第81話 1971年 『人世、人世で・・・・』
南アフリカ公国連合は、部族ごとに十数人もの公爵がいる連合体だった。
その中で、南アフリカのホープ・アフリカ大公は初期の独立から存在し、
代表権を持つ公爵だった。
初代のホープ・アフリカ大公は日本の公家と婚姻し、
二代目と三代目も日本の公家と婚姻し、
日本と南アフリカ公国連合の絆が深まっていた。
黒人貴族は、相応の教養と品位が認められて爵位が与えられる。
しかし、時代や政略・戦略上の要求で仕方なくも少なく、
洗練された貴族とは、程遠い気風の貴族も多かった。
そして、公国連合のほかの貴族も日本華族との婚姻を進んで希望し、
日本と公国連合両国の絆はさらに深まっていく、
日本外交は、蟻地獄の深みに入っていくような・・・・
欧州系の王侯貴族から白い目で見られたりで、あまり格好のいいものではなかった。
しかし、昨今、黒人貴族も相応の教養と品格を身に着け、
出雲ファッションで身を固めるようになると、白人の評価も変わってくる。
白人の評価が変わってくると、
アフリカの黒人解放運動も弾みが付きやすく、
公国連合編入問題と結びつき、騒動を起こす種になったり。
編入を見送りたがって、勘弁してくれな勢力も台頭する。
そして、南アフリカ公国連合は、モザンビークを取り込んで大国化。
しかし、国土拡大は平坦でもなければ安楽でもなく、
多くの予算がモザンビークに投資される。
国が大きくなったのに庶民生活が貧しくなるのでは割に合わず、
茨の道、道なき荒野を踏破するのにも近かった。
これが、すぐに回収できる見込みのある投機なら問題ないのだが・・・・・
公国の国内産業が脆弱で、民族資本が育てられず、
市場利益が多国籍企業コングロマリッドに流れ、
国内資本が国外へ流れ、
赤字貿易と赤字財政では公国の借財となり面白うはずもない。
資本の大半が外資系であり、
さらに公国の予算は、モザンビーク産業ではなく、
官僚機構の構築や社会整備と教育に使われ、回収までのスパーンは長くなる、
それでも教育水準とモラルが引き上がるなら国際的な信頼性が高まり、
遠い未来においては、最善だったと判断できなくもない。
呼び水となって外資の投資が進む。
当然、南アフリカ公国連合の国債も売れ行きが良く、人気は高まった。
公国の国民が我慢できるのであれば・・・・
それほど、公国連合の内情は厳しかった。
モザンビークは、ポルトガル語圏で部族紛争を内包し、経済格差も大きかった。
それでもモザンビークを取り込んだことで希少金属の独占化も進み、
資源の価格調整で列強に抵抗する力を付け、
公国の言い分に近い資源価格が維持されてしまう。
南アフリカ公国連合は、軍事力を行使することなく大国への道を進んでいた。
ケープタウン沖の公国海軍の機動部隊
南アフリカ公国連合海軍
28000トン級エセックス型
ズールー(ヨークタウンU)、コーサ(フランクリン) 40機×2
6000トン級やまぶき型8隻、
ケープタウンの酒場
数人の男たちがいた。
「公国もいい加減、政策放棄すりゃいいのに・・・」
「黒人解放統一は建国の理想と、統合の口実になってるからね」
「そういう学校教育だし」
「雑多な部族がわかりやすく、唯一共有しやすい感情で、残念ながら変わるモノがない」
「しかし、モザンビークも公国編入を望むとは・・・」
「公国連合の脱退は、モザンビーク議会の多数で自由だからね」
「公国国家予算からモザンビークに持っていかれる資本。洒落にならないそうだ」
「モザンビークから搾取すれば、モザンビークが暴動を起こすだろうし」
「逆に公国の予算をモザンビークに投資し過ぎれば公国が暴動」
「難しいところだ」
「公国の多くは国が大きければ安楽な生活ができると思い込んでる節があるし」
「公国の大多数は負担を拒みながらその気になってるから始末が悪い」
「モザンビークは、公国編入を正当化するため黒人解放に燃えている感じだな」
「洒落た日本人町で利便性の良い生活を経験すれば泥溜まりの権力者より」
「小国でも金と思ったりもするさ」
「モザンビークはポルトガル語といっても公用語というだけで、部族言語が強い」
「部族社会は、そのままで、急激な変化はないだろう」
「いや、1年や、2年で変わらなくても、10年もすれば目に見えて変わるだろう」
「暗黒大陸も光が射すかな」
「どんな風土病があるのか、分からないのだから気が進まないな」
「一攫千金を狙う連中に言うんだな。聞くかどうか、分からんが」
「黒人の多くは、日本人の様に考えられんよ」
「土人のような生活から抜け出すため、命を賭けるのもありだろう」
「軽い命だな」
「命を輝かせるための人生なのか。平穏な人生を送るための命か」
「温室育ちの日本人には分かりにくいよ」
「やっていることは、トレジャーハンターだろう」
「日本人もトレジャーハンターをやりたがる人間が出ているからな」
「最近は、国際派が後押ししている。海外組も覇気があるよ」
「覇気って、金か」
「金だよ」
「夢を叶えるにも金か・・・」
「日本人は、基本的に投機が苦手だが変り種もいる」
「彼らの人生が、国の歴史を綴って行くのだろう」
「まぁ イギリスの大航海時代と植民地支配」
「アメリカのフロンティアスピリットと民主主義支配」
「次は、日本文化の雄飛と市場支配か・・・青年層が多くて元気なうちが花だな」
「爺になれば、がめつく隠居して本国回帰するからね」
「若いときは投機で外向き。老いては、保身で内向き。自然ではあるね」
「平均年齢が上がっているし、人口増加も考えると、あと、30年くらいは外向きでいられないか」
「国土開発による人口増と雄飛組次第かな」
「高齢化が進めば社会福祉に予算を取られてしまうよ」
「命を大切にするあまり、人生が色褪せてしまいそうだな」
「人生が色褪せないように赤いワインを嗜むのだろう」
「あははは・・・」
イギリスのロールスロイス社が経営破綻で国有化される。
02/05
アポロ14号が、月面軟着陸に成功。初のカラーテレビ中継。
出雲州
出雲・因幡島の人口は、500万を越え、さらに増加しつつあった。
小さな島は第一次産業だけで近代的な生活送る事はできない、
工業化を推し進め、観光地を整備し、商業を発展させ、
利潤が大きく付加価値の高い産物を扱わなければならなかった。
日本と欧州の進出支店群を仲介する収益が出雲経済と人口を支えていた。
そして、南アフリカ公国と東南アジアの宝石が大量に研磨され、
オランダと並ぶ宝石商の拠点ともなっていた。
欧州向けの宝石輸出が増大すると欧州諸国との経済摩擦は増大し、
シベリアダイヤモンドを研磨するオランダとの市場調整も折衝が増えていた。
白人宝石業者たちが大理石を利用した日本風家屋を興味深げに見つめ、
懐石料理を面白がった。
「ダイヤはオランダにやや劣るが、出雲はアジア産のほかの宝石も扱ってる」
「総合で出雲が有利のようだ」
「北に集中してる欧州経済を南に下ろしたがってる勢力もいるらしいよ」
「というか、労働者が働きものだってだけで、こうも違うかね・・・」
「黒人もいるようだ」
「アフリカ公国だろう。日本の爵位付きで、経済も伸び盛りだ」
「でも有能なのはアメリカ系の黒人だろう」
「たぶん、日本語系の黒人と英語系の黒人で勢力を二分していくかもしれないな」
「それはそうと、日本はダイヤ価格の引き下げをオランダに打診してる節があるようだ」
「そうそう、出モノがあっても買い控えたくなるよ」
「オランダは応じないと思うけどな」
「しかし、日本に価格引き下げを強行されるとオランダが困るだろう」
「価格引き下げにメリットあるのかね」
「購買層を広げられる」
「宝石の価値なんてあって無きが如きだからね」
「価格維持の方が値崩れの心配はないし、長期的にいいと思うよ」
「日本人は庶民層を相手にする商売の方が好きなんだよ・・・」
「ところで、この白い塊はなに?」
「豆腐だよ」
米Intel社が世界最初の4bitのマイクロプロセッサi4004を開発。
日本
人間豊かになると、衣食住プラスアルファを求め、
宝飾関係の需要も高まる、
欧米向けだった良質の原石が南アフリカから朱雀(ケルゲレン)島を経由し日本へ流れ始める。
むろん、昔ながらの地道な日本人はチャラチャラしたモノを付けてと批判的なのだが、
需要があれば、それで食べる人間が現れ、
市場が大きくなっていくと壊せなくなる。
そして、野望と成功を望む者が需要を起こし、
市場を開拓し活性化させ、成長させていく、
チャラチャラした見栄えの良い女性たちが巷に溢れ出すのもこの頃で、
反発する勢力と物議を起こしたりする。
出雲は、フランス、イタリアのデザインで影響を受けやすく、
日本固有の伝統芸術との融合が進み、独自の美術が構築されつつあった。
出雲神社の分神社が建立し、
境内に高さ48mの木造建築が作られていた。
15階建てのビルに相当し、白人観光客も目を見張って見上げる。
赤レンガの住人たちがヘトヘトになって階段を上がる。
「・・・・疲れるな・・・」
「ああ・・・権威の象徴だろう・・・やりすぎだと思うが・・・・」
「出雲か。朝廷が滅ぼした仇敵をこうやって何千年も奉って・・・」
「手を叩く大和民族も人が良いな」
「ふぅ・・・日本は、何千年も仇敵を奉じているから、今の繁栄がある・・・・」
「中国と韓国は、仇敵の墓を暴いて踏み躙り壊してしまう・・・・」
「結果、日本の繁栄があり。中国と半島の悲劇がある・・・・・」
「本当に奉じなければならないのは先祖の墓より、仇敵の墓なのさ」
「それは、百歩譲って良いとして・・・・」
「なんで、こんな大きなものを建てたんだ・・・」
「ふぅ・・・よくこんな大きな木があったな」
「温故知新系の懐古主義者たちが遺跡を見つけただろう・・・」
「出雲州で再建すれば・・・目新しくていい・・・らしい」
「ふぅ・・・地震が起きたら誰が責任を取るんだ」
「古代施設は、法律の別項で文化保存が優先されてる・・・」
「国が責任を負わないことにしたんだろう」
「やれやれ、こんな金があるんなら、もっと有効ところに使えよ」
「文化より国防だろう」
「・・・パイが大きくなっても軍は貧しいままか・・・・・」
「・・・・やっと半分か・・・・」
半分でも目の眩むような高さで木造階段の最高峯だった。
「少しばかり性能を良くするために設備投資じゃ・・・」
「いつまでたっても、質から量へは転換できないよ」
「設備投資の元を取るには武器輸出しかないよ・・・・・」
「ソ連の軍事拡大が早すぎ、チベットで戦争しているのに双発戦闘機をポンポン開発しやがって」
「どこにお金があるんだ・・・」
「シベリアダイアと穀物を売っているだろう・・・」
「自国民を餓死させてか」
「日本だって江戸時代にやってただろう」
「出雲経済にとっては迷惑だ」
「日本も新型戦闘機を開発しないとな」
「双発機だとF14型がカッコいいんだがな・・・」
「双発機はF15型だろう。可変翼機は割高だよ」
「電子装備を減らせば機動性は高くなる」
「万能戦闘機は、しびれるがな」
「予算を考えて振り分けろよ。大綱を縮小しない限り足がでる・・・」
「統廃合で軍官僚のクビを切るのも正当な口実がなければ、大変なんだよ」
「まぁ 機動性は、チタンの比率を増やせば済むんだが・・・設備投資がバカにならんな」
「F15のチタン比率は、4分の1だったよな」
「雷燕2型だって、月影VTOL機並みにチタン比率を増やせば、相当な向上が見込めるよ」
「電子装備がな〜」
「電子管制機型(幻凰)じゃ 不安か?」
「機体は、ジェットプロップ機で割安だが中身は高いからな」
「それに相手も電子管制機があると仮定すべきだ」
「次期主力戦闘機の5社案は、エンテ・カナード型で雷燕2型を一回り大きくしたやつだよ」
「失敗できないから慣れたエンテ・カナードで安心設計か」
「電子装備は、F15より少なかったな・・・」
「暗中模索な開発に余計に金をかけるより、数を揃える方がいい」
「電子装置をどの程度、組み込めるかだな」
「・・・双発機と単発機を交互に開発していくのは悪くない」
「津軽海峡トンネルと・・宗谷海峡トンネルに・・2兆円も使われたら・・・」
「国防費なんて回ってこなくなるよ」
「どっちも国防に直結しているよ・・・」
「広軌(1676mm)で乗り換え無しで本州、間宮と直結・・・戦車の移動も難しくない」
「ソビエトが、あんな場所で動くものか・・・」
「動けば、扶桑州側で、逆襲できる」
「核ミサイルが怖くなければね」
「それは、お互い様だ」
「数で負けているだろう」
「だがソ連はモスクワを灰にされたくないから発射しない・・・」
「日本も、東京を灰にされたくないから発射しない・・・同じだよ」
「まぁな」
ガンジス川流域のイスラム教地域は、カースト制からの離脱と独立を宣言。
バングラデシュが誕生する。
インドは、独立を妨害する意欲もなく。
そのまま、国際社会で認められてしまう。
チベット戦線
インドは、ダリットの反乱。
中国は、貧民層の武装化と離反。
ソビエトは、イスラム系の造反とロシア正教徒の反発。
チベット独立戦争は、互いに後方に爆弾を抱えて停滞中だった。
この頃、韓国軍将兵の強姦騒ぎからチベット軍と交戦がはじまり、
無法集団と思われたのか、韓国史上初の海外派兵は、部隊ごと帰国させられていた。
F5タイガー戦闘機4機編隊
“ジン。たまにはいいだろう。F5タイガーも・・・”
「雷燕2型を落とされていなければ、乗るもんか」
“同士討ちだったんだろう。ミグ25と・・・”
「電子管制機が狙われて仕方なくだ。サイドワインダーは当たらないし」
「格闘戦なんかしたくなかったが恐ろしく上手いやつだったよ」
“熱線追尾ミサイルの命中率は、20パーセントくらいだからな。日本製でも25パーセントか”
「雷燕2型のミサイルは4本」
「F4ファントムはスパロー4本、サイドワインダー4本。パーセントの問題とはいえないな」
“だが機動性が高ければミサイルに狙われてもチャフとフレアで生き残りやすい”
「結局、電子管制機に誘導されて、相手の背後からヒットエンドランが効率いいよ」
“電子管制機と飛べればな”
“しばらくは、レンタルのF5で稼ぎなよ”
「中ソ空軍の攻勢も少しばかり大人しいからな。作戦も哨戒ばかりだ」
“しかし、インドは不安だな。共産化するんじゃないか”
「パキスタンとチベットを結ぶ鉄道が通っているから大丈夫だろう」
“鉄道を守れればチベットも守れる”
“それにダリットも共産化して平等にすると復讐できなくなる。階級を入れ替えるだけだよ”
「なるほど、カーストも、そのまま。国際関係も、そのままか」
“ソ連と中国は、インドでいくら革命を起こしてもカーストがなくならないことを知るだろうな”
「人間の業は、素晴らしいな」
“輪廻って、やつだな”
“そういえば、チベット帰りの傭兵がアメリカで教祖になっているだろう”
「ああ、何人もいる」
「天空に近い高地で神のお告げを聞いたといえば信憑性も高いから成功している」
「全米キリスト教会も退いているね」
“スポンサーが退いたら、やばくないか”
「ヤバイな・・・・」
“ジン、スレッガーお喋りはそこまでだ”
“3時の渓谷に向かって降下してくれ”
“小さな反応がいくつもある。鉄橋が狙われているかもしれない”
「了解」
電子管制機が偶然見つけた反応に向かって飛ぶ。
ポリカルポフ Po2 約30機編隊が稜線を縫うように飛んでいる。
地面スレスレ。
木製の機体のためレーダーにも発見されず。ここまで飛んできたらしい。
タイガー戦闘機4機がターゲットに収めようと低空を飛ぶ、
地面効果で飛ぶ木製の複葉機は、まともにレーダーに反応せず。
ミサイルのロックオンもしない。
“駄目だ。ジン。スピードが違いすぎて、ターゲットに収まらねえ・・・”
「・・・・・・」
“・・・・速度は、100kmも、でてないな。地面効果だ”
「しかし、あんな機体で高度4000mを良く飛べるものだ」
“エンジンを強化しているかもしれないな”
「ここまで侵入されたら鉄道がやられるぞ」
“不味いな・・・どうする・・・ジン!・・・鉄橋だ!”
「・・・・」
“・・・・・・・よし、付いて来い”
タイガー4機がポリカルポフPo2の少し上を音速で通過すると、
複葉機は、次々に地面に激突していく、
最後のポリカルポフPo2が鉄橋に向かって爆弾を投下し、
放物線を描いた爆弾は一発だけ命中する。
しかし、小型爆弾では全破壊に程遠い。
そして、最後のポリカルポフ Po2も、タイガーのソニックブームに巻き込まれ渓谷に激突していく。
“危なかったな。ジン”
「倍の数で空襲していたら破壊されていたな」
“ああ”
対馬沖
この頃ようやく、韓国海軍が整備編成されつつあった。
韓国人の労働と犠牲と
チベットに派兵された韓国軍の血と汗の対価によってといえる。
それでも足りず借款が背負わされ、
アメリカ海軍からアレン・M・サムナー型駆逐艦3隻。ギアリング型駆逐艦3隻が払い下げられていた。
一方、日本の6000トン級やまぶき型巡洋艦は、第4次建造まで進んで32隻体制。
1隻でも程度の低い韓国海軍いは、十分で歯牙にもかけない戦力といえた。
しかし、対馬沖を通過し、日本海側に配備されるギアリング型は、痛し痒しである。
下手に宣伝するより、
周辺国家の海軍艦艇を一覧表にする方が国民の理解が得られやすかった。
韓国海軍は、日本海軍の必要性を些少なりとも日本国民に伝える。
軍隊は、常に仮想敵を必要とし、
これがなくなると、組織縮小、クビ切りといった事態にもなりかねず。
国軍同士も、持ちつ持たれつといえた。
なにしろ、ソビエト海軍主力は、北大西洋と地中海に配備され、
ソビエト太平洋艦隊の規模は潜水艦を除くと小さい、
中国海軍は、これから、
アメリカ太平洋艦隊も空母を持たない日本海軍を仮想敵にしない限り、
存在意義を確認するのは困難だった。
そして、日本は、半島南岸を領有しているため、
対馬海峡の軍艦通行は、事前に通達しなければならなかった。
ソビエト潜水艦でさえ、対馬海峡で、一度浮上する。
当然、韓国海軍も、事前に日本側に対馬海峡の通行を通達していた。
やまぶき型巡洋艦 「ゆきざさ」 「ゆずりは」
ゆきざさ艦橋
「韓国海軍が日本海にも配備か・・・」
「ヒマだねぇ・・・」
「ですが平時でもアメリカ軍が指揮権を握っているなら、実質、アメリカ軍では?」
「アメリカ士官が軍事クーデターの時に殺されたからな・・・」
「平時の指揮権は放棄したいと、ぼやいていたよ」
「事故では?」
「事故ということにしたんだろう・・・」
「激情民族だから、第二次共産革命をやられても困る」
「いっそのこと、半島ごと共産化してしまえば良かったんですよ」
「油断できない味方より、敵の方が楽ですからね」
「確かにその方が国防費を増やせる」
「そういえば、チベット軍と韓国軍が衝突したらしい」
「敵前で味方同士で衝突というのは情けないですよ」
「いくらなんでもチベット女性を強姦したら駄目だろう」
「内戦じゃないんだから、チベット軍も黙ってはいないよ」
「ようやく高山病を克服した韓国軍が、それでは、やり切れませんね」
「中国女性とチベット女性を間違えたんでしょう」
「やりきれないのは、韓国軍の軍服で自分が日本兵だと威張って言っていることだろうな」
「それは、スパイで死刑になりませんか」
「都合が悪い時に日本人で都合が良くなると韓国人。条件反射で言うんだ」
「一番、似てますからね」
「一応、宗教連合軍だから、どの宗教の教理に当てはめても問題だろうな」
「慰安婦の作り方を知らないんですかね」
「衝動的な民族だから行列が嫌いなんだろう」
「それで、独占欲も、自己顕示欲も、自尊心も、強い」
「組織からすれば個が強すぎて癌化しやすい」
「日本人にもいるが比率が、まったく違うな」
「近親者との婚姻はないのが自慢だそうですよ」
「同じ名前だと結婚できないとか。田畑が細分化していくでしょうに・・・・」
「半島は、女児を殺して男系を残そうとする」
「当然、男の比率が多くて、あぶれる。婚姻できなくても近親相姦は多いよ」
「なるほど・・・」
「実は、チベットの強姦事件も半島では、当たり前のこと」
「そして、半島は、娘や姉妹が強姦されるくらいなら・・・って、ね」
「・・・・酷いですね」
「女児を殺して男が増えて国が荒むと、そうなってしまうのだろうな」
「自然に逆らうものじゃないよ」
「日本人に障害者が多いと言って近親相姦のせいにする」
「しかし、日本は、障害者に生きる道がある」
「半島では口減らしで真っ先に殺される。障害者が生まれないわけではない」
「日本は、儒教より自然ですからね」
「そういえば、韓国人の名前は、儒教的な漢字が多く」
「日本人の名前は、自然な漢字が多いですね」
「日本は天災が多い」
「儒教に逆らっても生きていけるが自然に逆らえば死ぬしかない」
「日本は、自然に学び、韓国は儒教に学ぶ、ですか」
「儒教も悪くはないがね。ほどほどが一番だな・・・・」
「・・・そろそろ、韓国領海に入ります」
「ふぅ 何もないのがいいね」
「アメリカ人の士官を人質にして、大砲を撃ってきそうな民族性だからな」
「韓国との国交回復。まだですよね」
「国交を回復しても、プラスより、マイナスの方が大きいだろうな」
「もう少し、付き合いやすければ、低賃金の良い工業国になれるのに・・・」
「今でさえ、第三国を経由して、日本の中小企業が困っている」
「国交回復は、二の足を踏むね。中国との国交も気が進まない」
「しかし、中国の資源。財界は、魅力を感じていますよ。そして、市場も・・・・」
「だろうな。財欲に目が眩むと国家戦略も変えてしまう」
「貧しくても、それで食べていく者を作らない事だな」
「そういえば、来月は、日米海軍合同演習ですね」
「ああ、少しは、手当てが出るな」
「そのための合同演習ですか」
「それもある。アメリカの海兵も、内心は喜んでいるだろうな」
秋津州
某銀行
「・・・アルゼンチンでクーデター?」
「ああ・・・きな臭かったから起きると思ったよ。借款はどうなるかな」
「補填が利くんじゃないか。それより、受取人無しがどの程度になるかな」
「ラヌーセ将軍が全権を握ったということは、彼がいくら預金するか楽しみだな」
「あはは、当然、国外追放されても遊んで暮らせる程度だろうよ」
「どこに預金するかな」
「うちだろう」
「アメリカの銀行がラヌーセ将軍接近しているってよ」
「やだねぇ まさか、クーデター資金を貸していないだろうな」
「そこまでは、やらないだろう。いくらアメリカの銀行でも・・・」
「しかし、軍事クーデターが連鎖的に起こるのは、銀行が受取人なしの・・・」
「まぁ 噂だけどな」
「軍を一度、私兵化するのは金だからね。カリスマ性だけでは足りないよ」
「将校クラスに地位と権益。下士官にボーナスくらい与えないと・・・」
「成功すれば国家予算でまかなうさ。適当に口実を付けて政敵を粛清すれば足りる」
「とにかく、アルゼンチンの借款で押さえられそうなものは押さえるしかないな。将軍次第だが」
「私腹を肥やした財布を握っていれば、そこは、持ちつ持たれつじゃないのか」
「まじめで清廉潔白な将軍だったらどうする?」
「そりゃ困るなぁ」
世界卓球選手権大会(名古屋)で、
中国がアメリカ・チームを正式招待、ピンポン外交が始まる。
エジプトのサダト大統領が親ソ派によるクーデター計画があったとして、政治家約100人を投獄。
イギリス、アイルランドのEC加盟が合意。
インド
階級を固定させ、食料自給率のシワ寄せを下層階級に押し付ける方法もあれば、
階級を平等にし、自由競争に任せる方法もある。
どちらにしろ法律があり、
秩序体系の手段、選択でしかない。
結果的に優勢なのは、階級を廃止にするか、
階級を固定せず自由競争に任せる欧米諸国だった。
日本は、明治維新後、武士特権階級を廃し、
士農工商の階級制度を破壊して、今日の発展があった。
階級どころか、私有を廃することで貧富の格差を無くし、
自由競争も許さない共産国も存在する。
一見、平等社会で理想的に見えても
人間は、独り善がりな神になりたがるが神ではない、
清濁合わせた動物は、共産主義の理想どおりにいかない、
欲望が否定されると、想像性、競争力、経済活力が衰退させられていく、
利己主義で財欲に駆られた資本主義の方が社会に活力があり、
貧富の格差は大きくなっても数倍する労働力と生産力の大きさから
最下層でも生きていける分配にあり付けたりもする、
単細胞生物なら自己増殖で利己主義を貫いて生きていける。
しかし、人間が多細胞生物を選択した結果。
利己主義を貫けば生殖さえ困難となり。周囲全てを敵となしていく。
それが、個人であれ。家族であれ。国家関係であれ。好む、好まざるに関わらず。
利己的な人間も生きるため、利他的な要素を持たざるを得なくなる。
利己主義と利他主義の狭間で妥協しながら人間関係と社会生活が成り立っていく、
共産主義は、理想を追い利己主義を否定したため、
生産力が低迷し、生活品の分配すら不足し、社会が成り立たなくなっていく、
とはいえ、利己主義を追求する資本主義も己の財欲が満たされた瞬間、
生産過剰となり、経済が破綻する可能性を秘めていた。
トカレフは、インド南端まで行き渡り。
ダリット反乱は、年を追うごとに激しくなっていた。
組織的に戦えるインド軍は、優勢。
しかし、ダリットも武器さえ持てば、人権を求めて立ち上がる。
固定された階級制度と社会秩序が破壊されつつあった。
ダリットが正しいか、カーストが正しいか。
自制できず。
どちらにも妥協できない利己主義と生存欲がぶつかっていた。
利己主義が強いほど敵が生まれ、育ち、増え、強大になっていく。
インドは、固定された階級制度の最後の砦だった。
少し薄暗い、某所。
大きなテーブルを囲む人影がいくつもあった。
「・・・何とか、支援を頂きたい」 某国 I
「んん、有力な国の外国人の階級が高いのは、うまみがあっても・・・困るよ」
「カースト支援は国民を納得させられないからな」 某国 A
「・・・支援するのは、やぶさかではない」
「しかし、カーストに支援を求められても困りますな」 某国 J
「そう、そう、確かに莫大な利益を得てきたのは、認めるがね」
「固定された階級社会の弊害は大き過ぎる」 某国 B
「左様。自浄能力で解決すべきだろう」
「それが主権国家というものだ」 某国 D
「我が国が最初に反共で戦い」
「チベット独立を守ったこと。お忘れか?」 某国 I
「い、いや、そういうわけではないよ」
「十分に大きな功績として認めている」 某国 J
「むろん、そういったことも加味してだ」
「君の国に十分な投資と支援をしてきた」 某国 A
「ダリットの反乱は、可能性こそあった」
「しかし、ここまで酷くなるとは想定外のイレギュラーといえますな」 某国 B
「我が国が崩壊した場合のインパクト。世界に波及するのでは?」 某国 I
「き、君ぃ〜 自分の国を人質に取っちゃいかんよ」
「国際秩序を維持するのは主権国家の義務だよ」 某国 A
「その通り。貿易上のトラブルが起これば多くの国々の産業に被害が及ぶ」
「それは困るよ」 某国 J
「特に君のところはな」 某国 D
「・・・・・・・」 ぶすぅ〜 某国 J
「いや、資源の高騰と不渡りは全世界に波及するから、最終的には我々が負担することになる」
「シワ寄せを後進国にやってもいい」
「しかし、それも我々に投げ返ってくるのが経済というもの・・・」 某国 B
「I君。もう少し、ダリットを上手く扱えなかったのかね」
「インド社会を支えるのにいくら予算が必要になるのか、考えてみたまえ」 某国 D
「その通り。いま、継戦中のチベット独立戦争」
「そして、反共産勢力に対する武器密輸計画」
「こちらが重大かつ急務。忘れてはいないだろうね」 某国 A
「左様、チベット独立。反共勢力への支援計画。遅延は許されんよ」 某国 D
「分かっております」
「チベット戦線と共産圏への武器密輸。どちらも計画通りです」 某国 I
「予算は、検討しよう。後は、我々の仕事だ」 某国 A
一人を除いて、多くの人影が部屋から出て行く、
「確かに、我々に残された時間は少ないな・・・」 某国 I
という、会話があったとか、なかったとか・・・・
ニクソン大統領がドル防衛策として金・ドル交換の一時停止を発表。
ダウが暴落し、ドル売りが殺到する(ドル・ショック)。
北朝鮮特殊部隊の大韓民国大統領府襲撃事件。
韓国側も、死刑囚や無期囚で特殊部隊を編成。
彼らの任務は、北朝鮮最高指導者キム・イルソン暗殺。
無人の“シルミド”島で、教育兵の過酷な訓練と暴力に耐え。
3年後、“殺人兵器”と化した特殊部隊。
北朝鮮への潜入目指して出発した直後。
南北対立が緩和して作戦が中止。
一転。機密を知る彼らは抹殺の対象になる。
誰にも知られず、名前すら叫べず。
国家に捨てられた31人の男たちは “シルミド” を脱出する。
大統領に自分たちの存在を問うため反乱。
国家機密として封印されてきた暗殺集団の運命。
・・・・1971年8月23日・・・・
史実通りです。
中国、林彪が毛沢東暗殺クーデターで失敗。
ソビエトに亡命を図るが機体が燃料不足。不時着しようとして失敗して墜落死
日清食品がカップヌードルを発売。
チリ。米国多国籍企業 ITTのチリ子会社が接収される。米国系5大鉱山が国有化。
パキスタン
パキスタンは、多民族国家で、宗教、言語、民族、紛争など、
いくつもの国内問題を抱えていた。
西側諸国から煙たがれるイスラム教という要素を持ち合わせ、
これといった地下資源があるわけではない、
しかし、反共を目的として日本との関係は深く、
パキスタンのイスラム教軍と、インドのヒンズー軍は反共勢力としてチベットで戦い、
西側諸国の評価は高く、チベットへ向かう派遣軍の通り道となっていた。
西側から有償無償の支援が得られ、
チベットルートが建設されて労働需要が高く、近代的なビル群が建設されていく、
問題を内包し不満分子を抱えたまま、権益が振り分けられ、
混血優遇政策で軋轢を解消しつつも希望があるのか、経済成長していた。
カラチ港とインダス川流域の経済は、チベット特需で潤い外資が入って安定成長していた。
もう一つ、この国の重要性が増すのは、イスラム世界に対する発言力にあった。
無論、イスラム世界は一枚岩でない、
しかし、パキスタンは、西側と肩を並べ戦友として戦っている強みがあり、
イスラム世界で成功している数少ない国だった。
この頃、クーデター未遂で陸軍の反乱抑止の必要性が迫られ、
パキスタン海軍と混血指揮系統カシミール軍の中立性が求められていた。
インダス川沿いの桜並木
初老の日系人と秋田系ドイツ人が遊覧船で桜並木を眺めながらインダス川を川下り、
パキスタン人も桜見に馴染んでいるのか、パキスタン人の観光客も多い、
「・・・パキスタンは、もうちょっと、モラルが欲しいよな」
「泥棒が入って警察を呼んだら、もっと物がなくなったよ」
「あはは、アッラーに感謝すれば、全てが許されるのだろう」
「それでも、随分としっかりしてきたと思うがね」
「確かに賄賂をせびる官僚や警察も減ってきたな」
「秘密警察が囮で、動き始めたからだろう」
「ったく、教育するより、恐怖心が手っ取り早いよ」
「恐怖が、一番の教育とはね」
「欲の深い連中には丁度良いのかもしれないな」
「賄賂を取らないと生きていけない官僚や警察もいるのだろうに」
「賄賂も給料のうちってね。賄賂を取らないと餓死する警官もいる」
「パキスタンは、民意が低過ぎるよ」
「しかし、官僚と警察を減らせば権力が薄れ、犯罪が増えて社会が崩壊する」
「いやだねぇ モラルが低いと貧乏になるよ。国は・・・」
「モラルが低いから信頼関係が気薄になり、事業を起こせず、貧しくなるのさ」
「しかし、パキスタンも経済成長の過程で貧富が広がっている」
「イスラム的な経済抑制も強いし、差別がある」
「経済と宗教は、歪な関係にならざるを得ないだろうな」
「日本も戦後直後は、餓死が珍しくなかった」
「そういえば、イナゴを食ってたな・・・・」
「マツケムシを焼いたら美味かったぞ・・・」
「あはは・・・・」
「しかし、漁船と遊覧船が一緒に行き来か・・・・これもオツというやつかな」
「遊覧船の方は、桜おじさんのおかげだろうな」
「一人で、インダス沿いに桜を植えた道楽おじさんか」
「今では、百十数人のパキスタン人が手伝っている」
「手入れの仕方も教えて、ほとんどパキスタン人に任せられるらしい」
「引退後の道楽なら悪くないかもしれないな・・・パキスタンから表彰されるらしい」
「じゃ 桜じゃなくて、梅にするか」
「ちょっと、二番煎じだけど、いいねぇ」
「お・・・パキスタン海軍の河川砲艦だ。カッコ良いな」
「日本製だよ」
「・・・正確には、昭南州製だな。国内企業同士のシェア争いもいい加減、滅入るよ」
「競争して国際競争力に勝つのは良いとしても同族相食むではな・・・」
「そうやって、再構成しながらパイが大きくなっていくのなら悪くはないよ」
「経済成長している間はね」
「・・・あれ? 桜を切っているやつがいるぞ」
「・・・・なに揉めているんだ。桜を切るなんて無粋だな」
川岸でパキスタン人に袋叩きにあう黄色人がいた。
“やめるニダ。放すニダ!!!”
「・・・韓国人じゃないのか」
ハングルの叫び声が響く、
「やれやれ・・・・」
日本人に近い韓国人が殴られているのを見ると胸が痛んだりする。
アイゴ〜!!!・・・
見ようによれば、パキスタン人から日本人が殴られているようにも見える。
「「・・・・・・・・・」」 ため息
中国
共産主義を修正した人民公社政策と大躍進政策の失敗を誤魔化し、
共産主義の原点に戻る政治手法は、自然な選択肢といえた。
文化大革命は、国益と愛国心の発露によって引き起こされたものではない、
中国共産党の保身と権力基盤の安寧、
そして、権謀術数と権力闘争によって引き起こされたものといえる、
悪辣な権力への執着と自己防衛が政敵を抹殺し、
大衆を凶行に走らせた。
政治権力闘争の目的を達したのち、
文化大革命は、自己正当化とチベット派兵の兵隊狩りと国内引き締めのため、
しばらく続く、
共産回帰の意気込みは大きく、
中国で革命の色、赤信号で車が走ることになったのも、この時期で、
頭の良い者の反発は大きく、政治的に失墜させられ、
頭の悪い馬鹿か、権威主義者か、馬鹿の振りをしてる者により、
中国の国家権力が作られていた。
チベット独立戦争から武器弾薬がウィグル族など少数民族へ流れ、
さらに中国貧民層にまで流れる。
文革で死ぬか、チベットで死ぬか。
ほかトカレフで戦って死ぬ選択枝が生まれる。
これが中国民族にとって良かったのか、悪かったのか。
中国国内も匪賊(小集強盗団)が各地に現れ、
各地で強盗が相次ぐ、
また、文革で殺されそうになった時、
銃があれば、野に下りやすくなる。
インドほどではないものの、中国国内も治安が悪化していた。
アメリカの火星探査機マリーナ9号が、火星の周回軌道に到着。
チリで暴動が起こったため非常事態宣言が出される。
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月夜裏 野々香です。
『ミッドウェー海戦のあと』の世界。
日本は、少しばかり有色人種拠り。
おかげで、資源がある程度の価格で維持され、
大量生産、大量消費が史実よりも早く終わりそうです。
秋田・ドイツ系の影響を受け、質実剛健な製品が少し増えるかもです。
そして、パキスタンと南アフリカ公国連合が中進国として、浮上しそうです。
次期主力戦闘機は、雷風、雷燕と同様。エンテ・カナード型。
史実で言うと、国産FSX原型(5社案)の双発戦闘機に近い物になりそうです。
違うのは、対艦攻撃を兼ねておらず。
純粋な制空戦闘機と言うところでしょうか。
対艦攻撃は、幻凰、月影の長距離対艦ミサイル。潜水艦。地対艦ミサイルが担っています。
因みに『日清不戦』だと有色人種の生きる道は、史実よりも不利なので逆になります。
『ミッドウェー海戦のあと』は、アメリカ軍が韓国軍の平時での指揮権も持っています。
理由は、朝鮮革命戦争が民族レベルの共産革命だったこと、
そして、韓国軍第3軍の裏切りが背景にあります。
シルミド
よくよく、考えると死刑囚や無期懲役囚の部隊。
冤罪でなければ、殺人犯や反逆罪。
人権が制限されても、それは、それで、仕方がないことかもです。
要は、どの程度、制限されるか、でしょうか。
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アニメで・・・・ |
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懐かしすぎる・・・ | 火星儀です | |
他にも、ミラーマン、シルバー仮面、天才バカボン、
国松さまのお通りだい、原始少年リュウなど・・・・・
懐かしい時代です。
6000トン級 やまぶき型 巡洋艦 | |||||||||
第一次 | やまぶき | あかしや | あじさい | あすなろ | さざんか | しもつけ | ねむのき | ろうばい | 56年度艦 |
第二次 | しゃくなげ | さるすべり | ゆきやなぎ | はなみずき | はなずおう | うめもどき | こむらさき | かくれみの | 60年度艦 |
第三次 | ゆきざさ | ゆずりは | えにしだ | くちなし | くましで | みずなら | もくせい | もくれん | 64年度艦 |
第四次 | えのきぐさ | からすむぎ | からすうり | くまやなぎ | ひめうつぎ | もみじがさ | つくしはぎ | すずめうり | 68年度艦 |
第五次 | あかまつ | つめくさ | つゆくさ | かまつか | あかしで | しらかし | しらすげ | とだしば | 72年度艦 |
第六次 | やぶつばき | やまざくら | さねかづら | しろよめな | つるまさき | とねあざみ | とぼしがら | かすまぐさ | 74年度艦 |
第七次 | さわしば | せんぶり | やまうり | あわぶき | かさすげ | おにすげ | あおみず | あおすげ | 76年度艦 |
第八次 | むくげ | やつで | のぶき | みずき | みつば | よもぎ | さつき | すすき | 78年度艦 |
2500トン級 やまひめ型 潜水艦 |
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第一次 | やまひめ | おおひめ | たかさご | おにひげ | こしなが | このしろ | むぎつく | ひらまさ | |
第二次 | しいら | ひめじ | あしろ | やつめ | めじな | やまめ | あまご | いさき | |
第三次 | くさやむろ | おあかむろ | あかひめじ | よめひめじ | くろさぎ | わかさぎ | ひいらぎ | かわはぎ | |
第四次 | あかむつ | くろむつ | ばらむつ | やせむつ | かわむつ | ぬまむつ | たかはや | しらはや | |
第五次 | あかえそ | おきえそ | しまそい | くろそい | おいかわ | まつかわ | あかいさき | しまいさき | |
第六次 | あおはた | あかはた | あざはた | きじはた | るりはた | にじはた | あかはぜ | さびはぜ | |
第七次 | やりぬめり | ほろぬめり | せとぬめり | そこぬめり | やいとはた | おおめはた | いやごはた | ほうきはた | |
第八次 | ゆめかさご | みのかさご | ふさかさご | しろかさご | ぎんあなご | くろあなご | しろあなご | おきあなご |
よろしくです。
第80話 1970年 『自由と死と・・・・』 |
第81話 1971年 『人世、人世で・・・・』 |
第82話 1972年 『命の価値は』 |