月夜裏 野々香 小説の部屋

    

仮想歴史 『キミンの時代』

    

 

 第07話 『日ノ本 伊達騒動』

1660年

 徳川幕府は琉球を占領していた。

 大陸の清国は南明を打倒するため黙認。

 1644年、李自成の反乱によって明朝が滅亡した後も、南明朝を興し、

 清朝への反攻を繰り返したものの、清軍により鎮圧されつつあった。

 この清と明の攻防は、日本刀需要を起こした。

 朱雀を介して日本から中国へ輸出された日本刀は明末期になるほど増加していく。

 明からも、清からも、大量の鉄、石炭、伝統調度品、金銀が日本に流れ込み。

 最後は、それまで流出していた金銀を埋めてしまう。

 その資金を流用して日本・朱雀の国内外の商業活動は、南蛮貿易と国内の整備」

 北方開拓で、さらに活発となっていく。

 しかし、大陸の大勢が清国で決まっていくと日本刀需要が無くなる。

 幕府は、それまでの経験から南蛮貿易が続くと金銀流出が増えると判断し、

 ようやく、活発になった貨幣経済が金銀流失で停滞することを恐れ、

 鎖国の準備を始める。

  

 

 伊達藩

 毎日、酒池肉林の3代藩主、伊達綱宗(21歳)。

 料亭

 「海里殿、永未殿、伽羅は良い香りじゃの」

 「それは、どうも・・・もっと、用立てられますよ」

 数え57を迎えた海里ツカサも、永未ヨヘイも、そろそろ楽隠居の身。

 それでも足腰が立ち、動けるうちは、働いていた。

 しかし、これも最後になるだろう。

 「そうか、そうか」

 「ほりゃ!」 むにゅう〜

 「いゃあぁあ〜 お殿様〜 駄目です」

 「そういうな、そういうな。ちょっとだけじゃ ちょっとだけじゃ・・・ほれ!」

 「もう、いゃぁああ〜ん」

 そこに一関藩主、伊達宗勝が伊達藩家臣団を引き連れて苦言。

 「ほう、宗勝。何のようじゃ」

 「綱宗様、これ以上の放蕩三昧、幕府にも伝わっております」

 「もはや、黙ってみておられませぬ」

 「それで、なんとする」

 「このような現場を晒して、家臣に示しが付きましょうや」

 「伊達藩内部でも、もう、大殿には仕えられるぬと・・・」

 伊達家家臣が主君を見下ろす。

 この時点で、無礼、切腹もありうるが・・・

 一関藩藩主 叔父の宗勝(39歳)と、伊達家家臣によって、

 伊達綱宗(21歳)の放蕩三昧が諌められる。

 そして、強制隠居させられそうになったとき。

 「・・・この簒奪者が恥を知れ!!」

 宗勝の首から血吹雪が飛ぶ。

 綱宗が背に隠していた小太刀が一閃。

 正宗の第10子たる宗勝は実力者、伊達藩内、幕府、近隣諸藩まで根回しを済ませていた。

 それが凶刃の一振り、全て徒労に終わらせてしまう。

 初めて人の首を撥ね、叔父を切り殺した綱宗の息は荒い。

 「・・・貴様らも逆臣の汚名を着るか〜!」

 「「「「「・・・・・・」」」」」

 権威の核になる首謀者が死ぬと取り巻きは総崩れになっていく。

 封建社会で “伊達家正統継承者でない” は、そういうことだった。

 酔って頬を赤く染めた綱宗は息を荒くしている。

 「・・・海里殿。役に立ったぞ」

 綱宗は、凶器を持っていたくないのだろう。

 血のりが付いたままの小太刀を海里に放った。

 「良かったので?」

 海里が小太刀の血を拭き取ると、他の家臣が不届きを働かないように睨みつける。

 「こいつら全員が叔父上と組んで、俺を隠居させようとしていたとは・・・」

 「綱宗様。良く、正宗様の直系の首を切る覚悟ができましたね」

 「海里、永未。こやつらの動き、教えてくれたこと感謝する」

 「お主の働きも、タダではないのだろう。望みはアレだけで良いのか」

 「はい、それより、本当に良かったので?」

 「隠居で浮世離れした余生を送っても良いかと思った」

 「しかし、こやつの邪な眼を見たとき、ついな」

 「これに懲りたら、少し、節制してはどうです」

 「んん・・・酔いが醒めた。興醒めじゃ」

 天下泰平、だらけた空気が漂い。

 権力者が弱者を踏み躙り、腹を切らせることも少なくなる。

 たとえ家督争いでも、下克上な殺傷沙汰は珍しい時代。

 綱宗は、内罰的な表情で首を斬られた死体を見下ろし、一礼する。

 「宗勝・・・わたしも、愚かだったが・・・だが、おまえも・・・」

 「謀反者として、晒し首にせよ」

 幕府にとって、大大名のお家騒動は望むところだった。

 どちらが勝っても、幕府の調整能力が問われない範囲で大大名を形骸化、

 足腰が立たなくさせることができた。

 伊達藩62万石当主、伊達綱宗も伊達藩の分地3万石の一関藩主、宗勝を直接手にかけると、

 武家諸法度が適応される。

 幕府は、綱宗と朝廷が縁戚で関わりが深く。

 朝廷と仙台藩の絆を断ちたいなど、複雑な力関係が働く。

 仙台の城下町は騒がしかった。

 海里と永未は、団子を頬張り世間話し、

 「・・・海里。伊達藩も、宗勝派の一掃で大騒動だな」

 「綱宗様も伊達の屋台骨から作り直しだ」

 「待て!」

 聞き覚える声に振り返ると、侍が3人。

 「ああ・・・葵・・・流・・・水面・・・」

 ・・・ため息・・・

 向こうも、いい歳。

 そろそろ、楽隠居のはず。

 「また騒動を作ったのか」

 「作った?」

 「いや、伽羅を贈答して便宜を図ってもらおうと思っていただけだぞ」

 「嘘ば付け!」

 「いや、本当だって」

 「お前たちの画策で、一関藩は終わりだ」

 「そして、伊達家も危ない」

 「だから、取り潰しが公儀隠密の仕事だろう」

 「違う!」

 「・・・・・」

 「我々は、幕府安泰のため、諸藩を監視するが任務。無分別に取り潰しを行ってなどいない」

 「おや〜 幕府の老中・酒井忠清様と伊達をやっかむ諸藩で」

 「伊達家を引き摺り下ろそうとしていたんじゃないの?」

 「き、貴様ぁあ〜」

 「ひどいな。偶然、居合わせただけなのに悪巧みを俺たちに擦り付けようだなんて」

 3人が剣に手をかける。

 「おや、いいのかな」

 懐から短銃を取り出した海里と永未は強かった。

 「っ・・・」

 「言っておくけど、伊達家の工作。証拠を掴んでいるよ」

 「江戸で公表されたくなかったら、俺たちから手を退くんだな」

 

 

 仙台港

 永未ヨヘイは、海里と一時分かれ、朱印船に乗り組む。

 若手も増えて、自分達の後を継ぐ者も育っていた。

 年を取ると中間管理職にもなり、仕事の引継ぎも行う。

 部下達も育って、表情は一端の海の男になっていた。

 「・・・永未殿、アレで良かったのですか?」

 「幕府も脅威になる大大名がなければならないよ」

 「伊達藩に借りを作れば、後々、大きいと?」

 「伊達家は、幕府へ圧力をかけられる」

 「それに幕府が潰れたときの抜け道を用意しておきたい」

 「我々、朱雀が綱宗様の後ろ盾に付いたこと、幕府は面白くないかもしれませぬが・・・」

 「権力維持と我が身かわいさの保身のため、海外と直接外交を避けるような引き篭もりが・・・」

 「手厳しいですな」

 「金銀流出に耐えられないのはわかるが朱雀は、まだ必要なのだ」

 「これで、海外移民も増えるでしょう」

 「そうだろうな」

 「綱宗様も、武家諸法度で処罰されるのでは?」

 「酔っ払いでか?」

 「ええ、綱宗様は、武人でありながら、武芸、学問をたしなんでいないのは確かです」

 「それを言うなら、酔っ払いの綱宗様に斬首される綱勝殿の武芸も怪しかろう」

 「なるほど。しかし、綱宗様は辛そうでしたな」

 「気が進まなくても斬った綱勝を謀反者で咎めなければ幕府に大名同士の私闘で殺傷沙汰にさせられ」

 「伊達藩が立ち行かなくなる」

 「確かに、手を抜けば、伊達家に嫌疑がかかりますな」

 「斬り捨てた叔父を大悪党にせねば伊達藩の改易もありえる・・・」

 「移民が増えるなら、そっちでも、良いが・・・」

 「とりあえず、綱勝側についた家臣は遠島ですかな」

 「ふっ しかし、伊達藩も、実力者とその取り巻きをそっくり持っていかれて大騒ぎだろうて」

 「一関藩は、改易。伊達家も、ガタガタですかな」

 「伊達家も、実力者ばかりではない」

 「乗り遅れや、昼行灯が出世することもある」

 「そして、乗り遅れや昼行灯の幕政がマシなこともある。今回は、それだな」

 

 

1661年

 幕府とオランダは、台湾の利権を挟んで鍔迫り合いが始まる。

 しかし、中国大陸の大勢が決まると状況も変わっていく。

 台湾オランダ城塞

 オランダ人の隊長と日本人が台湾海峡を見つめる。

 「・・・海里。日本の朱印船が増えている。鎖国する話しは、どうなったのだ?」

 「交換は、人身売買が多いが南蛮物は人気がある」

 「しかし、日ノ本は、清と明の戦争で儲けた」

 「しかし、それが終わってしまうと南蛮貿易で銀・金の海外流出で貨幣経済が落ち込むと考える」

 「お金持ちの考えることは、決まっている」

 「一度集めた金を手放したくないと考える」

 「朱雀との貿易を幕府で一括させ、遠からず鎖国するはず」

 「それに徳川幕府は封建的な支配体制を守るため」

 「自らの手で不満分子を生み出し、追い出してしまう。幕政が保身だと朱雀は好都合だ」

 「朱雀にとってか。江戸幕府は台湾に来ないのであろうな」

 「江戸幕府が欲しいものは南蛮物だけ。人と交換で追い出したがっている」

 「そして、封建社会は急速な変化に対応できない」

 「朱雀も大きくなったものだ。朱雀は、江戸幕府と連携しないのか?」

 「朱雀は、商人の国だ。硬直した権威主義を受け入れるのを躊躇している」

 「権威を嵩にきた無能な連中は多い」

 「たしかに、そういう連中ほど中身で勝負できず」

 「権威を振りかざし悪貨良貨を駆逐するで根腐れさせてしまう」

 「欧州でもありがちだな」

 「珍しいことを言う欧州貴族だな」

 「おれは、成り上がりで貴族の称号を送られた口でね」

 「都合がいいように官職も付いたのも海里と同じだ」

 「海賊か・・・」

 「バレなければ、敵国の物を分捕って力を削ぐ」

 「そして、祖国で分配する。これが本物の愛国者だよ」

 「なるほど、国内で足を引っ張り合い、潰し合うより健全だな」

 「バレなければね。海里も相当な愛国者かもしれないな」

 「どうだかな。藩潰し、お家騒動の陰で暗躍して恨まれ、呪われているからな」

 「ふ 歴史が人を評価する」

 「その場の感情でしか、物事を判断できない連中など潰してしまえ」

 「イギリスとは、不仲なのか?」

 「できれば、朱雀との関係は重視したい」

 「無論、朱雀も、オランダのガレオン船と戦うのは避けたいね。朱印船じゃ 勝てん」

 「ふっ・・・ん? なんだ、あの船団は?」

 「ジャンク船だ。200隻近いぞ」

 「・・・清軍は大陸を押さえたばかり。明軍の敗残兵だな」

 「これは、逃げ出した方がいいな」

 「最強のオランダ船でも?」

 「オランダ船4隻でジャンク船200隻と戦争するのは、バカだけだ」

 「例え、朱印船1隻が付いても無理だな」

 「じゃ 逃げ出すとするか」

 「ああ・・・」

 鄭成功(ていせいこう)が台湾に来るとオランダ人は追い出されてしまう。

 

 

1663年

 徳川幕府は地理上の発見をしていた。

 日本海、扶桑海(オホーツク海)、大和海(ベーリング海)

 これらの発見に合わせ、徳川幕府は、キリスト教徒と、

 不満分子も含めた豊臣勢力の国外追放を進める。

 外様大名やキリスト教徒は、海外雄飛で視野が広がったのか、

 北や南に生存権を求め始めていた。

 “田んぼ、命” の一所懸命が薄れていた。

 特に瑞穂は、開拓困難ながら、稲作が可能でキリシタン移民が増加。

 幕府の目が瑞穂にまで届かないと知るや、外様勢の瑞穂移民が増大。

 豊臣、キリシタンと混ざり合いながら瑞穂移民が増大していく。

 仙台港

 居並ぶ朱印船を謁見する伊達綱宗は、人知れない場所に来ると、ため息。

 「永未・・・あの時・・・宗勝の邪な目を見なければ、今頃、好きに隠居生活を送っていたやも知れぬな」

 「綱宗様。宗勝の斬首を後悔されているのですか?」

 「主君としての立場を怠って遊び呆けていた余は愚かだった」

 「総領を投げ出しても良い、と思うていた」

 「主君を支えるのが家臣の本懐では?」

 「主君らしくないのに、家臣らしくを求めるのは難儀なことじゃ・・・」

 「確かに不幸なことですが数世代にわたって賢明な藩主はないはず」

 「主従とも過不足で補うのが良藩では?」

 「ふ 愚か者だからと、いちいち下克上や切腹では、領民が苦しむか・・・」

 「しかし、今回は、賛成出来かねます」

 「あの者が私を咎め、伊達藩の総領足らんと野望を抱いたのも無理はない」

 「簒奪者の汚名を着せてしまったのも余の不徳・・・」

 「謀反側に付いた伊達家家臣と一関藩がガレオン船が船ごと出奔ですか・・・」

 「伊達藩は大きい、実入りが大きければ、朱雀も、瑞穂も。安全とはいえない」

 「伊達家のため、幕府が知られていない。メキシコへと向かうてくれるはず」

 「・・・・それで謀反の大罪を犯した伊達家の謀反者と宗勝の一党を家族ごと?」

 「全ての大罪を押し付けるのは気が退けての」

 「おやさしいことで・・・」

 「初代当主、政宗は、メキシコの金に野心を持っていた」

 「伊達宗興、伊達千之助、伊達千勝、伊達右近への侘び、餞別したい」

 一関藩は改易。

 通常は、この世から一族郎党を根絶やし禍根を断つべきが綱宗は、やさし過ぎた。

 謀反を起こした伊達家家臣と、

 一関藩 (宗勝) 縁故で生きる術を失った家族600人がガレオン船2隻で出奔していく。

  

  

 黒潮に乗ると三陸沖からアリューシャン沖を抜けて、北アメリカまで行ってしまう。

 この発見は、スペインで、フィリピンからメキシコまで、すんなりと行ける “海の道” として発見される。

 朱印船が北アメリカ、メキシコへと行きにくいのは、帰還に伴う操船技術など負担が大き過ぎるためだった。

 片道だと、これほど楽なことはなく、

 一関藩の出奔先が北米大陸に決まったのは、不自然ではない。

 不自然なのは、土地に縛られた人間が衣食住を失っての移住だった。

 通常、こんなバカな賭けはしない。

 しかし、運任せの自殺か、確実な自決の違いならと生き残る可能性に賭けた。

 

 初期のポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスの大航海時代を支えた者も、

 本国で生きる道がない異端な冒険家と、囚人達。

 日本も、暴利に惹かれた豪商が先立ち。その手の者達が恩赦で使役。

 その後、徳川幕府が抑圧を利用し、

 異端なキリシタンと負け犬の外様武士を海外へ押し出した原動力だった。

 謀反を起こした伊達家家臣と一関船団は、航海術で不足だったのか、

 運が悪かったのか、時化で、流される。

 

 

 平泉(バンクーバー)島

 2隻のガレオン船が時化を逃れ漂着したのは、山がちな島(3万1285km²)だった。

 緯度は高く寒い、標高600m〜1200mの山が連なり自然は豊かだった。

 先住のインディオは、島の西岸ヌートカ族。南岸・東岸サリシュ族。北部・中部クワキウトル族。

 大陸側にウォキャシュ族・・・

 

 「・・宗興様。一隻が大破。一隻が中破です」

 「しかし、これ以上の航海は、無理かと」

 「大砲を陸に揚げて城塞を築く。冬に備えるぞ」

 「はっ!」

 「・・・この島から、奥州藤原に続く栄耀栄華を起こそう。我らは、決して討ち捨てられたのではない」

 「はっ!」

 「奥州藤原の始まりも、いまの我らと、そう変わるまい」

 「はっ!」

 「もっと南が良かったかも知れぬ」

 「しかし、スペインと事を構えるのは良しとしない。冬が始まる前に越冬の準備を始めよう」

 「はっ!」

 船酔いで寝込んだ状態。

 苦しげに言うセリフの割りに勇ましい。

 前途不安。

 600人足らずの日本人は、廃船となった船1隻を解体。

 1隻を修理しながら、この島に移り住んむ。

 謀反を起こした伊達家家臣と一関藩は、妾の血筋でも、

 少なくとも伊達本家主流より覇気があり、伊達再興を願う意欲は変わりない。

 平泉(バンクーバー)島、

 最初の衝突は、漁場から漁場を移動生活する島の西岸ヌートカ族と南岸・東岸サリシュ族だった。

 土地に定着しやすい農耕民族の日本人と考え方が違う。

 しかし、自然調和で共感できる面もあった。

 そして、最初の接触で物々交換を行って、それほど悪くない関係になっていく。

 もっとも、謀反伊達家家臣と一関藩の武士団は、戦い方、軍略を知っており、

 天下泰平の世に慣らされていたとしても戦いで有利だった。

 

  

 

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 月夜裏 野々香です

 伊達騒動で、切っ掛けを与えただけです。

 海里ツカサと永未ヨヘイが日本の大名クラスで初めて歴史を変えた瞬間でしょうか。

 なんとなく、改変物だな、と思ってしまいました。

 朱雀は、安定成長。

 瑞穂も、成長しそうです。

 ジリ貧で後がない平泉(バンクーバー)島は、どうなるのでしょう。

 ※史実 1778年、イギリスの探検家クックがヨーロッパ人としてはじめて到来。

 

 調べてみるとガレオン船の船員数を間違えました4隻で400人は少なかったです。

 2隻で600人に変えました。

 多過ぎると現地で食料問題が起きるので避けます。

 

 

 NEWVEL    HONなび 

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第06話 『瑞穂の庄』
第07話 『日ノ本 伊達騒動』
第08話 『キミンの戦い』