第32話 1976年 『特別高等警察の原則 VS 反日魂』
一つの産業の需要量、供給量、雇用人数、紙幣量は限られている。
市場は、消費者を巡って、独占、寡頭、乱立などの状態があるものの
金権支配の上限は、8対2以上紙幣量となり世襲化が進む。
そして、産業が増えない限り、新たな需要、供給、雇用、紙幣は増えず、
仮に借金し増やしたとしても既得権と競合になる。
利権から溢れた人々をどうするかで、アメリカはフードクーポンを使い。
日本は、国民基礎所得だけでなく、チケットポイント非紙幣通貨など利用することがあった。
そして、中国軍閥は、日本の国民基礎所得を模倣し、人頭紙幣発行制度で紙幣をばら蒔いた。
国民給付金が既得権に嫌がれるのは、貧困層の借財が減って支配力が低下すること、
金融業が不利になることと、
新規産業と、実用新案が当たった時の加速が大きく、
既得権を持つ老舗が新興企業に市場を荒らされ、潰される公算が大きくなるからだ。
むろん、必要以上に分配された時は、勤労意欲の低下の恐れもあった。
そして、モラルの向上により、不正腐敗のゴリ押しが難しくなることだった。
国民の多くは、インフレを恐れつつも、振り込まれる紙幣は、生活水準を押し上げるし、
プラスアルファで企業収益に繋がることから、雇用は大きく、失業率が低く推移していた。
もっとも、中国軍閥は給付金以上に搾取率が大きくなることから、
人頭紙幣制度を活かせない国情にあった。
三峡ダム建設現場
白人たち
「利権は確実なんだろうな」
「日本と戦争しない限り、三峡ダム利権の半分は我々のものだ」
「そして、中国軍閥の利権も我々が貸したお金だ」
「だといいがね」
「なんにしても日本のゼネコンで働いたことのある中国人労働者は優秀だ」
「ダムが金の生る木になればいいがな」
「中国の人頭紙幣発行は日本のDNA検査機で分配している」
「紙幣量が人口比なら紙幣価値も安定してるし」
「電力代で、吸い上げるのも容易だ」
「しかし、日本とちがって政情が信用できるか不安だよ」
「階級は世襲され、各差が大きく、犯罪が多く、圧政から反乱を起こす気配はある」
「しかし、そのへんの舵取りはしているし、反日教育で誤魔化している」
「最近、反英米教育をしてる軍閥があると聞くが」
「日本の特高が金をばら撒いてるフシがあるようだ」
「日本も意外と中長期的な情報戦略を展開してくれる」
「長い目で見れば大衆教育が一番、見返りがいいからな」
「日本人もいい加減気づくだろう」
「中国は、むかしの日本と似てる。対価は、労働でなく。資源だがね」
「中国の資源を高騰させて、日本経済に打撃を与えてやる」
「それで日中戦争が起これば万々歳だ・・・」
黄色人が近づいてくる
「準備が出来たニダ」
「そうか。しかし、大きな館だな」
「朝鮮の外貨収入は、今も昔も世界最強の慰安婦産業ニダ」
「カジノも始めたそうじゃないか」
「言われたとおり、漢民族の射幸心を煽って持ち崩してやるニダ」
「早く、日本にも進出してくれ」
「三つの城塞都市のお祭りの屋台で朝鮮パチンコを取り入れさせたニダ」
「街に常設させるまで諦めないニダ」
『『『一体いつになるんだ・・・』』』
「ところで、例のモノは?」
「例のもの・・・ニカ?」
「八仙。裏八仙だ。探してこい、と言っただろう」
「あ、あれは、きっと、日本特高の情報操作ニダ。陽動ニダ。嘘の情報ニダ」
「さっさと探してこい!」
「わかったニダ・・・」
「山海経もな」
「あ、あれも・・・」
「なんだ」 ギロッ!
「わかったニダ・・・」 がっくり・・・
日本特高は、中国の少数民族区に裏八仙や山海経に関する置物や秘密を置いてもらい。
様々な情報と妨害工作と罠を仕掛けていた。
日本の公務員の多くは、人口比で異動させられる。
しかし、国防省は、事情が違って、出身州が3分の2を占めた。
これは他州異動の総合戦略性と、地元であることの郷土防衛力の折衷だった。
日満州 対ソ国境
61式無砲塔戦車の側面を突かれないような公共工事が進んでいた。
統制の採れた後退戦術が成功すれば敵に大打撃を与えつつ、
増援軍と予備役の増強で、巻き返すことができた。
そういったゼネコンの思惑は、ソビエトの空挺戦力の増大で、抜本的な戦略転換が求められた。
その結果がオーソドックスな砲塔戦車の開発と、
ソビエトの砲身をライセンスするといった結果に繋がる。
74式戦車
46t 全長9.80m(車体長7.55m)×全幅3.40m×全高2.80m
55口径115mm滑空砲 掃討砲塔 7.92mm×57 乗員4人。
400hpディーゼルエンジン + インホイールモーター1基30kw/16基480kw (652馬力)
1052馬力 速度76km/h 航続距離460km
74式戦車の部隊編成が始まり、
中東戦争とベネズエラ戦で無砲塔戦車が評価されたのか、
61式無砲塔戦車も徐々に売られていく、
74式戦車は、ソビエト戦車と同等の火力であることで相互に未知の不安を取り除き、
幾分かの緊張緩和をもたらしていた。
風の強い深夜、74式戦車の暗視装置が目標を定め、
砲口から撃ち出された砲弾が闇を照らし、弾道を描いて標的を撃ち抜いた。
日本軍将兵たち
「火器管制システムは悪くないようだ」
「・・・しかし、なんか迫力に欠ける」
「そりゃ 61口径128mm砲に比べたら・・・」
「55口径115mm砲は滑空砲だから当たれば貫通する。適当だと思うよ」
「61式も滑空砲に切り替えるの?」
「滑空砲は対戦車で良くても、対人榴弾で損するからな」
「しかし、極東ソビエト軍は増強されてるし。戦車の配備状況を見ると不安になるね」
「予備役なんか作るからだ。小銃500万丁は予算で大きすぎだろう」
「仮に敵正規軍を片付けても、敵国民が小銃500万丁を持っていたらげんなり来るだろう」
「核兵器、化学兵器、細菌兵器で掃討しない限り、日本の国土の制圧は無理だと思うね」
「管理部門も大きいし。武器を持つ特権は軍人だけがいいな」
「広長閥は、戦前戦中を覚えている。利権閥系の専業軍人を信用してない」
「ふっ 暴走の前科があると本当に信用されないな」
「戦後生まれの選挙民が増えれば巻き返せますよ」
「だといいが平和団体が何かと敵対的で困るよ」
「外資本から資金提供されてる節があるので、特高に調べさせたほうがいいんじゃないですか」
「特高も連中を利用して軍部を牽制してるフシがあるから始末に悪いんだよな」
「「「「・・・・」」」」 ため息
縦割り行政のエゴは、代々申し送りされ、
足の引っ張り合いは、戦前戦中戦後も変わらず続いていた。
死神教は、アメリカとソビエトの足場作りで
信者組織を10人長。100人長。1000人長。10000人長という形で組み上げさせた。
ボトムアップ方式で作り上げた民主主義で、長は1年任期で隔世再選が出来た。
標準よりまともな人柄の人間が選出される傾向が強く、
死神教の根強さにも繋がり、アメリカ資本とソビエト共産主義の既得権と衝突していた。
サンフランシスコ
死神教系の知事が当選が決まると、住民たちが喝采し、
朝鮮人活動家を悔しがらせ、
死神教幹部たちは表情を曇らせていた。
「やれやれ、当選してしまったよ」
「ベネズエラ戦の反動かね・・・」
「政治家と資本家が結託して。大衆が離反すればよしなのだが」
「善政を敷かれるとアメリカの総合力が伸びる」
「朝鮮人が応援してる議員は、たいてい反日なのだから痛し痒しだろう」
「「「「・・・・・」」」」 ため息
「まぁ 共和党と民主党には負けるが」
「死神教の集票力もそこそこに大きいから浮動票を奪える人柄だと、一気に当選してしまうな」
「死神教の影響でデブ体型の白人が減ってるし、なんか、もう、泣きたい」
「アメリカの反日を抑制できるのはいいが。アメリカを強くしてるようなものだからな・・・」
「「「「・・・・」」」」 ため息
宇都宮議会
総人口2億人を超えた人口で、
顔が見える人口比で候補者を選出させる民主選挙を行うと、
数千人の議員が必要となり議場が溢れてしまう。
候補者の素性は、オフレコで知り得ることであり、
人口増大に伴い候補者の顔が見えない選挙戦に移行すれば選択は、観念や直感に近付く、
下手をすると、党のイメージだけで決めてしまうという無思慮な選択に移行してしまう。
当然、常に宣伝される候補者が親近感で強く、
利権繋がりで広告会社を味方につけた候補者が強くなった。
投票者が議員を直に比較して判断するのは不可能な規模であり、
大半が投票所で勘と惰性で選ぶ、
民主主義の持つ良識は、人口が多くなるほど困難より不可能に近付く、
共産主義国の議会が膨大であることを思えば、
民主主義の代表と思われてるアメリカ民主主義の方が異常と言えなくもないのである。
日本の政治は、既得権と結びつきの強い貴族院と、
抽選・選挙で選出された国民代表の衆議院の二重構造となり、
国民から抽選された候補者が選挙で選出され、
貴族院の国権派の党なり、民権派の党なりに入党するか。無党派のままでいる。
外国人は、衆議院定数が存在せず、
有権者10万人と、有権者50万人に対し、議席1つが自動的に増える日本の選挙制度と
議会政争を見て、議会内民主国家と揶揄した。
日本は、将来、議会の大型化に伴い、増えるであろう議席に応じ、新国会議事堂を建設していた。
貴族院300議席 (華族議員100人 + 勅選議員100人 + 多額納税者100人)。
衆議院1600議席 (選挙議員1人/有権者10万人 + 抽選議員1人/有権者50万人)
政局関係者たち
「そろそろ、選挙議員1人/有権者10万人の比率が厳しくなってきたのだが」
「いまのうちに、選挙議員1人/有権者20万人か。選挙人1人/有権者30万人に減らすべきだな」
「衆議院は一任期制だから問題無さそうだけど。貴族院は仲間を削るから抵抗しそうだ」
「人口を増やすからだ」
「「「あはははは・・・・」」」
「この人口比の選挙は、もう、民主主義といえんな」
「ぶっちゃけ、貴族院は利権クラブの持ち回りで、出来レース選挙が強いからトップダウン形式になりやすい」
「日本も死神教みたいな10人長組織を作るべきかね」
「むかしは、隣組なんてやってたけど、評判は良くないな」
「でもやらないとさ。近隣で10人で相談して一人を選ぶとか」
「移民で核家族が増えてるからな」
「丁度いいと思うね。近隣との関係が気薄だと会社利権中心だし、後が怖い気がする」
「そういうもんかね」
「しかし、強制する権限無いよ」
「結社は自由だけど。強制じゃないし」
「そうだった・・・」
「学制国債で。国民基礎所得が増えて余裕ができると、仕事ばかりだけでなく政治も関心を持つかも」
「逆に膨れ上がった資本を回収するために設備投資するから、仕事が増えそうだけど」
「それに死神教は、呪詛返しされたアメリカと、ソビエトが必死で。呪詛返しした日本は信者が少ないから・・・」
「日本人は喉元過ぎればで、淡白なのかね」
「近視眼で専修しやすいんだよ」
「それが高度成長に繋がるけど。逆に総合力の低下に繋がる」
「しかし、衆議院は、抽選で不確定確率が大きいのが不安だ」
「話せば分かる者も少なくないが、金も通用しにくい」
「軍制国債と宇宙開発国債を進めたがる衆議員が増えてるのも気になる」
「10年国債の分配分が欲しいのかな」
「というより、戦後、30年で、軍の禊が済んだかも」
「単に戦後生まれの世代交代か。たまたま抽選結果が右に偏ったんじゃないの」
「しかし、右寄りかというと、大型量販店より、小売店の味方だしね」
「歩ける距離の商店街の味方をしたがる人間は多いよ」
「それじゃ大型量販店は育たないだろう」
「国民基礎所得が増えると小売店が潰れにくくなるし」
「国権派は、大型量販店を増やせなくて面白くない」
「民権派はその逆か。両方というのはない」
「衆議院は、どっちもとか、わけのわからんのがいるからな・・・」
「人生に一度の桧舞台だから自分なりに考えると思うけど。需要は決まってるから、どっちかしかない」
「寄らば大樹に安心感を持つ者もいるけど。逆に大量販店集中を不信する人間もいる。当たり前ってことでしょう」
「まぁ なんにせよ。国家基盤を作る上でゼネコン主導は都合がよかった」
「産業基盤を作り過ぎて、下克上が大変なのだが」
「だけど未開地も多いし。もう少しゼネコンで国家基盤を強くしたい気がする」
「軍制国債で国防費が予算から切り離されると、軍・ゼネコン相乗り工事が延期される」
「あと、人口増加と、一人あたりのエネルギー増加も増えてるし」
「荷電粒子発電と電化を進めないと、将来的に石油消費もまずいことになるかも」
「神火人は、神火核を開発しない限り。減ることがあっても増えないよ」
「だから荷電粒子発電の生産は設備投資を増やしたとしても、神火人がいなければ無用になるし」
「あと、30年くらいで生産が頭打ちになるよ」
「アメリカみたいに石油を温存して、中東石油に頼るのが戦略の基本だが」
「日本の場合、海底開発。南極開発。宇宙開発も期待できるから経済性重視でもいいと思うんだけどな」
「」
「」
「」
公務員は特権的な地位を享受するにあたり、法律の順守が求められた。
国民にとって公務員が特権をかざし、無軌道に違法を行使する恐怖は、耐え難いものである。
基本的に違法が仕事半分の特別高等警察にも原則的な縛りがあり、
不正があれば、報道機関に通報し、
州の特高が原則的な縛りに反すれば中央と他州が審査し、
中央が原則に反すれば、全州の特高が審査することになり、
立法監視で裁判となった。
第1条
“特別高等警察は日本国の国民、主権、経済(国土)を守らなければならない”
“また国民、主権、経済が害を受けるのを黙視していてはならない”
“主権は天皇を中心とした民主主義の国体である”
“優先順位は国民、主権、経済(国土)である”
第2条
“特別高等警察は、国民の総意に従わなければならない”
“ただし、第1条に反する命令はこの限りではない”
第3条
“特別高等警察は、上官の命令に従わなくてはならない”
“ただし、第1条、第2条に違反しない場合に限る”
第4条
“特別高等警察は、自らの存在を護(まも)らなくてはならない”
“ただし、第1条、第2条、第3条に違反しない場合に限る”
第5条
“特別高等警察は、国内外での主権の安寧に努めること”
“ただし、第1条、第2条、第3条、第4条に違反しない場合に限る”
第6条
“特別高等警察は、日本国の法律に従わなければならない”
“ただし、第1条、第2条、第3条、第4条、第5条に違反しない場合に限る”
創作情報課
欧州情報をロマ人から入手し。アメリカの情報は、ヒスパニック、黒人から得ていた。
「近況報告をはじめる。詳細の数字は省くが」
「死神教は、深く狭いカルト宗教から、薄く広い広域宗教圏に広がっている」
「対照的に死神教を疑ってる人口が増えてるようだ」
「他宗教との抗争は?」
「死神鎮伏が目的だから、ユダヤ教。キリスト教。イスラム教とは、妥協できるよ」
「あと、対核戦争抑止としての効果から他宗教も容認してる向きがある」
「概ね、深く静かに潜航中だけど、反死神包囲網も形成されつつある」
「反死神教勢力が、死神教を泳がせてる段階?」
「親死神勢力が強くなりすぎて、他を出しにくいらしい」
「ありていにいうと両方だろう」
「さて、状況は変化しているが、情勢に従い死神教を存続させるか」
「このまま使い続けるか。あるいは改善すべきかになる」
「現場の意見を言わせてもらうと、改善は警戒されるし、信者を混乱させるので好ましくない」
「死神教は、神火風の本質をついてる」
「だから国際的に広がってるのだが、代替組織が作られるまで利用すべきだと思う」
「暗殺課は、反死神教勢力リストのレッドナンバーの確認が来てるが変更はあるかね」
「「「「「・・・・・」」」」」
「イギリスの×××氏は、意見を変調させつつあるし、仕事量が減少してている」
「レッドナンバーからイエローナンバーに変えてもいいと思う」
「西ドイツの○○○氏も強行意見が減ってる、一度、イエローナンバーにしていいと思う」
「アメリカの△△△氏は、情報によると、死神教幹部を拉致しようと画策してるレッドナンバーに引き上げたい」
「暗殺リストを減らせるような。創作情報はないのか?」
「「「「・・・・」」」」
「UFOでアメリカとソビエトの目を日本以外に向けさせるしか・・・」
「UFOはヘリより益しなだけで、性能が今ひとつだから」
「2000馬力(約1491kw)級荷電粒子発電は?」
「まだ、見通しがたってない」
「「「「・・・・」」」」 ため息
「ハリウッド映画の招待券が来てるから。一休みするか」
「「「「・・・・」」」」
広島の映画館
ハリウッド映画が流されていた。
金をかけた対策なのか、アメリカ人が試写会に訪れていた。
ゾンビに似た人間の大群が主人公たちを追い詰めていた。
“カーチス。付き合わせて済まなかったな”
“気にするな。マルコ。ホラー映画に出演したみたいで楽しかったし・・”
“奴らは中性子線を照射して人を簡単に殺せる。シェルターに閉じ込めるしか・・・”
くらっ!
“カーチス!!”
“行け! マルコ。少しでも長く生きしろ”
くらっ!
“いや、もう、いい・・・”
がくっ!
・・・・END・・・・
原子力発電所事故で放射能を自在に操るミュータントが出現し、人類を襲う話しだった。
「やれやれ、招待券をもらったが、こちらの反応を見たいのかね」
「しかし、何度も何度も送り続け、こちらの反応で軌道修正してるだけはある」
「思いっきり、直球だよ」
「ゴ○ラをとめればよかったんだ」
「それこそ、騒ぎになって逆効果だろう」
「それに放射能と特殊な人間の関係なんて、日本でもいっぱい出てくるし」
「だけど、いくら疑っても、原爆や原子力事故じゃ神火人は生まれない」
「それは連中も知ってるはず」
「だな」
「一応、見なかったことにしようって、仲間内には事前に通達したけど」
「根拠や証拠がなくても、印象操作を繰り返せば、大衆は疑う」
「こちらの出方が疑わしければ、もっとそれらしいイメージ攻勢をかけてくる」
「そして、大衆は、そういうミュータントが日本にいると、思ってしまうのさ」
「「「「・・・・・」」」」 ため息
36000t級伊勢型航空巡洋艦 “扶桑”
全長280m×艦幅32m(全幅46m)×吃水9m
荷電粒子発電160基160000馬力 速度32kt 航続距離60年間 (公開10000海里)
対空ミサイル60基 対艦ミサイル60基
迎撃ミサイル60基 対潜ミサイル60基
大型巡航ミサイル60基
61口径128mmFlaK40砲×2基 71口径40mmガトリング6連砲×6基
戦闘機12機 哨戒ヘリ12機
将校たち
「いよいよ完成か。楽しみだな」
「だけど、次世代艦艇から三胴艦になるんじゃ 扶桑は、完成した途端に旧式艦かも」
「新型艦隊の建造は始まったばかりだし。これからだから」
「何はともあれ、最近の予算増加は、ほっとするよ」
「インフレに公務員給与が間に合わないのが辛いけどね」
「広長閥は最大の国防は人口増加。軍事は二の次ってほざくものな」
「ゼネコンと結託してる勢力のいいそうなことだと思うね」
「中国の人海戦術は確かに脅威だけど、アメリカとソビエトは核ミサイルだから」
「平和ボケしても、人口が同数なら負けないって発想なんじゃないか」
「平和ボケしたら人口が多くても駄目だよ」
「ちょっと強い口調で脅されたら、ビビって言いなりになる腰抜け大衆になるだけだ」
「政治家に言わせると1億超えると利益誘導とイメージ戦略が大衆操作の主流」
「民主主義は機能不全になりやすいそうだ」
「なるほど。それで、民主主義の最小単位を城塞都市で考えようとしてるのか」
「なんにしても、国防予算が増えればいいが、税金の取り合いも激しくなりそうな予感」
工場から真新しいデルタ翼の機体が引き出された。
76式戦闘機 綾風(あやかぜ)
自重8000kg/最大重量18000kg
全長17m×全幅12m×全高4m 翼面積48u
平時 直径40cm級流星408型(2100kg)×6基 推力12600kg
巡航速度2基800km/h 航続距離1600km
中速度4基2450km/h 航続距離800km
最大速度6基3000km/h 航続距離300km
戦時 直径40cm級流星451型荷電粒子ターボファンエンジン 推力 2500kg×6基 推力15000kg
最大速度3200km/h 航続距離2000km
25mm機関砲 1丁 ハードポイント12基 増/ミ/爆8000kg
離陸滑走距離600m
胴主翼一体に成形され機体は洗練されて美しかった。
航空関係者たち
「やれやれ、こじんまりな機体に作ったものだ」
「むしろ、大型にして滞空時間を増やしたほうがいいと思うのだがね」
「荷電粒子が滞空時間で余裕があるから割り込んだのかも」
「フライ・バイ・ワイヤとCCVは?」
「蒼雷と実験機で何度も成功したから、多分大丈夫だろう」
「蒼雷より、ずんぐりしてるような気もするが、フォルムがいいのか気にならない」
「というよりエンジンが小さいからエンジン数が増えても、列強の機体よりスマートになるだろうよ」
「しかし、ここまでして、空母に着艦させたいのかね」
「そりゃ 空母は一騎当千が好きだし、載せたいだろう」
「しかし、荷電粒子ターボファンエンジンは、まったくもって芸術作品だね・・・」
将兵が覗き込むと外径から内径に向かってファンが曲面を描いていた。
中央部は低気圧のか、吸気口から空気が渦を巻きながら流れ込み、
噴射口へと吹き流れていく、
人工的に竜巻を作っているのだが、詳しいメカニズムを知っている者はいなかった。
荷電粒子を利用した温暖さと、
わずかな気流の圧力差と時間差がこの気流を作り、持続させている。
気圧差と時間差を広げるだけで、推力を増せるのだが、そこまで技術が向上してなかった。
「燃料を消費しないで推力200kgは大きい」
「6基で1200kg。重量18000kgは持ち上げられないとしても。まぁ 浮かして進めることはできるな」
「戦争が始まったらエンジンを換装すればいいさ」
「通常エンジンで不足があるわけじゃない」
「要は、何機。配備できるかだろう」
「州に200機は硬い。あとは、600機が緊迫度に応じて配分される」
「もっと欲しい」
「広長閥は、分母を大きくしたら分子も大きくなるというがね」
「どうしても戦前の轍は踏みたくないわけか」
「戦前もそうだっただろう」
「下克上を恐れて、紙幣量を減らして既得権を守ろうとした」
「それで、不況になって軍縮を敢行したら、軍属が国際情勢の悪化を騒いで軍拡」
「これで、一気に国家財政が傾いた」
「だって、あれは、中国が・・・」
「一旦、景気を傾かせれば、どんな口実でもいいから敵性国家の脅威で世論を煽って戦争まで一気だ」
「戦時国債と増税で儲かるしな」
「不況を作った元凶は、お目溢し」
「ドイツのスーパーインフレを警戒したんだろう」
「あれは、賠償で換金紙幣で金を奪われ」
「不換紙幣で国内経済補填しようとしたら賠償した金が戻って、国内利権を外資に買い漁らされそうになったからだろう」
「だから利権を買い取られないよう意図的に紙幣を増刷して、民族利権を守ろうとした」
「最初からデノミ発行すればよかったのだろうが、グローバル資本も碌なことしないな」
「そういや、日本円が買われてたな」
「ドルで買う商品より円で買う商品が増えてきたからだろう」
「アメリカは軍需産業が強いからな」
「武器は買い易いだろうが、それだって、ブラックボックス付きらしい」
「ふっ そんなもの買うくらいなら自作する方がましだ」
「だな」
「しかし、インフレ続きだと公務員は数年間は割損で辛い」
「民間3年平均で出されたらどうしても少なめになるからな」
「早く、軍制国債にして欲しい」
「大手が新興企業の追随で利益率が減って疲労困憊らしい」
「それに核戦争の脅威が強い内は後回しかもね」
「「「「・・・・」」」」 ため息
総理官邸
暗がりで映写機が回っていた。
“見つけたニダ。洞窟ニダ”
“こ、ここニダ。この洞窟に、裏八仙第3の呂洞賓。剣が隠されてるニダ”
““““・・・・”””” ごっくん
そーーーーーー
バタン!
““““ニダ?””””
どぉーーーーーーーーーー!
ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロ、
““““岩が転げてきたニダ!!!!””””
男たちは逃げ出していく、
「「「「「・・・・」」」」」 苦笑
「もういいだろう」
映画が終わる。
「なんとまぁ よく嗅ぎつけるものだな」
「それだけ、CIAが神火風の秘密に本気ということでしょう」
「特殊訓練を受けた連中が偽情報に振り回されてくれるのなら大助かりだけどな」
「最近は、中国軍閥諜報機関も動いてるようで?」
「はぁ? 元ネタは中国の伝説だろう。偽物とわかるはず」
「中国人は、現在進行形の都合に自国の歴史を合わせますから知らないと思いますよ」
「「「「・・・・」」」」 ため息
「まぁ 朝鮮人の並行次元仮想歴史よりはいいかもしれんが」
「じゃ 敵が3次元RPGで遊んでくれてる間は、人員を割いてくれるし。日本は大丈夫ということか」
「真実味を持たせられるなら、もっと右往左往させられるでしょう」
「かもしれんが演出は、そこそこにな」
「ええ・・」 にや
「それはそうと、宇宙開発予算が膨大なのだが」
「テレビ、自動車、冷蔵庫、電子レンジ、パソコンが一巡して、買い替え需要に落ち着いてますから」
「民間需要が陰りを見せてるのに、供給過剰なので、ここは宇宙開発でもと・・・」
「海底開発が見返りが大きい」
「火星軌道に乗せる前に準備しないといけないことがありますからね」
「南極も・・・」
「紙幣の総量は大丈夫なんだろうな。大手が一気に在庫を抱えたら泣くだろう」
「累進課税が大きいですし。輸出先はありますから・・・」
「新規産業が生まれて、縮小するときゴネないでくれよ」
「民間も投資先を探してますし。取り敢えず臨時国債で賄えばいいかと」
「国債と国民基礎所得は格差是正で対になってるのが慣例なのだが」
「「「「・・・・」」」」
男たちは、国民にばらまいた金をどう回収しようかと頭を悩ませた。
できなければ、新規の需要を見つけた新参者が紙幣を回収し、ライバル会社が生まれる。
イラン
アメリカ民需商品に魅力がないためか、ドル建てで購入するのが難しいのか、
軍需品を輸出するよりなく、イラン空軍基地にF14戦闘機が輸出されていた。
テヘランのホテル
日本人たちが頭上を飛ぶF14編隊の飛行を見上げていた。
「あれがF14戦闘機か」
「かっこいいな・・・ さすが最新鋭機」
「ホルムズ海峡の制空権は完全ってことか」
「だけど、イラクが脅威を感じてくれるから、日本は武器輸出できるし。悪くはない」
「欧米は対立を煽って足場を築いてく、いい加減、分かってもムカつくよ」
「まぁ 日本は民需で利益を上げられる」
「アメリカは、イランの公共事業を日本から奪い続けてるが無理がたたって赤字続きらしい」
「もっと入札価格を下げて追い詰めてやるか」
「いや駄目だろう」
「大規模電力消費の割引分15パーセント以下でダンピング扱いだから逆算すると原価を疑われる」
「主要産業の電気代が列強の3分の1以下なんて言えないか」
「これから日本の電力事業が厳しくなるというのは?」
「人口が増え。産業が大きくなって電力量が増えるのに、荷電粒子発電を作れる神火人の人口は変わらない」
「設備投資で一人当たりの荷電粒子発電の生産性を上げてるが間に合わないかもしれない」
「軍が荷電粒子発電機を取りすぎてるんじゃないの」
「いや、9対1だからそれほどでもない」
「だといいけど」
バチカン市国 (0.44ku)
天光正教と聖炎主教の聖堂がバチカンの一角に建設されていた。
異教であり異例なのだがキリスト教系の天使ウリエル、サリエルの影が関わっており、
宗教上と信仰上の相乗効果が高いことから死神教の宗教代表の交換が決まっていた。
この日、法王の間に列強の代表が揃っていた。
「法王。陰陽師たちは?」
「今日は、ローマ市内を散策し。ジターノと接触してるらしい」
「少数民族を諜報員にしてるわけか・・・」
「たいていの国はそうしてますからね。日本情報機関が出遅れていたのが不思議なほどだ」
「まぁ いいだろう。彼らがいない間に話しを進めることにしよう」
「法王。我々は、神火風の秘密を知りたいのですよ」
「私も知りたいですな」
「法王。ウラン。プルトの真名を知ることができればエクソシストでも死神を鎮伏できるのは確かなのでしょうか」
「カトリックには、悪魔祓いの力がある者がいますし、真名がわかれば交渉できますよ」
「しかし、真名が分からなければ、煙を掴むようなものでしょう」
「我々は、目に見える脅威と、目に見えない脅威に晒されている」
「一つは核戦争と核の冬。もう一つは死神だ」
「核戦争と核の冬は、同じ立場で公平と言える」
「しかし、死神は不公平だ。死神は、一方的に我々を襲う」
「生憎ですが、彼らは、日本人は、ウランとプルトの真名を我々に教えるつもりがないようだ」
「宗教同士の協定があるでしょう。なんなら手荒なことでも・・・」
「そうは言われましてもね。バチカンにいる代理人が知ってるとは限らないでしょう」
「幹部が真名を知らなくても宗教上、支障がないので?」
「彼らの持つ式台に真名が隠されてるのですから、解読されたらどうですか?」
「「「「「・・・・」」」」」
「死神教をフェイクではないかという者もいる」
「信仰を信じるか否かは、心の中のことですし」
「なんにしても宗教的な交流はしますが、外交交渉は荷が克ち過ぎますな」
「死神教は、原始的な宗教だ」
「健康管理、危機管理が向上しますよ。キリスト教にとっても許容範囲です」
「外交使節の交換は、死神教の大きなプラスに働いている」
「我々バチカンは、カトリック信者からウラン姫、プルト姫の対処を求めれているのでプラスですな」
「バチカンと死神教の宗教間交流が、カトリック信者の不安に対する回答というわけですか?」
「ええ、宗教間パイプは、カトリックを捨てなくてもいいという相乗効果につながってますよ」
「献金が減りますな」
「献金額の半分は、再分配され。残りの半分近くも地元の公共事業だ」
「公共事業の半分は、日本に発注されてるだろうが!」
「入札で負けてるからでしょう。こちらバチカンの責任ではありません」
「日本の入札力が異常なのだ」
「日本の国際競争力の秘密は?」
「安定した国際情勢と自由貿易。資源国、産油国から円建てで資源と石油を購入」
「先進国との資本差、技術差、生産力はなく、高い知的水準と労働力」
「後進国との賃金格差は、円安、合理化、国民基礎所得の底上げで対処可能」
「貧富の格差が抑えられてることで拝金主義と利己主義が弱く。国民国家の意識が強い」
「何か、対処を考えてるのかね」
「自由資本主義の強化による利益誘導で、貧富の格差を拡大」
「日本国内の対立を強め。閉塞感の打開のため対外戦争」
「もう一度、日本を戦闘民族国家からやり直させて、疲弊させる」
「日本は、その手に乗るつもりはなさそうだが」
「「「「・・・・・」」」」 ため息
サンフランシスコ港は対日対中貿易で潤っていた。
逆に言うなら対日対中貿易がアメリカ西海岸経済を支え、その規模を東海岸並みに押し上げようとしている。
世界蔵相会議
「日本は、黒字貿易でズルい」
「アメリカはね。自国資源を使って利益をあげればいいだろう」
「日本は、世界に貢献して、お金を貸すべきだ」
「お金は、資源と交換ですよ」
「日本は、一方的に世界の安い資源を買い漁ってズルい!」
「自分の国で、お金刷ればいいじゃないか」
「インフレになるだろうが!」
「日本は、戦前戦中戦後、ずっと10パーセント台のインフレだけど」
「だから日本国内の紙幣を減らして、デフレにしてあげようとしてるんじゃないか」
「競争が減れば、大手業者は、市場を荒らされず安堵するじゃないか」
「それは経済支配であって、自由資本主義じゃない」
「「「「・・・・」」」」
「頼むよ。みんな金がないんだよ」
「金がないんじゃなくて、富を奪い過ぎたからだろう」
「つまり、財産税を掛ければいい」
「「「「「・・・・・・・」」」」」 ぶっすぅ〜〜〜
「商品を生産して、売ればいいじゃないか」
「国民がみんな貧乏で安い商品しか売れないんだ」
「日本製品は売れてるぞ」
「日本企業がダンピングしてるからだろうが」
「具体的に言ってください。意味不明です」
「日本の幹部クラスの給与を上げろ」
「過当競争で無理じゃないかな。賃金上げると商品単価に跳ね返って会社が傾く」
「カルテルを結べばいいだろう」
「カルテルは法律違反」
「ふざけんな! 先進国はみんなやってるだろうが!」
「アメリカ資本は、幹部クラスの賃金を減らして、国際競争力をつけさせたらどうか」
「かわりに労働者の賃金を下げて、リストラしてるわい」
「賃金の低下はともかく、原爆実験で国民を癌リストラは遺憾ですな」
「うるさい。うるさい。うるさい。うるさい」
「そんなことだから、いい製品ができないし。金の少ない消費者が商品を買ってくれないんじゃ」
「資本主義なんだよ。共産主義じゃないんだよ。ちったぁ ヒエラルキーを考えろよ!」
「ヒエラルキーを固定しないのが民主主義」
「ふざけんな! そんなのは国民に気付かせないんだよ」
「日本は、都市の数だけテレビ局と新聞社があってネットワークで繋がってるんだが」
「テレビ、ラジオ、新聞を大手メディア数社にまとめろよ。その方が統治しやすいだろうが!」
「衆議院が煩いから。そういう法律が通る可能性はないよ」
「じゃ アメリカ国債を買ってくれ」
「一番のお金持ちを殺して、遺書を偽造して遺産をアメリカ国民で均等に分けたらアメリカの経済不況は解決するよ」
「お、お、お、お、お金持ちを貧乏人にしたって。貧乏人はお金持ちになるとは限らないだろう」
「なるよ。うん百兆ドルが社会資本に還元されたら中規模企業10000社が興って、資本を回収するだろうから」
「雇用は増えるし、設備投資も増える」
「「「「・・・・・」」」」 ぶっすぅ〜〜〜
「そうそう、君らユダヤ人の心の友だか。下僕だか知らんけど」
「君らに復讐したいって朝鮮人がいるから。なんなら手伝って・・」
「もういい・・・」
繁華街
反日ギルド朝鮮チーム コード名 ムン キン リン は、味方のように振る舞いながら有力者に近づく
「これはこれは、軍人さん。今日もいらっしゃいましたニダ」
「おお、君らも好きだな」
「ノーパン喫茶は、大好きニダ」
「ははははは」
「最近の景気はどうニダ」
「景気が良すぎて、民間企業に比べて昇給が遅いのが辛いかな」
「それはいけないニダ。ストレスになるニダ。癌の元ニダ」
「そうなのか」
「ストレスは癌の元ニダ。癌は、とっても怖いニダ」
「そうか。怖いな・・・」
「日本の誇り、軍人をないがしろにするなんて酷い国ニダ。悪い国民ニダ」
「まぁ 前科があるからな・・・」
「そんなことはないニダ!」
「戦争を煽ったマスコミと、踊った国民が悪いニダ」
「日本軍将兵は皆、真面目だったニダ」
「あはははは・・・」
「本当に日本人は、嫌なことを軍人に押し付けてダメな国民ニダ」
「左翼が悪いニダ」
「そうだな。最近、軍をひどく悪く言う者たちがいるからな」
「大丈夫ニダ。任せるニダ」
「何かいい方法があるのか?」
「反軍思想を徹底的に攻撃するニダ」
「軍擁護部隊を編成するニダ。日本軍は悪くないニダ」
「日本軍の美談を一杯作るニダ」
「そんなにあったかな」
「演出ニダ。10倍にも100倍にも膨らませられるニダ」
「それは嬉しいな」
「そうニダ」
「まぁ そうだなぁ ちょっと頑張ってみようかな」
「がんばるニダ。応援するニダ」
「リベートと地位があれば、もっと頑張れるニダ」
「「「「あはははははは」」」」
「「「ウェーハハハハ!!!」」」
反日ギルド朝鮮チーム コード名 ムン キン リン は、軍人に接触することに成功し、
軍のイメージにダメージ3を与え、レベル16になった。
反日ギルドから 人肉カプセル が送られてきた。
「大成功ニダ。軍人に味方を作れそうニダ」
「後で左翼に嘘臭い美談にツッコミを入れさせるニダ」
「「「ウェーハハハハ!!!」」」
「日本人は心の寂しい寂しがり屋ばかりで、チョロイニダ」
「軍人の弱みを握って内部に入り込むニダ」
「クズ日本人は、面子と保身ばかり。朝鮮人の捨て身の強さを知らないニダ」
「敵愾心。捨て身の勇気。仲間との結束力で。日本と日本人に勝てるニダ」
「日本人権力者1人助けて、日本人100人殺せば、日本人は全滅するニダ」
「「「ウェーハハハハ!!!」」」
反日ギルドから次のクエストが送られてくる。
1、日本食品に毒を入れる。 2、日本の銀行を襲撃する。
3、日本人から金を騙し取る。 4、日本人を自殺させる。
5、日本女性を強姦する。 6、日本人を拉致誘拐する。
7、日本の文化財を盗む、放火する。
「「「・・・・・・・」」」
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月夜裏 野々香です。
日本人の精神も、少しずつ病んできているのですが、
まだまだ、謙虚を美徳として自制する傾向があるわけです。
ですが、大衆を侮蔑にする人が右にも左にもいますが、
大抵、半島か。半島の血が強い人が多いので注意が必要でしょうか。
総人口2億3264万人。
日本・輝夜 (72万ku) 日本・半島 内地人口1億1179万。
海外州人口1億2084万人
和洋州 (25万ku) 京杭大運河東部域 4526万
日満州 (100万ku) 外満州 4526万
扶桑(カムチャッカ・チュクチ)州 (121万ku) 1205万
大和(アラスカ)州 (171万7854ku) 1507万
南洋 (ハワイ、ビスマルク、ソロモン諸島) (10万6461ku) 301万
フィリピン バターン・コレヒドール島 日本自治 “桃太郎” 区 (1000ku)
マレーシア ブルネイ 日本自治 “金太郎” 区 (1000ku)
インドシナ ダナン 日本自治 “舌切雀” 区 (1000ku)
インドネシア パレンバン 日本自治 “浦島太郎” 区 (1000ku)
ビルマ ヤンゴン 日本自治 “因幡の白兎” 区 (1000ku)
シンガポール 日本人自治 “鶴の恩返し” 区 (1000ku)
日本海軍
第01機動部隊
36000t級伊勢型航空巡洋艦 伊勢
空母 海鳳(ハンコック)、雷鳳(タイコンデロガ)
戦艦 薩摩(ミズーリ)、駿河(ウィスコンシン)、
重巡 穂高(セントポール)、
軽巡 八瀬(ダルース)、黒部(サンタフェ)、白萩(モービル)、河津(ビロクシー) 駆逐艦18、
第02機動部隊
36000t級伊勢型航空巡洋艦 扶桑
空母 幻鳳(シャングリラ)、慶鳳(ボノム・リシャール)、
戦艦 因幡(アイオワ)、播磨(ニュージャージー)、
重巡 蔵王(ボストン)、
軽巡 天白(オクラホマシティ)、三原(アムステルダム)、日高(マイアミ)、天神(パサデナ) 駆逐艦18
白龍型潜水艦 50隻
排水量 水上3000t/海中4300t
全長90m×全幅9m×吃水8.5m
荷電粒子発電1000馬力〜1500馬力 20基
水上/海中20000馬力〜30000馬力 30kt〜36kt 航続距離60年
533mm8管 40本
乗員65人
“白龍” “雷龍” “慶龍” “神龍” “剛龍” “海龍” “陣龍” “蒼龍” “銀龍” “鋼龍”
“雲龍” “妖龍” “弓龍” “迅龍” “凰龍” “黒龍” “鎧龍” “零龍” “呑龍” “戦龍”
“朝潮” “夕潮” “巻潮” “波潮” “赤潮” “黒潮” “冬潮” “早潮” “夏潮” “磯潮”
“長波” “巻波” “高波” “藤波” “清波” “涼波” “早波” “浜波” “朝波” “高波”
“幽鬼” “鋼鬼” “慶鬼” “蒼鬼” “海鬼” “凰鬼” “弓鬼” “陣鬼” “彗鬼” “黒鬼”
1360t級エヴァーツ型護衛駆逐艦(21) 1740t級バックレイ型護衛駆逐艦(44)
1240t級キャノン型護衛駆逐艦(23) 1250t級エドサル級護衛駆逐艦(24)
1450t級ラッデロウ型護衛駆逐艦(4) 1350t級ジョン・C・バトラー型護衛駆逐艦(24)
ジェットエンジン
直径40cm級流星エンジン 直径60cm級彗星エンジン
直径80cm級蒼星エンジン 直径100cm級紅星エンジン 直径120cm級天星エンジン
“原爆を落とされた人々の世界平和を望む会”
広島 賀茂忠行 天光正教 ウリエル 死神ウラン
長崎 安倍晴明 聖炎主教 サリエル 死神プルト
第32話 1976年 『特別高等警察の原則 VS 反日魂』 |
第33話 1977年 『小惑星クルースン』 |