月夜裏 野々香 小説の部屋

    

天ぼた系 火葬戦記 『神火風』

 

 第18話 1962年 『ゴーストで憑依するニダ』

 

 世界お金持ちクラブの陰謀

 “現在、我々は世界の資産の半分を手中に収めている”

 “しかし、各国の教育水準は向上し、識字率は向上している”

 “科学技術は進歩しており、全分野で独占を保つのは困難になりつつある”

 “我々が地位名誉財産を独占している秘密に気づき”

 “我々に戦いを挑んでくる勢力が台頭する可能性すらある”

 “果たして、そうだろうか”

 “我々白人は日露戦争で神でなくなったのだよ”

 “そして、第一次世界大戦で選民でさえなくなり”

 “第二次世界大戦で、有色人種と大して変わらない、ただの大国の人間にさせられてしまった”

 “全ては、日本人のせいである”

 “世界の人口が30億を超え、さらに増加の一途を辿っている”

 “我々は、信用創造という方法で少ない紙幣をバブルのように増やした”

 “累積する利息は、現物の紙幣量を上回り、家、土地、財産、利権と交換してきた”

 “しかし、このままの人口増加が推移するなら我々の地位は安泰で居られなくなるだろう”

 “なぜなら、札束は、権力であり、人を操り、人を殺し、モノを奪い取る呪符である”

 “世界の民全員が100ドルを一つの勢力に動かしただけで、3000億ドルになる”

 “その資本は、我々を窮地に追い込む可能性を秘めている”

 “しかし、そういった可能性は、少ないのでは?”

 “世界の富を独占するため、我々自身が交通、流通、金融、通信網を広げてるではないか”

 “マスメディアを使って、創造力を奪い、浪費させ、親子を憎ませ、夫婦を離別させ、家族を憎ませ、衆愚教育しよう”

 “競争させると事で、争わせ、殺し合わせ、犯人探しで、ガス抜きさせよう”

 “我々の望む形で人口を間引きし、統制すべきだ”

 “しかし、我々は大戦末期、天軍によって軍を壊滅させられた”

 “神は存在し、我々は神火風によって罰を受けたのではないのか”

 “““““・・・・・”””””

 “断じてそれはありえない”

 “我々の地位を脅かすものとは、断固として戦うべきだ”

 “日本と、その同盟は手強いぞ”

 “日本はマハーバーラタにある 「インドラの炎」「インドラの矢」 を保有している”

 “ヴェンディダードの7大魔玉を保有している”

 “それさえ、奪い返せば神火風は 「インドラの炎」「インドラの矢」 我々のものだ”

 “”

 “”

 “”

 インド映画館から新作映画 “インドラの風” を観たインド人が出てくる。

 インドの映画配給は急速に増え、

 日本から提供された例の映画フィルムを描いた垂れ幕もあった。

 日本人たち

 「7大魔玉の製作は?」

 「いま進めてるよ。それらしいモノを作れば、神火人から逸らせるはず」

 「しかし、インドは映画人口が多いな」

 「まぁ なんとか食い込んでるがインド特有の舞踊には辟易ものだけどね・・・」

 一人が映画批評雑誌を手に取る。

 「欧米のプロパガンダ映画も入ってきてるのか」

 「大衆操作は、欧米に一日の長があるな」

 「大戦中のドイツと日本のプロパガンダ映画は単純だったからね」

 「日本は、士気高揚とか。勝つことに集中し過ぎて、正義であることを強調できなかった」

 「まぁ それが全体主義国家なんだろうけどさ」

 「最近は、巧妙になってきただろう」

 「ちょっとはね・・・」

 「何だこりゃ」

 「ん?」

 「変な批評を書いてるのがいる」

 「何々 “「インドラの風」 は、日本の反欧米プロパガンダ映画である”」

 「“プロパガンダ映画は、百回言えば嘘も本当になる例えがあるように、面白くない”」

 「“そして、面白い作品を面白くないと言い続け、面白くない作品を面白いと言い続けるのがプロパガンダである”」

 「“本当に面白い映画は 「日ノ本の闇」 であるといえよう”」

 「NISHIKAWA T。日本人ぽい名前だな」

 「おいおい 「日ノ本の闇」 なんて全員が日本人に成り済ました朝鮮映画だから滅茶苦茶プロパガンダだろう」

 「ふっ 一週間、サクラを入れ続けたあとは、閑古鳥が泣いてるし」

 「そのサクラだって、裏口から逃げ出したらしいけどな」

 「「「「「あはははは」」」」」

 朝鮮人は日本人を見つけると すぅ〜 と去っていく、

 「ん?」

 「朝鮮人は、死神を怖がってるらしい」

 「助かるねぇ 神火人が知られると事だ」

 

 

 

 アメリカ合衆国

 ペンタゴン統合作戦執務室

 「朝鮮人は、原爆を浴びた日本人が新人類になったと、報告をしている」

 「またか・・・」

 「またですね」

 「朝鮮人は、アメリカ軍将兵を人体実験で被爆させたがってるのではないのか?」

 「かもしれません」

 「しかし、放射能で超人化は、日本がアメリカ軍将兵を人体実験させるためミスリード誘導情報の可能性もあります」

 「そういや、モンスター映画で印象操作させていたような・・・」

 「だが原爆直後の異常回復の証言が多過ぎる」

 「それが、核実験で人体実験を強要させるためのブラフとしたら、日本人は頭が良過ぎるな」

 「日本人の核実験は?」

 「地下核実験がほとんどのようです」

 「人体実験は?」

 「やってないようです」

 「それは核爆発で異常回復はないと確証しているのだろうか」

 「異常回復能力を仲間内だけにとどめておきたいと考えているのかもしれません」

 「どちらにせよ。朝鮮人にほかの可能性を探らせよう。重複する報告は不要だ」

 「はっ」

 「それより、日本軍はマッキンリーの山体に総司令部を建設しつつあると聞くが?」

 「マッキンリーの南平原に都市を建設していますし」

 「その都市の地下から地下鉄をマッキンリー山脈へと伸ばしているようです」

 「地下鉄は、螺旋を描きながら山頂まで登り、山頂にはレーダーサイトを配置する予定のようです」

 「つまり、我が国が建設中のシャイアン・マウンテン空軍基地と同等以上のものがマッキンリー山脈に建設されているわけか」

 「シャイアン・マウンテンは標高2900m。マッキンリーは6194mですから日本が上かと」

 「そういえば、扶桑と大和の間のベーリング海峡を海底トンネルで繋げる動きもあります」

 「そんな金がよくあるものだ。広長閥は、新興勢力の台頭を怯えていないのか」

 「扶桑と大和の地下鉄建設に中国人労働者5000万人以上を投入してるそうですがね」

 「労働移民だとしてもだ。莫大な資本が庶民に流出するし」

 「既得権に固執してる節もない」

 「広長閥には、金権政治以上の強制力があると考えるべきか」

 「日本政治で聖域に近いのは貴族院ですが、利権そのものはそれほど強くないかと」

 「第二京杭大運河の次は、扶桑州と大和州の連結地下鉄か。労働力の多い国が羨ましいものだ」

 「路線10000kmとしても労働者5000万で割ると、1kmの地下鉄に労働者5000人になりますからね」

 「中東油田、ブラジル鉱山を押さえ。シールド工法と重機の発達を含めても不可能ではないかと」

 「完成すればその5000万人も中国に帰国させてしまうわけか」

 「ポイント通貨を商品券と交換しますので、世界中で商売できるはずですよ」

 「現金を渡さず、商品と交換で日本製品市場を華僑を使って拡大か。上手いことやりおる」

 「しかし、地下網を鉄道で運行すれば赤字になるはず」

 「いえ、和洋州がそうであるようにトンネルを建設してもすぐに運行しないはずです」

 「じゃ 地下トンネルを掘るだけ?」

 「せいぜい軍用列車が通るくらいで、民間は採算が取れるようになってからの運行と思われます」

 「日本のマッキンリー基地は、シャイアン・マウンテン空軍基地より、大きな基地になるのか?」

 「賃金格差と労働力の差が大きいですからね」

 「中東戦争でも起こして、原油高にでもすれば、日本の成長を押さえられるのでは?」

 「それはあるが我々だって原油高になるし。ただで済まないだろう」

 「それに、中東で反日運動を起こせればいいのだが、民衆は死病を恐れ、大きなことは出来ない」

 

 

 東京

 “恐るな。資本主義は個人の利益を追求する右手。共産主義は社会の公平を追求する左手に過ぎない”

 日本は、個人の利益を追求する資本主義を自由競争で、

 社会の公平性を追求する公平性を国民基礎所得で折衷させていた。

 街並みは、高層ビルが増え、国民は本家だけでなく、海外州に別荘さえ持ち、

 セカンドハウスは、増え、人口も増えていた。

 インフレは少しずつ上昇していたものの、

 資本主義陣営と共産主義陣営に対し、一定の距離を保つことに成功していた。

 米ソ双方は日本を孤立化。あるいは、対米戦、対ソ戦で利用と画策していたが現状は独立を保っていた。

 

 戦訓から軍人の干渉を可能な限り制限した電子技術予算が増大していた。

 トランジスターと光ファイバーの生産が始まっていた。

 通信は重要性が増していくものの、

 無線が増えるほど暗号が解読され易い傾向にあることから、有線が増え、

 その有線も銅線から光ファイバーへと置き換えられ、

 日本、輝夜、日満州、和洋州、扶桑州、大和州、南洋州へと通信網が広げられていた。

 日本人たち

 「ようやく、土木建設以外の予算がついたと思ったら、電子関連か」

 「家電は売れるよ」

 「だけど、賃金が上昇してるらしいよ」

 「中国人を中国大陸に追い出してるからだろう」

 「よくもまぁ 大人しく帰ってくれるものだ」

 「神火風が怖いのさ」

 「帰ってくれるのなら、なんでもいい矢」

 「製造だけでなく土木建設に行くか。ロボットでも開発しない限り、労働不足は補えない」

 「ところで、アメリカとソビエトは、核実験で人体実験をしてるそうだが」

 「危ないな」

 「日本も核実験で放射能物質を採取したが神火核と言えるようなものはなかったからな」

 「それより宇都宮遷都の話しはなんで持ち上がってるの」

 「関東京って発想だよ」

 「しかし、突然、湧いてきたな」

 「いや、江戸城再建から話題になっていたことだからね」

 「まぁ 本当の原因は、建核戦争になると怖いから内陸がいいだろうってことだけどね」

 「そんなもんかね」

 「だって、徳川幕府の居城を間借りしてる状況だから」

 「関東京なら、それほど反発も大きくない」

 

 

 

 日本の深海探査船が海底地形を測量していた。

 海底測量図は、戦略的な価値があり、

 海流や層を常に把握することで、潜水艦戦で優位に立つことができた。

 潜水艦が隠れ易い地形は、味方にとっても、敵にとっても調査が必要だった。

 潜水艇しんかい

 北側の断崖に沿って、潜水艇しんかいは潜っていく、

 深度421mほどに直径20mほどの入口を持つ海底洞窟があった。

 洞窟内は広く、石灰石や鉱石に囲まれ、

 やや上昇しつつ西にスロープしながら全長6000mに及んだ。

 しんかいは、数度にわたって、巨大な洞窟の中を探検しており、

 今回は、洋上の支援船から電線と酸素・窒素を供給するホースを引っ張っていた。

 洞窟の奥にまで行くとホースを固定し、合図を送ると空気を排出していく、

 42気圧の水圧を押し返す空気圧を洞窟内に供給し、

 空気は、洞窟の天井に空気の層を作り、空間を広げていく、

 大型石油タンカー並みの50万立方メートルの空洞が作られると、

 潜水艇は大型潜水艦4隻が並べそうな洞窟港に浮上した。

 窓から覗き込むと巨大な洞窟がサーチライトで照らされ、

 時々 海水が滴り落ちていた。

 「大丈夫かな。水圧がなくなって天井が落ちてこなければいいけど」

 「何度か確認したけど、三角形に近い天井だし、硬い岩盤だった」

 「それに42気圧の重たい空気で満たしてるから大丈夫だろう」

 「減圧すると流石に天井が落ちるかもしれないが」

 「42気圧か。体を動かすのが億劫だろうな。あと、声の反響が面白い」

 「だけどさ、空気密度42倍なら、その気になれば空気の中を泳げる。翼もいらない」

 「ふっ いくら神火人でも、40倍の減圧症と加圧症は克服してないぜ」

 「まぁ そうだけど・・・」

 洋上の船から圧縮空気を洞窟に送り込んだとしても、

 その空間は、バケツをひっくり返して空気を入れたまま421m潜った状態と、それほど変わらない、

 バケツの空気は、水圧で天井近くまで圧縮され、恐ろしいほどの密度になっていた。

 「減圧区画を作らないとな」

 「どうやって?」

 「いまは、大気圧も水圧も同じ圧力で釣り合ってる」

 「大気圧減圧しようと思ったら、空気を薄めないといけないからな」

 「洞窟湾を蓋をして、密閉した状態で海水を押し戻さないといけない」

 「減圧室を作るならモーターでタングステン床を捻じ下げるか、チタン天井を捩じ上げるか」

 「空気を抜くか」

 「あははは」

 「あと、潜水艇みたいな船殻にするか。せめて5気圧くらいにしないと生活苦だな」

 「でもまぁ さらに下の海底メタンハイドレートに行くのにいい足場ができたよ」

 「目的は、ムー文明の偽装工作なんだが」

 「次いでってあるよね」

 「海軍も使いたいらしいよ」

 「軍か、あれこれ命令してきそうだ」

 「あと、宇宙開発局が関心を持ってる」

 「なんで?」

 「金星の気圧が大きいってわかってるからさ」

 「やれやれ」

 「あと、農林水産省も大気圧下での作物生育に興味津々」

 「まぁ 予算上は助かるが、ゴタゴタしそうだな」

 「しかし、ここまでして、神火人を隠し通さなきゃならないものなのかね」

 「正直、神火風の正体が知られてないというのが最大の抑止でね」

 「バレただけで、神火人は、国内外で身動きが取れなくなるし、死因の追求が始まる」

 「日本の軍事政治外交上のハッタリは失われるし、国防費は数倍必要になる」

 「まぁ 必死にはなるわな」

 「存在してるものを存在しないよう。存在していないものを存在してるよう工作するわけだな」

  

 

 

 広州軍閥領 香港

 香港は広州軍閥領に返還された後も英語圏が強いせいかイギリス勢力がしぶとく残り、

 アメリカ資本も入り込んで地盤を広げていた。

 広州軍閥は、中国に対する欧米諸国の窓口であり、

 最大の反日中国軍閥となっていた。

 無論、一般観光客は知らないものの、

 諜報戦に関わる者たちは、日に日に親欧米・反日機運が強まっていることを肌で感じる

 戦争未満だったものの、不穏な空気はいたるところで感じていた。

 

 

 朝鮮対日侵攻作戦部隊

 “何としても日本に足場を作り、カッコウ作戦を決行するニダ”

 “カッコウ作戦は各界の有力家に対し決行するニダ”

 “いまは、広長閥ニダ”

 “マスコミや医療機関に入り込み、有力な家に自分たちの子供を育てさせるニダ”

 “敵の子供は、犯罪者にさせて親子で殺し合わせるニダ”

 “何としても日本に足場を作るニダ”

 “日本の女を汚しまくって、日本人を挫くニダ”

 “日本を占領するニダ”

 “我々の子供を日本の総理大臣にすれば、朝鮮民族の勝利ニダ”

 “増税を強いて、貧富と地域の格差を思いっ切り広げてやるニダ”

 “日本人から地位と名誉と財産を奪い取って日本民族を滅ぼすニダ”

 “馬鹿で愚かな日本人を滅ぼすニダ。日本を乗っ取って、朝鮮人国家にするニダ”

 “ヤるニダ”

 「「「「「ヤるニダ!!!!!!」」」」」

 “ヤるニダ”

 「「「「「ヤるニダ!!!!!!」」」」」

 “ヤるニダ”

 「「「「「ヤるニダ!!!!!!」」」」」

 

 

 真高と城木は、香港繁華街にあるホテルに宿泊し、次の情報工作の思案を巡らせていた。

 中華料理店

 「次はどうしたもんかな」

 「やっぱり、神話がいいけど、そればっかりじゃ ワンパターンだしな」

 「そうだな。なんか、いい切り口がないとな・・・」

 「真高先生様ニカ? 城木先生様ニカ?」

 「ん?」

 「先生たちの作品を読ませていただいてますニダ」

 『『一冊も出してないだろう』』

 『真高。おまえ、宿泊帳になんて書いたんだ?』

 『あ・・・・』

 「な、なんなんです?」

 「先生たちの作品は実に素晴らしいニダ」

 「ほぉ どう素晴らしんだろう」

 「奇想天外ニダ」

 「「・・・・・」」 苦笑

 「是非。お手伝いさせていただきたいニダ」

 「お手伝い・・・」

 「そうニダ。先生がアイデアを出していただいたら、自分たちが作品を書くニダ」

 「自分たちというと何人ぐらいいるのかな」

 「7人くらいいるニダ」

 「7人の小人だな」

 「そ、その通りニダ♪」

 「「あはははは」」

 「ウェーハハハハハッ!」

 「でもお金は先生の取り分の1割。小遣いくらいでいいニダ」

 「先生は名前だけ貸すニダ。同業者をやっつけることもできるニダ」

 「「んん・・・」」

 「一躍。大作家ニダ。秘密は厳守するニダ」

 「「んん・・・」」

 「その代わり、出版社に推薦して欲しいニダ」

 「先生が都合のいいような勢力を出版社に作って工作するニダ」

 「いいアイデアを集めて、全部、先生に回せるニダ」

 「「んん・・・」」

 「アイデアがなくなったら先生の代わりに書くニダ」

 「「おお・・・」」

 「先生様の派閥を全出版社に作ることができるニダ。本当ニダ」

 「一生の間、地位と名誉と財産を約束できるニダ」

 「そうだな。考えてみるから連絡先を教えてくれないかな・・・」

 紙がテーブルに置かれ、

 「これニダ。よろしくニダ」

 男は去っていく、

 「ふっ 朝鮮賊閥か。よくやるよな」

 「こっちの痛いところをついてきやがる」

 「日本に基盤を作りたくて、一生懸命なんだろうな」

 「だけど、俺たちは内容的に無理だな。ヤバすぎる」

 「「あはははは・・・」」

 「それどうする?」

 「特高に渡すよ。7人どころか、10人以上だし」

 「ジャンルごとだろうから数百人くらい入ってくる」

 「日本に朝鮮賊閥を蔓延らせると縁故主義になりやすいし、碌な事がないからな」

 「だな」

 「それより、おかげでアイデアが浮かんだぞ」

 「ん?」

 「精神力の強い風魔忍者の子孫が広島と長崎に住んでたんだ」

 「原爆の放射線で肉体と魂が融合して超ゴースト化したんだよ」

 「それで同じ忍者の子孫の体を寄り代に憑依して・・・」

 「」

 「」

 「」

 「」

 

 

 

 反日ギルド朝鮮チームは、特高創作情報課と接触。

 クリエター補完攻撃でダメージ5を与えた。

 コード名 ムン キン リン は、癒着度2。接待度2。 レベル3になった。

 工作資金2000円を失った。

 反日ギルドから金1500円を貰った。

 「次のクエストが来たニダ」

 反日ギルドから次のクエストが送られてくる。

  1、日本食品に毒を入れる。    2、日本の銀行を襲撃する。

  3、日本人から金を騙し取る。   4、日本人を自殺させる。

  5、日本女性を強姦する。     6、日本人を拉致誘拐する。

  7、日本の文化財を盗む、放火する。

 「「「・・・・・・・」」」

 

 

 

 ベネズエラ

 カラカス 死神教会

 “現在、世界は核ミサイルで睨み合ってる状態が続いています”

 “その対立の要因は、資本主義と共産主義のイデオロギー対立にあるわけです”

 “西側の資本主義拝金主義の教育と、東側の共産主義平等主義の教育が広がっている”

 “彼らは本当に優秀なのでしょうか”

 “拝金主義教育とは、利己主義教育であり、売国教育のことであり”

 “己が利益を得るため、国家利権どころか、魂すらも売ってしまう教育なのです”

 “それを素晴らしいとアメリカの最高峰の大学で教えてる”

 “そこで教えてる、馬鹿で愚かな教授がアメリカで一番偉いのですよ”

 “そして、共産主義に至っては、更に輪をかけて愚かしいことに、働いてる者も働いてない者も同じ取り分なのです”

 “これでは誰も働かないのですよ”

 “そして、これを最高学府で、どう料理しているのか知りませんが”

 “最高の思想という触れ込みで、世界を共産化しようとしているわけです”

 “資本主義と共産主義に騙されてはいけません”

 “連中は偽善者を装った詐欺師であり”

 “援助を装った強盗であり”

 “正義の味方を装った人殺しなのです”

 “彼らの言い分を真に受けると、国家反逆罪、民族反逆罪にされてしまうでしょう”

 “彼らに騙されるのは、国家的不幸であり、国民的不幸になるでしょう”

 片隅の陰陽師たち

 『今日はノリノリだなぁ』

 『まぁ 俺たちも連中と同類だけどね』

 『でも連中は戦争とか破壊とかだけど。こっち公共設備になるから割り得のはずだよ』

 『格差は広がるけど。人、そんなに死なないし』

 

 

 

 太陽同盟の共有戦闘機サーブ35ドラケンの4機編隊が上空を通過していく。

 産業面では、日本資本が参入し、開発を手掛けていた。

 数百万の中国人労働者は、港湾、空港を整備し、鉄道、道路を作り、

 街を未開地側へと押し広げていく

 対価は、石油で、鉱物資源帯の開発にあった。

 日本人たちは、客家特有の円形住宅の現代住宅版を見上げていた。

 和洋州で加工したものを運び、組み立てるだけだった。

 なぜ、日本に輸送しない、ベネズエラの石油を買うのかというと安売りさせるためで、

 欧米がベネズエラ石油を買えば、中東石油の高騰を防ぐことができた。

 「人口と同じ数の就業労働者か」

 「ベネズエラの特効薬になるか。猛毒になるか。見ものだな」

 「元々 多民族国家だからね」

 「一定の条件をクリアしない限り、ベネズエラ人になれないし」

 「今のところ労働移民だから問題無いでしょう」

 「それに、基本、中華コロニアは、オリノコ川以南の定住だから問題は少ないだろう」

 「でもコロンビアでも人口で負けないよう中国人を移民させてる」

 「張り合えばあっという間に中国人が人口の大半を占めるかもな」

 「ふっ」

 「ところでさぁ キューバがキナ臭いみたいだけど」

 「ん・・・ カストロが共産化したあたりから変だったからな」

 「なんで共産主義を選んだのかわからんが」

 「資本主義が嫌いだったんだろう」

 「それもあるけど、よりによってアメリカの裏庭で共産化って、どんだけ」

 「アメリカは軍拡のために、手近な場所に敵国を作りたかったんじゃないの」

 「まぁ それはありそうだけど、幾ら敵を作っても航空機会社の統廃合はしょうがないよ」

 「日本だって、規格統合で、選定と開発は一機種だけだし。無理に維持しても駄目だろう」

 「まぁ 軍は、地下に潜ってしまったからな」

 「ところで、ベネズエラの開発は進みそう」

 「道路と鉄道を作らないとどうにもならないけど、人口が少ないと利益があげられない」

 「中国人がそのままいついてしまえば採算はよさそうだけど。ベネズエラ人の抵抗が大きい」

 「まぁ そうだろうな」

 「しかし、ベネズエラとブラジルは、対米戦略上、強国でいて欲しい」

 「でも味方ならいいけど、敵になられると困るけど」

 「日本に全力で攻撃できなくさせなくさせることはできる」

 「だといいけど」

 

 

 

 日本15万、輝夜15万、日満30万、和洋30万、扶桑5万、大和5万、南洋5万

 日本軍将兵105万体勢は、日本の国力を著しく削いでいた。

 むろん、総論で言うところの、総兵力は膨大だったものの、

 各論で言うところの、個々の戦線の司令官は “守れん。無理” が率直な意見といえた。

 とはいえ、広大な領土を統治し、産業発展させ、国防の充実を図る。

 相反する項目を融和させるため、幾つもの妥協が行われる。

 産業発展させるには、漢民族を組み込むよりなかったものの、

 不安定要素が大きくなり、統治と国防が困難となってしまう。

 統治を優先するには、漢民族を排斥し、統治機構を強化しなければならない。

 しかし、非民主的で、民間活力を阻害してしまうため、

 産業発展と国防が犠牲になった。

 国防を優先するには、産業構造を軍事力に集中させなければならないが、

 漢民族の排斥を急がせなければならず、歪な統治機構と歪な産業を作ってしまう。

 幾つもの妥協と矛盾を合わせ、日本連邦が形成されている。

 そして、日本は、内外共に神火風という不可解で強力な力に依存していた。

 赤レンガの住人たち

 新型4輪駆動軍用自動車の設計図が並んでいた。

 「んん、まぁ いいんだけど、値段が張るねぇ」

 「市販自動車と少し違うからね」

 「少しの割にねぇ」

 「それより、なんか。あっちこっちで、定員割れしてるから、人寄越せって煩いんだが」

 「そういや、民間も機械化するか。もっと人材が欲しがってるからな・・・」

 「61式戦車にしたのも3人で済むからって理由だし、防衛戦のあっちこっちに穴があいてるな」

 「497万kuに105万じゃなぁ どう割り振っても足りないだろう。しかも国境線が長いし」

 「だけど、これ以上人材を取られたら産業が成り立たないとか言うしな」

 「産業って繁華街じゃないだろうな。まぁ 好きだけどさ」

 「こうなったら市販車で浮かした金を・・・」

 「市販車はな。経済性だけだから。登坂力や悪路走破ないよ」

 「作戦能力が制限されると。いざという時、辛いし」

 「まぁ 自動車会社も経済性を抜きに走破性の高い車を作りたがってるし」

 「そういう需要は軍か。要人用防弾車か。ダカールラリーくらいだからな」

 「民間もこのままじゃ 漢民族を製造業に入れることになるってさ」

 「それはちょっとやめてもらいたいな」

 「だいたい、日本人も土地持ちが増えて、農作業やりたがるのが増えてるしな」

 「消費者が頭がよくなったりスキルが高くなると、産業が潰れるとかあるからな」

 「手作りを作れさせなくなるのが産業なら、産業なんていらんって気もするが」

 「とはいえ、個人の専修単能化が近代化を促進させてるようなところもあるからな」

 

 

 

 某工場

 神火人たちが工場で働いている

 扱っている素材は、各種放射性物質で、

 非常に小さなインゴットに穴を開けたり、削ったり、切ったり、叩いたりしていた。

 常人であればすぐに白内障にかかり、被爆し、数日後に死んでいる。

 しかし、神火人は、神火核が遺伝子を自動再生し、癌化を抑制し、完治させ、

 持続的な研究と開発を可能にさせていた。

 特定素材の組み合わせと構造体を作ると放射線を指向させ、

 その放射線を電化させることに成功していた。

 機械的にはほとんど動かず、熱源も小さいことから寿命が異常に長く、

 非大気依存推進であり、燃料を必要とせず、長期間エネルギーを発生させる、

 冷式放射エネルギー機関とも呼ばれる外燃放射線機関を開発していた。

 栄エンジン (重量530kg 全長1722mm×直径705mm 736kw=約1000馬力)

 「この大きさで半減期の60年間もつよなら悪くなかろう」

 「それに動力機関として使うか。発電で使うか。エネルギーレーザービームで使うか。いろいろか」

 「アメリカ、ソビエトと全くちがった原子力エンジンになってしまったな」

 「ふっ あんな原始的な蒸気機関なんか使うか。本物の原子力機関はこっちだよ」

 「さて、名前はどうしよう」

 「栄01型」

 「「「「えぇ〜」」」」

 「さ・か・え・ぜ・ろ・い・ち・が・た」

 「・・・まぁいいか」

 「あとは、どこまで手工業を減らせるかだな」

 「んん・・・放射性物質そのものを加工するんだからな」

 「正直。機械の精度がどこまで保てるやら」

 

 

 

 

 

 キューバ危機

 ソビエトは、キューバに核兵器を持ち込もうとし、

 アメリカは反発し、核戦争一歩手前の国際情勢を作り出し、

 米ソの自作自演を疑った日本も臨戦態勢に入り、

 核ミサイルをワシントンとモスクワの両方へ向けた。

 東京

 “総理。日本は、キューバ危機にどう対応されるのでしょうか?”

 “我が国の核ミサイルも準備中であります”

 “総理。日本の核ミサイルは、どこに向けられているのでしょうか?”

 “我が国の核ミサイルは、人類の敵、拝金主義者の牙城と。平和の敵、侵略者の牙城に向けられてますよ”

 ““““へっ どっちが・・・””””

 “ぐ、具体的にはどこを?”

 “人を騙し、物を奪い、人を殺し続ける年老いた蛇が巣食う聖域”

 “核ミサイルが取り逃しても死神が狙い続けるでしょう”

 “そして、民衆も彼らを許さないでしょう”

 “あと、太陽同盟への攻撃は、日本への攻撃と見なすことになるでしょう”

 ““““・・・・・””””

 と、同盟を守る声明を出さざるを得なくなると、自縄自縛するよりなくなってしまう。

 

 某国 年老いた蛇の血脈が巣食う聖域

 「「「「「・・・・・・」」」」」 じーーー

 

 

 

 キューバ危機に際し、日本の声明がどういった影響を与えたのか不明だったものの、

 米ソ雪解けを感じさせた国際情勢は、1年を待たずして、核戦争一歩手前に達し、

 日米ソ3極冷戦を色濃くさせただけだった。

 この時代、多くの国と国民が核戦争を恐れ、

 生き残り策で、地下建設事業が高まり、

 日本の土木建設と中国人労働力に頼り出した。

 米ソのキューバ危機は、日本の海外土木建設事業を加速させ、

 世界中の資源を日本へと輸出させるだけでなく、

 日満州と和洋州の漢民族の海外移民まで、加速させてしまう。

 

 

 

 和洋州

 運河沿いに巨大な星型城塞都市が建設されていた。

 その外は、穀倉地帯が広がり、加工されたものが国外へと輸出されていく、

 日本領 天津

 某ゼネコン支社

 「海外発注が異常に増えてるな。個人用核シェルターも少なくないが」

 「都市シェルターは、大きな需要だ」

 「このままだと世界中に中華街ができて、日満洲と和洋州は、日本人が住むことになりそうだ」

 「だけど、国内消費と労働力が減るとGDPが減ってしまうな」

 「日本人人口は増えてるし、海外に行った漢民族は日本商品を売ってくれるはず」

 「それは中国人が生産力を持つまでの間だよ」

 「とりあえず、日本国内にも地下施設を増やさないと」

 「なんか、キューバ危機のおかげかな」

 「世界中で地下建設事業が発注されてるからシールド工法部門は10倍くらいになりそうだ」

 「「「「「あはあははは」」」」」

 民間産業の拡大は、軍需産業の人材不足を加速させてしまう。

  

 

 

 

 大和州マッキンリー

 Mi4ヘリが山頂域へと物資を空輸していく、

 ソビエト製輸送ヘリはヘリ空輸に革命を起こし、

 より空輸に特化したクレーンヘリの開発も検討される。

 山頂部のレーダーサイトは大きくなり、

 ヘリポートや飛行場の建設まで始まり、その進捗は早まっていた。

 キューバ危機は、核戦争の恐怖を表面化させ、

 核戦争が起きても最後まで指揮を執れる日本最強の要塞を際立たせた。

 大和州は、元々 室内温度を保ち易い地下空間の需要が高く、

 さらに需要が高まり、個人用シェルターや

 自宅地下から公共地下道を結ぶ連絡路の建設が増えていった。

 国防省総司令部

 将校たち

 「イギリスのハリアーいいなぁ 欲しいな」

 「VSTOL開発予算。行けますかね」

 「んん、キューバ危機で地下開発は増えたけど・・・」 しょんぼり

 「広長閥は、軍に冷たいですよね」

 「広島と長崎の被爆生き残りが権力を握ってるから、思うところあるよね」

 「反軍じゃないんですけどね。斜め上を行きたがるというか・・・」 ため息

 「民需主導だしね」

 「でもまぁ キューバ危機のおかげで、要人の別荘宅が増えそうだな」

 「お金持ちも、命あってのことだからですね」

 「このまま、南の平野部に都が出来上がれば、首都に格上げかも」

 「あははは」

 「関東京より広いぞ」

 「確かに。しかし、大和州は、アメリカに近いからな」

 「和洋州、日満洲、扶桑州は、ソビエトと中国の射程内だからどこでも危ない」

 「一番、防御力のある地域が指揮権を持つべきだ」

 「しかし、太陽同盟まで抱え込んまなきゃならんとは、もう御免だよ」

 「確かに同盟を抱え込んでん核戦争なんて、洒落にならん」

 「ていうか、同盟戦略上、引くに引けないから、そう言わされるんだよ」

 「「「「「・・・・」」」」」 ため息

 

 

 

 呉

 36000t級伊勢型航空巡洋艦

 全長280m×艦幅30m(全幅46m)×吃水9m

 ディーゼル電気推進160000馬力  速度32kt  12000海里

 対空ミサイル60基  対艦ミサイル60基  迎撃ミサイル60基  対潜ミサイル60基  

 大型巡航ミサイル60基

 61口径128mmFlaK40砲×2基  71口径40mmガトリング6連砲×6基

 戦闘機12機  哨戒ヘリ12機

 

 巨大な艦体に比べ軽量な総トン数だった。

 ベテランが見れば、ペラペラの船殻か。素材が軽量かで、

 種明かしをするなら素材が違い、やや薄い装甲だった。

 「ずいぶん金をかけたな」

 「これで一気に複合素材生産を軌道に乗せようってことじゃないの」

 「何も空母で新素材やらなくても」

 「長く使えるだろう」

 「そういや、新素材って、再利用とか、考えてなかったな」

 この時期、放射線加工が進み、

 カーボン、シリコン、ケブラー、セラミックなどの新素材が開発され、

 試行錯誤しながら一定以上の品質が伊勢型航空巡洋艦の機材として使われていく、

 「完成は?」

 「66年完成を目指してる」

 「初めての素材で4年とは、やるもんだ」

 「工程管理は、大和のとき以上だよ」

 

 

 

 南極基地

 砕氷艦が横付けし、港湾に作られた線路に載る貨車の上に物資を降ろし、

 列車は基地にまで物資を運び込んでいく、

 基地は幾つもの練が並び、アーチ状の通路で繋げられていた。

 基地はブルドーザーとローラー車による整地が繰り返され、

 コンクリートが伸ばされていく、

 滑走路が作られると砕氷艦からの荷降ろしだけでなく、

 輸送機と輸送ヘリが着陸し、物資を降ろしていた。

 鉄道が最大の利点はシールド工法を可能にさせることで、一本が岩盤を刳り貫いていた。

 トンネルの中

 「やっぱり地下を掘るのか」

 「予算は出てるよ」

 「まぁ 燃料はもらってるけどさ」

 「ガダルカナルかと思っていたら、輸送力大きいし、どんだけ、稼いでんだろうな」

 「偵察衛星に監視されると煩いから、今のうちでしょ」 

 「すげぇ 土砂が出るんだけど」

 「コンクリートを作れるじゃないか」

 「まぁ そうだけどね」

 「ずいぶん、降ることになるんじゃないの」

 「大陸の上に氷が被さってるからね。押しつぶされてるんじゃないかな」

 「大丈夫かね」

 「まぁ 凝固剤をたくさん使ってるから、大丈夫でしょう」

 「樹木はいつ植えるのかな」

 「エネルギーを自給できない限り難しいんじゃないかな」

 「例のエネルギーコアは?」

 「ああ、そういや、試作品ができたから持って来るって言ってたが、製造が神火人頼りらしいからな」

 「手工業品じゃ駄目だろう。量産品じゃないと」

 「量産品は10年先になるらしいから、とうぶんは神火人頼りだろうな」

 「やれやれ」

 

 

  

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 月夜裏 野々香です。

 とりあえず、非大気依存推進 放射線→発電で、60年間発電

 重量530kg 全長1472mm×直径1150mm 736kw=約1000馬力エンジンです。

 強力過ぎると流石に面白くないのでこんなところでしょうか。

 

 日本・輝夜 (72万ku) 日本・半島

 和洋州 (25万ku) 中国京杭大運河東部域 

 日満州 (100万ku) 外満州 

 扶桑(カムチャッカ・チュクチ)州 (121万ku)

 大和(アラスカ)州 (171万7854ku)

 南洋 (ビスマルク・ソロモン諸島) (78150ku)

  フィリピン バターン・コレヒドール島 日本自治 “桃太郎” 区 (1000ku)

  マレーシア ブルネイ 日本自治 “金太郎” 区 (1000ku)

  インドシナ ダナン 日本自治 “舌切雀” 区 (1000ku)

  インドネシア パレンバン 日本自治 “浦島太郎” 区 (1000ku)

  ビルマ ヤンゴン 日本自治 “因幡の白兎” 区 (1000ku)

  シンガポール 日本人自治 “鶴の恩返し” 区 (1000ku)

 

 

 日本海軍

 第01機動部隊

  空母 白鳳(ランドルフ)、海鳳(ハンコック)、雷鳳(タイコンデロガ)

  戦艦 薩摩(ミズーリ)、駿河(ウィスコンシン)、

  重巡 穂高(セントポール)、

  軽巡 八瀬(ダルース)、黒部(サンタフェ)、白萩(モービル)、河津(ビロクシー)  駆逐艦18、

 

 第02機動部隊

  空母 蒼鳳(アンティータム)、幻鳳(シャングリラ)、慶鳳(ボノム・リシャール)、

  戦艦 因幡(アイオワ)、播磨(ニュージャージー)、

  重巡 蔵王(ボストン)、

  軽巡 天白(オクラホマシティ)、三原(アムステルダム)、日高(マイアミ)、天神(パサデナ)  駆逐艦18

 

 2410t級ガトー型潜水艦46隻

 2424t級バラオ型潜水艦26隻

 2424t級テンチ型潜水艦8隻

 

 1360t級エヴァーツ型護衛駆逐艦(21)  1740t級バックレイ型護衛駆逐艦(44)

 1240t級キャノン型護衛駆逐艦(23)    1250t級エドサル級護衛駆逐艦(24)

 1450t級ラッデロウ型護衛駆逐艦(4)   1350t級ジョン・C・バトラー型護衛駆逐艦(24)

 

 ジェットエンジン

 直径40cm級流星エンジン  直径60cm級彗星エンジン

 直径80cm級蒼星エンジン  直径100cm級紅星エンジン  直径120cm級天星エンジン

 

 “原爆を落とされた人々の世界平和を望む会” 

 広島  賀茂忠行  天光正教  ウリエル  死神ウラン

 長崎  安倍晴明  聖炎主教  サリエル  死神プルト

 

  

誤字脱字・感想があれば掲示板へ

第17話 1961年 『反日RPG 札束は権力ニダ』

第18話 1962年 『ゴーストで憑依するニダ』
第19話 1963年 『宇都宮遷都と関東平野京構想』