第92話 1942年 『テロと、暗殺は、私兵を雇う金を持ってないと・・・』
ユダヤ暦5702年 皇紀2602年 明治41年
第122代明治天皇(63) 18代将軍 池田 徳真(38)
この世界の日本では、電話番号＋頁数で、電映機に文章が映る仕組みになってる。
電話代の一部を阿頼耶識(ホームページ)の閲覧上位の収入に繋げている。
誰かの電話代の一部が、誰かの優良阿頼耶識代になるようなものだけど、
個別性のある再配分なので、直接的な利益に繋がる。
まだ、1頁200文字ほどしかなく、
頁数を増やすほど電話代が高くなっていくので、
金持ちの道楽か。企業広告か。創作情報戦をやってる工作員が主流かな。
お金が動くのは、強制な税金、
水、電気、通信など生存に必要な経費に近いもの、
選択肢の多い中での、物とサービス。
あと、詐称・強奪に近いものがある。
××経済学、××理論といっても我田引水で、
利権か権威へ吸い上げるための創作学や理論が多く、
それぞれに、我田引水する用心棒の経済学者がいるけど、
阿頼耶識も、電算系。電話関連企業の利権屋と、
お金持ちが趣味で頁数を増やしてるんで、我田引水ではあるか (笑
でも、将来は、未来のホームページに近付くので、真っ青になるだろうな。
1月
第1回大詔奉戴日
ドイツ帝国がユダヤ教徒の排斥を決定（ヴァンゼー会議）
霧島 高雄の名前が時司ネットワーク網に知られるようになると、その手の接触が増えてくる。
ちなみに、綾波家とか、田安徳川家とかも独自に動いてる気もする。
閨閥戦争というわけじゃないけど、闇閨閥の取り込みと利権拡大もよくある戦略だ。
これが煩雑になると、横暴な社会になるので、あまり好きじゃないかな。
時司人脈の中心は、時司 頼経(37)で、
闇閨閥のおれは、挨拶に行かなければならない立場にある。
息子に頭を下げに行くとか、ちょっと、嫌なんだけど。
いずれは、行かないといけないだろうな。
友人たちと、我が青春のオーエンスタンレー山脈を登頂中、
最高峰ヴィクトリア山(4072m）は、登らないけど、
北から海抜2000mの高原別荘地帯まで友人たちと馬鹿やりながら登って
登頂後は、現地で遊んだあと、南に降りていくつもり、
平行次元世界の日本軍将兵の姿は見えないけど・・・・
仕事以外の山登りはいいねぇ
しかし、暑いわ、きついわ、
カモメ機で飛べば、涼しいし、楽だと思えてくる。
2月
日本・オスマン帝国・イラン・サウジアラビア海軍合同演習
銅行からの軍機情報で、533mm核魚雷が開発できたらしい。
戦艦なら1発で沈没、周囲の艦艇にも影響を及ぼしそうだった。
もちろん、それ以上の大きさの爆弾も製造できた。
日本幕藩連合軍は、軍と軍の戦いを中心に戦術を考えるなので、
都市爆撃は、しないことになっていた。
たぶん、次は、360mm核砲弾になるだろうけど、
核の小型化が進むほど戦場を有利にできるはず、
なんとなく、ホッとする。
これで、日本は、核保有国で殿堂入りだ。
今日は、青春物で、ネタに困った時のイベント、学校の映研の映画撮影、
エキストラで、主役の後ろで、棒術をやってました。
早い話し、やられ役な (笑
「先輩、張り切ってんな」
「年2本。映画を作ってますからね」
「才能あるな」
「いやいや、この100万人長区じゃ 中堅ですよ」
「そのうち、映画フィルムを阿頼耶識に入れられるかもしれないな」
「えぇ 200文字の世界ですからね」
「いやいや、年月の問題だと思うぞ」
「だったら、入札抜きで、公開ですか」
「電話代は、高くなるかもしれないけどな」
「それはさすがに・・・」
「おい！ 霧島、佐藤！ ぼやっとするな！ 回すぞ！」
「「はい」」
若い頃の先輩後輩は、ちょっと、嬉しいなって (笑
電映
マダガスカル島がフランス領にされなかったのは、
日本資本と、マダガスカル部族衆との取引が増えていたからで、
日本資本は、先住民のインフラを建設するだけで、同規模の足場を得ることができた。
日本資本は、マダガスカルが独立国であるほうが税金が少なくて済むだろうと考え、
部族にとって親切な隣人を続けた。
逆に言うと、資本家が日本幕藩連合政府が手を出せない島国で、気ままに過ごせるのだから笑いが止まらない。
いわゆる東インド会社とか、アメリカ企業合衆国に近い感覚かな。
欧米も資本投下しようとしたけど、世界十字軍戦争でマダガスカル投資が失速、
戦後は、日本資本に牛耳られた島となっていた。
そんなこんなで、日本資本6票と、
フランス1票、ドイツ1票、その他1票、現地部族資本1票の都合のいい理念で、
メリナ人、ベツィミサラカ人、ベツィレウ人、ツィミヘティ人、サカラヴァ人の
部族連合評議会がマダガスカル独立を宣言した。
東南部のフランス軍ドーファン要塞域を除いて・・・
3月
今日は、数学の21歳適正年齢試験
数学は、ちょっと、苦手だけど、一教科だけだし、
気合入れて、合格するつもり、
頭の中、公式で溢れかえってるわ、
問題が300問くらいあるので、まじ、実力勝負、
試験場は、15歳くらいから30歳くらいまで200人ほどがいる。
若いのは、理系が得な人間で。高齢者は、文系だと見当がつくかな。
学校
日本を、こんな歴史にしたい、こんな文明にしたい、
こんな国家にしたい、こんな民族にしたいといった事柄を考察する師弟人脈が増えている。
創作性の強い小説でなく、
歴史、文化、政治、経済、軍事、宗教を総合した大説と呼ばれる類が論議されるのだけど、
たまに顔を出して、刺激を受けている。
しかし、御多分に盛れず、
藩主武家衆系、皇族公家衆系、10人長制系、
師弟人脈系、省庁基幹産業系が乱立し、我田引水している。
公益性の高い産業が中心になるのは、仕方ないとしても、
誰得？ みたいな利権系の経済学者が現れるかな。
戦国時代は、こういう我田引水一つで、数万の将兵が合戦していたかもしれない、
必死さは伝わるけど、人死にが少ない分だけ、平和になったものだ。
青春は大変だぜ、
勉強したり、勉強を教えたり、鍛錬したり、働いたり、横恋慕したり、
人脈作ったり、友人と馬鹿やったり、
寝たり起きたり、行ったり着たり、食べたり、出したり・・・
おれの場合、魔法が使えるけど、
ほとんど、10000文紙幣しか作っていないし、
緊急でも、1kg級で、24時間の回数制限10回しかないから、
10人くらい、相手できそうだけど、それ以上、来たら不味いわけ、
体が資本なので、鍛錬を欠かせない、
道場で、合気道の練習をしていたら、
不意にサイレンが鳴った。
空襲警報訓練は、30万人以上の都市で1年に1度が義務付けられている。
10人長と、100人長が一番近い、避難場所に誘導するのだけど
避難場所に行って名前を記入すると、記念のキーホルダーと、飴玉3個がもらえる。
なんで、飴玉3個なのか、わからないけど、年一の空襲訓練予算で割ったのかもしれない。
4月
電映がグランチャコ特集でピルコマヨ(4500ｋ㎡)の映像を流していた。
ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンに周囲を囲まれ、
アメリカ系企業が周辺地域に進出し、対日工作をしてるのやら、してないのやら、
国際河川だけが日本と繋がっている。
飲料用水どころか、工業用水も、農業用水も、足りないだろう、と思ったのだけど、
南アメリカ大陸鉄道と、繋がっていて、
ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンから、資源だけでなく、水も供給されている。
しかし、大陸依存が大きくなるほど、アメリカと、ＢＰＡ包囲網が強くなり、政治的独立性が弱くなる、
不安はあるけど、工業品の需要がある限り、ピルコマヨ(4500ｋ㎡)の政治的中立は、保てる気がする。
もっとも、不安なのは、英米両国で、
南米諸国が、オスマン帝国・イスラム諸国と同じように、反米英で、結束するかもしれない、
なので、日本と、南米諸国の監視と、関係分断を画策し、
アメリカ系企業が南米諸国に進出しているのかもしれない、
でも、ボリビア人、パラグアイ人、アルゼンチン人は、
“自分のために詐称・泥棒するけど、御国のために殺し合いとか (笑”
だし、
性格的にほかの大陸より、戦争しなさそう。
今日は、水着会。
でも、年代的に、女性水着は、ワンピース型で、ビキニじゃないんだな、くそっ！
仲間と、恐る恐る、ナンパしながら、海水浴していたら
水平線上から現れた海軍のヘリコプターが山に向かって飛んでいく、
そういえば、ヘリコプターの操縦は、やらなかったな。
ヘリコプターは、空き地があると着陸できるので、いけない事ができると評判だ。
おれも、誰も行けないおれだけの秘密基地があると、便利かなって・・・・
ためしにヘリの免許取得してみるかな
だけど、カモメ機より投資が大きいし、あんまり時間無いしな・・・・
5月
スペイン・ポルトガル国境 カディス 200ｋ㎡の映像が流れやすくなってる。
スペインで、高層建築が増えてるけど、設備投資が大きくなるほど、格差も広がる、
世襲天下り、不正腐敗という名の影が大きくなり、非合法で凄惨なテロと暗殺という名の闇も現れる。
利権層と貧困層の対立が深まるほど、
より大きな利益を得ようと、戦争、革命、内戦といった、ちゃぶ台返しを画策する勢力も増えた。
当然、日本資本がテロの標的になることもあるらしい。
電話・電音・電映網が破壊されたり、
上下水道網が破壊されたり、
送電線網が破壊されたり、
スペインの自然を守れとかいう変なテロリストなんだけど、
テロリストの素性を辿ると、
スペインから日本資本を追い出すと、得をする勢力が雇った傭兵で、
あのピエロ男を雇った勢力が、適当な大義名分でテロリストを雇い、暴れさせてる節がある
そして、あり得ない大義名分で、破壊活動してるけど、
それを、さも当たり前のように報道する欧州マスメディアもあるようだ。
ていうか、どんだけ貧困層を作ったら、そんだけ、変な集団を雇えるのか、想像もつかんわ、
しかし、困ったものだ。
建設事業が滞ると、雇用ができなくなり、紙幣を大衆へ供給する術がなくなる。
そうなったら、スペイン人の反王政運動が大きくなる。
スペイン・ポルトガル語圏の宗主国が失墜すると、
南米大陸のスペイン・ポルトガル語圏諸国は、空中分解で、
米英金融資本によって、日本の拠点が各個撃破されかねない、
6月
今日は、家庭教師。
適正年齢試験合格者が増えると、信頼され、
信頼されると、口コミで、教室を開きやすくなった。
師弟人脈は、3つの流れがある。
1) 師匠の弟子で信任 ⇒ 師弟人脈の生徒を引き継いで、教室獲得
2) 21歳以上適正年齢試験で合格 ⇒ 家庭教師 ⇒ 教え子合格者多数 ⇒ 教室獲得
3) パイオニア ⇒ 教室会得
綾波と時司は 3) かな。
霧島になって、ようやく 2) になる。
たぶん 1) は、ないかもしれない、
実のところ、見た目以上に頭がいいし (笑
いきなり、21歳以上の適正年齢試験で合格したら、師弟関係の絆なんて、ないだろう。
なので、地道に、家庭教師しながら生徒を増やすしかない。
まぁ 自分で教え込んだという思い入れがない弟子じゃ 1) がなくて、当たり前か。
7月
日本・チリ・ボリビア・ペルー海軍合同演習
映像を見てると、第122代明治天皇(63)が映っていた。
この世界の明治天皇は、イスラエル王も兼ねていて、外国人の表敬訪問が多く、
私的時間がほとんどないらしい。
噂だけなら、私的時間が減ってしまいイスラエル王の継承を後悔しているらしい。
それでも、公家衆の指導の元、イスラエル王国親衛隊を中心に、全世界に影響力を広げているのだけど、
天皇は、日本国内に権力基盤がなく、権威だけ、
日本を支配してるのは、幕藩連合議会で、
幕藩連合議会は、征夷大将軍と、藩主と100万人長の合議制だった。
逆に国際的な影響力の大きさだと、
天皇・公家衆・100万人長が率いるイスラエル王国親衛隊が強かった。
この天皇・公家衆と、将軍・武家衆の二重構造は、法王と、欧州貴族の関係に近い気がする。
あと、欧米列強の世界史で、イスラエル・日本史の一部が書きこまれるようになった。
世界史の主軸が、欧米から、アジアに移動したせいかもしれない、
というより、十字軍戦争で、キリスト教を嫌悪するようになったから、かもね、
8月
今日は、教え子の結婚式に呼ばれた。
家庭教師冥利に尽きるぜ、
実のところ、教室の師弟人脈と、家庭教師の師弟人脈は、双璧といえなくもない、
人前で挨拶とか、最悪の気分なんですけど、
次の家庭教師アルバイトに繋がるので、ちゃんと、愛想笑いしました。
おれ、偉い？ 偉いよね。
瑞樹の寿司だけど、南洋の寿司も少し慣れた。
寄生虫が付かないよう養殖してるらしいけど、川魚も少しずつ増えてる。
あと、瑞樹で過ごしやすい服装とか、瑞樹文化も増えてる気がする。
ある程度、知性と、名声と、柔術・剣術の腕があって、
社会的信用が生まれ、
見所があると、思われると、それらしい人たちからアプローチが来る。
“ぼくと、契約して、利権工作員になってよ”
儲かるけど、影の仕事だし、堅気に戻れなくなるような闇の仕事もある。
逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ
逃げちゃだめだ・・・・・
「やめときます」
「そうか・・・」
まったく、利権というのは、倫理観のない非合法な人間を欲しがる。
例えば、在日とか、在日とか、在日とか・・・・
14歳以上の男子に金をばら撒いているということは、
そういった、自分の甘くて、第三者に冷酷な誘いに抵抗する必要最小限の背景が得られるということに尽きる。
そして、1kg級魔法が使えるおれは、そんな悪党になる必要だない、わけだ。
普通の日本人は、和を尊ぶので、そういった悪事に手を染めなくなってきてる、
あ、でも、闇の住民に憧れそうになる、おれがいる (笑
9月
未来の日本の権力層は、アメリカ・在日・薩長閥・工作員の連合体軍で、
特定秘密保護法案でさえ、対象は、外国人でなく、日本人だった。
まぁ それに比べると、
いまの幕藩連合議会は、外交戦略が存在し、外交交易も制御している。
少なくとも、外患と握手して、日本国民から搾取する政官財は、少ないし、
二国間政府相互貿易準備金を除くと、無駄に対外投資なんてせず、
日本の紙幣を国内に留めておくよう苦心している。
二国間政府相互貿易準備金は、毎年、貿易総額が決められ、
その範囲内での小口の引き出しを保障している。
競争力の強い国が損をするけど、あまり気にしない、
ていうか、企業が得をするので、損をしてでも準備金を増やし、
日本商品を輸入したがる国が多い、
電映で、日本資本が建設したラスベガスの映像が流れていた。
最初からカジノの街として建設され、
理想的な計画都市として、喧伝されている。
専用列車で、昼夜のべつなく、日本からの建材を運び込んだ時代が過ぎ、
いまは、日本の建設事業者は、引揚げ、
アメリカの有力建設産業が引き継いでいる。
アメリカは、お金を使わず、
日本に石油を鉄鉱石を輸出するだけで、ドル箱の街を建設したことになる。
幾つかの幕藩連合の所管の階層に日系旅館と、メンテナンス関連企業が残ってるだけだった。
実は、全員が訓練された情報工作員なんだけどね。
彼らは、代理人を通じて、賭けに負けた人間に声をかけさせ、
対米ネットワーク網を作ったり、
インディアン向けの運び屋をやらせてる。
密輸品は、難しくても、いろんな形で現地での副収入があって、
それが対米工作に使われている
早い話し、地産地消の独立情報機関化してる感じだ。
いまは、どうなってるんだろう。
しかし、アメリカ中のアウトローを集めた割に、華やかな街だな・・・・
電映でインドネシアに配備されていたM4戦車が、対戦車ロケットで破壊された映像が流れていた。
成形炸薬対戦車ロケット弾より、カメラを戦場に持ち込む方が大変だろうに・・・・
しかし、ゲリラ戦の成功は、投資者を増やすことを知っている。
アチェ王国(スマトラ島：473600ｋ㎡)の近代化が著しくなってきているらしい、
日本教育されたフィリピン人と、ニューギニア人が
鉄道網と、道路網と、送電線網と、上下水道網と、電話・電音・電映網を施設していて、
イスラム盟主オスマン帝国を追い越そうとしているし、生産力で日本を追い越そうとしている。
日本社会の模倣をしているようだけど、
アチェ王国の国家目標は、インドネシアの奪還を目指して、軍事力を増強させている。
インドネシアより、スマトラ全土の施政が先だろうって、後回しにさせても、
インドネシアのオランダ軍は、先住民ゲリラとの戦いで縮小しているし、
アチェ王国は、本気モードらしい、
ひょっとしたら、インドネシア統一戦争は、南北アメリカ大陸戦争や
ソビエト VS 極東ロシア より早いかもしれない、
あと、インド帝国、タイ王国、アチェ王国ともイギリス領マレー・サラワクの解放を狙っている。
清国と、経国と、チワン合衆国も、その気になりつつある。
アメリカ、イギリス、フランス、イタリアの共同統治領リビアと、エジプトも睨み合っている。
そして、スペインで高まる反王政と、内戦機運・・・
アメリカとドイツは、キューバを巡って、対立を深めているし、
オーマンと、ザンジバルも世相が不安になり始めている。
どこが先に戦争を始めるかわからないけど、
日本資本が公共投資すると、少しばかり格差が是正され、戦雲を緩和させられる。
電音によると、アメリカで、
B29スーパーフォートレス
自重32.4t/全備重62t/最大離陸重量64t
全長30.2m×全幅43.1m×全高8.5m 翼面積151㎡
2200馬力4基 576km/h 航続力6600km
12.7mm機銃12門、20mm機関砲1門 最大爆弾9t
B29爆撃機が飛んだらしい、
ちなみに日本空軍も、
富嶽
自重38t/全備重122t
全長46m×全幅50m×全高8.8m 主翼面積330㎡
ターボプロップエンジン9000馬力4基 780km/h 航続距離19400km
20mm機関砲4門 爆弾20t
を開発しつつあるらしい、
無線誘導の空対空ミサイルも同時に開発してるはずなので、
開発に成功すれば対戦闘機相手に自衛出来るかもしれない、
そして、レドームも開発してたので、それが成功すれば、
富嶽のせいで、飛行船部隊がお払い箱になるかもしれない、
10月
今日は、軍オタたちと、談義、
いまの兵器・武器弾薬、戦力比、仮想戦闘など話すのが好きなのだけど、口だけ、
他国に攻め入って、外国人を踏み躙っても、
利権のない民間人や兵士は、何の利益もならず、危険なだけと知っている。
また、敵の武器の怖さを知ってる分だけ、死ぬこと、不具になる想像力が働くわけ、
敵への憎しみを増長させ、
格好いい将校を夢想させて、戦争させたがっている利権系の工作員より正気だし、
工作を真に受けて、格好いい将校を夢想する非軍オタや、にわか、より戦争を恐れる。
せいぜい、敵が上陸してきたら仕方なく戦うかって、消極的な人が多く、
積極的な平和なんて、嘘くさいことは言わない、
そして、軍オタより、
1） 戦争で権力を掌握する人
2） 軍需株で儲かる人
3） 戦争で財政投資と対外債権が増えて儲かる企業
4） 日本に金を貸し、武器を売って儲ける人
5) 利権四者に雇われた情報操作工作員
6) 貧富と地域の格差が広がって得をする人
この6者が怖い。
彼らは、戦争回避や、戦争で勝つこと、戦争で負けないことより、
地位と利権で儲けることを主眼に置いてるので、無理な作戦や軍需物資が売れる作戦を好む、
私利私欲と組織権益で開戦し、人の命を金に変え、
戦後の報復を恐れ、徴兵した兵士を戦場に置き去りにして殺してしまう。
そう、対立を国内引き込み、二極論で、民族感情を誘発させ、
紛争を増長させ、自作自演のテロで、戦争を起こすとしたら、この6者以外になく、
国民が戦争を望んだなどと、大嘘を言うわけ、
うま味がなく、自分が死ぬかもしれない常人は、わざわざ、戦争を煽ったりはしないものだ。
電映で、黒海特集をやっていた。
オスマン帝国の北に、オーストリア＝ハンガリー帝国と、ソビエト連邦という大国が広がっているけど、
オスマン帝国単独では、防衛不能だった。
なので、防波堤の代わりに、
オスマン帝国領バルカン北部自治区100000ｋ㎡と、
オスマン帝国領コーカサス自治区156000ｋ㎡の日本の利権が作られている、
この利権が、どのくらい美味しいかというと、
未来でいうと、支那大陸の租界とか、租借地とか、
（企業）国家戦略特区で、紙切れで日本人を奴隷にできます的な、
あれを逆位相にした感じ、
日本資本は、基幹産業の発電・送電網、上下水道網、
鉄道・地下鉄網、電話・電音・電映網を支配しているので、自動的に現地紙幣が入ってくる。
でも、14歳以上の男子に、お金をばら撒いてるし、
GDPは大きくなってるから、
バルカン自治区と、コーカサス自治区の労働の大半が、
自治区を支配する日本企業国家戦略特区に入ってくる。
それでも、搾取率は、前支配者・前々支配者より小さく、
バルカン自治区は、バラバラの時代より、オスマン帝国支配時代より住みやすそうだし、
コーカサス自治区も、ロシア時代やソビエト連邦より、生活が楽なんじゃないかな。
バルカンには、オスマン帝国軍3個師団と、自治軍1個師団相当と、
コーカサスには、オスマン帝国4個師団と、自治軍2個師団相当が存在する。
現地軍だけでは、オーストリア＝ハンガリー帝国にも、ソビエト連邦にも勝てそうにないのだけど、
オスマン帝国にも、イスラエル藩にも、余剰戦力が少なかった。
たぶん、現地の成長による自衛力が鍵なので、
徒労になりそうな投資だけど、成功したら、美味しいらしい、
11月
支那大陸は、清国・経国・チワン合衆国の三国時代を形成し、
その北方では、ソビエト連邦と、極東ロシア帝国が対立している。
日本は、大陸の紛争に巻き込まれまいと、
資源獲得を国策にしつつ、社会基盤と産業基盤を整備し、
武家衆、公家衆、資本家は、市場競争で後れを取ることを恐れ、設備投資を繰り返していた。
日本本土では、高層建築を建設できそうな地盤に高層建築が建ち、
北極圏でさえ、政治的な意図から財政投資が行われ、
日照が大きく、収益の見込めそうな赤道域も高層建築が建ち、
そして、幕藩連合の執行権の及ばない海外利権にも及んでる。
また、地元の住民は、地域に高層建築が建つのなら投資する資産家が多い、
そんなわけで、瑞樹にも250m級高層建築が建設され
おれが、土木建設作業に従事しているわけだ。
「ああ、疲れた・・・」
「霧島は、家庭教師ばっかりやってるから、弛んでるんだよ」
「そうなんだよな。うっかりすると、筋肉が抜けちゃうんだよな」
「あははは・・・・ お、棒術やってる」
「棒術か。そういや、しばらくやってないな」
建設現場は、体育会系が体を作るために働いてることが多く、
食後は、合気道とか、空手とか、棒術とかの組手を見物できた。
今日は、海で釣り船、
釣り船が陸地の見えない沖まで来ることは、稀かもしれない、
なんで、釣り船なのかっていうと、なにかの抽選で当たったから、
そして、なぜ、おれが、命を危ぶまれる状況に陥ってるのかというとだ。
「おまえ、鮫のエサになるニダ」
出会いを求めていたら騙されて、1対6・・・・
『おいおい、船頭も、ほかの客の釣り人も、サクラで、日本人を殺すための釣り船かよ』
「な、なぜ、こんなことを」
「お前、親族がいないニダ。行方不明になっても、誰も探さないニダ」
「殺した後は、お前の家に忍び込んで、財産を奪ってやるニダ」
「誰かが捜しに来たとしても、6人が口裏合わせれば、平気ニダ」
「おいおい・・・」
「・・・変ニダ。睡眠薬の効きが遅いニダ」
「量が足りなかったニダ」
「ちゃんと、2個入れたニダ。もうすぐ眠るニダ」
『そいつは、魔法で、飛ばしたよ。おれ用心深いから・・・』
「お、穏便に、話し合おうよ」
「駄目ニダ。おまえ、もうすぐ、眠くなるニダ。そしたら、この世とお別れニダ」
「あ、そう・・・・」
おれは船の上、
6人は、海面に浮かんでいた。
「助けてニダ」
「なにが起きたニダ」
「感電したニダ」
「なんで、感電したニダ？」
「わからないニダ」
「助けてニダ」
「許してニダ。何でもするニダ」
彼らは、1人暮らし人間に、抽選が当たったと、釣り船に誘い、
殺して、そいつの家財を根こそぎ奪う。
行方不明の出来上がり、
あと、成り済ませられるなら、成り済ます、
彼らが、むかしから、得意とする手段で、大人しそうな女性客もいたけど、
おれが引っ掛かるとは、思わなかったわ、
しかし、瑞樹も人口1億を超え、政治圧力になるのだろうか、
「助けてニダ」
いるんだな。この人たち・・・・
「助けてニダ」
サヨナラ・・・・
12月
アメリカ シカゴ大学でウラン核分裂連鎖反応に成功
今日は、瑞樹に訪れた空母が一般公開されたので、仲間たちと乗る。
日本の失業率は、小さく、
幕藩連合海軍は、実演広告をやらないと、次世代の人材が得られなくなる。
80000t級大和型空母 大和 武蔵
全長330m×全幅76m(艦幅40m)×吃水10m
小型ナトリウム冷却高速炉 電気推進
50000kw(37500馬力)6基300000kw(225000馬力) 32kt 50年
70口径120mm砲8基 25mm6束機関砲8基
艦上機150機
大和型空母は、未来のアメリカのニミッツ型空母を模している。
一部、日本風があるけど、菊の紋章はない、
というより、神武天皇以降、天皇は、神になったことは、一度もない、
史実の明治天皇は、薩長と組し、日本の歴史と伝統文化を冒涜したことになる。
幕藩連合軍は、国土と、領域防衛を目的に組織されている。
ちなみに幕藩警察は、法と、国民の生命財産を守ることになってる。
そして、領域を超えた国外利権は、幕藩連合情報局と、イスラエル王国親衛隊が守ることになっていた。
しかし、それにしてもだ。
「広いな」
「ああ、広いな」
「すげぇ～ 広い」
「本当に広いよな」
「信じられないくらい広い」
「そうだな。呆れるくらい広い」
大和の飛行甲板は、ひたすら広かった。
そして、広い飛行甲板に、
展示用の戦闘機、爆撃機、攻撃機、回転翼機が並んでいる。
「やあ、君たち、食事は、食べたかい？」
海軍士官がニコニコしながら近づいてくる。
「ええ、とても美味しいカレーでしたよ」
「そうか。海軍は、食事に自信があって、一流の食堂に負けない料理を出せるんだ」
「へぇ 食事が楽しみになるな」
「海軍は、美味しいぞ」
「空母と、戦闘機もかっこいいですね」
「海軍は、かっこいいだろう」
「ええ、とても」
「だろう。かっこいいよな。海軍に入ると、毎日が、かっこいいぞ」
「いま、新兵は、10人長と同じくらいの待遇だから」
「それと、年齢適正試験が高いと、士官になりやすいし」
「そうなんだ」
「海軍は、誠実で有能な将兵を大事にするんだ」
「へぇ」
「ほら、あそこに、安全第一と書かれてるだろう」
「本当だ」
「海軍は、安全なんだ」
「「「「おーー」」」」
もう、哀れというか。涙目というか。卑屈なほど、手もみしてるよ。
ノルマが厳しんだろうな。
新興宗教の勧誘かと思ったわ、
友だちとの青春ごっこもいいけど、
謎の転校生らしく、鉄道とバスに乗って、資源帯を探して旅もしたい、
回数制限なく使える魔法って、地層探査とか、医療とか、素材調査くらいしかないからね。
山師は当たると利益がデカいので、
それらしい地質を見つけると、爆発を起こし、
人工地震を電子的に測定し、地質調査を行ってる企業も増えてる、
おれの収入源とかぶって、競合関係にある。
あと、時司の友人が口伝えで、おれの事を知って接触を求めてきたのと、
時司から相続した資産の確認をするつもり、
なんていうか、旅先でミステリアスな出来事とか、あると嬉しい、
しかし、これだけ、動いてるのに、事件と、出会わない、
どうやら、おれは、魔法が使えても、探偵の才能がないようだ。
まぁ べつに要らないけど、
たまに陸軍の戦車、装甲車、ホバークラフトを見かける。
瑞樹の幕藩連合陸軍は、地域比率で出向させてるので、
地元の瑞樹出身が3分の1以下で、22藩、ナミビア、フィリピンの出向組が多数派を占める、
待遇とか、給与は、そこそこなので、士気は、それなりに高いようだ。
実をいうと、民間もだけど、軍隊も不正腐敗が大きくなると、給与・地域格差が大きくなる、
なので、大将と二等兵の給与格差は、5倍以下と決められている。
底上げのバラマキを足すと、4倍くらいになるほど、格差が小さいけど、
海外地や利権地に行くと、手当てが付くので、6倍に広がることがある。
別に階層が少ないわけじゃないので、
未来の旧陸海軍の給与格差が60倍以上で、二等兵が捨て鉢になるとか、生きていけないとか、
軍施設や軍艦を巻き込んで自殺とか、荒んだ感じになっていないので、
格差が小さい自衛隊に近い組織になってる。
逆に言うと、施設、兵器・武器弾薬が大きいのに比べ、兵員が少なく、家庭的でさえある。
まぁ 戦争になったら徴兵して、水増しすればいいや的なんだけど、
肝心の失業率が低くて、戦争になったら、生産増大だし、
民間と、軍人の奪い合いで、それもできないかもしれない、ってなってる。
学生を予備役で引き抜けるかどうかなんだけど、
日本が世界の総生産の半分を占めてると言われながらも、
攻撃的でない理由がそこにあるかな。
そうそう、観光客が増えると、その中に貴族が含まれる。
そして、相応の関係比が必要になるので、だいたいの対比図が必要になっていた。
| 石票 | 民主主義 | 実力・能力主義 | 完全世襲 | |||
| 武家衆 △ | 10人長制 ▽ | 師弟閥 △ | 公家衆 △ | 貴族 | ||
| 征夷将軍 | 1000万人長 | 適35歳 | 天皇 | |||
| 大将 | 藩主 | 大老 | 100万人長 | 摂家 | 公爵 | |
| 中将 | 家老 | 老中 | 10万人長 | 清華家 | 侯爵 | |
| 少将 | 奉行 | 若年寄 | 大臣家 | |||
| 大佐 | 1万人長 | 羽林家 | 伯爵 | |||
| 中佐 | 名家 | 子爵 | ||||
| 少佐 | 半家（諸大夫家） | |||||
| 大尉 | 1000人長 | 男爵 | ||||
| 中尉 | 100人長 | |||||
| 少尉 | 10人長 | 適21歳 | 騎士 | |||
| 軍曹 | ||||||
| 伍長 | ||||||
| 一等兵 | ||||||
| 二等兵 | ||||||
幕藩連合議会場は、中央に六芒星があり、
武家衆・公家衆は、六芒星旗の△を掲げ、鶴をシンボルにしており、
10人長制・師弟閥は、六芒星の▽を掲げ、亀をシンボルにしている。
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる
夜明けの晩に 鶴と亀が統べった 後ろの正面だあれ♪
なのだけど、公家衆の強いイスラエル藩とイスラエル親衛隊を除くと、天皇に実権がなく、
将軍は、戦争にならない限り、大きな権限はなかった。
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綾波 総司（85） 慶司(83) 佐奈(81) 晃司（77）
おれ、 綾波 源司(あやなみ げんじ) ⇒⇒⇒ 時司史朗(ときつかさ しろう)
ロゼ・ティーナ(58) 露瀬 統司(40) 露瀬 千夏(38) 露瀬 陽介(35)
智子(56歳) 時司 頼経(37) 直衛(35) 美智(33) 雪妃（31）
時司史朗(ときつかさ しろう) ⇒⇒⇒ 霧島 高雄 (きりしま たかお ： 17歳)
史実 7230万人
戦記 3億5910万人
日本 1億4473万人
瑞樹 1億0521万人
扶桑 424万0905人
フィリピン 5895万人
ナミビア・インド洋諸島・イスラエル 5494万人
スペイン・ポルトガル国境 カディス 200ｋ㎡
ベネゼエラ トルトゥガ島 156ｋ㎡
コロンビア・ペルー・ブラジル国境 レティシア4500ｋ㎡
ボリビア・パラグアイ・アルゼンチン国境 ピルコマヨ4500ｋ㎡
ウルグアイ バラ デル シュイ 100ｋ㎡
メキシコ・グアテマラ国境 200ｋ㎡
チリ ファン・フェルナンデス諸島 182k㎡
| 第91話 1941年 『白人同士の戦争規定と、白人の有色人殲滅戦』 |
| 第92話 1942年 『テロと、暗殺は、私兵を雇う金を持ってないと・・・』 |
| 第93話 1943年 『国貴乞食賊党』 |
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