月夜裏 野々香 小説の部屋

    

天ぼた系 火葬戦記 『神火風』

 

 第21話 1965年 『土壌資本主義から下克上資本主義へ』

 

 インド洋

 世界最強の75700t級原子力空母エンタープライズがF4ファントムを離発着させつつ航行していた。

 先頭を14700t級原子力巡洋艦ロングビーチ、後方を7800t級原子力巡洋艦ベインブリッジが進み、

 左右を13700t級オールバニ型ミサイル巡洋艦と輸送艦が並走していた。

 戦後、アメリカの海外派遣能力は、低下していたものの

 原子力機動部隊の創設により状況が変化しつつあった。

 例え地球の反対側の国に対しても軍事的な圧力をかけることができた。

 エンタープライズ 艦橋

 「インド洋まで来て、核で後進国を恫喝して得るものがあるかどうか」

 「対日戦で敗北して全てが狂ってしまったからな」

 「しかし、日本の新型空母は36000t級の航空巡洋艦というじゃないか。十分勝てるだろう」

 「それはどうかな。鉄の使用が少ないと聞いてる」

 「じゃ 何を使ってるのか?」

 「調査中だよ。しかし、36000t級の大型艦艇で装甲ペラペラとは思えないがな」

 「情報部の予算は増えてるのに、日本の情報は昔より少ない」

 「日本の生産力が増えて、欧米から資源や工業製品を買う必要がなくなってきてるし」

 「朝鮮民族と漢民族が減って機密情報が得にくくなってるのだろう」

 「日本の核弾頭ミサイルは100発に満たないらしいが、ソビエトより日本が脅威だと思うね」

 「怖いのは神火風だと思うがね」

 「本当に中性子やガンマ線を撃ち出す兵器があると思うか」

 「わからんが、帰納法的には正しい」

 「しかし、日本の兵器は、それほど進んでるとは思えないのだが」

 「兵器より、地下施設を増やす方を選択してる」

 「まぁ キューバ危機以降は、特に穴掘りに力を入れてるらしいが」

 「おかげで日本のゼネコンは大金持ちらしいじゃないか」

 「アメリカが国防費を守ろうとした結果、日本のゼネコンを儲けさせ」

 「漢民族の海外移民を増やしてしまうとは、馬鹿だな」

 「確かに策士策に溺れた節はある」

 「そして、アメリカ機動部隊が、インド洋まで来ても、なぜか白い目だ」

 「インド海軍、サウジアラビア海軍、イラン海軍、ブラジル海軍まで神経を尖らせてるからな」

 「そこまで嫌うかね」

 「どうだろう。ソマリア辺りの土人に海賊をやってもらって、我々は世界の警察としてインド洋まで来っていうのは?」

 「そんな見え透いた手に乗るかね」

 「日本や太陽同盟のマスコミに、アメリカが背後で手を引いてるってバラされたら終わりだろう」

 「だからソ連製の武器をもたせればいいじゃないか」

 「インド、サウジアラビア、イランだって、海賊退治で演習したいだろうし」

 「アメリカ海軍抜きでやりたいって言うぜ。きっと・・・」

 「「「「・・・・」」」」 むっすぅうう〜

 

 

 

 ベネズエラ

 都市開発が進み、オリノコ川以南への漢民族の移民も進んでいた。

 この現象は、ベネズエラだけでなく、南米諸国の多くで起きた現象で、

 2億人近い漢民族が移民してしまったのだった。

 華僑は南米諸国で強いネットワークを構築し、南米全体の成長を足していく、

 首都カラカスは標高900mほどで住みやすい気候にあった。

 都市の一角で通信網、上下水道、電線が張り巡らされ、高層ビルが建設されていく、

 日本人たち

 「これだけの区画を作らせるなんて、産油国の強みかね」

 「それもあるが、対米戦略上の都合でもある」

 「問題は軍事力か」

 「太陽同盟の兵器体系に移行しているが軍需は、高度な知的水準がないとな」

 「ベネズエラの教育制度を見るなら十数年先だろうな」

 「なんにしても、この区画の使い勝手が良ければ追加発注もある」

 「そうなったら、また儲かる」

 「ふっ その前にベネズエラ産業が力をつけなければね」

 「そういや、中国人が南米諸国の産業を大きくしてたっけ」

 「それでも自分たちで作れるほどじゃないはず」

 「しかし、ベネズエラは、アメリカのお膝元なんだが、大丈夫なんだろうかね」

 「核兵器を配備してるわけじゃないからね」

 「アメリカにとっては、ベネズエラ人に自動車修理工場を作ってやる方が怖いのだろうけど」

 「単純に日本車が売れやすくなるってことだからね」

 「それにアメリカは、神火風の正体を掴み兼ねてる」

 「正体に気付いた時が怖いが、それまでは代理戦争でお茶を濁すはず・・・」

 Strv103戦車が列をなして演習場に向かっていく、

 「戦車か」

 「そういや、装甲列車の売り込みは上手くいかなかったな」

 「大規模な地下鉄網を掘れるなら装甲列車は有効だろうけど、そうでなきゃ 戦車がいいだろう」

 「ベネズエラ軍は強いんだろうか」

 「さぁ ラテン系は戦争より、生活が大切だからな」

 「アングロサクソン系が強いよ」

 「日本もそうだろう」

 「そういや、広長閥になって国防意識がトーンダウンしたっけ」

 「広長閥は、民需主導が好きだからね」

 

 

 

 

 

 特高 創作情報課

 「戦争末期、蓬莱王国という謎の海底王国が日本に味方したというのはどうだろう」

 「いろんな妖怪が出てくる。そいつらがアメリカ軍とソビエト軍をやっつけたことにすれば日本人は無罪だ」

 「蓬莱王国は、どこにあるの?」

 「中国最古の地理書「山海経」に “蓬莱山は海中にあり、大人の市は海中にあり” と記されている」

 「なんと紀元前400年頃から加筆が加えられて、西暦100年頃、完成した本だ」

 「まぁ 古書だから、UFOと違う層を惹きつけられるかもしれないが・・・」

 「どうやって米ソ軍将兵300万人を殺せたのって話しになるんじゃないかな」

 「それは、ファンタジーがあると公表したら、勝手に想像してしまうとか」

 「ん・・・観念的な人間なら信じるかもしれないけどな。理性的な人間は、証拠がないと」

 「子供を騙すつもりで公表すれば数十年後は、信じる層が増えるかも」

 「だといいがいくらなんでも米ソ300万将兵が死んで、原因はファンタジーじゃ・・・」

 「じゃ それらしい痕跡を残さないとダメかな」

 「ほかのダミー情報は?」

 「以外に広まってるよ」

 「アメリカでもソビエトでも敗北の原因究明に莫大な予算を注ぎ込んでる」

 「バレた時が怖いな」

 「バレても信じるかどうかは別の話しだろう」

 「だからたくさんの情報を作って痕跡を残すってことだけどね」

 

 

 

 

 宇宙や重力を扱う秩序正しい一般相対性理論と、

 素粒子など小さなモノを扱う無秩序な量子力学は、対立していた。

 巨大で弱小な重力方程式のコスモスと、

 小さく強力な素粒子、磁界、放射線のミクロなカオスを統合すると破綻してしまうのだ。

 しかし、宇宙という名のバケツに入っていることに変わりなく、統一理論が望まれていた。

 先進国が莫大な資本を投資して巨大な加速器を作り、

 素粒子を衝突させているのも、重力という井戸から自らを解き放つ力を得るためであり、

 原子力以上のエネルギーを得るためといえた。

 扶桑州の地下にも巨大な加速器が作られている。

 関係者たち

 「なぜ、扶桑にも加速器を作る?」

 「各州で独自に研究したいっていうのは、人情だろうが」

 「まぁ 各州大学の統合施設ということにしてはいるがね」

 「学閥が分かれると、国が分かれる元になるよ」

 「大丈夫でしょう。副所長や幹部の半分は、内地と外州からの派遣ということにしてる」

 「学閥利権で食い込まれると困ったものだ」

 「東京大学ばかり、一番じゃ面白くなかろう」

 「いい加減、学閥をやりすぎると予算と部署が欲しいだけのクズ学者が増えて困る」

 「「「「・・・・・」」」」 ぶっすぅう〜

 「どちらにせよ。海外州も身の丈が大きくなってしまったのだから独立独歩はしょうがない」

 「基礎工業力も人口も、まだ足りないがこういう先端技術があって学生に実地で研究させると伸びるだろう」

 「まぁ そうだが全員を食わせられないと思うがな」

 「学生のレポート文は図書館に置いて誰でも見れるようにすると、研究成果が上がる」

 「なんで?」

 「想像性豊かな理論でも教授に盗まれないから」

 「「「・・・・」」」

 

 

 

 

 和洋州

 第二京杭大運河が完成してテープが切られ、

 10000t級の船舶が幅1kmもある運河を行き来していた。

 運河沿いの街は急速に投資が進み、接岸場にガントリークレーンが作られ、物資をに揚げ降ろししていく、

 特に南北に細長い微山湖(1266ku)は海抜下12mまで浚渫され、

 海水が流れ込み内陸港湾となって大型船が入港することができた。

 「微山湾か。東京湾が1380kuだからそれより少し狭いだけか」

 「40000人/1kmとはいえ、ついにやっちまったわけね」

 「まぁ 中国人を追い出した後のは、機械力が大きかったがね」

 「それにしても外国船の入港も多い」

 「見に来たかったんだろう。それに中国軍閥への輸出で都合がいいからね」

 「中国も高郵湖を浚渫して港にしたがってるらしいが」

 「それは困るな。幾ら第二京杭大運河と隣接してても軍閥行きの物資を監視できなくなる」

 「高郵湖ってどのくらいあるの?」

 「663kuほどらしい」

 「でも洪沢湖と結びついてるだろう」

 「ダムにでもしたいんじゃない。落差あるから」

 「あいつら・・・」

 「落差を利用できる上流が有利だな」

 「そういや、あいつら京杭ダムを作りたいとか、言ってたっけ」

 「まぁ ダムでも取り分を折半にできるだろうけど。こっちは水が欲しいのだがな」

 「問題は、中国側の方が人口が増えてることかな」

 「そういや、和洋州も、ずいぶんと寂しくなったな」

 「帰化した漢民族以外は、中国軍閥か、南米に行ったよ」

 「中国と南米か。どっちがいいんだろうな」

 「まぁ 同族の怖さを一番知ってるのは、中国人なんだろうけどね」

 「というより中華ネットワークが地球の裏まで届いたってことだから将来的に中国の巻き返しもあるかも」

 「中国人を南米諸国に大量移民させたら、怖くて中国に肩入れできなくなると思うけどな・・・・」

 人々が石像に花を供えたり、団子を置いたりしていた。

 「って、あれ何?」

 「通州小町地蔵」

 「場所が違うし。あれ作り話しだろう」

 「まぁ 上海でも幽霊を見たって噂があるし、死んだ人間いたからな。信じちゃう人間がいるんじゃない」 

 「あれは・・・ 通州事件の弔いも兼ねてるのかもしれないけど」

 「和洋州文化ってやつね」

 「むしろ、日本以上に日本の伝統を大切にしてるときもあるよ」

 「まぁ それっぽいところもあるけど」

 

  

 

 

 

 電子機器は、ICからLSIへと時代が向かおうとしていた。

 日本も戦訓から電子関連への投資を継続していく、

 国防省

 「なんでこんなに予算がいるんだ。空母3隻くらい建造できるじゃないか」

 「トン数当たりの性能を5倍にできるなら得だろう」

 「むしろ、5倍のトン数で性能を補いたくなる」

 「ボロ負けした戦訓を学ばず、そういうこと言う奴がいるんかね」

 「はぁ 設備投資の割に成果が出てないのだから、費用対効果が落ちてる気がしてるんだがな」

 「私腹肥やしてるんじゃないのか」

 「なんだと、どんだけ手間をかけてると思ってる」

 「ていうか。ちったぁ 金額的に自重しろよ」

 「地下工場を作れなんて言うからだろうが、赤字だぞ」

 「ぶっちゃけ、核弾頭の応酬から地表の基幹産業を守れる状況じゃないのでね」

 「日米ソで核弾頭を投げ合って壊滅。後進国の後輩を拝することにならなきゃいいがね」

 「そうならないように太陽同盟を底上げしてるんだろうが」

 「裏切られなきゃいいけど」

 「資源か利権との交換だから裏切られても痛では少ないよ」 

 「利権が奪われる」

 「その時は制裁。だけど、国際的な信用を喪失してもやるものかね」

 「金に目が眩んだらやるんじゃないか」

 「特高は、そうならないよう。少数部族を飼ってるらしいけど」

 「戦前とは情報量が大違いらしい」

 「死神教の世界宣教で情報収集がしやすくなったんだろう」

 「そういや、ロマ人から面白いネタが入ってきたぞ」

 「ローマに祖国を滅ぼされたユダヤ人たちが、ローマを逆支配するためにキリスト教を増長させた噂とか」

 「えっ キリストが殺されたあと、ローマにイスラエルが滅ぼされたんじゃないの」

 「そんな昔のことわからないだろうが」

 「しかし、おかしいだろう。イエスを殺したのがユダヤ人じゃ ユダヤ人が不利になるじゃないか」

 「外伝じゃ ユダヤ人は救世主イエスを守ろうとしていたのに、ローマ総督ピラトに殺されたらしい」

 「そして、キリスト教は、ローマ体制に不満を持つローマ人を糾合したわけだ」

 「しかし、ローマ皇帝の圧力で、ユダヤ人の裏切りとピラトの優柔不断でキリストが殺されたことにされた」

 「本当に?」

 「その代わりユダヤ人の一部は、ローマ帝国で両替権益を占めることができた」

 「ローマ帝国も税金を取るより。借金を肩に財産を奪う方が都合がよかったんだろうな」

 「借金という形なら、ローマ市民の反発も少ないからね」

 「じゃ ユダヤ人はローマの金貸し業で利息分を稼いだわけか」

 「そうなるとイエスの真実みはどうなるの?」

 「イエスはいたかもしれないが、我田引水な作り話しをしたい人間は多いよ」

 「特に犯罪者、策士、詐欺師はね」

 「なんにしてもユダヤ人は、イスラエルを滅ぼしたローマを滅ぼして目的を達成した」

 「しかし、ユダヤ人も13番目の部族ハザール人に主導権を奪われ」

 「キリストを殺したのは、ユダヤ人の裏切りで、実際に殺したのはローマ人にされたまま」

 「すごい噂だな」

 「噂だけなら日本人がユダヤの正統な血族だって、噂もあるけどな」

 「あ、それな・・・」

 歓声が上がって、LSIが正常に動いたことがわかった。

 

 

 

 

 土壌資本主義は、10年建設国債と、建設国債の20パーセント比例する国民基礎所得で成り立つ。

 無論、広く浅くではあるが、国民の需要を掴み取った新興企業は乱立して競争しながら成長させ、

 既得利権を脅かし、下克上資本主義の到来を招いた。

 追う側から追われる側となった個人や企業は、醜悪を極め、

 財閥は子会社や孫会社等抱え込んでコンツェルンを作って牙城を構築し、

 中規模企業は、同業他社とカルテルを結んでテリトリーを守ろうとした。

 時に通産省と組んで自社製品を規格化させたり、

 時に新興企業の資金源を絶ち、流通を断って、市場を守ろうとすることも珍しくなかった。

 しかし、国民基礎所得で供給される資本で、建前と偽善が下剋上の如く社内で跳梁跋扈し、派閥が崩され、

 新興企業が雨後の竹の子の如く現れ、市場を荒らしていく、

 大企業や準大企業は、同等の能力と意欲があって賃金の少ない新興企業と戦えば苦戦する。

 新たな天下りを受け入れるだけの余力がな企業は、国内で競り合うより、海外市場へ向かっていく、

 何よりも国内の中国人を何とかしなければならずと、

 日本の海外受注は、急速に増えた。

 この時期、通産省の規制は、護送船団といえる程度強く、

 そして、総合商社は、経済機動部隊と言えるほど組織化され、海外発注をどの列強より安く受注していた。

 

 

 

 

 

 ブラジル

 公共事業で労働移民で入ってくる中国人は徐々に増え、

 街は大きくなり、ブラジルは豊かになっていく、

 少なくともブラジルは、日本の総合商社に発注するほうが、国内企業に発注するより安く早く完成した。

 そして、必要とするものは、日本向け資源で、

 キューバ危機以降は、地下施設の建設が急増し、中国人労働者の労働移民も一気に加速した。

 日本の総合商社は、資源と交換で、太陽同盟全般の土木建設業を引き受けることが多く、

 工事現場に中華街が併設され、

 建設事業が終わった中華街の中国人労働者は、日本商品を受け取ると、商魂逞しく、売り裁き利益を上げていく、

 そして、同じように急成長するベネズエラに備え、北方軍の強化をしなければならず、兵器が売れたのだった。

 

 戦争中、収容所に収容されていた日系人は、戦後、財産を取り戻し、あるいは補償されていた。

 日系人は、農業生産品を多様化させただけでなく、

 日系人たちが捕獲機動部隊と交換で獲得した露天掘り鉱山を掘削していた。

 莫大な資本が転がり込み、露天掘り鉱山に連なる基幹産業も押さえるだけでなく、マスメディアにも進出していた。

 また、日本国籍があれば国民基礎所得が支払われることから、

 一世だけでなく、二世や三世まで副収入があった。

 また、死神教進出に伴い日本料理店が増え、

 日系総合学校など建設しつつ日本文化を伝え、親日勢力を拡大し、ブラジルの権力中枢に近づいていた。

 

 サントス沖で、ブラジル機動部隊が訓練していた。

 日系人たち

 「アメリカが原子力発電所を押していたが突っぱねさせたよ」

 「イタイプダム、アマゾンダムなど200ヵ所で水力発電建設中だから原子力発電所なんていらないよ」

 「おかげで、中国人が増えてる」

 「まぁ ブラジリア遷都。港湾。発電所。通信網。上下水道」

 「7万kmの道路。10万kmの鉄道で、あっという間に近代国家に成り上がり」

 「GDPでイギリスを超えたし、公共設備だけならアメリカに近づいてる」

 「教育と科学技術がしっかりすれば、ひょっとしたら近代化するかもね」

 「しかし、人口9000万人なのに、1億3000万人も労働移民させてくれるとは・・・」

 「元々 多民族国家だから気にしないのかも」

 「地主連中は、楽な生活がしたい、利権欲しさかもね」

 「少なくともダムの株を持っていたら食い逸れることはないし、自動的に大金が入ってくる」

 「100年後、ブラジルは漢語になるかもな」

 「いや、ブラジル人が中枢を押さえてるし、漢語も方言が酷過ぎて、ポルトガル語に負けると思うけどね」

 「ポルトガル語もしっかり知ってる人間はいないだろう」

 「そういやそうか」

 「だけど、中国人は、ほかの南米諸国へも労働移民していくと思うね」

 「アルゼンチンはブラジルだけじゃなく、ベネズエラやコロンビアに負けそうだから慌ててるし」

 「ペルー、チリ、パラグアイも戦力差が開きすぎて、中国人労働者を引き受けようと動いてる」

 「じゃ ますます儲かるかも」

 「だけど結局、建設国債って、海外受注で得る資源の対価ってことなのかね」

 「それだけ、資源が欲しいってことなんだろう。あと日満州と和洋州の中国人をなんとかしたい」

 「それに中華街に降ろす、自動車と、電気製品も増やせそうだし」

 「30万人規模の中華街450個だから結構な利益になりそうだな」

 「ブラジルで工業が育つまではね」

  

 

 

 ニューヨーク大学

 生徒は白人ばかり、

 アメリカが、どこかの中小国と戦争していれば、黒人の人権と所得が大きくなって、

 今頃、教室の中に黒人の一人や二人はいたかもしれない、

 しかし、大戦後のアメリカは、貧富の格差から労働運動が高まり、

 赤狩りを強行しなければならず、

 各地で暴動が起こり、政情不安が続いていた。

 よくもまぁ キューバ危機を乗り越えられたものだ。

 というより、キューバ危機を利用し、労働運動と、暴動を沈静化させたのかもしれない。

 “自由資本主義こそ、成功の方程式なのだ”

 “国家の競争力も強まる”

 “特に素晴らしいのは新自由主義で民間活力を最高まで押し上げることができる”

 「教授。独占が強まるのではないですか」

 “いや、独占禁止法があるし。適度な過当競争なら大丈夫だ”

 「価格競争になりますね」

 “中央銀行の仕事は物価の安定にあって公定歩合の上げ下げで調整している”

 “そして貨幣価値を保つために信用創造を旨とすべきである”

 「教授。日本は違うようですが」

 “日本は、中央銀行のなんたるかを理解していないのだ。野蛮で無知な黄色い猿なのだ”

 「しかし、日本の経済成長は10パーセント超えているそうじゃないですか」

 「それは建設国債に国民基礎所得を比例させることで、継続できる利権だとか」

 “そんな、無理な財政がいつまでも続くはずがない、必ず破綻する”

 「日系人の友人に聞いたのですが」

 「日本の中央銀行の役割は、通貨の循環と、貧富層の貨幣所有量のバランスだとか」

 “そのようなことをすべきではない、そんなことをしたら、富裕層の意欲が削がれ、国外に脱出してしまう”

 「日本企業は日本にとどまってるようですが」

 「それに資本家は逃げ出すどころか、強制的にばら蒔かれた資本を回収しようと必死に働いてますよ」

 “そ、それは、日本企業が日本語だからだ”

 “日本が閉鎖的で国際化で遅れた後進国だからだ”

 “日本の権力が日本人を閉鎖的な社会に閉じ込めて奴隷にしているのだ”

 “我々は、日本の閉鎖的な経済を解放させなければならない”

 “そして、日本という稚魚の大群から飛び出した小魚を食べればいいのだ”

 「教授。アメリカは富裕層ばかり金が集まっているようですが」

 “そ、そんなことはない、富裕層がいるから産業が育つのだ”

 “富裕層がいるから経済が循環するのだ”

 「教授。富裕層がいると、私は金持ちになるのでしょうか」

 “もちろんだ。富裕層がいれば雇用が生まれ君が雇われ、高収入を得るのだ”

 「高収入というのは、庶民から通貨を集めて、高収入以上の利益を上げるということですよね」

 “そ、そうだ”

 「ということは、僕が利益を上げれば貧しい人間が増え」

 「お金持ちはもっとお金持ちになるということじゃないのですか」

 “い、いや、そういう時は、投資するとことで利益を上げればいいのだ”

 「投資というと、誰かがお金を貸してくれると」

 “そうだ、いいアイデアなら投資家は必ず買うだろう”

 「もしなかったら」

 「それなら抵当だ。家、土地などだ。あと、保険もある」

 「それで、投資して、たくさん稼いで。負けると借金を背負わされ、フードクーポン生活ですか」

 “まぁ そういうことになるな”

 「でも大企業が潰れそうになると、国から財政投資を貰える」

 「そ、それは一概に言えないが、社会的な影響が多い時は助けるかもしれない”

 「教授。金の奴隷にされてるのは日本人じゃなく、アメリカ人なのでは?」

 “い、いや、そういうわけじゃ・・・”

 「「「「「・・・・・・」」」」」 ため息

 教室の窓から外を見ると遠くで煙が上がり、銃声が聞こえる、

 オリンピックで日本社会が映像で映され、

 貧富の格差の少ない日本の高度成長は明らかで、アメリカ人を怒らせた。

 もっとも、死神協会のある地区は貧困層への再販分が行われてるのか、暴動が起きていないという・・・

 

 

 

 日本領 真珠(ハワイ)州は、対米最前線の島で、戦略拠点だった。

 当初は、軍属を中心に経営されていたが、次第に民間も増え、人口50万に達していた。

 そして、国防費は、税金から賄われることから、予算折衝は熾烈を極めていた。

 将校たちは、予算が足りない、予算が足りないとぼやきながらも、蒼雷の離着陸を見守っていた。

 「そろそろ新型機を出して欲しいな」

 「なんか、当分、電子兵装を更新して、チマチマ部品を軽量化するそうですよ」

 「テンション下がるからそういうのやめて欲しいわ」

 「やっぱり、外見を一新して欲しいですよね」

 「そうそう、4発戦闘機なんて奇異な目で見られるし」

 「次は6発になるかもしれないそうですよ」

 「おいおい。燃費を考えてないな」

 「たぶん、蒼雷と同じで、巡航速度は2発で飛ばすつもりでしょう」

 「まぁ 下手にアフターバーナー使うより、吹かすジェットエンジンを増減させるほうがいいのかもしれないが」

 「無駄なエンジン重量が増えるような気がするんだよな」

 「むしろ、予算は、陸軍が足りないような」

 「軍というより広長閥は、装甲列車が好きだからな」

 「でも真珠島環状地下鉄線の建設になると、良いような、悪いような」

 「地下鉄は、人口200万に増えないと赤字確実だろうな」

 「大和州と扶桑州の移民が多いようですね」

 「やはり、防衛力のせいか」

 「真珠島は、大和州よりアメリカ本土から遠いのですがね」

 「国民基礎所得を増やせば、ハワイの旅行者が増えて、居を構える人が増えるかも」

 「国民基礎所得を増やしすぎると、勤労意欲が損なわれるそうですよ」

 「あと、きつい、汚い、危険な仕事の賃金が上がるとか」

 「いいじゃないか。

 「ホワイトカラーが荒稼ぎするより、きつい、汚い、危険な仕事をする人間の賃金を増やしたい」

 「そういうもんですかね」

 「そういう人間こそ、家を買えるようにすべきだし。エリートも一度は、そういう仕事をすべきだと思うね」

 「生まれて死ぬまでエリートなんて、とてもじゃないけど信用できないし、まして、トップに立てさせたくないな」

 「最近は、平均賃金の3割でも大丈夫なんじゃないかって気がしますけどね」

 「まぁ そうだが子供あまり大金を持たせたくないような」

 「未成年は、引き出し規制をかけたほうがいいとか、素案が出てるようですが」

 「10歳から入ってくるとしても、当てにしてる親もいるだろうし抵抗あるだろう」

 「商店は売上が落ちるから反対かも」

 「そういえば新聞で駄菓子屋全盛だって言ってましたよ」

 「いや、駄菓子屋は、老年層の趣味だから、もっと増えるんじゃないか」

 「そういえば、老後は、やってみたいかも、駄菓子屋」

 「俺は釣りが好きだから釣り堀か、漁でもして魚屋でもやるわ」

 「魚ですか。なんか、楽しそうですね」

 「まぁ 国民基礎所得があればなんとかなるだろうって気がするし」

 「確かに・・・」

  

 

 

 7000t級龍型潜水艦 “慶龍”

  浮上5000t/海中7000t

  全長107m×全幅11.6m×吃水8m

  水上 ディーゼル 4000hp  16kt 40000海里

  海中 モーター  8000hp  16kt 100海里

  533mm級魚雷8基+4基  36本 or 機雷180個  80人

  安全深度400m

 55年型7000t級龍型潜水艦12隻は、先端と言える性能の潜水艦だった。

 しかし、アメリカ軍は、3500t級スキップジャック型原子力潜水艦6隻を建造し

 4311t級パーミット級原子力潜水艦14隻、

 更に4960t級スタージョン級原子力潜水艦を建造を開始するようになると状況が変わる。

 いかに大型潜水艦でも通常型潜水艦では、原子力潜水艦に不利だった。

 そして、日本は、栄型エネルギーコアの開発に伴い、

 新たな潜水艦の建造を開始していた。

 

 白龍型潜水艦

   排水量 水上3000t/海中4300t

   全長90m×全幅9m×吃水8.5m

   栄01型1000馬力20基  水上/海中20000馬力 30kt 航続距離60年

   533mm8管 40本

   乗員65人

 龍型潜水艦より小型ながら栄エンジン20基20000馬力を発揮し、

 船殻も龍型潜水艦より優れ、宙返りできるとまで言わしめ、最大深度500mとなった。

 軍関係者たち

 「やっと建造開始か。長かったぜ」

 「なにが、ベーリング、オホーツク、東シナ大陸棚海洋牧場だ」

 「意味不明なこといいやがって。農林水産省のアホの首を絞めてやりたい」

 「あれは、ゼネコンも面白がって、ゴタゴタしましたからね」

 「だいたい、陸地が余ってるというのに何が海底だ。アホが」

 「軍人いじめりゃ かっこいいとか思い込んでるんでしょうね」

 「地位と金に目が眩んでるんだよ」

 「予算が通れば省庁で英雄。余生は安泰ですからな」

 「それだって、国防をなおざりにするなんて、信じられませんよ」

 「どいつもこいつも神火人に頼りすぎだ。国防は軍に任せろ」

 「そうはいっても、戦前生まれはなかなか信じてくれませんからね」

 「まぁ 軍部は、自業自得のところもあったが・・・」

 「しかし、この艦が完成したら圧倒的だと思わないか?」

 「そりゃ 無音で、小型機関で、酸素と燃料いらずで、60年間ですからね」

 「機関室が小さいから艦内も広く感じますし」

 「何より、臭わなくていい」

 「放射線の心配はないのでしょうかね」

 「メビウスリンクの中に放射線を集めてクルクル回せるらしいが。どういう原理かさっぱりわからん」

 「被弾しても大丈夫なんでしょうかね」

 「さぁ 放射性物質は使ってるから、破壊されれば臨界くらい起こすかもしれないが、それで核爆発はないらしい」

 「だといいのですが」

 「少なくとも崩壊熱もエネルギーに変えてるらしいし」

 「低温から臨界まで時間がかかるから浮上して逃げる時間くらいあるだろう」

 「なんにしても、白龍型潜水艦が60隻もあれば十分アメリカと戦えますよ」

 「予算があればな」

 「「「「・・・・・・」」」」 ため息

 

 

 

 直径40cm級流星408型ターボファンエンジンの噴射が行われていた。

 世界最小のターボファンエンジンで、推力2200kgだった。

 蒼雷は、ターボジェットエンジンからターボファンエンジンに換装されたことで性能が向上し、

 航続距離が飛躍的に伸びた。

  蒼雷

   自重6000kg/運用12000kg/最大20000kg → 自重6000kg/運用14000kg/最大25000kg 

   全長16m×全幅10m×3.8m 翼面積48u

   直径40cm級流星406型(2000kg)×4基(8000kg) → 直径40cm級流星408型(2200kg)×4基(8800kg) 

   巡航速度2基1000km/h  航続距離2000km → 巡航速度2基1200km/h  航続距離2700km

   最大速度4基2450km/h  航続距離800km → 最大速度4基2650km/h  航続距離1200km 

   25mm機関砲 1丁   ハードポイント10基  増/ミ/爆6000kg

   離陸滑走距離600m

 関係者たち

 「ターボファンエンジン開発もいよいよ。軌道に乗りそうだな」

 「アメリカのF4ファントムが推力5253kgでアフターバーナー時で推力7962kgだ」

 「こちらはアフターバーナーなしだが、2発で推力4400kg。4発で推力8800kg」

 「たぶん、勝てるはず」

 「それにJ79エンジンの重量は1750kgで2基3500kg。流星408型エンジンの重量は200kgで4基800kg」

 「単純計算でエンジン重量は有利なはず」

 「まぁ 連結させる付属品を含めるともう少し大きくなるが優位なことに変わりはない」

 「見かけはそれほど変わらないのに、対したものだな」

 「チタンを増やしたし、銅線も光ファイバーに変えた。電子装備も更新したからね」

 「軽量化に成功して自重は抑えたが、運用重量が大きくなる。離着艦は大丈夫か」

 「まだ大丈夫だ」

 「来年には、伊勢型航空巡洋艦が就航するから、それには搭載できるだろう」

 「空母関係者は、VTOL戦闘機を欲しがってるらしいがね」

 「ハリアーに触発されたわけね」

 「イギリスも財政が苦しいくせによくやる」

 「いや、財政がというより、金融システムで国民を生かさず殺さずの支配下にしているだけなんだけどね」

 「中央銀行の支配層視点だと、そうかもしれないが」

 「今以上に国民に紙幣を流通させたくないのかもしれないな」

 「金融支配に対し、文句を言う者が増えてるのかもしれない」

 「かもしれないな」

 「まぁ 日本も、これ以上の下剋上は困る人間が増えてるらしいからな」

 「日本は、例のエネルギーコアを使ってでもって言ってるが」

 「736kw。1000馬力じゃ燃料がいらなくても空中要塞にもならんよ」

 「いま1104kw。1500馬力級を開発中らしいけど」

 「軍艦ならエネルギーコアでも効果的だろうけど。航空機じゃ せいぜい哨戒ヘリだろう」

 「そういや、Ka25をライセンス生産させてくれって言ったらソビエト側が驚いていたぞ」

 「エンジンをエネルギーコアに変えるし、素材も変えるけどな」

 「ソビエト製はアメリカとちがって売りっぱなし、ブラックボックスがないから取引しやすいし」

 「だいたい、見かけだけでも野暮ったく見せないと、外国の諜報筋がうるさいからな」

 「そういや、朝鮮人が潜入が増えて、動いてるそうだ」

 「やれやれ」

 

 

 

 工作員の我田引水な情報操作は巧みだ。

 嫌悪感を持たせるようなレッテル貼りで敵を作り、

 大家や専門家が味方であること多数派であることを印象付けて安心させながら常識化し、

 形容詞を多用して何度も何度も繰り返し、敵のダーティーイメージを相手に記憶させ、

 自らは、味方であることをアピールしつつ、人に褒めさせ、自画自賛してく、

 100回言えば嘘も本当になるのだが、

 脳は、160回ほどフレーズを聞くと必ず記憶してしまう、

 そのためマスメディアは都合の悪い部分を消しながら選択肢を狭め

 強迫観念を押し付け、結束を強めつつ大衆を誘導していく、

 これはマスメディア情報操作基礎で、本能であるばかりでなく、工作員の本能ともいえた。

 反日ギルド朝鮮チーム コード名 ムン キン リンは、日本の教育関係者と接触していた。

 「もっと飲むニダ」

 「お、済まないねぇ」

 「日本の教育はとても高度ニダ」

 「そうだねぇ」

 「だけど、詰め込み式教育は子供の負担が大きすぎるニダ」

 「そうかな」

 「そうニダ。小学生にアメリカのハイスクールで教えるような教育はいけないニダ」

 「幼年期は記憶力がいいからね」

 「目に入れば意味がわからなくても覚えてしまうものだよ」

 「年少期は多少、理知的に考えられるが我々より記憶力がいいし、意味を教えることができる」

 「記憶力のいい時代に詰め込んで、高校と大学で考えさせればいい」

 「ごくたまに理知的な発達を見せる幼少年もいるらしいが、そういうのは特別クラスを作ってる」

 「そんなに頭がよくなったら親の権威が損なわれるニダ」

 「先輩後輩の秩序が破壊されるニダ。長幼の理が破壊されるニダ」

 「倫理道徳、先輩後輩、長幼の秩序を重んじるような風潮は、マスメディアの仕事かな」

 「アニメ、小説、漫画とかの娯楽作品もそういった趣旨を勧めるならってことで助成金を出してるらしいし」

 「今のところは機能してるから大丈夫だろう」

 「だ、だけど、子供が大きくなったら、親が馬鹿にされるニダ」

 「馬鹿な子供ほど可愛いニダ」

 「いやぁ そこまで、やると、外国に負けてしまうだろう」

 「そんなことはないニダ。もっと “ゆとり” 教育を取り入れるニダ」

 「そうかねぇ・・・」

 「そうニダ。大事なことなのでもう一度言うニダ」

 「子供には “ゆとり” が大切ニダ」

 「・・・・・」 苦笑

 ・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・

 ・・・・

 反日ギルド朝鮮チーム コード名 ムン キン リン は、日本の教育界にゆとりダメージ2を与え、レベル6になった。

 「上手くいったニダ。少し迷ってたニダ」

 「教育で、ゆとらせて日本人を馬鹿にするニダ」

 「そして、女を遊び人にさせて。男を草食化させてやるニダ」

 「それともアブノーマル化させて、人外娘を好きにさせてやるニダ」

 「子供が生まれなくなれば、日本民族は活力を失って、衰滅するニダ」

 「「「ウェーハハハハ!!!」」」

 そして、反日ギルドからキムチセットが届けられた。

 反日ギルドから次のクエストが送られてくる。

  1、日本食品に毒を入れる。    2、日本の銀行を襲撃する。

  3、日本人から金を騙し取る。   4、日本人を自殺させる。

  5、日本女性を強姦する。     6、日本人を拉致誘拐する。

  7、日本の文化財を盗む、放火する。

 「「「・・・・・・・」」」

 

 

  

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 月夜裏 野々香です。

 排他的な利権を聖域として囲んだ国賊自民党。

 国益を外国に売り渡し私腹を肥やす売国民主党。

 どちらの陣営も朝鮮人が絡んでいるのですが、

 民主主義で、選挙で勝つためには、利益誘導だけでなく、

 権力維持のためには、非合法な力。献身的な力が必要なようで (笑

 選挙に当選するため、党利党略のため、

 ODAのリベートで裏金を作り、金の力で派閥を作る。

 利権で党を維持存続させる光景は醜悪だ。

 この戦記では戦後、大政翼賛会が広長閥によって潰され、

 国権派の立憲政友会と民権派の立憲民政党が復活します。

 広長閥は、金の力でなく。怖い怖い死神の力。

 なので金権支配の手綱を緩め、ひたすらGDPを成長させます。

 

 

 総人口1億5939万人。

 日本・輝夜 (72万ku) 日本・半島  内地人口7659万。

 

 海外州人口8280万人

 和洋州 (25万ku) 中国京杭大運河東部域  3105万

 日満州 (100万ku) 外満州  3105万

 扶桑(カムチャッカ・チュクチ)州 (121万ku) 828万

 大和(アラスカ)州 (171万7854ku) 1035万

 南洋 (ハワイ、ビスマルク、ソロモン諸島) (10万6461ku) 207万

  フィリピン バターン・コレヒドール島 日本自治 “桃太郎” 区 (1000ku)

  マレーシア ブルネイ 日本自治 “金太郎” 区 (1000ku)

  インドシナ ダナン 日本自治 “舌切雀” 区 (1000ku)

  インドネシア パレンバン 日本自治 “浦島太郎” 区 (1000ku)

  ビルマ ヤンゴン 日本自治 “因幡の白兎” 区 (1000ku)

  シンガポール 日本人自治 “鶴の恩返し” 区 (1000ku)

 

 日本海軍

 第01機動部隊

  空母 白鳳(ランドルフ)、海鳳(ハンコック)、雷鳳(タイコンデロガ)

  戦艦 薩摩(ミズーリ)、駿河(ウィスコンシン)、

  重巡 穂高(セントポール)、

  軽巡 八瀬(ダルース)、黒部(サンタフェ)、白萩(モービル)、河津(ビロクシー)  駆逐艦18、

 

 第02機動部隊

  空母 蒼鳳(アンティータム)、幻鳳(シャングリラ)、慶鳳(ボノム・リシャール)、

  戦艦 因幡(アイオワ)、播磨(ニュージャージー)、

  重巡 蔵王(ボストン)、

  軽巡 天白(オクラホマシティ)、三原(アムステルダム)、日高(マイアミ)、天神(パサデナ)  駆逐艦18

 

 2410t級ガトー型潜水艦46隻

 2424t級バラオ型潜水艦26隻

 2424t級テンチ型潜水艦8隻

 

 1360t級エヴァーツ型護衛駆逐艦(21)  1740t級バックレイ型護衛駆逐艦(44)

 1240t級キャノン型護衛駆逐艦(23)    1250t級エドサル級護衛駆逐艦(24)

 1450t級ラッデロウ型護衛駆逐艦(4)   1350t級ジョン・C・バトラー型護衛駆逐艦(24)

 

 ジェットエンジン

 直径40cm級流星エンジン  直径60cm級彗星エンジン

 直径80cm級蒼星エンジン  直径100cm級紅星エンジン  直径120cm級天星エンジン

 

 “原爆を落とされた人々の世界平和を望む会” 

 広島  賀茂忠行  天光正教  ウリエル  死神ウラン

 長崎  安倍晴明  聖炎主教  サリエル  死神プルト

 

  

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第20話 1964年 『権力と金を握ると我田引水したくなるもの』

第21話 1965年 『土壌資本主義から下克上資本主義へ』
第22話 1966年 『利権が差別を作る』