第10話 1932年 『おれ、プロパガンダするから』
今年はいろんなことがある年です。
桜田門事件、上海日本人僧侶襲撃事件、第一次上海事変、血盟団事件、
満州国が建国宣言、五・一五事件、ナチス党が圧勝、ルーズベルト当選、
なんかもう、戦雲を大きくしたがってる連中が工作してるみたいに進んでいます。
この中で防いだのは、たぶん、満州国建国。
朝鮮自衛隊と満州軍閥は、戦っているようですけど、朝鮮軍に満州に行く力はないですから、
日本人は関係ないので知らんふりです。
それ以外の事件で関わる人達は、半分くらい淘汰したので、別の形になるかも
もう、国内戦に関わりっぱなしで外交が手につかないです。
そうそう、新型ディーゼルエンジン開発予算で補助金をもらいました。
楽×天召喚で、ディーゼルエンジンを購入するつもりです。
劣化コピーを製造すれば、もう少し、ましな潜水艦を建造できるでしょう。
しかし、研究開発で従業員に賃金を払うんじゃなくて、
楽×天召喚で消えちゃうのが最大の問題で、お金が社会に還流しないんですよね。
マルサに睨まれたら、この紙幣は、どこに行ったのって、感じですよ。
まぁ 外国人から買ったことにすればいいのでしょうど （笑
そうそう、おれって、閨閥結婚して、政商の仲間入りなんだ。
何がいいって、自己資金で投資しなくても、国家予算を使えるの
税金で食べて仕事もできるのって
“あははははははは・・” って気分なんだけど、わかる？ わかる？
まぁ あとは、政商仲間と仲良くパイをわけあって、昼行灯・・・
って、するか！！！
1月
大相撲春秋園事件（天竜事件）
朝鮮人李奉昌が天皇の馬車に爆弾を投げる（桜田門事件）
上海日本人僧侶襲撃事件
ソ連・ポーランド不可侵条約締結
第一次上海事変
朝食を食べながら幾つもの新聞を見比べる。
黒幕が読むとあっちこっちで、人脈と金脈を潰し合ってるのを確認できた。
閨閥企業でさえ、二宮派と反二宮派がいて争っている。
外国勢が浸透して反日画策してるのに、
日本人同士で争ってどうするのって気もする。
そういや、日本水平社の次は、血盟団の動きが・・・
そういえば、五・一五事件の年か・・・・
「・・げっ 関税がまた上がった」
ブロック経済で関税が上がると輸出企業は、困る・・・
「あなた。食事は、ちゃんと摂らないと」
「ん、うん・・・なぁ 君。お義父さんは、何か言ってるか？」
「あなたのことですか？」
「ああ・・・」
「俺の目が黒いうちは、味方してやろうと言ってました」
「そうか・・・」
「ですが、荒事が発覚したら切り捨てると」
「バレないようにやるよ」
「あなたの懸賞金が出てるって噂だけど。もう、怖いことしないで」
「・・・・」
おれ、楽×天召喚で防弾チョッキ買いました。
妻は、大財閥のご令嬢の一人で、
閨閥利権は、二宮派の政治力の3分の2に達している。
彼女と結婚していなかったら軍部に対する発言力は、もっと小さかったはず、
しかし、それが足枷になってるのも事実で、安全圏スレスレにいる代わり、
思い切った断罪ができず、敵の攻撃もどこか、気の抜けたものになっている、
油断はできないが、互いに賭け将棋をしているような感覚で、
駒は死ぬが、指し手の命は、やりとりから外れやすい。
でも、限度を超えて暗殺対象な気もする。
世相と同じように寒々とした東京の空、庭に野良猫が入り込んでいた。
なんとなく、煮干を持ってきて、猫にやっていると、
今年、4歳になる勇太と、1歳になる由紀も面白がる。
「猫は、可愛いな」
「うん、かわいい」
「あいい～」
そうだ。
おれ、いいこと思いついた。
この危機感たっぷりな世相を変える妙手を・・・
石原省吾53歳は、亡き園川老が付くてくれた秘書だが、
いまだ、彼以上の秘書にお目にかかったことがない、
彼にこうしたいと言うと、最善、最短、最良の手法で障害を排除し道筋を整理してしまう。
おれって、本当に園川老の秘蔵っ子だったのかもしれないと思ってしまう。
しかし、その秘書も今回は、眉を潜め、不承不承に従ってるという感じだ。
数十匹の猫を集め、一流の写真家にいろんなポーズを取らせ、写させた。
あと、画家にも描かせて、写真展覧会や絵画展覧会を催しさせた。
小さな予科練服を着せた国防猫は、ちょっと可愛かった。
戦闘機の模型にパイロットの服を着せた猫パイロットとか、
軍艦の模型に猫水兵とか。
日の丸ハチマキで安心して腹を出し寝てる日の丸猫とか。
萌えと癒しは、日本を救う、世界を救う、
おれってば、日本だけじゃなく、写真集を作って、アメリカ、中国、ソビエトにも売ってやった。
これで、外国の反日気運と、軍の暴走気運を下げてやろう。
ていうか、一番いいフィルムと紙を使ったせいか、高く付いた。
それどころか、一眼レフのカメラも劣化モノを作らせた。
総合すれば、赤字で、回収の見込みは、十数年先になるかもしれない、
でも、おれ、本気でプロパガンダするし、
それなりに効果がありそうな予感がした。
でもまぁ 日の丸は使っても、菊の紋は使わないことになった。
当然といえば当然か。
それに印刷技術は、いろんな意味で役に立つんだよな。
2月
前蔵相井上準之助が東京本郷で血盟団員小沼正に暗殺される（血盟団事件）
第18回衆議院議員総選挙
上海戦線にて陸軍一等兵3名が爆弾筒を抱え相手陣地に突入し爆死（「爆弾三勇士」事件）
メタンハイドレート採掘船の建造が進んでいた。
メタンは、航空機、艦船、自動車で使いにくくても発電で効果があった。
洋上メタンガス火力発電所の建造も始まっている。
そして、メタンガス発電が増えるほど、電気自動車の研究開発も進む。
楽×天召喚の電気自動車の値段は、泣きたくなるほどだが、
俺ってば、海外在住の電気自動車開発者に成り済まして、香港銀行に振り込んだあと、日本に戻し、
楽×天召喚で買うことを思いついた。
おれ、偉い？ 俺ってば偉い？
でも電気自動車にコンピューターとか組み込んでたら、模倣できないからな・・・
そうそう、カグツチ製の新型装甲を海軍と陸軍に送ってやった。
海軍が製造する最強装甲で、MPaは13パーセント増し。耐力17パーセント増し。
少しでも、防御板を強くしたい軍部なら飛びつく、
そして、案の定、飛びついた。
高張力鋼の技術は、秘中の秘だが、推測できる文献があって、
あとは、少しずつ分量を変え、製造工工程を変えていくだけだった。
3月
三井合名理事長團琢磨が血盟団員に暗殺される（血盟団事件）
血盟団盟主井上日召が自首
第61臨時議会召集
三宅坂の赤門を通るが、あまりいい顔をされない、
軍部から敵と思われてるのだから当たり前だが、
赤レンガの住人たちは、建設大隊17個の増設が決まると、憮然とする。
「二宮議員。増設は、機甲大隊ではないので？」
「いや、決まったのは、師団付属で建設大隊17個です」
「ブルドーザーやダンプカーでは、戦争にならないのだが」
「戦争にならなくても戦線の守りは強靭にできるだろう」
「取り敢えず、鉄骨・鉄筋17万tとセメント170万tで島礁防衛用の地下網の建設です」
「ミクロネシア、南沙群礁、沖縄、千島の島々の強化を」
「アメリカを怒らせると、石油やくず鉄が入ってこず、まずいのでは？」
「中国に関わる方がアメリカを怒らせてるはずですよ」
「ミクロネシアでは海軍が怒るかもしれませんがね」
「海軍は軍艦ばかり鉄を使いたがってね」
「軍に鉄を使いたがらなかった議員にしては、大盤振る舞いですな」
「ポストが欲しいのだろう」
「ふっ 島流しがポストですか」
「それでも組織を拡大できるだろう」
「中央の権力争いから逃れられるし、中国大陸のように後ろから刺されることもない」
「我々が戦争を煽ってると言われるのか」
「大陸で犠牲を増やして、予算を増やしたいだけでしょう」
「「「「・・・・・・」」」」 ブチ ブチ ブチ
「国民も勘ぐってますよ。軍が右翼の血盟団を使って戦争を煽ろうとしていると」
「「「「・・・・・・」」」」
「わかりました。建設大隊17個と島礁防衛のポストは、落としどころでしょう」
4月
海軍航空廠設置（横須賀）
“日本は、南満州鉄道を最低価格10億円相当の石油・くず鉄で競売”
“アメリカ、ソビエト、ドイツ、中国が視察団を派遣する”
新聞の記事を見てホッとする。
毎年赤字を続ける南満州鉄道を維持するのは不毛過ぎた。
この売却により遼東半島を除く満州全域がどこかの国に組み込まれる。
大慶油田は、惜しいがまだ発見されてないし、満州で消耗するよりマシに思えた。
そして、どういう結果になるにせよ。
ソビエトと中国・アメリカの緊張関係は拡大し、アメリカの対日圧力は軽減するはず。
そして、遼東半島だけなら赤字は、それほど大きくならないはずだった。
もう一つ有利な点は、極東ソビエト軍が南下することで極東ソビエト軍は増大し、
欧州のソビエト軍は、縮小する。
独ソ戦になれば、ドイツ軍が有利になると思われた。
5月
第1次上海事変 上海停戦協定調印
仏大統領ポール・ドゥメール暗殺される（7日死去）
アルベール・ルブランが仏大統領に就任
チャップリン来日
館山海軍航空隊が館山・小笠原往復で新記録樹立（14時間13分）
第62臨時議会召集
独ブリューニング内閣総辞職
どうやら5・15事件を防げたらしい。
メタンガス火力発電所に軍官僚の天下りを何人か入れたので、助かったのかもしれない、
自分も襲撃されやしないかと、ヒヤヒヤしたが、なんとなく安心。
しかし、タイミングがずれただけなのかもしれない。
油断はできないが、今後とも政敵の切り崩しと取り込みしないとダメだろうか。
だけど、おれ、軍官僚なんて頭が固いだけだし、欲しくないんだよな。
新潟の大工場を増設した。
メタンガス採掘が進んで発電が得られやすそうだったからだ。
ボーリング技術が進んだら東シナ海のガス油田も採掘してみよう。
成功したら、日本のエネルギー問題は、ほぼ解決する。
6月
ボリビアがパラグアイに宣戦布告。チャコ戦争勃発。
シャム王国（タイ王国）でクーデター（立憲革命）。立憲君主制に移行
街は相変わらずだ。
“反日中国を叩き潰して、満州帝国を打ち立てるニダ”
“ソビエトをやっつけて、日本を大帝国にするニダ”
“きっとやれるニダ。日本を焦土と化してもやり遂げるニダ”
“一国民一人分配制度を廃止して、軍事力を強化するニダ”
“一国民一人分配制度を廃止して、労働者と生活保護者を手厚くするニダ”
“もっと、国権主義で日本を強固にするニダ”
“民権派は共産主義に毒されてるニダ。日本国民の敵ニダ・・・”
“もっと、民間の潜在能力を活かす政策をするニダ”
「議員。しばらく続きそうです。回り道しますか」
「いつものことだ」
「天下り特権を味方に格差を広げて」
「日本人同士を戦わせて、バラバラに孤立させ、憎み合わせて、衰退させていく」
「彼らは集団で役割分担で寸劇めいた自作自演もする」
「声が大きく、誹謗と、中傷と、嘘と、ミスリードのオンパレードだ」
「そして、100回言えば本当になると、数に任せて、何度も何度も嘘を繰り返して本当にしていく」
「彼らの言うことを真に受けたら最後、贈収賄、裏切り、報復に巻き込まれて立ち位置を見失うし」
「嘘と差別と憎しみと混乱と絶望を植えつけられ、奪われ、汚名を被せられ、惨めに死んでいく」
「そして、日本と日本人が駄目になり自滅していくほど、成功に近づくと経験と肌身で感じている」
「だから彼らは、日本が滅び、日本人を衰退させたいと心から思ってるだろうな」
「潜在能力は、あるんですかね」
「軍人の百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝る、に近いな」
「経済や軍略で精神論を出すようになったらおしまいだろう」
「どうにかならないんですかね」
「一応、朝鮮半島の北側に押し込めて好きにやらせているが」
「時々 入り込んで、人を騙して、奪って、殺して、逃げていく」
「政官財が排他的な利権に凝り固まって、彼らを利用しているうちは、いなくならないだろうね」
「国家と国民を忘れ。利権のために利用しているつもりが利用され」
「最後には、全て奪われて、殺されるかもしれないというのに・・・」
蒼龍建造は、カグツチ設計の21000t級空母で建造が決まる。
やったね。
それと、加賀と赤城の改造も、33000t級ならアングルド・デッキがいけるはず。
本当は解体して同トン数分の潜水艦を22隻建造したほうがましなんだけど。
それ言うと、喧嘩になりそう。
でも喧嘩しないと、戦争回避も、敗戦回避もむつかしいから悩ましい。
気晴らしに吉野の店で談笑する。
景気はすこぶるいいようだ。
もっとも、客入りとか関係なく、吉野の懐は暖かいはず。
ケーキーとか、即席ラーメンの開発で手伝ってもらって株を分けてるからね。
ブロック経済なのに売れ行きがよくて世界中に売れてる。
7月
ポルトガルでサラザール内閣成立（独裁始まる）
第10回ロサンゼルスオリンピック 開幕（～8月14日）
南満州鉄道の競売は、中国と米英資本とソビエトが最後まで競り合い、
想定外のことなので驚いたが、80億相当の鉄くずで中国に落札された。
これは推定していた価格の10倍以上だ。
蒋介石は唯一近代工業が存在する南満州鉄道を手に入れたかったのだろう。
おかげで、公共投資を継続しても、あと20年くらい鉄の心配はいらない。
でも中国は鉄屑じゃなくて、鉄鉱石で、あまりよくないんだよね。
中国は、海外に労働者を輸出して、米英ソから鉄屑を手に入れるらしいけど、怖い国だ。
それと、支払わなければ、日本に遼東半島を譲渡する文面も入ってる、
まぁ いいか。
8月
ドイツ総選挙でナチス党が圧勝
第63臨時議会召集
どうやら、ドイツでナチスが大勝したらしい。
俺ってば、退廃芸術扱いされる絵画を買わせるため代理人をドイツに送った。
ついでにドイツ帝国ヒットラー展とかで、美術展に並べ、外交パイプを結んだ。
あと、新潟の大工場で蒸気カタパルトを開発している。
成功したら第一波攻撃で7割か8割の機体を射出できるはず、
でも、最近、ライバル政商が共同開発しないかって擦り寄ってきた。
予算が増えるのはいいけど、
なんか、束縛されそうで嫌なんですけど。
でも金があると、投資も増えるから楽なんだよね。
9月
日華議定書調印
南満州鉄道の引渡しをしたよ。
鉄くずは、これからだけど、未払は遼東半島が完全譲渡だから必死になるはず。
まぁ いいや、
輸出は、横ばいが続いてる。
大恐慌前は、右肩上がりだったんですけど残念。
だけど、横ばいは、いいほうだよ。
ほかの国は、軒並み5分の1以下だし、
俺ってば、そろそろ、フランスと交渉している。
なにをって、ヒットラーが台頭したら、危機感を抱くはず、
今のうちに信頼を確立しておいて、
なんとか、武器を売ってインドシナでももらえないかと思ってる。
こういう外交ってさ、何年も前から下準備してないとダメなんだよね。
10月
東京市35区。大阪府33区の成立
ハンガリーでゲンベシュ内閣成立
石川県小松町で大火（1100戸焼失）
熱海の共産党会議で一斉検挙（熱海事件）
世界恐慌が続いている中、
日本は、内需に助けられ右肩上がりの成長を続けていた。
国民一人一ヶ月三円政策と、公共投資でお金が増えている。
当然、成金ラッシュなのだが、競争力の強い商品を持つ二宮派にお金が集まっている。
さらに格差を是正しようと国民一人一ヶ月五円政策を推奨する。
そのほうが赤字国債を償還しやすかった。
そして、庶民が金持ってるなら
官僚は、天下りするより、退職金の自己資金で、商売したほうがいいと思わせやすい、
老害を取り込まずに済むだろう。
11月
米大統領選挙で民主党ルーズベルトが現職フーヴァーを破り当選
仏ソ不可侵条約調印
ルーズベルトだよ。ルーズベルト。
こいつは、日本人が嫌いなんだよ。
大統領になる前に葉巻とかワインとかプレゼントしてやったのに無視しやがって、
こいつ絶対に日本と戦争する気でいる。
なんとかしないと、日本ピンチ。
アメとムチは大切だからな。
アメリカでロビー活動もするけど、
国際学校を作って、中南米・南米諸国から留学生を入れて、反米組織を作るんだ。
これやり始めると、海軍と特高が先生を送らせてくれって言ってきた。
どうやら、パナマ運河に圧力を掛けられると、気づいたようだ。
自己戦力しか考えられないアホだと思っていたけど、少しは、謀略も考えるようになってきたらしい。
12月
独シュライヒャー内閣成立
シャム国王が憲法を承認（立憲君主制へ移行）
大日本国防婦人会発足
第64通常議会召集
国民一人一ヶ月五円政策が採用されました。
ちなみに大卒の初任給が80円です。
格差が広がっていたので、丁度、間に合った感があります。
これで、さらに商品の売れ行きが良くなってきそうな予感です。
そうそう、おれってば、新潟に×夜×神社を建立してやったぜ
うけっけけけけけけけけ！
ほらほら、おまえ、神になりたかったんだろ
嬉しいか、嬉しいなら、嬉しいって言え、
神社作って建立してやったんだからありがたく思えよ。
文学の神だよ。ネット作家のくせに出世したな。おまえ、
かっかかかかかか、
なんとかいえ、
戦争回避できそうなのか、敗戦回避できそうなくらい、
教えてくれたっていいじゃないか
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
放置かよ。
もう、火ぃつけてやろうか
････････････････････････････････････････････････････････････････････・・・・・・・・・・
二宮勇太（4）
二宮由紀（1）
洋上メタンガス発電プラットフォーム 2基
史実 日本人総人口6643万
戦記 日本の総人口7204万
日本49万8177k㎡。台湾自治区56283k㎡。朝鮮人自治区120540k㎡。
関東州3462k㎡。南洋諸島2475k㎡。
| 第09話 1931年 『おれ、孤軍奮闘だよ』 |
| 第10話 1932年 『おれ、プロパガンダするから』 |
| 第11話 1933年 『おれ、男爵位もらっちゃいました』 |
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