月夜裏 野々香 小説の部屋

    

神がかり系 仮想戦記 『神籬の木仙』

 

 第39話 1959年 『日本民族 SEX衰滅作戦』

 中国合衆国

 極東戦争で手に入れた香港の一部が日独共同租界地となり、

 陽華族と騎華族が足場を固めていた。

 そして、開発は、水上都市の広州へと伸びていく、

 浚渫された河川は、大型船が容易に遡上して停泊することができ、

 ドイツと日本のゼネコンが中州を地下鉄網で繋げながら街を建設していく、

 日本とドイツへの対価は、当初、資源と市場だったが、

 中華合衆国の官僚と財閥は利権を欲しがり、同時に避難所となる足場も必要とし、

 資源採掘が間に合わなくなると、資産隠しの租界を増やしたのだった。

 もちろん、中国人労働者も労働条件と安全性の高い外資で働きたいという欲求が強かった。

 それが清国末期から続く、租界の誕生と拡大の実情で、

 公共投資、教育、福祉、軍事を行えばどうにでもなる事だったが、

 世襲と利権で格差を守ろうとするため、

 外資に発展を頼らざるを得なくなり、

 さらに悪いことに蓄財で優れた幸幣を国家利権を引き替えてでも欲するようになっていく、

 租界は、ドイツ風建築が河川沿いに建ち、

 青い目をした中国人がドイツ語を話し、

 礼儀正しく大人しい中国人が日本語を話す奇っ怪な場所になっていた。

 そして、冬になると、過ごしやすすくなった広州に観光客が集まりやすくなっていた。

 ジャンク船

 強化ガラス繊維で建造された船は、半官・個人所有の船で、

 水上領事館のような機能を持っていた。

 「あの中州にもビルを建設してるある」

 「毎年毎年、すごいものだな」

 「みんな、日本とドイツの業者が建設してるある」

 「中国人は、土方ばっかりある」

 「隠し財産を海外に秘匿できると、やめられんのだろう」

 「それに一度、日本人やドイツ人が建てた家に住むと中国人が建てた家には住みたくなくなる」

 「いくらお金を印刷しても国民は貧乏のままある。バカある」

 「そう言うなって、わかっててもやめられないのさ」

 「日本人は、自分の国を自分の国民が発展させてるある」

 「日本人は、自分で幸幣を作ってるから、どうってことはないのさ」

 「そういえば、このまえ、イタリア人が来てたある」

 「イタリアも外資が欲しんだろうな・・・」

 ドイツの飛行船が浮かんでいた。

 「あいつらは、飛行船を使ってか、気分がいいだろうな」

 「日本は、貨物空輸用ばかりで詰まらないある」

 扉が開いた。

 「紺さん、那由多。旦那衆が仕事だって」

 「今度は、なんだ」

 「それは聞いてみないと」

 「どうせ、朝鮮人ある」

 「朝鮮人と出会えて、最悪だった、ある」

 「ドイツ、日本の陽華人と騎華人と、アメリカ、イギリス、ソビエトの朝鮮人の代理戦争だからな」

 「どうせ、当人たちは、安全な場所で、高みの見物ある」

 「ドイツ人にも日本人にも中国人にも成りきれない、庶子族の哀愁ってやつだろう」

 「そんなことないある」

 「きっと、陽華人は、日本人より頭が良くて、中国人より優しいある」

 「あまり、嬉しくないような・・・」

 

 

 

 アメリカ合衆国

 艦上戦闘爆撃機F4ファントムが上昇していく、

 ほとんどのアメリカ空軍将校が残念な出来に呆れてしまうが、

 フィリピン戦争は、空中戦が出来る戦闘機より、空爆できる戦闘機が必要だった。

 そして、ベストでなくともベターなのか、採用され、試作量産が始まっていた。

 アメリカ軍将校

 「こいつじゃ ドイツの戦闘機に負ける」

 「日本の戦闘機にもね」

 「攻撃力だけはあるけど」

 「翼面積は、絶対に海軍が悪いと思う」

 「ドイツや日本と戦争する予定がないのが救いだが」

 「しかし、爆撃機を護衛しながら日本やドイツを爆撃するには、これくらいの機体じゃないと」

 「空中戦で負けちゃ 意味ないだろう」

 「だから数で押しゃいいんだよ」

 「数か。大戦じゃ 大国の発想が通用しなかったけどな」

 「中国参戦がなかったら、なんとかなったと思うがな」

 

 

 

 

 イギリスは、大航海時代以降、良くも悪くも国際情勢の中心だった。

 植民地支配は、資源と市場を確保し、

 国内の貧富の格差を広げたまま、強大な権力と、膨大な富を維持することができ、

 産業革命を起こす源泉となった。

 しかし、封建社会を下に発達した国家は、消極的な労働意欲しか得られず、

 貧富の格差で関係が悪化した労使間は、意思疎通を阻害させる、

 民主化が進んだのは、積極的な労働意欲を必要としたためで、

 世襲を望む権力者にとっては、ある意味、本意でない妥協の産物であり、

 民主的なアメリカと、格差を広げきれないドイツに遅れをとった。

 どちらにせよ、統治者にとって、国粋主義と民族主義は、権力と富を維持する手段に過ぎず、

 民主主義は、究極的な特権と強大な国家の二律背反から生まれた妥協の産物だった。

 イギリス資本を中心とした欧州資本がアメリカ合衆国へと流れたのも、

 アメリカ合衆国に広大な国土と資源が存在したからで、資本の避難所としてであり、

 国粋主義や民族主義によらない、

 権力と富の牙城を模索したからにほかならない、

 二度に渡って台頭したドイツとの戦争は、国力比から勝てると思われたが苦戦し、

 二度目、イギリスは、本土こそ守れたものの、

 日本の暗躍で中東支配から追い出され、

 中国参戦でアメリカとソビエトの総力を結集できず、

 結果的にドイツにトドメをさせなかったどころか、

 欧州大陸の大半をドイツに支配され敗北したのである。

 戦後、イギリスとイギリス国民は、望まない結末となった国際情勢に失望し、 

 せめて、植民地だけでも維持しようとしたが、

 軍事支配は、費用対効果が低下しており、

 インドが独立すると採算の合わない植民地ばかりとなっていた。

 なにより精神的な戦傷から立ち直っていなかった。

 ロンドン

 日本人は、あまりいい顔されない、

 日本人と中国人は、あまり関係がないのだが、そんなこと知ってるイギリス人は少なく、

 見かけが同じなら同類を見るような目で見る者も多かった。

 なにより、戦前戦中戦後においても日本が終始ドイツよりなことが根底にあった。

 とはいえ、日独中を緊密にさせるわけにも行かず、日英貿易も行われ、

 日本製品が運ばれてくると市場で売り買いされていた。

 ホワイトホール通りは1kmほどで街道を挟んでイギリスの主要行政機関が集まっている。

 日本で言うところの旧霞ヶ関、現華厳の関に相当していた。

 MI6 対日謀略作戦室

 「日本をどうやったら駄目駄目民族にできるかで、誰か、作戦のあるもの?」

 「「「「・・・・」」」」

 既に工作が出し尽くされた観があった。

 新人がすぅーと手を上げる。

 「なんだ」

 「昨日、朝鮮人に日本人のメンタル面のカルチャーを受けました」

 「それで、日本の女を駄目駄目にできればいいと思うのです」

 「日本の女は頭がいいと聞くが」

 「ですが、エゴがないとは言えないでしょう」

 「まぁ そうだな。聞こう」

 「まず、日本人のSEX観ですが・・・・」

 「へぇ?」

 「「「「・・・・・」」」」

 「なんというか、男性が強いのです」

 「そんなに強いのかね」

 「いえ、男尊女卑で、権利が強いのです」

 「なるほど、そりゃそうだ」

 「いろんな体位があるようですが。一般的に正攻法が強いようです」

 「まぁ そうだな」

 「しかし、そのことに自信があるわけじゃない」

 「そうなのか」

 「基本。日本人は、全体に流されやすく、シャイなので」

 「確かにそう、聞いている」

 「例えば、SEXですが、最初は、5分ぐらいでしょうか」

 「まぁ 人による」

 「練習し回数を増やすごとに刺激が強くなって強くなって、長くなっていく」

 「そうだな」

 「前菜なんて、1分そこそこで」

 「体力がなくなる頃には、相当、強くなるでしょう」

 「常識的だな」

 「もし、宣伝効果で、前菜と後菜に体力の半分を使わせたらどうでしょう」

 「んん・・・」

 「日本人は仕事時間で体力が削られているはず」

 「そして、男にとって、前菜と後菜は退屈なものもで省きたいもの」

 「しかし、女の方は強要し、それを当たり前と思ってしまう」

 「男にとって、SEXが喜びより、苦痛が大きくなります」

 「さらに練習し回数を増やす機会が減るのですから早漏のまま」

 「そして、女は年をとって醜くなり。男は本番に弱い体力の落ちた状態で晩年期を迎える」

 「「「「おおーー」」」」

 「名づけて、馬鹿で我侭な女の自業自得で、晩年期に本番に弱い旦那が残ってしまう作戦」

 「「「「おおーーーー」」」」

 「いい作戦だ」

 「工作費を使って、日本で、SEX前とSEX後のサービスを広めさせよう」

 「遠からず、日本人はSEX本番の弱い民族になって、衰退していくだろう」

 「「「「・・・・・・」」」」 にま〜

 

 

 日本人たち

 「印象はどう?」

 「豊かな地域と貧しい地域との差がありすぎる」

 「イギリスの貴族意識は強いよ。日本の華族の10倍くらいだ」

 「あはははは、これでも華族や士族には、ムカついてたんだがな」

 「代わりに日本の家屋の方が掃除や水周りで合理的かもしれない」

 「しかし、呼ばれてもなんにもすることはなさそうだけどね」

 「木仙一族の親族だろう」

 「確かに仙堂家筋だけど、春和の直系じゃないし力ないよ」

 「それだって、コネになるだろう」

 「コネねぇ・・・まぁ あそこのおかげでいいところと結婚できたけどね」

 「意外に黄色人がいる」

 「インド人じゃないかな。あと、朝鮮人もいるようだ」

 「ふっ 嫌がらせされそうだな」

 「まぁ クレームとか、深夜の間違い電話とか、ストレスをかけられるよ」

 「やれやれ、若いうちならいいが、歳をとると堪えるだろな」

 

 

 

 任那(1200ku)湾

 基幹産業が建設され、周辺に高層ビルが建ち並ぶ、

 日本政府は、300m級高層ビル1棟を巡洋艦の価値と換算し、

 テナント募集をかけ、空き室を宝くじの当選品にしながら建設したのだった。

 世界有数の街の建設費は、貿易黒字と財政黒字でもたらされ

 ニューヨークを超えるとさえ言われていた。

 こういった投資回収を顧みない戦国経済下克上常套な社会基盤建設は、

 合理性と切磋琢磨しなければならない資本主義な発想で建設できず、

 むしろ、社会主義のような建設方式だった。

 初期建設の多くは業者が行ったもので、業者が少しずつ引き上げ、

 家族持ちと移民が増えると、住民も様変わりしていく、

 移民して20年は古株で、移民10年から5年が多かった。

 そういった年数では、まだ南米に馴染めず。

 企業中心のコミュティが主流で、

 地域のコミュニティは、高層ビルの共有フロアや地縁祭を中心にしていた。

 新幹線は、任那湾から出発し、

 北は、中南米を縦貫して太平洋側とメキシコ湾側へと伸び、メキシコのアメリカ国境に近づき、

 南は、パナマ運河の地下を通過して、コロンビアの国境に達していた。

 鉄道管理局は、日本人が行っており、日本圏内を超える巨大鉄道組織になっていた。

 世界各国の代表が中南米鉄道組織の運行能力を評価し、自国への導入を検討していた。

 むろん、2、3時間のズレは当たり前の国の鉄道が、分単位のダイヤ運行を模倣できるはずもなく、

 日本鉄道をそのまま取り入れるよりなかった。

 それでも国境を超える国際列車なら、むしろ日本人に任せたほうが都合が良かった。

 そして、数々の反日活動がなされたにもかかわらず、

 中南米の新幹線網は、拡大の一途を辿り、日本の利権が広がり、

 日本から払い下げられた機械が日用品を生産するようになると、

 中南米の工業化も徐々に成長していた。

 新幹線の個室

 日本人たち

 「大した伸び方だ」

 「収益がよくてね。というより資源と市場を含めたトータルメリットだけど」

 「サンチアゴとヒューストンが早いか。コロンビアのパゴタと、ベネズエラのカラカスが早いかだな」

 「たぶん、チリ縦断鉄道が早いと思うね」

 「アメリカ合衆国は、日本鉄道局の乗り入れを嫌がるだろう」

 「じゃ パゴタとカラカスに行くしかないな」

 「大洋市と苅武市を繋げられるかも」

 「そっちは、もっと嫌がるよ」

 「パナマの地下鉄は、反日暴動で大騒ぎだったし」

 「中南米諸国が反日より、反米が強くて助かったよ」

 「鉄道網で中南米諸国を合わせた生産力は、アメリカを上回る可能性も出てきている」

 「もう、金の問題じゃないだろう」

 「アメリカ合衆国が中南米に負けないと思うなら、国内搾取をやめて、財政投資で国民に金を配るしかない」

 「そうなったらユダヤ資本は、倒されるだろうな」

 「アメリカ軍との交渉は?」

 「アメリカ軍と言ってもスポンサー次第だからな」

 「スポンサーはユダヤ資本でも、アメリカ国民でも軍事力が大きい方がいい」

 「それにアメリカ軍の一部は、ユダヤ人に支配されるより、アメリカ国民の総意に従いたいと思ってる」

 「交渉内容次第で、アメリカ軍の応援してもいいよ」

 「それが、サンチアゴとヒューストンへの乗り入れか」

 「アメリカは自動車社会だからな」

 「中南米は鉄道が強いし、鉄道復権を恐れている」

 「それも日本の鉄道管理局の乗り入れじゃ 白人じゃなくてもブチ切れるだろう」

 「アメリカ軍は、鉄道網を取られるより、ユダヤ金融支配を面白く思っていないのさ」

 「まぁ それは言えるがね・・・」

 スペイン語、日本語、英語のアナウンスが流れ、

 電光板に3ヶ国語でメキシコシティの表示が流れた。

 窓から覗くと高層ビルが見えていた。

 いずれの高層ビルもアメリカ建設会社が建てる高層ビルより強靭で、建設費が安かったのだ。

 そして、68年のメキシコオリンピックを目指しており、

 日本のゼネコンは次々と建設を受注し、アメリカのゼネコンが地団駄を踏んで悔しがった。

 

 

 

 イタリア

 来年のローマオリンピックを目指して、最後の追い込みをかけていた。

 とはいえ、ローマで穴を掘ると、遺跡に当たってしまい工事が停止する。

 イタリア経済は、ヴィシーフランス経済と並んで失速していた。

 単に格差を是正したくなかっただけなのだが、

 国力を増強するには、富裕層から金を回収するか、紙幣を印刷して、財政投資するよりなかった。

 街の一角で中国人たちが太極拳を広めていた。

 独伊中同盟は戦後も継続し、

 中国拳法は、同盟国のドイツとイタリアで盛んだった。

 次のオリンピックで非公式ながら演舞が行われる。

 最も中国拳法の統一ルールと、単体の拳法の競技人口が少ないことから、

 公式種目に選ばれる可能性は、まだ小さかった。

 ローマ

 イタリア人たち

 「ドイツと漠砂州に資本を奪われてるのが面白くない」

 「日本人は上手く作るよ。なんでも・・・」

 「イタリア料理も上手く作るのが悪夢だよ」

 「もっと人生を楽しめばいいのに」

 「だよな」

 「しかし、漠砂州にU字型の海路を作って、8000棟くらい建設する気らしいよ」

 「高層ビルをか。信じられない国だな」

 「農業用の高層ビルでもあるし」

 「最低でも、それくらいやらないと熱射が強過ぎて、緑化を安定させられないのさ」

 「最低なのかよ」

 「まぁ 砂漠を舐めるなって、感じじゃないの」

 「どう考えても経済力が異常だろう」

 「働くのが好きなんじゃないのか」

 「日本人は国家奴隷だと思うね」

 「いや、一億総中流らしいよ」

 「まぁ 日本国民は単一民族だし、誰がお金持ちになっても気にしないのかもしれない」

 「イタリアだって、単一民族だ」

 「独り占めするのをやめればな」

 

 

 

 木仁弥州 (28051ku)

 恨めしいほど雨の降る州だったが社会基盤が内陸に向かっていくにつれ、近代化が進んでいく、

 木仁弥州は、任那州、漠砂州と並んで日照権を気にせず高層ビルを建てられる州で、

 地盤さえ良ければ次々と300級高層ビルが建てられていく、

 関係者たち

 「海底油田があるというのは本当なんだろうな」

 「木仙一族の情報か」

 「正確に言うと欧米の油田があるかもしれない情報を手に入れたらしいけど」

 「嘘かもしれないのに信じるのか」

 「嘘なら嘘と分かるのが木仙一族だよ」

 「ふん、ムカつく話しだ」

 「なんにしても石油で独立できるなら、最悪の状況は回避できる」

 「最悪って?」

 「戦争だよ」

 「戦争ねぇ」

 「格差破壊を気にせず、唯我独尊で国内投資を続けられる国民ほど強い国はない」

 「単純に国内格差を広げたまま、国力を上げようとするなら、他国の売国奴を組んで資産を奪うしかないし」

 「それでは戦争になるからね」

 「つまり、下克上上等なら唯我独尊で、日本経済を成長させられるわけか・・・」

 

  

 

 東京

 反日第5列師団本部

 “日の丸を貶めよう月間”

 「日の丸を付けて悪いことをするニダ。そうすれば日本民族は日の丸を忌避するニダ」

 「どうしたらいいニダ」

 「赤マジックでいろんな場所に赤丸を付けて回るニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「うんこニダ。バキュームカーがいいニダ」

 「上下水道が増えてバキュームカーは、使われなくなってるニダ」

 「ゴミ回収車に落書きするニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「祝日に日の丸を揚げてる家に嫌がらせするニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「何いたずらするニダ?」

 「イタズラ電話するニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「子供をいじめてやるやるニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「愛犬を亡きものにしてやるニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「祝日に国旗を揚げた家の女を強姦するニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「家に石や爆竹投げ込んでやるニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「ピンポンダッシュするニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「売春宿に日の丸を描いてやるニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「これで、日本人は、日の丸を嫌いになるニダ」

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 「日の丸を貶める作戦大成功ニダ〜♪」

 男たちが外に出ると無数の国旗が家々に挙げられていた。

 「「「「「あいごーーーー!」」」」」

 

 

  

 

 

 西日本の資本家は、何をしでかすかわからない朝鮮共和国から関東北部へと資本を移していく、

 海外地で朝鮮空軍から離れられてホッとするという意見も多く、

 若い者で、海外地行きの住民も少なくなかった。

 おかげで、東北、北海道、南樺太の生産力は、西日本と変わらない、

 

 仙堂一樹(31) × 仙堂(日吉)明美(27歳)  秋穂(8)  祐樹(5)  杏実(3)

 木仙一族は、仕事柄、いろんな山に登るため、

 日本各地に間借りできる神社仏閣があり、セカンドハウスがあった。

 そして、幼い時でも仕事を教えるため、一緒に山に登ることもあった。

 仕事で北海道に移動した。

 基本的に仕事先の山主や神社仏閣での間借りが

 集票や木工の情報交換で人脈を繋げられることから都合が良かったものの忙しない世相のせいか、

 セカンドハウスに泊まることが増えていく、

 セカンドハウスは、そこそこの広さがあるものの、

 生活用品は、買っていくしかない、

 子供たちは、山主や神社の間借りでないのを落胆しつつも木工細工で遊んでいた。

 木仙で言うところの盲でない聾唖でないということは、

 良い木工細工は良い影響を与え、悪い木工細工は悪い影響を与える。

 子供たちには、愛情のこもった木工細工を選んで与えていた。

 

   全世界の人々が邪悪な紙幣に支配されようとしていた。

   その支配の闇に日本が覆われようとしているとき、敢然と立ち上がる者たちがいた。

   カジノホテル

   “やったぞ 当たったぞ”

   “おーし、ラッキー〜♪”

   “豪遊豪遊”

   “もう、夏祭り屋台の朝鮮パチンコなんかやってられないわ”

   “やっぱし、飲む、打つ、買う、で最強は、打つだぜ”

   “ほう、やるもんだな”

   “お前は誰だ”

   “キャンサーのイッサカルだ”

   “なにぃ なんのようだ”

   “どうだ。俺と勝負しないか”

   “““““・・・・・・”””””

   “どうした。俺が怖いのか”

   “十分に勝ったから、次に行くわ”

   “おいおい、逃げるのか”

   “勝ち逃げしたい”

   “掛率1対5でもいいぜ”

   “““““嫌だ”””””

   “なぜだ。1対5なら勝てるだろう”

   “もういいや”

   “そうそう、足るを知るのが大事”

   “・・・・・・”

   “次、行ってみよう”

   ““““おーーーーー!””””

   “・・・・・・” 唖然

   この頃の日本人は、腹八分目で控えめだった。

 

 一樹は、鼻で笑って新聞を伏せると、

 化学コンビナートの報告書に目を通した。

 木仙一族は、木工産業であげた利益を非鉄鋼業に投資し、

 鉄鋼業やゼネコンを包囲し圧力をかけていた。

 非鉄鋼産業がなければ、神籬も木工12ギルドも、もっと弱い産業だった。

 彼は、幾つもの非鉄鋼業の株こそ持っていたが、専門家でなく、

 ほかの木仙一族と並んで相談役の地位にあった。

 木線一族のほとんどが、そうであるように部外部門は、大体の推移を知るのみで、

 人事面で敵対勢力に圧力をかけることが多かった。

 そして、木仙の力は、木を通じて、相手の意図を感じることができ、

 敵対政治勢力の攻撃をかわし、産業スパイのほとんどを駆逐するだけでなく、

 この情報源は、代理人を通じて、特高に流れ、鉄鋼業界やゼネコンに影響を与えていた。

 組織の上に行くほど、木工細工を作るより、そちらに時間を取られていく、

 それでも、一品作るととんでもない金額で売れるのだった。

 電話がかかってくる。

 木仙一族は、神籬の秘書を通じて居場所を報告しており、

 誰がどこにいるのか、すぐわかった。

 “一樹さん、角浦冬樹です”

 「やあ、久しぶり」

 “今回は、子連れですか?”

 「ちょっと子供に仕事を見せておこうと思ってね」

 “モルガン家の子供が日本に来るのを知ってますか”

 「え、そうなの?」

 “なんでも日本の学校に留学させるとか”

 「ふ〜ん」

 “今のうちに木仙一族と人脈を作る気のようです”

 「樹霊を持ってないと、縁談は、むつかしい気がするけどね」

 “それだと、鉄鋼業やゼネコンと組むかも”

 「ああ、そっちか。あの人たち、土着と成長の観念が喪失してるから・・・」

 “それで、神籬と木仙の幹部で、来週の日曜12時に華厳に集まりたいそうですよ”

 “そのあと、アメリカの代理人と折衝になりますね”

 「わかった。なんとか。都合をつけとくよ」

 “それとフィリピン戦争ですが”

 “アメリカは、無理やりにでもマニラコネクションを潰して、軍産利権を伸ばしたいのでしょう”

 “ダラダラと15年くらい続ける気のようです”

 「じゃ 日独ソ中が支援する独立フィリピン軍と、アメリカ軍の戦争が続くことになるのか」

 「やれやれ、それで殺される若者は不憫なことだ」

 “日本も両方にモノが売れて助かるようですが、森林資源は戦後20年くらい期待できないかも”

 「じゃ 客家もアメリカの戦争に付き合うつもりなのか」

 “たぶん、朝鮮半島で話しをつけてるでしょう”

 “子飼いの部隊に戦訓を得させたいのかもしれません”

 「そういや、日本軍も戦訓が必要とか聞いたけど」

 “アメリカは、いつも、日本と組んで中国を攻めるか。中国と組んで日本を攻める計画を考えてますから”

 “その件も議題になるかもしれません”

 「どちらにせよ、口車に乗って、日中戦争すれば、双方とも弱体化させられるだけだ」

 「じゃ その件は来週」

 “ええ、来週”

 がちゃん!

 

 

 国防省

 兵器と武器弾薬のスペックと生産量は、設備投資しなければ向上させられず、

 設備投資が大きくなるほど、単価が高騰してしまう、

 そして、日本陸軍は、29個師団35万人と独立守備隊100個10万人の45万体制になっており、

 高騰した単価を累計すると天文学的な予算になった。

 設備投資分を民間需要で回収できるのなら良いとしても軍用は機密が大きく、

 軍需ラインは専用になってしまう、

 そして、技術を民間流用できたとしても、10年から15年先のスパンで回収は見込めず、

 日本の隔進論政策は、国防費の観点で言うなら最悪だった。

 投資が莫大なのに見返りが小さく、軍事費が大きくなってしまう。

 幸幣という代用貨幣が国際的な貿易通貨となり得なければ成り立たないほどの負担だった。

 とはいえ、政府も兵器単価の高騰に合わせて軍事費で財政を悪化せるわけが行かず、

 国防費の軍縮が槍玉に挙げられていた。

 

  近衛師団

  第01師団(東京)    第02師団(仙台)    第03師団(名古屋)    第04師団(大阪)  

  第05師団(広島)    第06師団(熊本)    第07師団(北海道)    第08師団(弘前)

  第09師団(金沢)    第10師団(漠砂州)  第11師団(瑞森市)   第12師団(北欧道)  

  第13師団(姫路)   第14師団(蝦夷市)   第15師団(亜羅州)   第16師団(熊襲市)  

  第17師団(久留米)  第18師団(宇都宮)   第19師団(大連州)   第20師団(任那州)

  第21師団(善通寺)   第22師団(木仁弥・赤道ギニア州)    第23師団(雲州・ビオコ島)

  第24師団(小倉)    第25師団(高田/仙台)

  第26師団(苅武市)  第27師団(大洋市)  第28師団(原亜州)

 

 海外地の第11師団(瑞森市) 第12師団(北欧道) 第14師団(蝦夷市) 第16師団(熊襲市)

 第19師団(大連州) 第20師団(任那州) 第26師団(苅武市) 第27師団(大洋市)

 の8個師団の機動兵科と兵站部門が削減され、

 国境を越えていく攻勢力が著しく低下し、攻守に応用できる部隊でなくなり、守備隊化してしまう、

 情けない師団となったが、逆に固定兵器が増え、守るだけなら抗堪力が高く、

 長期にわたって戦うことができた。

 そして、対外攻撃力は、21個師団と、

 地対地ミサイル、空対地ミサイル、艦対地ミサイルに頼ることになった。

 

 

 厚木基地

   巡空哨戒攻撃機 富嶽

    自重38000kg/全備重量122000kg

    全長46m×全幅56m×全高8.8m  翼面積330u

    ロータリーエンジン350馬力16連装5600馬力 6基33600馬力

    最大速度820km/h  航続距離19400km

    20mm機銃4門   空対空ミサイル20基  空対艦ミサイル20基  最大20t

 新型富嶽は、エンジンが軽量化し、カウルが細くなり馬力が低下した。

 馬力が低下してもエンジンの空力抵抗が減って軽量化し、性能は変わらなかった。

 「どんな感じだ?」

 「馬力が小さくなって燃費が良くなった」

 「あと、研究の成果とは言え、ハイスキュードプロペラは、悪くないな」

 「ツポレフTu95よりいいだろう」

 「軽量小型だから?」

 「費用対効果が高いよ」

 「500機も配備できたら対空哨戒から対艦攻撃、対地攻撃まで全てこなせる」

 「海軍に皮肉を言われてるがな」

 「正直、軍艦は、潜水艦を除くと、いらないんじゃないか」

 「でも、救助とか」

 「救助は、巡視船にやらせればいいだろう」

 「ずっと飛ばさないといけないし、その海域に留まって支配しないと・・・」

 「船を走らせるより、燃料が少なくて済むし、巡回させるほうが安い気がする」

 「なにより、海域にとどまって、潜水艦の攻撃を気にしなくていい」

 「「「「んん・・・・」」」」

 「しかし、軍艦と違って、狭い日本で飛行場の面積を取るぞ」

 「まぁ そこは、我慢して、飛行場を建設するしかないかな」

 

 

 

 

 

 

 

 東京 国際連盟

 「日本は国際連盟の本部理事国ニダ」

 「・・・・・」

 「国際連盟の本部理事国が、隣国の朝鮮共和国と国交断絶なんておかしいニダ」

 「・・・・・」

 「日朝国交を回復するニダ」

 「・・・・・」

 「なぜ、目を背けるニダ」

 「・・・・・」

 「なぜ、明後日の方向を向くニダ」

 「・・・・・」 ため息

 「まっすぐ前を見て、現実を直視するニダ!」

 「・・・・・」 ため息 

 「朝鮮共和国は、独立国ニダ!」

 「連盟本部常任理事国は加盟国と国交を回復する義務があるニダ」

 「・・・・・」 ため息

 「日本人は朝鮮人を差別してるニダ!!!」

 「・・・・・」 ため息

 「なぜ、大きなため息をつくニダ!!!!」

 「・・・・・」 ため息

 「もし、日本が朝日国交樹立しないなら、韓国は国際連盟を脱退して国際連合に行くニダ」

 「本当に?」

 「本当ニダ」

 「是非、脱退してください」

 「・・・・・」

 「是非、連盟を脱退して、国際連合に行ってください」

 「あ、あ、いや、そういう意味ではないニダ」

 「では、脱退ですね」

 「い、いや、今のは違うニダ」

 「朝日国交樹立して欲しいという意味でいったニダ」

 「いや、朝日国交樹立しないから、脱退していいですよ」

 「違うニダ。違うニダ。朝日友好は、大事といっただけニダ」

 「国際連盟は脱退しないニダ」

 「・・・・・」 ちっ

 

 

 

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 月夜裏 野々香です。

 あれですよ。

 敵愾心があると、日本を攻撃するネタはいろいろ思いつくようです。

 しかし、敵愾心を失うと、攻撃ネタを思いつかないどころか、

 敵愾心のある国からどんな攻撃をされているのかも気づかないわけです (笑

 現実は、もっと複合的な要因で、あの手もこの手もなんでしょうけど、

 現実逃避の誤魔化しをしても、少子化と離婚率が大きくなってはいますがって感じです、

 

 そして、2人から始まった木仙一族も、直系孫が16人。

 どうなっていくやら、

 

 

   仙堂春和(53) × 山城美奈(49)

      仙堂一樹(31) × 仙堂(日吉)明美(27歳)  秋穂(8)  祐樹(5)  杏実(3)

      仙堂智樹(27)  × 仙堂(佐藤)七海(22)  慶人(4)  一颯(1)

   烏丸彰人(29) × 烏丸(仙堂)加賀美(24)  佑都(4)  杏美(1)

   角浦秋和(53) × 日向奈美(47歳)

      角浦芳樹(27)  × 角浦(伊達)早苗(23)  和樹(6)   拓海(3)  和美(♀)

      角浦冬樹(24)   × 角浦(鈴木)和美(20)  亮太(3)  亮治(3)  由実(♀)

   椎葉豊彦(35) × 椎葉(角浦)青葉(31)  和哉(8)  桂治(5)  結衣(3)

  

 

 

 近衛師団

 第01師団(東京)    第02師団(仙台)    第03師団(名古屋)    第04師団(大阪)  

 第05師団(広島)    第06師団(熊本)    第07師団(北海道)    第08師団(弘前)

 第09師団(金沢)    第10師団(漠砂州)    

 第13師団(姫路)   第15師団(亜羅州)

 第17師団(久留米)  第18師団(宇都宮)   

 第21師団(善通寺)   第22師団(木仁弥・赤道ギニア州)    第23師団(雲州・ビオコ島)

 第24師団(小倉)    第25師団(高田/仙台)  第28師団(原亜州)

 

 守備隊化

 第11師団(瑞森市)   第12師団(北欧道)

 第14師団(蝦夷市)   第16師団(熊襲市)

 第19師団(大連州)   第20師団(任那州)   第26師団(苅武市)  第27師団(大洋市)  

 

 1926年 巨済島(400ku) 済州島(1845ku) 鬱陵島(72.82ku)

 1926年 大連州(3462ku)

 1930年 任那州 フォンセカ湾 ニカラグア領地コシグイナ(400ku)

 1932年 任那州 フォンセカ湾(1200ku) 4カ国不戦条約により拡大

             ニカラグア(400ku)+ホンジュラス(400ku)+エルサルバドル(400ku)

 1932年 北欧道 カレリア地峡+フィンランド湾諸島 (6000ku)

             スールサーリ島(21ku)、ラヴァンサーリ、大・小チュテルサーリ島他

 1934年 任那州 中米7カ国不戦協定調印 (2400ku)

                任那。ニカラグア、ホンジュラス、エルサルバドル。

                     コスタリカ、グアテマラ、パナマ、

             フォンセカ湾(1200ku)  旧ニカラグア・ホンジュラス・エルサルバドル領

             旧コスタリカ領 ココ(瓜生)島 (46.6ku)

             ブリカ(中ノ鳥)半島 (753.6ku)  旧コスタリカ領(353.4ku)+旧パナマ領(400ku)

             旧グアテマラ(沖ノ浜)領(400ku)

 1935年 熊襲市 (400ku)  旧タイ王国領対マレー国境

 1936年 蝦夷市 (400ku)  旧チリ領

 1938年 漠砂州 (8万3860ku) 旧イタリア領リビア・ブトナン県

 1939年 租界地 エストニア・イダ=ヴィル県(3364ku)50年

 1939年 瑞森市 (400ku) 旧ブラジル・オランジュ域

 1940年 亜羅州 (4039ku)   中東アラビア海

        武山(むさん)半島  ムサンダル半島  800ku    旧アラブ首長国連邦・オマーン

        和蔵(わくら)湾    アル・ワクラ湾   800ku    旧サウジアラビア・カタール

        武矢(ぶや)島     ブビヤン島    863ku    旧統合イラク・クェート

        佳(けしま)島諸島              1576ku   旧イラン

            佳(けしま)島      ゲシュム島   1491ku

            良久(らく)島      ラーク島     49ku

            辺賀(へんが)島    ヘンガム島   36.6ku

 1940年 租界地 ノルウェー・フィンマルク県(48618ku)

 1941年 北斗市 北アイスランド西部の岬(400ku)

 1942年 任那州 中米8カ国不戦協定調印 (2800ku)

                任那。ニカラグア、ホンジュラス、エルサルバドル。

                コスタリカ、グアテマラ、パナマ、メキシコ

             フォンセカ湾(1200ku)  旧ニカラグア・ホンジュラス・エルサルバドル領

             旧コスタリカ領 ココ(瓜生)島 (46.6ku)

             ブリカ(中ノ鳥)半島 (753.4ku)  旧コスタリカ領(353.4ku)+旧パナマ領(400ku)

             旧グアテマラ・メキシコ(沖ノ浜)領(800ku)

 1943年 府穀市(800ku)  タイ湾フコク島(561ku)+(対岸231ku) 旧ベトナム帝国・カンボジア王国

 1945年 木仁弥(赤道ギニア)州(26034ku)+雲州(ビオコ)島(2017ku)  旧スペイン領

 1948年 グアヒラ半島   苅武市800ku      旧コロンビア領+旧ベネズエラ領の国境  第26師団

 1948年 グアヤキル湾  任那州 大洋市800ku 旧エクアドル領+旧ペルー領の国境  第27師団

 1948年 パラグアイ流域 原亜州3200ku      旧パラグアイ領+旧ボリビア領の国境  第28師団

 1952年 任那州 (8400ku)

        任那(1200ku)    フォンセカ湾  旧ニカラグア・ホンジュラス・エルサルバドル領 第20師団

        瓜生島(46.6ku)   旧コスタリカ領 ココ島

        中ノ鳥市(753.4ku) ブリカ半島   旧コスタリカ領(353.4ku)+旧パナマ領(400ku)

        沖ノ浜市(800ku)  旧グアテマラ・メキシコ

        蝦夷市 (400ku)  旧チリ領                                第14師団

        瑞森市(400ku)   旧ブラジル・オランジュ域                      第11師団

        苅武市(800ku)   グアヒラ半島   旧コロンビア領+旧ベネズエラ領の国境  第26師団

        大洋市(800ku)   グアヤキル湾   旧エクアドル領+旧ペルー領の国境    第27師団

        原亜州(3200ku)  パラグアイ流域  旧パラグアイ領+旧ボリビア領の国境    第28師団

 

 

 

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第38話 1958年 『信用創造は、奴隷創造』
第39話 1959年 『日本民族 SEX衰滅作戦』
第40話 1960年 『手工芸造幣 財政破綻って何ですか?』