月夜裏 野々香 小説の部屋

    

錬成系 維新戦記 『1kg級魔法使いで』

 

  

  

 第79話 1929年 『なにを着ていても金吊りマリオネット』

 

 ユダヤ暦5689年  皇紀2589年  明治28年

 第122代明治天皇(50)   第17代将軍 島津忠重(43)

 

 この世界に来て79年、

 おれは、たった1人なのだけど、血の繋がりができて、初めて、この世界の人間になった気がする。

 まぁ 単純な話し、おれの直接の血統以外、おれの繋がりはいない、

 そういう、特殊な精神状態だと、マイノリティが陥りやすい、感情にも敏感になる。

 国家同士を戦わせ、戦争させるほど、マジョリティが弱体化して、有利になっていく、

 そう、個人を陥れ、家族を分断し、一族を対立させ、地域を衰退させ、省庁を解体する、

 疫病神のように、貧乏神のように、死神のように、マジョリティを不幸にしていくほど、

 マイノリティが相対的に強くなり、成功しやすくなっていく、

 どちらの国であれ、戦争でマジョリティが死ねば、それこそ拍手喝采

 全世界を戦争という名の炎で燃やし尽くしても、世界を手に入れれば、安心できる。

 おかげで、彼らの意図と目的がなんとなく見えてくるから不思議だ。

 ユダヤ型金融システムは、利権と結託した貸し借りで国家基盤と国民を支配しているつもりが、

 天地の信頼関係を決定的に分断し破壊し、左右の関係を悪化させてしまう。

 そして、文明と、歴史と、民族と、言語と、個人と、家族と、共同体を破壊する。

 マイノリティのマジョリティへの呪いが、ユダヤ型金融システムなのかもしれない、

 

 

 南ユダ王国の工作員が、反北イスラエル王国工作を繰り返すことで、王政が何度も分断されて倒れ、

 時には戦争に追い込まれて弱体化し、ついには、アッシリアに占領され滅ぼされてしまった。

 史実の未来の日本も、南ユダ諸派白人系タルムードが反日工作を繰り返すことで、

 明治以降の日本政府は、分断され、短命に終わらせられ、戦争を繰り返させられ、

 ついには、アメリカに占領され、滅ぼされそうだったっけ、

 この世界の日本も同じ手口で分断攻撃されている。

 幕末明治維新を防いで、緩やかな幕藩連合を築いたけど、

 欲深な馬鹿と、その子飼いの利権屋は、同じことを繰り返そうと、あんなことや、こんなことを繰り返している。

 藩主・100万人長、官僚、財界、マスメディア、著名人は、高級娼婦か、役者と同じで、

 札束と台本を渡されたら、何も考えないで、それを読もうとするんで、

 マジでムカつく、

 バラマキをやっているはずなのに富裕層ってやつは・・・

 

 

 

 史実のこの年、大恐慌なんだけど、世界中が国債を発行し、

 紙幣をばら撒いて戦線を維持してるのでインフレで大好景気

 戦争は、まだ続いている。

 航空機は、発展を続けているし、数も増えている。

 ただ、日本機が50パーセント増しのエンジンを装備させた機体を前線に輸送してるので戦線を維持している、

 あと、潜水艦の性能もジリジリと増しているし、

 戦車の性能も、ソビエトが戦車を開発してからというもの性能が増している。

 各国とも、これ以上、日本に、紙幣(金)を渡せなくなると、

 石炭、鉄鉱石、石油の引換券を渡すことで、不足分の生産を補っているけど、

 日本側も、そんなに紙幣を刷れるわけがないだろうがって、

 高層建築のフロア引換券や石炭、鉄鉱石、石油の引換券を渡すことで、インフレを押さえている。

 それ本当に信用できるのかっていうと、

 まぁ 信用しないと、経済が回らない、

 ちなみに戦争当事国の厭戦気運も大きいかな。

 

 

 

 

  1月

  イネの画期的な交配種、 水稲農林1号の育成成功。

 

 

 資源探査のやり方は、振源と、地表に設置した何千組の受振器で発見する。

 おれは、いらないけど、説得力を持たせるために開発させている。

 まぁ 子供がいる前では、地震探査の振りをして見せて、

 この影かな。んん・・・・

 なんて言ってる。

 半径900m以下は、なにがあるのかわかるので、

 それらしいことを言ってたらいいわけだ。

 ちなみにおれが言った言葉は、社員によって文字起こしされ、

 地質専門書のバイブルとして、トンデモ値段で売られ、

 おれの口座に振り込まれるはず。

 

 そうそう、ナミビアに欧米露中東のお偉いさんが来て、仲良く治療して、帰っていった。

 しかし、表情からして、戦争は、終わりそうな予感がする。

 日本の経済成長が異常なんで、戦争なんてやってられない、という意見らしい、

 そりゃ 日本が最後に植民地にしたナミビアでさえ、

 欧米列強並みに自立した基幹産業があったら、驚くわ、

 

 

 

 

 “もしもし、時司先生。富田です”

 “久しぶりだね。富田君”

 “いま、長崎にいるのですが、ロシアが、オスマンとの講和を模索しているようです”

 “ほぉ ロシアが、意外だな”

 “戦費が嵩みすぎて、共産革命が近づいてるそうです”

 “ああ、それがあったか。暴動は、広がってるの?”

 “労働者と農民が中心ですが、軍部内にも広がっていますね”

 “じゃ 貴族は、逃げ出しにかかってるのか”

 “ええ、避難所を準備してくれるのなら、すぐにでも財産を持ち出したいそうですよ”

 “まぁ 仕掛け人の欧米列強に逃げられるより、日本に来てもらう方がいいけどな”

 “やはり、欧米列強が仕掛け人ですか”

 “たぶん、借りたロマノフ朝の預金を踏み倒したいんじゃないかな”

 “それは犯罪ですよ”

 “例え犯罪でも、戦争で金の裏打ちのない紙幣を印刷していたら、金の方が足りなくなるわな”

 “そうなると、一族ごと、抹殺ですか”

 “革命のドサクサで、そうするかもしれんね”

 “なるべく、日本にロシア貴族の避難所を作らせましょう”

 “まぁ ロシアの金銀財宝は、悪くないし。わたしからも書簡を出しておくよ”

 “それと、イギリスと、ロシアが、日本と、スペイン・ポルトガル語圏の同盟に探りを入れてきています”

 “ないだろう。同盟”

 “同盟しても海軍の合同訓練なんてやらないのに”

 “同盟していない日本と、スペイン・ポルトガル語圏の海軍合同訓練が気になってしょうがないようです”

 “あと、日本とタイ王国の海軍合同訓練も”

 “合同訓練は、同業協約で、予算取りを兼ねてるし、互いに力量を図るためでもあるし”

 “交戦する可能性が少ないから、有事に備えての親睦外交だろう”

 “列強は、そう思っていないようですね”

 “ふっ 勘ぐり過ぎだな”

 

 

 

 

  2月

  合名会社江崎商店が株式会社江崎に組織変更

 

 人は、衣食住と雇用と守るべきものがあるのなら、人殺しや戦争を望まない、

 しかし、反日利権は、クーデターや共産主義のレッテルで、貧富の格差を望まない人間を陥れて殺害し、

 貧富と地域の格差を広げると、貧困層は富裕層に反発していく、

 そして、互いに、プラスとプラス、あるいは、マイナスとマイナスのように憎み合い始める。

 支配層は、権力基盤を守りつつ、矛先を外国に向けさせ、且つ、財政投資を得ようと、対外戦争を望み始める。

 反日利権は、対外戦争に反対する勢力を我田引水で陥れて殺害し、挙国一致勢力を構築するのである。

 史実の日本でいうなら、5・15事件に至る諸事件と、2・26事件に至る諸事件で、

 未来の日本でいうなら、消費税に至る諸事件と、TPPに至る諸事件で、

 貧富の格差と地域の格差と人種の格差を絶望的なほど広げ、

 日中戦争に至らせ、中国の核兵器で日本を滅ぼし、

 アメリカの核兵器で中国を滅ぼすことで、

 正義の味方としてアジア全域の支配権を手に入れる計画なのだろう。

 この世界の日本だと、バラマキ廃止と、地租税廃止が、反日勢力の一歩と思っている。

 まぁ 貧富と地域の格差を広げて、戦争というのが、手口なんだけど、

 市場競争に疲れた大企業や古参企業を中心にバラマキと、地租税の反対勢力が増え、

 利権保守勢力と結びついた在日が暗躍している。

 

 国際情勢は、ドル紙幣を挟んだ糸に吊るされたマリオネットが、

 ドル紙幣を挟んだ糸に吊るされたマリオネットを動かし、

 そのマリオネットも、ドル紙幣を挟んだ糸に吊るされたマリオネット動かし、

 そのマリオネットも、ドル紙幣を挟んだ糸に吊るされたマリオネット動かし、

 マリオネット同士を戦争させている。

 砲弾が当たると、糸が切れ、人形は、動かなくなってしまう。

 戦場から逃げ出そうとする人形は、自分で糸を切ると、動かなくなってしまう。

 そんな電映番組をやっていた。

 全国版の電映なので、世界中に流されているはずだ

 “いい加減にせいよ by 日本”

 そんな意図が籠もった電映なのだけど、効果があるのか、不明だ。

 しかし、口で言って、戦争をやめるくらいなら、最初から戦争なんてしないけどな (笑

 

 

 

  3月

 日本・アルゼンチン・ブラジル海軍合同訓練

 アメリカで、フィリピン独立暫定政府

 小原國芳が東京府南多摩郡町田町に学校法人玉川学園を設立する。

  

 

 1600mm広軌の鉄道がナミビアの大動脈を作っている。

 装甲列車は、ナミビア日本陸軍の主力戦闘集団の一つで、

 鉄道が破壊され兵站線が分断されてしまうと、要衝であっても孤立してしまう。

 その為のホバークラフト開発で、輸送用トラックの生産でもあるけど、費用対効果で鉄道依存が、大きい、

 この時期、日本は、旧式艦艇を解体しつつ、航空戦力と潜水艦に戦力をシフトさせて拡充させている。

 退役と入隊の人事管理を上手くやると、反発が少ないので政治力というやつでしょう。

 軍は、産業利権に引っ張られるのでなく、戦訓を利用した体質改善をしないと、次の戦争を戦えない、

 綾波、時司と、近代戦争向きの体質にはしていたけど、

 どうしても、産業利権には、引っ張られるからね。

 そうそう、アラドAr232系の4発戦場輸送機は、何とか開発できそうらしい、

  4発輸送機 “白鶴”

  自重13780kg/全備重16000kg

  全長26m×全幅34m×全高5.7m

   1500馬力4基   387km/h    2300km

    15mm機関砲4丁武装

    乗員4名 兵員10名 貨物3000kg

 1個師団20481人は、戦線にいるだけで1日に800tほど消費してしまうので、

 267機分ということになるけど、

 離島・要衝守備隊だと、中隊159人 〜 旅団10239人なので、

 平地があれば離着陸できる足腰の強い輸送機があると、いざという時に助かる。

 しかし、未来の軍隊だと1日1人1tとか、嘘みたいな補給物資になって、

 これで、ドンパチすると、2倍から3倍の消費になるんで、

 戦時だろうと平時だろうと、生産拠点の街が戦闘集団を支えているって話し、

 でも、海外地だと、移動手段で1番人気は、カモメ機だな。

 車感覚で買う人間も増えてるので、空を見上げると、たまに飛んでる。

 ちなみに、白人は、黄色人の日本人がカモメ機を飛ばしてると、叩き落したくなる衝動に駆られるらしい、

 まぁ アフリカ大陸で、先住民族とか見てたらそんな気分になるのもわかる気がするけど、

 白人至上主義恐るべし、

 

 

 

 銅本位制のヤバさというのがあって、

 日本の銅山と、外国の銅山との競争力に、日本の貨幣経済が左右されてしまう。

 銅を持ってくる外国に紙幣を取られ、それが外資になって、日本経済が操られやすいってこと、

 だからと言って、紙幣高。銅安の交換比にすると、

 外国資本家は、日本の瑞穂紙幣を蓄財として持ってるので、

 今度は、紙幣を持ってきて、銅を外国に持って行かれてしまう。

 銅は、産業で使うので、銅の保有が減少してしまうと、産業が死ぬ。

 慌てて、銅高、紙幣安にすると、今度は逆に銅を売って、瑞穂紙幣を持って行かれてしまう。

 ユダヤは、株操作が好きなので、

 その要領で、銅と紙幣の売り買いだけで、大損させられたりで、

 世界十字戦争やりながら、そういう、経済戦争仕掛けて来るとか、

 ユダヤ資本恐るべし、みたいな (笑

 まぁ 銅と紙幣の交換率をあまり頻繁に動かすと、やられちゃうというわけで、

 国際港を増やし過ぎると、日本国内事情が知られ、そういう現象が増える。

 それはそれとして、社会基盤は、日本の高度成長並みに水増ししているので、

 田舎に行っても道路が舗装されているし、高層建築が建っている。

 

 

 電音

 “アメリカでフィリピン暫定政府が誕生したそうですよ”

 “ニカラグア運河が完成した途端、日本にケンカを売ってくるとか、勘弁して欲しいですね”

 “日本にも、アパッチ・スー族がいるので、暫定政権を作らせたらいいのでは?”

 “フィリピン人は800万人。インディアン人は40万人ですからね”

 “40万人は、国家としては弱いような気がします”

 “こういうのは、ぶっ殺したもん勝ち、なんでしょかね”

 “白人クオリティですね”

 “むかしから、強盗殺人が好きな人種なんですよ。しかも、キリスト教なので、神の許しがあるという”

 “南米は、混血が進んでますけど、先住民は少ないので、似たようなものですからね”

 “やっぱり、成功体験なので、やめられないんですかね”

 “今回の十字軍戦争で、変わってくれたらいいのですが”

 “列強の政治権力だと、継戦力ギリギリなんじゃないですか?”

 “いや、オスマンもギリギリだし”

 

 

 

 

 

 

  4月

 日本・タイ王国・ベトナム帝国海軍合同訓練

 

 海岸線に作った貯水棟に海水を満たして、

 海水を超高圧で銅管に流し込むと、

 太陽熱で熱せられた銅管の海水は、途中で気化が始まり、

 水と塩を分離しながら、内陸の小さな盆地に達すると、湯気となって、吹き出すのだけど、

 冷却が始まると、湖を形成していく、

 銅管の水量と、蒸発率の関係があるので、水量を超える蒸発をすると、湖の大きさは、そこで止まる。

 単純ではあるけど、ナミビアの太陽熱は、水と塩を分離できるだけの熱エネルギーがあり、

 さらに、水素(H)原子2個と、酸素(O)原子1個を分離する電力にもなった。

 水素は、火力発電にもなるし、燃料にもなる。

 水素吸蔵合金の研究を進めていくと、ナミビアのドル箱になるかもしれない、

 メタンの吸蔵合金の研究が、いまいちだったので、水素は期待できるかも、

 おかげで、人口湖の周りは、動植物が増えている。

 こういった人造湖が増えるほど、緑地が広がり、動植物も増え、

 気のせいか、雲が増え、涼しげな風が吹いてるような気もする。

 そうそう、混血のワンエイスやワンシクスティーンスをあちらこちらで見かける。

 海外地は、次男・三男坊が多く所得も多く、必然的に白人美少女の率も多くなり、

 ハーフ、クォーターが増え、その子供たちとの結婚が進むと、

 ワンエイスやワンシクスティーンスも増えている。

 まぁ 日本人だけど、少し、外国人風の表情と体格なのがわかるくらいだ。

 「父上、稚魚を放流するようです」

 「根付くといいな」

 「根付けば、湖底は栄養に富んだ大地になるので、干上がっても、緑が残りますよ」

 「そうだな」

 

 

 

 史実だと、世界恐慌の年だけど、

 たぶん、この世界のこの年は、大恐慌が起きない、

 大恐慌を起こすには、紙幣を国民にばら撒き過ぎた。

 大恐慌は、乗数効果の利息が紙幣の総量を上回りそうな条件で、国民が紙幣、担保を持たず、購買力を喪失したことから起こる。

 戦時国債で発呼した紙幣は、軍需系製造業と将兵を中心に流れ込み、民需も生産を増やした。

 こうなると、面白いように金を稼げるが、企業収益と賃金も大きくなるわけで、

 ユダヤ金融は、相対的に弱体化している状態にある。

 それを嫌って、資源を日本に輸出し、日本商品を買って、

 国内市場に流すことで、アメリカ国内企業における非ユダヤ系資本を牽制している。

 アメリカの良識派から、なぜ、国産化しないのかという問いには、政官財から、いろんな圧力がかけられる。

 アメリカ資本主義は、政治家、官僚、著名人などが、お金を貰って、台本を話しているに過ぎない、

 テレビに映る一般人でさえ、一般人の振りをした役者だったりする。

 国民の味方と思っている組織や著名人さえ、味方の役割を演じているガス抜きでしかなく、

 そこに所属しようものなら、手の内は全て筒抜けになり、飼い犬にさせられてしまう。

 そう、史実の、あの民族選民主義で立ち上がり、世界と戦い、

 600万人のユダヤ人を虐殺したと言われるヒットラーでさえ、

 ドイツ民族を衰退させるために、愛国主義者と、民族主義者を演じていたのだから、

 

 

 

  5月

 どこかの武術流派の人たちなのだろう。

 2つの袋に砂を入れて繋いだ武器らしきモノを振り回していた。

 必要なのは、袋2つだけ、

 幾つかバリエーションがあるようだけど、

 回転が速いと棒状になるし、相当な威力だ。

 なにもない砂漠での戦いに合った武器なのかもしれない、 

 でも、砂漠を歩くときは、最低限、杖ぐらい持って行くだろうし、

 ダビデとゴリアテじゃないけど、投石器を使うので、流行らない気もする。

 しかし、袋と砂しかないなら、ありなのかもしれない。

 ナミビアに来ても日本人の本質は、あんまり変わってない気もする。

 

 

 

 黙示録では、終わりの日が近づくと、

 偽りの父、悪魔の教えの利己主義と拝金主義に従う悪魔の子と、

 神の教えに従う神の子にわかれる。

 嘘をつき続け、強奪を繰り返し、殺し続けて来た勢力が存在する。

 主にあいつらなんだけど、

 国を大きく国民を強くするより、利権を強く利益を大きくしたがるので、寄生虫とさえ思える。

 おれが資源探査をするのを嫌う勢力も少なくない、

 理由は、いくら稼いでも、相対的な権力基盤が相対的に弱体化し、

 新興勢力を生み出してるからなんだけど、

 そういう勢力は、外国にも国内にもいる。

 特に外国資本は、紙幣が増えると、銅交換率が減ったり、相対的な価値が減ったりなので、

 日本の紙幣量に敏感かな、

 海外地は、無税期間地域で、バラマキ所得が入ってくる。

 それが次男・三男の入植増加の原因になっているのだけど、生活費はかかるわけで、

 野心的な新興企業が毎日のように起業し、逆に潰されている企業も少なくない、

 藩主のいない海外地でも、藩主系の投資が多く、旧藩主系もいて、

 その支持者が少なくない、

 権力層とお金持ちが既得権益を守る我田引水な法案を通そうとし、

 民権系議員がその法案に物言いを入れて、議会が荒れる。

 まぁ 当然かな。

 そして、

 紙幣を独占しようとすると、経済が縮小し、街が廃れていく。

 紙幣を循環させようとすると、経済が拡大し、街が大きくなっていく。

 街の雰囲気で、それがわかってしまう。

 元気のない街は、売買でなく、税制・生殺与奪業で、バラマキ以上の紙幣を強制的に奪う癌がいて、

 ここで得た収益を街の外に運び出してしまう。

 まぁ 無能なくせに地位と金に執着する老害で、親方日の丸が好きな利権保守と呼ばれる勢力がいる。

 彼らは、国家財政から予算を貰い、広報課を経由して、お金を貰って動いてる連中で、

 国権を強くし、民権を弱体化させるような論調を執る。

 そこに非合法担当の在日が肩入れするので、凶悪になっていくのだけど、

 国家の為とか、愛国心とかの大義名分さえあれば、

 民間人を騙して収奪し、貧富の格差を広げ、自殺させ、戦場に送って殺すこともいとわない、

 さっさと引退できるようバラマキをしてるのだけど、

 世襲天下りに胡坐をかく利権は、権力と金の甘い蜜が忘れられないのかもしれない、

 彼らが世界の金融のための金融。金持ちのための嘘の経済学と結びつきやすい状態にあって、

 日本を滅ぼすための一歩を踏み出そうとしている気がする。

 

 

 

 

 

 

  6月

  隅田川に厩橋完成

  日本・メキシコ・コロンビア・ベネゼエラ海軍合同訓練

  北海道駒ヶ岳が爆発。噴火。

 

 

 電映を見ていると、

 数で勝る米英仏独の戦車部隊と、地の利と質で勝るオスマン帝国軍の戦車部隊が撃ち合っている。

 映画であれば、主人公は、機関銃、小銃、拳銃で敵兵士を殺しまくるのだけど、

 現実の戦場は、殺人を忌避するせいか、

 命令があって、ようやく、引き金を引く、

 敵が撃った後に撃ち返すことが多く、敵を直接、視認して、撃ち殺す兵士は、少ない、

 敵が見えないほど遠くにいるとき撃つことが多く、

 ほとんどの兵士が、引き金を引くとき、思ってることは “外れろ” で、

 たまたま、1人を殺すと、ずっと脳裏に残るわけで、おれの弾が当たったんじゃないと、思い込もうとする。

 そんなわけで、一人を殺すために必要とする銃弾は、年々多くなっていく、

 長射程のライフル銃が好まれる所以でもある。

 大砲が増えるのも敵兵を視認することなく、敵陣地に打撃を与えているのに、心理的な負担が少ないからで、

 軍艦、航空機、戦車が躊躇なく攻撃できる兵器として、好まれるのも心理的な背景があるからといえる。

 映画で、主人公が容易に敵兵を殺す光景を見せるのも、

 人種差別、宗教差別を増長させるのも、

 安易に人を撃ち殺せるよう、潜在意識に刷り込み、戦場で敵兵に向けて引き金を引かせるためと言える。

 バルカン戦線、カフカス戦線、ペロポネソス半島戦線、ガリポリ戦線、北アフリカ戦線の映像が流れている。

 戦争が終わりそうな気配はある。

 もっとも、前線の厭戦気運が高まってるからで、

 アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシアは、大量のマリファナを投入し、戦意を支えている。

 敵軍人でも何人も殺傷すると神経が参ってしまうわけで、

 さらに民間人も殺傷させる精神状態は、薬でも飲まないとやってられない、

 情報でも前線行きの船に、大量のマリファナ、タバコ、酒、コーヒーの嗜好品が積み込まれてるし、

 たぶん、マリファナがないと、戦線が持たなくなってきてるのかもしれない、

 ユダヤ資本にしたらマリファナ依存症が増えた方が、収入に繋がるのかもしれない、

 そして、マリファナで本当の国民の敵が誰なのかわからなくできるので、都合がいいのかもしれない、

 なんにしても、ハイになって、民間人を殺傷してる光景が、鬼畜米英。

 ジェノサイド合衆国、ジェノサイド連邦、ジェノサイド帝国

 そんな感じに編集された映像が流れている。

 まぁ 一番、多いのがオスマン帝国の回線なんで、

 そういう編集になってしまいやすいのかもしれない

 おかげで、ナミビアに居ながら、リアルタイムで戦争を見ることができた。

 日本人のほとんどは、オスマン帝国に同情的になっているようだ。

 ちなみに、アメリカ戦略情報部もワシントン州で戦争の様子を見ているし、

 ロシア軍情報部も通信回線のあるハバロフスクやウラジオストックで戦況を見ている。

 そして、欧米露列強の事務レベル協議も、

 日本の通信回線のあるスペイン・ポルトガルで非公式協議をしている。

 それだけの影響力が映像にあるわけで、人の判断が情報量に左右されるということになるのだけど、

 想像力を相殺させてしまうこともある。

 まぁ この時代、そんな危惧を持つ者なんて少数派だけどね。

 

 

 

 海軍工廠に行くとディーゼル機関を製造していた。

 ディーゼル機関とスターリング機関の一体型機関を試作し、余熱で、電力を作っている。

 金属にセラミック被膜がしてあって、錆びを防いでるので、

 さわると、金属っぽくない感じがする。

 これで、塗装を省けるなら、悪くないかもしれないけど、

 防音タイルとの関係は、どうなんだろう。

 なんにしても、こういうのが製造できるようになると、

 欧米との戦争も悪くないって気になるから不思議だ。

 ちなみにポルトガル領アンゴラ、イギリス領南アフリカとの取引は、順調に増えている。

 日本・ナミビアと取引を停止するとか、怖過ぎるイメージを与えているのかもしれないけど、

 使える資源が増えて、ナミビアの近代化に一役買っているのだけど、

 アンゴラと南アフリカの様子もわかるわけ、

 ナミビア配信で、アンゴラと南アフリカの強制労働を映像と写真で流してるけど、

 戦争が始まる前から酷かったけど、利益を最大に上げるための労働で、

 戦争が始まったあとは、抹殺するための強制労働に移行している。

 白人って、ヤバい、

 そういう印象が強くなる映像ばかりが撮れてる。

 北東のザンビア、東のボツワナは、緩衝地帯になっていて、

 取引はいいけど、軍隊を送って、干渉しないって、なっていて、マダガスカルと似てる。

 だから、お互いの子飼いの現地民が勢力争いを繰り広げたり、裏切ったり、いろいろ、

 取引は、それなりに行われているけど、

 近代化は、先住民がやらないと誰もやらないので、たいへんかもしれない、

 

 

 

 

 

 

 

  

  7月

 創巧航空機製造工場を見ている。

 飛行機を独立採算で製造できるのは、カモメ機と双発貨客機しかない、

 それだって、乗客の紙幣保有量に左右されるわけで、

 金融バラマキがなければ、富が先鋭化し、購買力が失われ、

 企業は、消費税などの財政投資に頼るようになり、不況に至る。

 まぁ 製造しているのは、とりあえず、カモメ機だけど、

 オスマン向けの補修部品も製造しているので、利益が大きくなれば、

 戦闘機をイスラム圏やスペイン・ポルトガル語圏に輸出できるようになる。

 というか、そのつもりで、ナミビア開発している。

 

 

 命の恩人になれるチャンスは、滅多にないけど、ある時はある。

 毒蛇パフアダーに噛まれた人間が運び込まれたのだけど、血清が、間に合わない、

 なので、おれが持ってる栄養剤を使いながら、魔法で解毒し、

 多少、違和感はあるだろうけど、壊死した細胞も1kg以内なら部分的に回復させられる。

 魔法も練度なので、慣れる上手くなる。

 むかしは、刀傷を綺麗に治療したこともある。

 おれ、撃たれたり、斬られたりしても、

 意識が残っているなら死ぬ前に魔法で治せる気がする。

 

 

 

 

 

 

 

  8月

 ダイヤモンド鉱山を見つけた。

 ヒャッハーみたいな。

 お金持ちが紙幣を使いやすいのが宝石貴金属の類なので、紙幣を循環させやすくなる。

 あと、工業用ダイヤ。

 人造ダイヤの生産も進めさせているけど、天然モノを掘った方が、まだ安上がり、

 ちなみに人造ダイヤの作り方は、高温高圧下に炭素を置くと出来上がり、実にシンプル

 でも、高温高圧を作るのが大変で、

 ナミビアだと太陽光熱で電力を起こせるので、人造ダイヤでも、いけそうな気がする。

 でも、電音によると、求人倍率2.5倍なんで、

 資源見つけると、逆に怒られそうな予感がする (笑

 

 

 

 演習場で、ロケットの打ち上げをしていた。

 姿勢制御と誘導で梃子摺っているらしく、ミサイル化は、上手くいっていない、

 あと、ジェットエンジン型、プロペラ式の無線誘導飛行爆弾も実験しているらしい、

 おれ、そんなところまで、教えたっけ、

 そんな風に思ったけど、どうやら、想像力が基礎技術力を上回ったらしい、

 79年前は、史実の江戸時代だったのに、

 

 

 

 

 

 

 

 

  9月

  武蔵高等工科学校開校

 

 ナミビアでも箱モノ建設が増えている。

 まぁ 退職後の公務員用。

 公務員と言っても7割は、10人長制で選ばれた人たちで、任期6年。

 残りは、公家衆と武家衆の既得権益と、幾つかの師弟閥と、元10人長だけど、

 既得権が強いので、20年から30年くらいで、引退する。

 年齢が嵩むほど、マニュアル化せず、知識を独占し、

 金脈、人脈、秘密を増やして長居しようとするので、

 箱モノに押し込んじゃえば、実権がなくても、とりあえずおとなしくしてくれる感じだ。

 ちなみに航空参謀のおれも、武家衆の既得権益の一つに入れていいかな。

 ていうか、若返りの子供は、存在していることになってるし、

 辞めろと言われないので、続けてるだけなんだけどね。

 ちなみに早々に口座を作って、定期的にお金を振り込ませると、

 本人以外に引き下ろせないから、存在しなくても疑いにくい、

 

 

 

 

 

  10月

 海軍工廠に立ち寄った。

 設計は、トランジスターを使った製図制御を使ってるので、1人当たりの仕事量が大きく、

 ある程度、立体で視覚化しやすいようにしていた。

 10000〜50000kw(7500〜37500馬力)級小型ナトリウム冷却高速炉を搭載した軍艦を設計している。

 50000kw(37500馬力)4基だと、150000馬力になるので、空母、戦艦、巡洋艦の馬力になった。

 燃料庫を合わせた機関室で計算すると、ディーゼル機関や重油燃焼機関より小さく、

 弾薬、積載、兵装の比率を大きくできた。

 原子力搭載艦で撃ち合ったらいかんだろう、みたいな気になるけど、

 このタイプの原子炉は、崩壊熱を出す個所が少なく、

 漏れたとしても被害半径は20mほどしかなく、

 いざという時は、艦底から捨ててしまう方法も考えられた。

 しかし、まだ、安全性も確認されていない試作原子炉を軍艦にどう搭載するか、検討してるのだから、

 気が早いというか、なんというか。

 ちなみに原子爆弾の研究は、それなりに進んでるけど、

 あまり大型のものは、考えられていない、

 というより、最大目標が戦艦・空母なので、TNT爆薬1t〜3t級で十分で、

 それは、砲弾サイズで、単発機で爆撃できる重さだった。

 もっとも、起爆させるエネルギーは、通常弾頭の爆薬よりたくさん必要で、

 最小核兵器の研究が課題だ。

 

 

 どうやら大恐慌もなく、過ぎて行く。

 戦争中に大恐慌になるわけがないのだけどね。

 そういえば、世界十字軍戦争していたんだっけ、

 日本は、戦争に参戦していないので、忘れちゃうよ (笑

 戦況は、オスマン帝国軍が米英仏独露連合軍の攻勢を防ぎ、

 清国軍は、米英仏独露軍を攻撃していた。

 欧米露連合艦隊は、清国沖で艦砲射撃を繰り返しているので、海軍のローテーションは、3割に落ちて苦しいようだけど、

 清国は、イスラム諸国と違って、潜水艦を配備していないので、砲撃し放題のようだ。

 

 

 京都にいる手下から電話があった。

 アメリカ系対日工作予算が増えたらしい、

 政官財学マスメディアに金をばら撒いて、日本と清国を戦争させようと画策している。

 まず、何も考えず、ひたすら戦いから始まるストーリーとかね (笑

 アメリカ、イギリス、ロシアは、日清戦争を開戦させ、

 東アジアでフリーハンドを得て、オスマン帝国打倒に専念するつもりなのだろう。

 そして、日本に清国を潰させ、疲弊した日本をアメリカが叩き潰す、

 逆は、万が一にもないが、清国に日本を潰させた後、アメリカが清国を叩き潰す。

 どちらにしても、日本と大陸を戦争させることで侵略の足掛かりにできる、

 その利益で、東アジアを支配する筋書きなんだろうな。

 

 史実だと、日本の利権保守が右翼を作って、左翼を育て、

 左翼は、右翼が引き起こそうとする戦争の脅威を訴えることで、収入と味方を増やした。

 右翼は、左翼が引き起こそうとする革命の脅威を訴えることで、収入と味方を増やし、

 国論を戦争か革命かで、二分していく、

 利権保守は、利ザヤ稼ぎで、国家を守るためと戦争に乗ってしまったし、

 戦後は戦後で、日米安保を破棄し、アメリカから日本独立させようとした日本国民を

 左翼だ。共産主義だ。と、レッテルを張って踏み躙ったのが、利権保守連中で、

 その未来の利権屋は、反対する者を全て左翼・共産主義扱いし、国民全体を踏み躙ろうとしていた。

 おれの目の色が黒い内は、この世界で、そんな真似はさせない、

 おれが若返る前に、もう少し、主戦派を弱体化させとくか。

 あいつら、革命か、戦争か、内戦か、で日本人を脅迫するし、

 クーデターとか、暗殺も辞さないし、

 戦争で国民を殺して国権を奪って私腹を肥やすから

 シム・×ティをやればわかると思うけど、

 右だけでやろうとすると公害ばかり、左ばかりでやると停滞するので、右も左もないからね。

 本来は、国権のための民権だし、民権のための国権なんだけど、

 そうはさせまいとしている利権保守が、たくさんいる。

 

 

 

 

  11月

  近鉄花園ラグビー場が開場。

 

 ナミビアにも大東流合気柔術があって、

 まぁ やってる。

 息子たちも上手くなってる。

 たぶん、大東流合気柔術から独立する合気道もしばらくすると現れる。

 基本技は、あまりかわらなそうなので、技を覚えると、楽しくはある。

 しかし、八頭身美人もいるし、ハーフ、混血が増えたなって思うわ。

 次の若返りが楽しみ、ていうか、半分は男だし、おれ、モテないかも (笑

 

 

 

 ガラス繊維の延長線上に光ファイバー技術があって、

 おれの利権を脅かしている。

 光ファイバーもおれの利権なんで、損失は少ないし、

 光ファイバーの方が便利なので、少しずつ変更させている。

 まぁ 銅の使い道は、ほかにもあるからね。

 しかし、光ファイバーの性能もいろいろあって、日進月歩。

 そうそう、トランジスターの集積も少しずつ進んでいる。

 この世界は、まだ、真空管が全盛というのに、

 でも軍機なので備え付けの地下電算システムや軍艦でしか使っていない。

 

 

 

 資源開発の序列を決めつつ、

 空いた時間に、フィリピンのルート選定をしている。

 効率よく回って開発するつもりだけど、

 伝道所を介して、欧米列強に知恵と金を貰ったらしいフィリピン人が増えてるっぽい、

 少数民族に金をばら撒いて、反政府をやらせるのは欧米列強の常套手段なんで、

 おれにしたら、予定調和だけど、

 反日フィリピン人に火に油を注いでる伝道所は、和親条約で、どうにも手が出せない聖域になってる。

 逆に、欧米列強の北イスラエル王国親衛隊が、公に攻撃されないわけで、

 それは、それで、相互条約なのだけど、

 日本人は、この種の宗俗抗争に慣れていないので負けてる感じだ。

 ちなみに、フィリピン人を外人部隊として、アチェ王国に派遣させてるし、

 インドネシア独立、ビルマ独立、マレー独立の外人部隊として派遣させているので、

 大人の事情で、反日活動が減少するかもしれないけど、

 日英関係は、大人の関係に至ってないようだ。

 

 

 

 

 

  12月

 日本・スペイン・ポルトガル海軍合同訓練

 

 バラマキで何が起きるかというと、営利以外の活動が増え、

 文化面で豊かになることかもしれない、

 そして、そのことが逆に需要を起こし、供給を作り、一大産業になっていくのかもしれない、

 高層建築内を丸々冷凍化して、スキー場やスケート場を作っている。

 やれないわけじゃないけど、

 まさか、この時代にやるとは思わなかった。

 しかし、盛況なのも事実で、客がいっぱいいる。

 ひょっとしたら、ナミビアの場合、一つの街に一つ建設されるかもしれない、

 まぁ 需要以上に建設して供給しようとしても赤字になるので、

 その辺の見通しは必要だけどね。

 

 

 

  

 

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  綾波 総司(72)  慶司(70)  佐奈(68)  晃司(64)

 

 おれ、 綾波 源司(あやなみ げんじ)  ⇒⇒⇒  時司史朗(ときつかさ しろう) 54

 ロゼ・ティーナ(45)   露瀬 統司(27)  露瀬 千夏(25)  露瀬 陽介(22)

 智子(42歳)  時司 頼経(24)  直衛(22)  美智(20)  雪妃(18)

 

 

  

 

 史実    6293万人

 戦記    2億4890万人

   日本  1億2084万人

   瑞樹     7736万人

   扶桑      140万0780

   ナミビア・インド洋諸島・パレスチナ   2714万人

   フィリピン  3115万人

 

 

 

 

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