用高層建築で作った作物とか。
海産物を焼いたものとか、食べるけど、餅類が多い。
まぁ 餅を喉に詰まらせて死ぬのなら本望だし、一点の悔いもなし。だけど、
あと、温泉もいいよね。
ていうか、サウナ。
岩石を熱し水をかけると、遠赤外線が出て低い温度でも汗をかきやすく、
温まるし、体調も良くなる。
もっとも、おれ、魔法使いなので、必要性低いけど、人脈作りで使ってる。
一通り巡って、立地場所を指定すると、次の島に行く、
夏になると定期便が行き来するので、移動しやすい、
前回外した島を見て回るけど、日本と扶桑を繋ぐ列島なので、軍施設を中心に開発が行われ、
潜水艦を前進させるための整備補給基地も建設されている。
兵站用の施設が建設されると、民間人の入植が進みやすくなり、
幕藩連合で数万の将兵が駐留できるほどの大規模開発が行われ、
開発が終わると、有事契約を結んだ民間人に払い戻され、
数百人から数千人ほどの安穏とした離島社会が出来上がる。
おれは、地熱とか電源になりそうな場所を探して温泉とか産業を作りやすくしたり、
風力発電所の建設投資をしたりで電力を増やして生産力を大きくしたりしている。
ガラス繊維とか保温性の強い衣服を着込んで作業するけど、夏でも寒い、
電話・電音・電映ケーブルが通ってるのは、暇潰しになるけど、だいたい夜で、
朝昼は、学校に行くのも悪くない、
図書館で勉強するのも悪くないし、
囲碁、将棋、チェス、オセロ、花札で趣味の合う知人もできるし、
武術で汗を流せるのも悪くないかな。
学校に行くと、身分は、ほとんど関係ないかな。
ていうか、聞かれもせず、おれは武士で、どうのこうのは、嫌われる。
日本は、100万人長の発言力が少しずつ増し、世襲の封建社会が崩れつつある
国権の配分を決める財政と、
民権の強さを決めるバラマキの金融は、バランスが取れてる気がする。
ていうか、マイノリティのユダヤ人が都合の悪い封建社会を打倒する分断工作で、
利権保守の右翼と、労働階級の左翼を対立させ、殺し合わせ、
都合のいい側を傀儡政権として建てさせたいだけだし、
国権と民権は、元々対立していいようなものでもない、
日本は、安政維新で徳川家の将軍世襲を廃し、
有力藩による石票合議制にすることができたことで、ソフトランディングに成功し、
庶民と産業に有利な銅本位制と、
男子14歳以上の金融バラマキで、経済の不安が薄れ、
10人長選挙による民主主義も定着してきてるし、
100万人長の国政参加で、反藩主勢力の不満分子の解消にも成功してる気がする。
この違いは、大きく、日本の国権と民権は、財政・税制と、バラマキの比重に過ぎないのに対し、
欧米諸国は、資本主義と共産主義の極端な対立で、既得権と資本主義が強すぎるのか、
共産主義の反発も大きく、思想的な対立で、殺し合いにまで、発展してる気がする。
海外地の辺境は、庶民の自治が強くて、21藩と少しばかり雰囲気が違うかな。
ていうか、人口が少ないほど個性が社会に反映されやすく、
人口が多いほど、個性が社会に埋没してしまう。
そんなわけで、辺境が天国という人たちが集まりやすいようだ。
場所を指定すると、開発に組み込まれる、
やっぱり、地熱があるところは、人気があって、多少、投資が大きくても元が取りやすい感じかな。
28600t級バイエルン型戦艦バイエルン
全長180m×全幅30m×吃水9.35m
35000馬力 22kt 5000海里/12kt
45口径380mm連装砲4基 45口径150mm砲16基 45口径88mm砲8～10基
600mm水中魚雷発射管5門
7月
ボーイング社創業（米ワシントン州シアトル）
水上機で島伝いに移動し、開発できそうな地域を地図に描き記していく、
濃霧とか荒海とか多いので、命懸けかな。
開発が成功すれば、利益が大きいかもしれない、
電音
“欧州列強諸国で、イスラムテロが多発してるそうですよ”
“なぜ、なんですかね”
“戦争を望んでるのかもしれません”
“イスラム教国の方が不利なはずですが”
“反オスマン帝国のアラブ人かもしれませんね”
“じゃ テロは、キリスト教列強の誘い水？”
“もう、なんでもいいので、戦争したいのでしょう”
“人がたくさん死ぬかもしれないのに・・・”
“戦争になれば、貧富と地域の格差から来る国民の不満の矛先を変えられますし”
“不穏分子を敵国軍に殺させて、戦時国債がポケットに入ってくるのですから一石二鳥”
“笑いが止まらないはずです”
“まぁ 何百万人。何千万人。死のうと権力基盤を失う事に比べれば、安いモノでしょう”
“怖いですねぇ・・・・”
“怖いと言えば、アメリカがチワン合衆国に軍艦を売るそうですよ”
“チワンは良港が少ないと聞いてますが”
“浚渫して大規模な軍港を建設すると聞きましたよ”
“戦雲高し、ですかね”
“ええ・・・”
23230t級プロヴァンス型戦艦ロレーヌ
全長165.81m×全幅26.911m×吃水9m
29000馬力 20kt 4700海里/10kt
45口径340mm連装砲5基 55口径139mm砲22基 60口径47mm砲4基
450mm水中魚雷発射管4基 機雷30個
8月
扶桑半島は、日本と扶桑を繋ぐ、重要な半島で、開発が急がれている。
開発の際、資源があると、物凄く投資が集まりやすく、投資の回収が速くて有利だ。
とはいえ、そう簡単に発見できるわけもなく、
それでも、温泉だけは、見つけやすい、
それでも、まぁ おれも、夜になると、昼間の疲れを温泉で取るのだけど、
女の子たちがいると、楽しいかな (笑
でもまぁ お勤めがあって、軍施設にもいく、
軍施設では、
イギリス、ロシア、ドイツ、アメリカ、イギリス、オーストリア＝ハンガリー、オランダ、
VS
オスマン帝国、イラン、オーマン、ザンジバル、アチェ王国
の図上演習の真っ最中、
インドネシアは全土が独立戦争で、マレーシアにも火の粉が飛んでいる。
しかし、戦争の焦点は、バルカン半島と、カフカス山脈戦と、カラクルム・パキスタン戦と、
リビア・エジプト戦線・・・・
既に戦争が近いと思われているのか、本格的だ。
「イスラム連合国軍が不利なようですな」
「ええ、清国とロシアが戦争してくれたら、オスマン帝国は、助かるのでしょうが・・・」
「十字軍世界大戦が、行われそうなのでしょうか」
「欧州列強が戦意を保たせられるなら、国境が近い戦争がいいですからね」
「それも、先にウィーンが陥落するくらいの」
「オスマンは先制攻撃しないのでは？」
「しないでしょうな」
「しかし、そうでもないと、欧州列強を一枚岩にできない」
「大きな、テロか。殺戮事件でも起こすのでは？」
「その可能性もありますがね」
「どちらにしても、日本は、準備不足ですよ」
「日本は、攻撃されない限り戦争しませんよ」
「スペイン・ポルトガル語圏の動きも気になりますね」
「中立なら上出来なんですけどね」
「もっと、国防費が欲しいですな。その方が選択肢が増える」
「選択肢を増やすのは、資源ですよ」
「それに、開戦前に、戦争の帰趨は、見えてるし。開戦前の外交戦略が重要ですよ・・・・」
4つのサイコロが降られ、全て、1が出る。
「将軍。朝鮮の英仏米航空部隊に対馬が爆撃されました」
「時司殿。どうやら、図上演習では、日本参戦ですな」
「・・・・」
「伊勢と日向の就役後なら、楽しかったでしょうに・・・」
図上の日本艦隊の駒を戦隊ごとに配置していく、
24000t級戦艦 富士 八島 敷島 朝日 初瀬 三笠
26000t級戦艦 香取 鹿島 薩摩 安芸 河内 摂津
26000t級巡洋戦艦 筑波 生駒 鞍馬 伊吹
36000t級巡洋戦艦 金剛 比叡 榛名 霧島
38000t級戦艦 扶桑 山城
12000t級空母 鳳翔 鳳鷹
6000t級新高巡洋艦 60隻
2000t級潜水艦 80隻
飛行船 40隻
といっても通商破壊ばかりで、艦隊戦は、考えられていない、
「「「「「・・・・・・」」」」」
開戦となったら、社会資本は、軍需産業に集中し、
人口増加中にもかかわらず、民間系の公共投資と設備投資が縮小し、
娯楽が消え、衣食住に集中するので、民間産業は大打撃、
もちろん、扶桑産業も、大打撃だろうか。
軍人は、そういった経済無知とか。生活感のない馬鹿が多いし、
バランス感覚のいい将校でも、戦争中に社会基盤とか言い出したら、左遷なので、黙っとくだろう。
そして、軍需産業を中心に産業が大きくなり、戦力が大きくなってるので、
日本TUEEEEEE～～ と勘違いする馬鹿が出現する。
しかし、現実は、軍民経済バランスを崩され、絶賛ジリ貧だ。
そして、狂わされた軍民バランスは、利権に目が眩み、なかなか戻らないし、
正常に戻そうとすると、格差を広げて味方を増やし、
政敵を謀殺してでも飯の種の利権を守ろうとする連中が蔓延る。
未来でいうと、旧軍利権がそうだし、原発利権がそうだ。
やつらは、利権のために、国軍や国民を殺すし、国を滅ぼすことも辞さない、
9月
クラレンス・サンダースがテネシー州メンフィスで、
セルフ式食料雑貨店ピッグリー・ウィッグリーをオープン。
河上肇『貧乏物語』（大阪朝日新聞）
京都に戻ると、不穏な空気が漂っていた。
週刊誌の見出しは、十字軍戦争か、分離戦争か。
新教英語圏と旧教スペイン・ポルトガル語圏の戦争か。
あと、清露戦争近しとか。
朝鮮系日本人と在日系は、必死に日清戦争に誘導しようと画策しているし、
なんというか。本当に戦争が近いのかって思えてくる。
やだねぇ やだやだ。
戦争なんて、野蛮なことはしたくないね。
27650t級レナウン型巡洋戦艦レナウン レパルス
全長242m×全幅27.4m×吃水7.6m
112000馬力 31.5kt 9400海里/15kt
42口径381mm連装砲3基
45口径102mm3連装砲5基 ＋ 45口径102mm砲2基
50口径76mm砲2基 40口径47mm砲1基
533mm水中魚雷2基
10月
明治製菓創立
マーガレット・サンガーが家族計画と産児制限のための診療所を開設
播磨藩
航空機産業で、採算に合う航空機は、決まっていて、
カモメ機と、双発輸送機を中心に業績を伸ばしていた。
航空機基地建設は、増えてるけど、
戦闘機、爆撃機、雷撃機は、100機ほど試作生産すると、次世代機に更新するので、
まぁ 戦争でもならない限り、量産されない、
「300馬力級エンジンは、なかなかの出来ですよ」
「そうだな」
「もう少し予算があれば」
「基地建設が、落ち着けば、機体の予算も増やせるだろう」
「戦争になるというのは、本当でしょうか？」
「戦争しないと、貧富の格差に怒った自国民によって半殺し」
「戦争すれば政敵を黙らせて、自国民の目を敵国に向けさせることができる」
「君なら、どっちを選ぶ？」
「そりゃ・・・」
「支配層の敵は、見ざる聞かざる言わざるで服従してくれない自国の奴隷民であって。敵国じゃない」
「「「「・・・・・・」」」」
「権力を手に入れてしまうとな」
「政敵や、言うことを利かない奴隷国民なんて、敵国軍に殺させればいい。と、そういう風に思ってしまうものだ」
「「「「・・・・・・」」」」
飛行機の安全性が増すと、飛行機での移動が増える。
まぁ 移動が速いからね。
しかし、国内産業を見るなら新幹線での移動かな。
陸奥藩に来ると、思っているより、高層建築が増えているようだ。
海外地に建設した方が石票が得やすいけど、
どうせ建設するのなら地元で、という意識も強いのだろう。
関東藩の南関東ガス油田と。樺太州の石油ガスと工業と、信越藩の石油産業と、
保温性の高いガラス繊維服のおかげか。経済の重心が北東や北海道に移動している。
西日本諸藩にしたら面白くないかもしれないが、朝鮮半島や中国に投資するより、百倍も益しだ。
しかし、朝鮮系日本人と在日が日本に潜入し、東北や北海道を差別してる節もあるようだ。
その方が日本で南北格差を広げられるし、内戦で美味しくて、得なんだろう。
おれは、そうさせたくなくて、明治維新を失敗させたのだし、
その辺は、いいようだ。
問題は、津軽海峡トンネルと、宗谷海峡トンネルかな。
この二つが完成すると、日本経済は、さらに北に行く、
でも、その頃には、日本の人口も経済も、瑞樹に移動してしまってるかもしれないな。
そうそう、時司師弟人脈を作ってるけど、治療効果の味方がプライベートでも味方してくれる。
特に孤児院とかだと絶大で、非合法工作員になってくれるので、
若返り工作とかしやすくなる。
ちなみにおれの母親役も孤児院出身者だ。
そうそう、人望がないと格差社会を作って、利己主義者や拝金主義者を味方にする方法もある。
金本位制にし、バラマキを廃止して、消費税とか逆進課税をかけ、
世襲天下りを増やすと、産業が硬直化するし、
利権から追い出されると生きていけない無能者が急増するので、効果てきめん、
ばかばかしいけど、一定の支持があるよ。
金をたくさん持ってる人たちとかね。
ユダヤ人が倫理観の強い人間を憎んで、殺しにかかってくるのも、それかな。
そういえば、欧米のキリスト教指導者たちは、金と、女と、麻薬と、暴力で堕落させられ、
反イスラム、反日の説教をはじめてるというし、イスラム系テロが欧米諸国で起きてるとも聞く、
もう、世界大戦の準備が進んでる気がする。
33124t級ペンシルベニア型戦艦アリゾナ ペンシルベニア
全長185.4m×全幅29.6m×吃水8.8m
31500馬力 21kt 19900海里/10kt
45口径356mm三連装砲4基 51口径127mm砲22基 50口径76.2mm砲4基
533mm魚雷発射管2基
11月
折尾駅 二階建洋風（コロニアル様式）木造駅舎の完成
アメリカ大統領選挙でウッドロウ・ウィルソンが再選
ジャネット・ランキンが女性として初めてアメリカ下院議員に選出
日本精工設立
今日は人脈探し、
学校、図書館、博物館、実験室が複合的に結合され、一般開放されている。
というより、幾つになっても学校で学ぶことができる。
学生服があって、18歳くらいまで、それを着るのが一般的だ。
おかげで、教室の年齢層は、軽く十歳以上開いてイジメがない、
教える生徒が増えるほど
師弟人脈の繋がりが大きくなるほど、
文部省から振り込まれる先生の給与が増えるし、研究費も大きくなった。
生徒は、教育費が不要だった。
師弟人脈の派閥競争は激しく、教室でも師弟人脈入りでも金は取れなかったものの、
有能な弟子と、有利な就職口は、双方から紹介料が必要になることもあった。
しかし、その金額も他の師弟人脈との派閥抗争があり、相場があって限度があった。
そして、教える先生が駄目だと、まず大人が近づかなくなり、教室の弟子が減少し、教室が小さくなり、
師弟人脈が形骸化し、失われていく、
久しぶりに年齢適正試験問題集を見ていると、白人が、白蛮人って、紹介されていた (笑
まぁ 白蛮人と呼ばれる理由も写真とかふんだんに使って、十分すぎるほど、書かれていたけどね。
あと、朝鮮悪鬼とか。日本で画策してきた謀略の数々が書かれてる。
史実と違って、遠慮がないというか。正直というか。まんまというか・・・
資料と証拠を基にしてるので、安直なヘイトスピーチでないところが根深いね。
12月
グリゴリー・ラスプーチンが来日
銅行
14歳以上の男子に振り込まれる口座は元金保証だけど、そこに資金を入れておいても増えない、
なので、ある程度、余剰資金が増えると、配当が得られる有価証券が買われやすい。
石票関連は、農業用高層建築だけど、石票と、金券になる。政局に関心がある人の好みかな。
旅行優待を得やすくするとかもあるので、21藩でばらけて投資する人もいるようだ。
幕藩債で堅実なのは、建設債かな。配当が小さく設定されているので面白みがない。
あと、幕営・藩営の基幹産業も安定配当が好きな人が買うかな。
配当がいいのは、商品・サービスを開発製造販売する企業で、幕営・藩営・独立系がある。
元独立系で樺太藩の後ろ盾にした瑞穂社系列とか、
元独立系だけど、扶桑資本と播磨藩を後ろ盾にした創巧社系列が広域企業の代表かな。
あと、地場企業への投資も、しがらみとか、紙幣循環経済学が一般的なせいか。好まれるようだ。
追随する中小企業が増えると、費用対効果が悪化して、業績が低下するわけで、
特許御祝儀が終わるというか、配当額が低迷し、
ハイ・リスク・ローリタンに近づくので、
瑞穂社系も創巧社系も資産価値が実力相応の株価に定着してしまう。
そういった株式の性質が前もって、わかっていると、対策が立てやすいかな。
新興企業の力の付き具合とか、株の落ち込みを確認すると、
堅実な幕営の基幹産業株や、藩営産業に資産を移動させ、
新製品の開発とか見守りながら、
時に応じて、瑞穂株や創巧株を買い戻したり、新興企業株を買ったりする。
おれ、あっちこっち海外地を巡って開発してるので、
そっちの利益が大きいけど、
まぁ 配当が増えると、子供たちへの分配とか。
おれが若返ったときの分配とか、計算したりするかな。
飲み屋によると、あっちこっちで、政治談話が繰り広げられる。
この時代の日本人は、未来のテレビ報道の数十倍も見識が高いようだ。
いま注目は、十字軍戦争の可能性で、
諸外国の国情、戦略、同盟から
さらに個別の目標とか推論され、
幕藩連合がどう出るとか。おらが藩主はとか。
物流とか。軍事とか。兵器とか。兵站とか多岐にわたってる。
そして、推測の通り、日本と、オスマン帝国、アチェ王国、イラン、
サウジアラビア、オーマン、ザンジバルとの取引が増加していくはずだ。
日本がイスラム諸国に軍艦を輸出すると、
自動的に海軍予算も増え、軍艦を建造できたので、
史実並みに史実以上の軍艦を建造しても、GDPに対する国防費の比率が小さくなるし、
バラマキ効果で、貧富の格差も致命的なほど広がらず、
共産主義者になる人間もそれほど多くない、
そして、この世界でも50口径410mm連装砲4基搭載の長門型戦艦4隻の建造が検討されてる。
戦艦より、商船、潜水艦、空母、強襲揚陸艦だと思うし、
それより、航空機で、
もう、戦艦は、いらないと思うのだけど、
飲み屋の中にも戦艦を建造したがる人たちがいる。
まぁ それが、一般認識なのかもしれない、
困ったものだ。
しかし、カモメ機に乗ってる客もいるらしく、
次の戦争は、航空機と持論を展開する者もいる。
なので、次の国防省会議で、強襲揚陸艦とか、ホーバークラフト艇の開発を提案するよ。
ポモルニク型揚陸艇とか。
LCAC揚陸艇とか。
ビッ×トレーとか。かっこいいし (笑
･････････････････････････････････････････････・・・・・・・・・・
おれ 妻 千代 (75) 総司（59） 慶司(57) 佐奈(55) 晃司（51）
おれ、 綾波 源司(あやなみ げんじ) ⇒⇒⇒ 時司史朗(ときつかさ しろう) 41
ロゼ・ティーナ(32) 露瀬 統司(14) 露瀬 千夏(12) 露瀬 陽介(9)
智子(29歳) 時司 頼経(11) 直衛(9) 美智(7) 雪妃（5）
史実5349万人
戦記1億7875万人
日本 1億人0348万
瑞樹 5756万人
扶桑 49万0068人
ナミビア・インド洋諸島・パレスチナ 968万人
フィリピン 1139万人
| 第65話 1915年 『白い朝鮮のユダヤと、白い中国のアメリカと。』 |
| 第66話 1916年 『十字軍世界大戦の予感』 |
| 第67話 1917年 『殺戮の前奏曲(プレリュード)』 |
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