月夜裏 野々香 小説の部屋

    

天ぼた系 火葬戦記 『神火風』

 

 第55話 1999年 『太陽系時代と、金融蛇の腹の中』

 

 太陽系

  水星(4879.4km) 公転周期0.241年

  金星(12103.6km) 公転周期0.615年   “スサノオ”

  常磐 (アムン) M型 直径2.48km 公転周期350.96日

  浅間 (クルースン) Q型 直径5km  公転周期363.99日

  地球(12756.3km) 公転周期1年

               月(3475.8km)  公転周期27日7時間43.1分

  エロス 34.4km×11.2km×11.2 km S型  公転周期642.4日

  火星(6794.4km) 公転周期1.881年

                衛星ダイモス

  小惑星ケレス (直径952.4km) 公転周期1679日(4.6年)  “ツクヨミ”

  木星(142984km) 公転周期11.86年

                第4衛星カリスト (直径4820.6km) 公転周期16日16時間

                  “カグツチ” “高天原” “アマテラス”

 日本の宇宙勢力圏は、金星から木星へと広がっていた。

 金星と火星は開発配当分配があったものの、それ以外の星々は、自由競争だった。

 日本宇宙開発省では、太陽系外周天体に宇宙ステーションを送る準備をしていた。

 質量の大きな宇宙ステーションのスイングバイ、逆スイングバイなどの加減速のエネルギー消費の大きさから、

 器だけ移動させた後、資材と人材を送る方式に移行していた。

 宇宙開発省

 「6月は、アメリカが宇宙戦艦メインを火星に到着させる計画のようだ」

 「ダイモスで歓迎しないといけないのかね」

 「まぁ 歓迎すべきでしょう」

 「テキサスは地球軌道で留守番か」

 「テキサスは、メインが火星から帰還後、パラス行きを検討してるようです」

 「それは困るな。パラスは無人開発機を送っている」

 「しかし、パラスは無人。アメリカに先に有人でいかれると困る」

 「テキサスもメインも核弾頭装備だし、あまり、示威行動して欲しくないのだが」

 「こちらの対応を見ようと考えてるのでは?」

 「まぁ そんなところだろう」

 「政府は、なんと?」

 「特に動きはない」

 「ペスタを取られるのは嫌なんですがね」

 「ただの砲艦外交としか思っていないのだろう」

 「戦争になっても勝てないことはないだろうが。国民の大半を被爆させられたら困るし」

 「核の冬なんてされたら、宇宙開発はおじゃんだな」

 「こちらもメインに合わせて宇宙船を出しますか」

 「まぁ それくらいやってもいいが、ローテーションが狂う」

 「多分、日本の開発ローテーションを狂わせるのが目的かもしれませんね」

 「それで先行している日本の邪魔をして、追いつこうと?」

 「そんなところだろうが、アメリカも普通に輸送船を建造して、開発を始めたほうが早いと思うのだが」

 「力の信望者は、アメリカの国民性かもしれませんね」

 「あまり暴れられると、国防省主導で宇宙戦艦建造になるかもしれないな」

 「建造する動きがあるのですか?」

 「最新の荷電粒子発電は4475kw(6000馬力)」

 「逆算すると、2500個搭載すれば荷電粒子砲搭載の宇宙戦艦が出来上がり」

 「国防省は宇宙戦艦の設計図を描いてるし、荷電粒子発電機の分配量と予算次第でもある」

 「宇宙ステーションをそのまま宇宙戦艦にしたほうが、1G居住区があっていいと思うな」

 「俺なら小惑星をそのまま宇宙要塞にして荷電粒子砲を配置したほうが」

 「国防省は、格好いい宇宙戦艦を欲しがってるんだよ」

 「やれやれ」

 「取り敢えず “ミカヅチ” はパラス行きでいいか」

 「そうだな」

 「しかし、開発天体が多いと資材や人材が分散されすぎる」

 「どうせなら、エロスあたりを木星軌道に持っていきたいくらいだが」

 「まぁ その方が開発も早そうだが、あれだけの質量を動かすとなるとな・・・」

 

 

 広州港

  軽荷43000t/基準53000〜55000t/満載67500t

  全長305.0m(飛行甲板)270m×全幅73.0m×吃水11.0m

  蒸気タービン4基 80000馬力  最大速力19kt以上

  1130型CIWS3基 HHQ-10SAM18連装2基

  乗員1960名  艦上機50〜55機

 ロシア海軍アドミラル・クズネツォフ型空母2番艦ヴァリャーグはウクライナに編入され、

 その後、中国広東軍閥に輸出された。

 軍閥といっても海軍は、中国13軍閥統合軍であり、

 各軍閥から集められた精鋭で編成されていた。

 

 日本人武官たちが広州湾を見下ろす高台から中国空母を見下ろしていた。

 「空母じゃなく、海上カジノだってさ」

 「「「「あはははは」」」」

 「それを信じる奴はいないだろう」

 「しかし、中国軍閥統合海軍は、空母として再就役させる力があるだろうか」

 「そうだな・・・Ka27ヘリックスとMi24ハインドを載せて強襲ヘリ揚陸艦として使うと思うな」

 「中国は、空母で計画してるみたいだが」

 「中国人は嘘付きだから」

 「確かに陸上機に支援させながら、ヘリで強襲を繰り返されると台湾は辛いか」

 「港から出る前に巡航ミサイルで撃沈できるんじゃないか」

 「でも、ちょっとでも軍事情をかじれば12000t級鞍馬型ヘリ巡洋艦より弱そうと思うよ」

 「というより、6000t級綾波型巡洋艦でも撃沈できそうだが」

 「それは絶対に言ってはいけない。99.9999パーセント撃沈できるとしても秘密」

 「まぁ 最近、国防費が寂しいからな。もっとほかの国に頑張って欲しいものだ」

 「ていうか。宇宙なんか行くから。ほかの国も国防費どころじゃない」

 「とりあえずさ。大蔵官僚を宴席接待して気持ちよくさせて金を引き出させる」

 「大蔵省も国民の不信を買うの嫌がってるよ」

 「カラクリとか。宇宙と海中で活躍してなかったら猛反発だったらしいし」

 「んん・・・ 国防省で嘘を付けないから。印象操作で勝負しよう」

 「印象操作?」

 「流行りのゲームで中国空母を強い設定にすればいい」

 「中国空母で台湾とか沖縄に強襲揚陸させよう」

 「それで “中国空母すげぇ 強えぇ” と国民に思わせれば国防費が増えるはず」

 

 

 

 

 日本の4億7000万超えの総人口で、20歳以下は2億人を超えていた。

 小中高大の生徒は膨大になり、教育設備のマンモス化が進んでいる。

 窓口の狭い先鋭化の大学でさえ600校を超えようとしていた。

 大学は、高校の成績上位陣が半自動的に入る9割の公立大学と

 富裕層が面子のため公立の数倍の教育費を支払って大学認証させた1割の私大学に分かれ、

 富裕層から金を取れ的な私大学は、卒業生が馬鹿にされつつも存続している。

 富裕利権層群は、紙幣供給を減らさせ、拝金主義や利己主義を強め

 利権と金の力で、中小企業を支配し、一般大学に子供を入学しようと画策していた。

 しかし、国民基礎所得と非資本主義なポイントチケット制が不正を作らせない空気を作っており、

 試験も遺伝子検知器が本人認証として使われていた。

 結果、富裕利権層の子供でさえ、頭が悪ければ高卒上がりか、私大学行きとなり、学閥利権が守られた。

 某高校 化学室

 アデニン(A)とチミン(T)、グアニン(G)とシトシン(C)の二重螺旋の構造体があって、

 操作すると、組み合わせが変わっていく、

 ほかにも脂肪組織の構造体もあった。

 日本の教育市場は膨大で大量生産しているのか、教材も多種多様に揃っていた。

 外国なら大学にさえ置いてないような教材が当たり前のようにあって、

 視覚化されたことで超高校をえるような知的水準に達している者も少なくなかった。

 国際的な試験で日本人が上位を占め、国内の学力競争も激しかった。

 「これで、本当に上手く行くのか」

 「先輩からの情報だ」

 「いいのかね。内部情報じゃないのか」

 「商品化するから大丈夫だってさ」

 「でもこいうの作ってたら、怒るだろうな」

 「まぁ ヤドカリ商法だからね・・・」

 「おい、時間だ。試験結果が貼り出されるぞ」

 「じゃ 運命の試験結果を見に行くか」

 学年ごとの試験結果が壁ディスプレイに表示されていた

 これまでの前例で、上位10人は大学合格確定。

 10位から20位は、入学試験結果次第。

 20位から30位は、大学を選べば入学できそうだった。

 30位以下は、浪人するか。就職で。

 就職は青田買いの真っ最中で、卒業生の人事部社員数人が時々お茶に誘ってくる。

 大企業は宇宙開発と海底開発で先行しているものの、

 宇宙と海に興味がなければ、メリットは福利厚生と給与だけ、

 不景気ならともかく、好景気で国民基礎所得で下支えされてる、

 個人の好みで社風を選べる中小企業も

 低賃金でもポイントチケット制から派生した同好企業も人気があった。

 大企業が宇宙や海底に行くのも大資本と技術力のアドバンテージを利用した先行逃げ切り戦略でしかなく、

 そっちしか伸ばしようがない事情もあった。

 「13位か。大学。どうしよう」

 「浪人組と飛び込み組で、入試結果も変わるからね」

 「部の先輩は、バイオ発電チップ作って起業しようぜって言ってるけど」

 「脂肪発電って、本当に大丈夫んだろうか」

 「むしろ筋肉を使った発電がありな気もするんだがな」

 「いや、筋肉は重要な組織を破壊しかねないし」

 「脂肪発電なら体調を整えることができるし」

 「脂肪発電で、先輩が開発してるバイオ制御チップを動かせるなら人間コンピューターだろう」

 「むしろ、痩せたい女子が飛びついて買いそうだけど」

 「あはははは」

 17歳の少年は、自分の将来を決め兼ねていた。

 

 

 アメリカ合衆国

 死神党の躍進により政治勢力図が大きく変わっていた。

 政局は、金融蛇の傀儡の共和党と民主党か、対抗馬の死神党の選択でしかなく、

 次の選挙では死神党が第一党という可能性さえありえた。

 白い家

 「どこか、戦争できる国はないか」

 「ユーゴは、日本のせいで結束してますし」

 「ベネゼエラもアメリカを史上最悪の侵略国と公言してますし、やりにくいですね」

 「何より軌道上に日本の宇宙勢力があっては・・・」

 「なんとかしないと、次の選挙で負けるぞ」

 「日本を何とかするんじゃなかったのか。ますます国勢が隆盛じゃないか」

 「日本向けで、結婚、赤ん坊、子供を嫌悪排斥するようなサブリミナル効果の映像を配信しています」

 「ですが、日本のマスメディアは、独身排斥で、赤ん坊や子供を守るような映像配信が多いので・・・」

 「こちらの情報が相殺されてるわけか」

 「我が国に情報戦を仕掛けてくるだけはあるな」

 「もっと、拝金主義を讃えるような映像を作って、日本人を利己主義に篭絡させよう」

 「日本人に子供を産むこと育てることの意義を無くさせ、生物として生きられないようにしよう」

 「このままだとアメリカは3流国家になってしまう」

 『『『『自助自浄政策しろよ』』』』

 

 

 テレビ政治討論会

 “ええ、次の選挙で、死神党はどのくらい伸びるのでしょうか”

 “あの・・・ 死神党は、マスメディアが流してる印象操作ですよね。国民党と言ってもらえませんか”

 “ああ、すみません、母体が死神教なので、つい”

 “確かに母体は、天光正教と聖炎主教の信徒が7割を占めてますが、死神教でもないですよね”

 “あはははは、そうでした。そうでした。一般的な名称なので”

 “もう、悪意しか感じませんが”

 “あはははは、誤解ですよ。信徒でさえ、死神党と言ってるじゃありませんか”

 “だから、マスメディアのせいで、そう認知されてしまったのしょう。迷惑な話しです”

 “時に・・・ 死神党が第一党になった暁には、信用創造廃止を詠ってるのですが実現性はあるのでしょうか”

 “日本、中国、ベネゼエラ、チリ、ドイツで成功しており、急成長しています”

 “規定の事実なので、アメリカでも成功するでしょう”

 “アメリカ国民の大半は、パクス日本を恐れていますが”

 “パクス日本を作らせた原因は、信用創造にあると思います”

 “国民に均等に金を配り、成功者に国の経済を任せるのです”

 “信用経済でも成功者がいるじゃないですか。無能な人間に金をやる必要があるのでしょか”

 “国民の需要に支えられた成功者という意味です”

 “1万人から金を集められた成功者もいれば、10万人から金を集められた成功者もいるわけです”

 “もちろん、100万人から金を集めることができる成功者も現れるでしょう”

 “信用創造では、既得権と繋がった者たちや贈収賄で成功者となり”

 “国民の需要とは関係ない存在になっています”

 “人頭紙幣発行制度下の経済では違います”

 “底辺の1人がいなくなれば1万人でなく、9999人から金を集められた成功者にランク落ちするでしょうし”

 “10万人でなく、9万9999人から金を集められた成功者にランク落ちするのです”

 “国民が等しく力を持ち”

 “既得権で胡座をかいていた者たちは、生産効率が悪く淘汰されるでしょう”

 “共産主義的ではありませんか”

 “日本は共産主義国家でしょうか?”

 “貧富の格差は依然として強いですが、どこの国より既得権は弱く、新陳代謝は激しい”

 “皇華族と既得権に信任された貴族院の資産をすべて集めても日本の総資産の1000分の1もないのですよ・・”

 “フ、フードクーポンの現金化もするのですか?”

 “フードクーポンは、結局、国民から紙幣を奪って、既得権を守るための手段に過ぎませんし”

 “新興企業の形成に不利なのですよ”

 “死神教系の新興企業が多い、これは、我田引水なのではありませんか”

 “アメリカンドリームを達成したいだけなのです”

 “い、今でもアメリカンドリームはありますよ”

 “日本ほどじゃないでしょう。日本の創業成金は、アメリカの200倍はいますよ”

 “そ、それは、日本の人口が多く、累計されたからでしょう”

 “信用創造を廃止し、人頭創造で製造業を復活させない限り、アメリカの再建はないでしょう”

 

 

 

 ドイツ海軍

 7000t級騎士団型潜水艦 “アルブレヒト” “ジェモミスウ” が旧式化すると

 8500t級ブラウンシュヴァイク型原子力潜水艦が開発され建造が始まる。

   全長110m×全幅11m×吃水9.70m

   34000馬力 速度32kt 

   垂直発射巡航ミサイル12基   魚雷8菅×40本

     “ブラウンシュヴァイク”  “ヴィスマール”  “エッセン”  “オスナブリュック” 

     “カルマール”  “キール”  “グライフスヴァルト”  “ゲッティンゲン”  

     “ケルン”  “ゴスラー”  “シュトラルズント”   “デュイスブルク”

 核弾頭装備の原子力潜水艦が就航するとドイツの国政的な地位は上がり、

 発言力は、アメリカやソビエトにも並び始めた。

 日本がドイツに肩入れし核武装を助けたのは、アメリカとソビエトの対日姿勢を変えさせるためで、

 日本の宇宙開発をアメリカとソビエトに邪魔されないよう。ドイツを支援しただけでもあった。

 そして、ドイツの核武装が厚みを増すに連れ、米ソの対日姿勢も中和されていく、

 ドイツ将校たち

 「世界最強の原子力潜水艦か」

 「日本の潜水艦を除けばな」

 「日本は原子力潜水艦じゃないだろう」

 「絶対に怪しい」

 「だけど、ディーゼル潜水艦のように浮上と潜航を繰り返してるぞ」

 「前級のアルブレヒトは日本製原子力潜水艦で性能も良かった」

 「たぶん、アメリカの原子力潜水艦よりいいはず」

 「原子力潜水艦を建造できるのに配備しないのはおかしい」

 「そういや、日本は原子力発電所もなかったな」

 「“原爆を落とされた人々の世界平和を望む会” のせいだって聞いたことがるが」

 「“原世会” は反原発じゃないよ」

 「日本は核兵器を配備してるじゃないか。おかしくないか」

 「戦後、中東の石油を買えるようになって、いらないと思ったんじゃないかな」

 「だが、どうもおかしい」

 「まぁ クォーターでも日本海軍の中枢にはいけないからな」

 「それはそれとしてだ。宇宙開発予算を増やすから軍は押さえられることになるらしいよ」

 「またか」

 「結局、ユダヤ資本もアメリカ国内の製造業を強くすると金融支配が打倒されそうだし」

 「かといって、宇宙に足場が欲しいからって、日本だけでなく、ドイツにも投資したいらしい」

 「金融支配の国は、国民が敵って、どうかしてるよ」

 「まぁ 金融は経営現場から切り離されて、労使のコミュ二テーションが減る」

 「資本家と労働者の関係を主と奴隷の関係にしてしまうからね」

 「奴隷に金を与えるなんて馬鹿なことをしない」

 「統制経済を敷いて、雲の上の既得権で金を回しながら、働かないなら死ね死ねって発想だ」

 「しかし、それでは、国民の需要で経済を引っ張り新陳代謝に任せるドイツや日本に勝てない」

 「製造国なら国民に金を与えても、想像力、製造能力、管理能力、人脈、金脈がなければ起業に覚束無いからだ」

 「そして、アメリカ国民のほとんどがそう思い始めている」

 「多分、2000年の大統領選挙で死神党大統領が立って」

 「2002年の中間選挙で死神党一党独裁の流れか」

 「そうなると、FRB金融支配の終わりだから。それを防ぐなら内戦か対外戦争になるな」

 

 

 

 

 “集合的無意識。いわゆるアカシックレコードは無意識の渦だった”

 “無意識の渦は、人類という巨大な階層が存在し”

 “その下には、血統、宗教、民族、国家、言語といった幾つも重複する中集団の無意識層が存在する”

 “過去、この無意識層の法則性を利用してきた者たちがいた”

 “彼らは詠唱の形で言霊プログラムを作り、魔法、呪術、魔術を発動させた”

 “日本では、陰陽師、山伏、呪術が隠然と存在していたものの、体系化されておらず師弟継承だった”

 “日本帝国軍は、国内の特殊な能力者を結集して超常現象を研究し”

 “アカシックレコード上における日本語・日本民族の無意識層を発見した”

 “そして、法則性を解析し、言魂で自然に働きかけるアカシックJ言語プログラムを完成させ”

 “中集団における世界最強の民族言語呪文となった”

 “1945年の8月の年のことである”

 “当初、集団無意識の構造上、受身、あるいは、カウンター式だった呪式だったが」

 “研究が進むにつれ、次第に攻撃呪文へ変貌していく”

 “アカシックJプログラムは、日本民族・日本語を基礎とした五七五調か、4拍子の詠唱で・・・・”

 日本特別高等警察 創作情報戦略課

 「今回はオーソドックスな魔法かよ」

 「効果あるの?」

 「日本アニメ病でその手の話しが信じられやすい状況が作られてる」

 「アメリカ人が好きそうな設定にすれば、騙せるかも」

 「邦楽と文壇には、話しをつけてるから、口裏を合わせてくれる」

 「まぁ 合わせてくれるといっても、そういうものがあったかもしれないって程度だけどね」

 「だけど、500年に及ぶ技能継承史を捏造して、本格的な研究所や組織を作るって、どういうの」

 「各国とも世紀末2000年、新世紀2001年まで、神火風を正体を探ろうと予算を増やしている」

 「予算をかけてでも、なんとか、神火人が発覚しないようにしないと大変なことになるそうだ」

 「だけど、表立って日本帝国軍主導の開発はヤバくない?」

 「そうなんだけど、背に腹は変えられないというか」

 「なに、そこまで、追い詰められてるの?」

 「神火風調査の国際連携が進んで、創作課が仕掛けた工作が嘘だと思われてる」

 「ていうか、国内の神火風探求者たちが一役買ってるから頭が痛い」

 「神火風に助けられた日本が原因究明に消極的じゃ格好つかないしな」

 「むしろ、神火人がバレるか。国際金融マフィアが倒れるかの競争になってる気がするね」

 「そういや、アメリカの死神党は、FRBを打倒するから加勢してくれっていうし」

 「FRBは、スイス銀行にトリプルミリオン口座を作ってやるから加勢してくれっていうしな」

 「原価10セントもしない紙切れを100ドルにして、それをトリプルミリオン口座とか、お笑いだよ」

 「ぶっちゃけ、ドルで買いたいものが、ほとんどないから、ドルも魅力ないしな」

 「ユダヤ資本も一番モノが買える日本円で蓄財してるから円高傾向で、円国債とドル国債を交換しようとか」

 「原油も資源も円で買えるのに定期的ドルもらったって仕方がないだろう」

 「ていうか。原油も資源もほとんど自前できてるんじゃないの」

 「いや、希少金属は、まだ中国だけどな」

 「だいたいアメリカは、資本格差の奴隷制度のまま産業基盤を再建しようとか無理だろう」

 「金融蛇は、手と足がないから働かない」

 「二枚舌で騙して、拝金病と利己主義病の毒で弱らして、丸呑みだから」

 「アメリカ合衆国国民のほとんどが金融蛇の腹の中だろう」

 「貧富の人口分布は、ピラミッド型なのに。資産保有率は見事な逆ピラミッド型だ」

 「フードクーポンで更に格差が広がって生かさず殺さずで、拝金病と利己主義病が万延しているからね」

 「アメリカ国民が搾り取られるまでどれくらいかかるやら」

 「消化不良で生きたまま地獄を味わってるんじゃないのか」

 「マジに滅びたほうがいいわ」

 「ユダヤ人は、日本も国民基礎所得とお金を刷るのをやめたら」

 「新興企業や中小企業の追い上げがなくなって、税金と企業収益で利権を全て手にできる」

 「既得権は、永続的に日本を支配できて。民族を全て奴隷の傀儡に出来るって言ってたけど」

 「「「「あはははは」」」」

 「だけど、アメリカ金融蛇が滅びると製造業が回復して、日本の宇宙開発を追いかけてくると思うよ」

 「そして、世界の注目は神火風に集まって、神火人に気づくかもしれない」

 「そ、それは困る」

 「しかし、このまま、アメリカ金融蛇を放っとくと、騙される日本人も出てくるからな」

 「特にアメリカ拝金大学で教育を受けた貴族議員や官僚の子供は下積みなしの馬鹿が多い」

 「権力が欲しくてアメリカ資本のいいなりになるかもしれない」

 「本人はアメリカ資本と対等に組んでると思ってるかもしれないがね」

 「それも困る」

 

 

 

 日本国防省

 宇宙戦艦開発局

 設計研究とシミュレーションだけが進められていた。

 最新の設計は、全長260m×直径(艦首18m/36m/艦尾18m)の葉巻型で、

 艦首から艦尾にかけて中心軸に4475kw(6000馬力)級荷電粒子発電機2520個が12列210連で並べられ、

 最大発電力1127万7000kwで、通常イオンロケット推進で航行する。

 艦首砲で1000万kw出力の荷電粒子砲を搭載し、

 巡航ミサイル20基、40mmレールガン12基を装備し、

 進行方向と、太陽風側の先端からアルファ・ベーター粒子を自動放出することで、宇宙線の防御癖にしていた。

 長期の宇宙航行が可能で、艦内にドーナツ状のリニアベアリングがあって、遠心力で人工重力を作っていた。

 しかし、日本領有小惑星が宇宙要塞の如く点在し、

 宇宙輸送は無人コンテナ船で、妨害できる勢力が

 太陽光発電と原子力発電のアメリカ宇宙戦艦テキサスとメインしか存在しなかったことから、

 荷電粒子発電機装備のあけぼの型宇宙船よりはるかに劣る。

 そのため危機感こそ煽られていたが、宇宙戦艦の有用性は認められず、

 宇宙開発に爆進すべし、が権力層の一致する見解だった。

 「建造したいな。宇宙戦艦」

 「建造したいよね。宇宙戦艦」

 「むしろ、もっと大型にして人型戦闘重機カラクリをたくさん載せて、宇宙空母を建造したい」

 「「「「あはははは」」」」

 「戦う相手がいないけどね」

 「「「「・・・・・・・・」」」」 ため息

 

 

 宇宙開発省

 金星の3D映像で回っていた。

 金星の状況を知りたい者たちは、ここでデーターを集め、3D映像を眺めて研究する。

 検知機によって金星大気の流れや様相がわかってくると研究開発も進む。

 宇宙ステーション “スサノオ” は金星の大気をすくい上げながらドライアイスの軌道リングを建設していた。

 太陽風の強さは地球軌道のおよそ2倍で

 ドライアイスリングは、カーボンナノチューブで覆い、

 太陽光熱反射鏡発電を利用して、強力な磁場を作り、氷が溶けない磁気圏を張り巡らせていく、

 金星軌道リングは、最初細い線で少しずつ厚みと幅を広げ、

 ハニカム状の格子を作って、金星に当たる太陽光熱を10分の1に減らす計画だった。

 太陽の直射さえ防げば金星の温度は低下し、帯流は遅くなり、

 大気圏は低くなっていくはずだった。

 白人たち

 「意外に進んでるようだ」

 「小惑星帯の氷を金星に送ってるようだ」

 「それでも、軌道リングは、まだ細い気がする」

 「寄り集めて遮蔽スクリーンを作って、金星全体を冷やしていくんだろう」

 「そして、ほかの小惑星のようにスクリーンを自転させて、内側に1G居住区を作る気だ」

 「金星の分配は金星の地表だから、スクリーン側は日本人が専有することになるだろうね」

 「太陽風の強い、金星軌道になると太陽風のリスクが大きいような気がするが」

 「壁の厚みを大きくすればいいんじゃないか。材料はたくさんあるし」

 「金星に植民できるなら元は取れる」

 「それに着実に厚みが増しているからアラブ資本、華僑資本、印僑資本など、海外投資も増えてる」

 「ユダヤ資本もね」

 「日本の宇宙開発に投資する方が。アメリカの製造業に投資するよりましってことなのかね」

 「このままだと金星と火星表面を日本とアラブと華僑と印僑に取られて癪だろう」

 「というより、アメリカの民衆が金をよこせって、反FRBが大きくなってる」

 「たぶん、製造業に金をばら撒いたら死神教を中心に下克上が起きて御終いと思ってるんじゃないか」

 「日本、中国、ベネゼエラ、チリ、ドイツの人頭紙幣発行制度のせいだろう」

 「国債発行に比例させるか、紙幣発行に比例させるかの違いはあるが、経済成長で成功してるなら模倣しろってなるよ」

 「既得権を失えばバカが淘汰されて支配力がなくなるが、新陳代謝が良くなって成長は大きい」

 「ユダヤ資本にとっては、正念場だな」

 「しかし、太陽光熱反射鏡で集めたエネルギーで太陽風を防いでるがどうも、エネルギー変換が疑わしい気がするね」

 「日本は、原子力に準じる発電システムを保有してる気がするが」

 「未確認じゃ何を言われてもね」

 「未確認と言われても宇宙空中中継機がずっと飛んでるのを見たら原子力だと思うぜ」

 「一応、マイクロ波で充電してるってなってるけど」

 「ふん、疑わしいな」

 「それより、スクリーンを厚くしていくと重くなるから重心が狂うと金星に激突してしまうってことはないだろうな」

 「1G程度の速さなら、よほど重心が狂わない限りブレないだろう」 

 「むしろブレがないなら重くしたほうが安定する」

 「太陽風にスクリーンが押されるかもしれないが、重石を調整すればなんとかなるだろう」

 「日本ばかりが戦争してるのが面白くない」

 「嫌ならお金を放出して宇宙産業を育てるしかないな」

 「お金がないわけじゃない。持ってる奴が強欲で無能で臆病だから、お金を使えないだけだ」

 

 

 

 ベーリング海を挟む扶桑州と大和州の近海は遠浅で、巨大な海底農業が開発され、

 自給自足というより、その味の良さから農産物畜産物が輸出産業になっていた。

 流氷の下で、海中構造物の間を走る海底遊覧潜水車も開発され、

 たくさんの観光客を集めていた。

 海中で食べる食事は、乙なものだった。

 熊肉ステーキは、薄くスライスされたものが何枚も重ねられ、タレが絡みやすく、

 獣の強い匂いが抑えられていた。

 今のところ、海底で作られてる肉は家畜肉だけで、

 熊肉や鹿肉などキワモノは地上の肉だった。

 そして、キワモノの肉は、海底畜産肉と並んで人気があって、扶桑州や大和州で好まれた。

 「海中の建物が増えたな」

 「風力発電塔だろう」

 「温度差や朝夕も利用して発電してるが、ベーリング海の洋上風力発電は大きい」

 「宇宙太陽光マイクロ波発電で発電機いらずじゃなかったのか」

 「海外の原子力発電所の廃炉が増えてね。代わりの非常用だよ」

 「海底トンネルで扶桑と大和の間を速く、移動するのもいいけど」

 「こうやって海中を遊覧しながら移動するのもいいねぇ」

 「採算が悪いんじゃないの」

 「実は、宇宙マイクロ波発電のせいで、外国人が電気代を払ってるんで」

 「日本人は電気代がほとんどかかっていない」

 「だから事業を起こせばたいてい成功する仕組みになってる」

 「扶桑州と大和州を合わせて5300万人なのに」

 「こういうものを作れるのは、お金持ちが多いからあと、子供が多いからか」

 「生産で消費を作る経済でなく。消費で生産を引っ張る方式か」

 「生産で消費を作ろうとすると信用創造で借金できて踏み倒せる既得権が有利だからね」

 「消費者に金を渡して、消費で生産を引っ張る方式なら賃金格差の少ない新興企業が有利だ」

 「下克上だが、実力や能力主義で経済を引っ張って貰うほうがいい」

 

 

 大和(アラスカ)州 (171万7854ku)

 大和州は日本国防軍総司令部があり、

 州都大和京は、政官財が本部機能をいつでも肩代わりできるようなシステムを大和州に構築していた。

 そして、首都の宇都宮よりも潜在的な可能性を秘めているのか、

 有力者が別荘を作っていることが多かった。

 別荘で子供たちが銃を弄ぶ、

 「すげぇ〜 本物だ」

 「北海道と東北は、熊が出るのに規制されてるんだよな・・・」

 子供が銃口を木に向ける。

 「・・・本当に引き金が引けないのか」

 「上に向けたら撃てるぞ」

 「撃ちてぇ」

 「無駄に撃ったら飯抜きって言われてるだろう」

 「飯。我慢したら撃っていいのか」

 「2、3発殴られると思うぞ」

 「それは、ちょっと、だな」

 「それにこんな小さな銃じゃ熊を殺せない」

 「逆に怒らせて、殴られて食われる」

 「じゃ 何で持てるようになったんだ」

 「取り敢えず、怪我して動けなくなったりしたら、護身用で抵抗しろってことさ」

 「射撃訓練所なら熊の人形に向けて撃てるよ」

 「射撃訓練所じゃつまんねぇ」

 「じゃ スノーモービルで熊探しに行こう」

 「500m手前で警告されるよ。警告されても近づくとハインドが飛んでくる」

 「そしたら親にも伝わって、2、3発じゃなくて、10発くらい殴られるな」

 「じゃ 双眼鏡を持っていこう」

 「まぁ 遠くから見るくらいなら大丈夫かもしれないけどね」

 大自然の合間に200個ほどの中型城塞都市があって、人々は時折、大自然の中に入っていく、

 熊や狼が生息する危険な場所なため、

 熊や狼に近づくと携帯に警告の信号が送られ、離れるように警告され誘導される。

 また、銃の保有率が高く、子供でさえ護身用の銃を持ち歩くことができた。

 銃は、制御チップが埋め込まれ、赤外線スコープ付きで、対象は熊か狼で、

 それ以外は90度上にあげての威嚇でなければ引き金を引けない構造になっていた。

 軍隊用は敵味方識別付きで、新兵の教育が楽になり、

 ベテランになると、敵味方識別装置を外したものが配られた。

 この制御チップが開発されたおかげで扶桑州・大和州の条令が緩和され銃が普及した。

 特に対人で使えるわけではない銃だったが、ほかの州に持ち込めないため、

 扶桑州と大和州に異動する住人が増えていた。

 

 

 

 反日ギルド朝鮮人本部

 

 アメリカにある国立公文書館に現存する計画書

 朝鮮人たちがシャーマンを呼び寄せ、毎日のように祈祷を捧げていた。

 “信用創造の神FRBよ。日本国民の間に格差を作って憎み合わせ、日本を分割統治させるニダ”

 “成功すれば京都の支配を約束してくれたニダ”

 “日本を占領して、支配するニダ”

 “日本人から全ての利権と紙幣取り上げ、殺し合わせるニダ”

 “日本は滅亡するニダ。日本民族は死ね死ねニダ”

 “日本は滅亡するニダ。日本民族は死ね死ねニダ”

 “日本は滅亡するニダ。日本民族は死ね死ねニダ”

 “日本は滅亡するニダ。日本民族は死ね死ねニダ”

 

 

 反日ギルド朝鮮チーム コード名 ムン キン リン は、味方のように振る舞いながら有力者に近づく、

 「これはこれは、文部官僚様。今日もいらっしゃいましたニダ」

 「おお、君らも好きだな」

 「ノーパン喫茶は、大好きニダ」

 「ははははは」

 「しかし、最近は、ノーパン喫茶が少なくなったな」

 「こんなのやるの、中国人期間労働者しかいないニダ」

 「そうか・・・寂しくなるな・・・」

 「国民基礎所得をやめたら、日本人娘をノーパン喫茶で働かせることができるニダ」

 「中国人娘より、日本人娘の方がいいニダ」

 「んん・・・ 逆にマスコミが喧伝して、ノーパン喫茶が廃業に追い込まれそうだからな・・・」

 「それは困るニダ」

 「そう困る困る・・・」

 「イラッシャイマセアル。ドンペリ。オツギシマスアル」

 「おおーー」

 チラチラ チラチラ チラチラ

 「最近は、どうニダ」

 「子供がうじゃうじゃ生まれてる。将来、どうなるのかと不安になるね」

 「それはいけないニダ。衣食住が足りなくなるニダ」

 「まぁ 自給自足できる程度の穀物生産はあるし。宇宙でも食料を作る研究は進んでるよ」

 「しかし、教育は、このまま詰め込みでいいのかどうか」

 「宇宙開発学校のように推論型幼少児のカリキュラムを入れたもんか」

 「ゆとり教育するニダ」

 「ゆとりか・・・ 愚衆教育の別称として、いい感じの響きだな」

 「人間ゆとりも大事ニダ。詰め込むばかりが教育じゃないニダ」

 「自主性を重んじるべきニダ」

 「そうだな・・・」

 「しかし、宇宙に行くには知識が必要になるからな」

 「子供たちも宇宙に行くための勉強って感じで真剣だしな」

 「それは、いけないニダ。ストレスになるニダ。癌の元ニダ」

 「そうか」

 「ストレスは癌の元ニダ。癌は、とっても怖いニダ」

 「そうか。怖いな」

 「アメリカ型の天才教育するニダ。自主性から天才が生まれるニダ」

 「ほぉ」

 「アメリカ教材と教育システムを導入するニダ」

 「交渉上手な人と伝手があるニダ。10パーセント引きにする自信があるニダ」

 「それは凄い」

 「先生に5パーセント分をキックバックできるニダ」

 「あはははは」

 「応援するニダ。利権の味方をすれば天下りできるニダ」

 「そ、そうか」

 「それに、某長銀行は、担当者にお金を渡すだけで、10倍の金を借りることができるニダ」

 「お〜」

 「出世したいなら使うニダ」 ひそひそ

 「しかし、それだと、発覚したとき問題なりそうだな」

 「いい方法があるニダ」

 「先生が副業するニダ」

 「副業」

 「商品紹介業ニダ」

 「おお」

 「先生の紹介で必ず買うと某長銀行で買うから手数料が入るニダ」

 「商品は動かないのに。先生の口座に莫大な手数料が入るニダ」

 「莫大な手数料・・・」

 「でも半分は返してもらうニダ」

 「なんだ」

 「そこからニダ」

 「おおー」

 「日本人は、お金持ちの先生のいうことをみんな聞くようになるニダ」

 「おおー」

 「そこで金持ちになる10コツ教材を売るニダ」

 「お金持ちのいうことはみんな信じて買うから、先生は、お金持ちになるニダ」

 「その教材で、本当にお金持ちになるのか」

 「なるわけないニダ。ただの広告でイルミネーションニダ」

 「しかし、5、6人のお金持ちがいて、サクラが10人くらいいたら信じるニダ」

 「おおーー」

 「リベートと地位があれば、もっとたくさん協力できるニダ」

 「「「「あはははははは」」」」

 「「「ウェーハハハハ!!!」」」

  

 

 反日ギルド朝鮮チーム コード名 ムン キン リン は、文部官僚との接触に成功し、

 日本教育にダメージ1を与え、レベル38になった。

 反日ギルドから チゲセット が送られてきた。

 「日本は戦後52年。アメリカに絨毯爆撃された記憶を持つ老人が死んでいるニダ」

 「日本人は、恐怖で国家と民族を結束させていただけニダ」

 「日本人たちは自由主義と個人主義で平和ボケしてるニダ」

 「これから、個人主義、利己主義、拝金主義でバラバラになっていくニダ」

 「右翼に成り済まして、国と既得権を守って国民を殺すニダ」

 「左翼に成り済まして、国民と人権を守って国を殺すニダ」

 「とにかく、利権の味方しながら国と国民を殺すニダ」

 「中庸な奴は、言い掛かりと難癖で心を折って潰してやるニダ」

 「自由競争と格差マンセーで、国民基礎所得をなくしてやるニダ」

 「そのうち、文部大臣の弱みを握って、日本教育から国家と民族をなくさせて亡国教育してやるニダ」

 「歴史観、国家観、民族観を失わせて。人間不信を煽ればコミュニティが消えるニダ」

 「官僚を両班にしてやるニダ。日本を官吏と奴隷の天下り階級社会にしてやるニダ」

 「贈収賄政治で、もっと不正腐敗が増えるニダ」

 「既得権を強くして、お金を作らせないようにして、庶民から社会資本を奪うニダ」

 「自殺者と不審死と殺人を何万人も出すといいニダ」

 「日本人同士が憎み合うニダ」

 「日本人同士殺し合うニダ〜♪」

 「「「ウェーハハハハ!!! ウェーハハハハ!!! ウェーハハハハ!!!」」」

 「「「ウェーハハハハ!!! ウェーハハハハ!!! ウェーハハハハ!!!」」」

 「「「ウェーハハハハ!!! ウェーハハハハ!!! ウェーハハハハ!!!」」」

 反日ギルドから次のクエストが送られてくる。

  1、日本食品に毒を入れる。    2、日本の銀行を襲撃する。

  3、日本人から金を騙し取る。   4、日本人を自殺させる。

  5、日本女性を強姦する。     6、日本人を拉致誘拐する。

  7、日本の文化財を盗む、放火する。

 「「「・・・・・・・」」」

 

 

 

 

  

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 月夜裏 野々香です。

 そろそろ、終わりにしようかな。

 どうやって終わらせようかな。

 

 

 

 総人口4億7842万人。

  日本・輝夜 (72万ku) 日本・半島     内地人口1億7565万。

 

  海外州人口3億0321万人

   大和(アラスカ)州 (171万7854ku)            3191万

   扶桑(カムチャッカ・チュクチ)州 (121万ku)      2386万

   日満州 (100万ku) 外満州             1億2232万

   和洋州 (25万ku) 京杭大運河東部域      1億1732万

   南洋 (ハワイ、ビスマルク、ソロモン諸島) (10万6461ku) 566万

    フィリピン バターン・コレヒドール島 日本自治 “桃太郎” 区 (1000ku)

    マレーシア ブルネイ 日本自治 “金太郎” 区 (1000ku)

    インドシナ ダナン 日本自治 “舌切雀” 区 (1000ku)

    インドネシア パレンバン 日本自治 “浦島太郎” 区 (1000ku)

    ビルマ ヤンゴン 日本自治 “因幡の白兎” 区 (1000ku)

    シンガポール 日本人自治 “鶴の恩返し” 区 (1000ku)

 

  4200t級宇宙船

   “あけぼの” “はつはる” “あさかぜ” “あかつき”

   “あさつゆ” “ゆきどけ” “はるかぜ” “わかば” 

   “やまかぜ” “しらゆき” “はつゆき” “しらくも”

   “しらつゆ” “むらさめ” “はるさめ” “さみだれ”

 

 

 日本海軍

 第01機動部隊

  38000t級航空巡洋艦 播磨 長門

  36000t級伊勢型航空巡洋艦 伊勢

  12000t級鞍馬型ヘリ巡洋艦 出雲 吾妻 伊吹 生駒 愛宕 青葉

  6000t級綾波型巡洋艦

       綾波 敷波 荒波 浦波 淡雪 灰雪 秋月 葉月 夕雲 巻雲

       雪風 秋風 舞風 雷風 吹雪 初雪 冬月 涼月 朝雲 山雲

  38000t級強襲揚陸艦 相模

 

 

 第02機動部隊

  38000t級航空巡洋艦 薩摩 駿河

  36000t級伊勢型航空巡洋艦 扶桑

  12000t級鞍馬型ヘリ巡洋艦 鞍馬 浅間 八雲 春日 羽黒 白馬

  6000t級綾波型巡洋艦

      藤波 高波 磯波 白波 水雪 玉雪 夏月 照月 天雲 秋雲

      峯風 朝風 灘風 旗風 白雪 春雪 春月 若月 峯雲 白雲

  38000t級強襲揚陸艦 津軽

 

 

 白龍型潜水艦 50隻

   排水量 水上3000t/海中4300t

   全長90m×全幅9m×吃水8.5m

   荷電粒子発電1000馬力〜1500馬力 20基

   水上/海中20000馬力〜30000馬力 30kt〜36kt  航続距離60年

   533mm8管 40本

   乗員65人

  “白龍” “雷龍” “慶龍” “神龍” “剛龍”  “海龍” “陣龍” “蒼龍” “銀龍” “鋼龍”

  “雲龍” “妖龍” “弓龍” “迅龍” “凰龍”  “黒龍” “鎧龍” “零龍” “呑龍” “戦龍”

  “朝潮” “夕潮” “巻潮” “波潮” “赤潮”  “黒潮” “冬潮” “早潮” “夏潮” “磯潮”

  “長波” “巻波” “高波” “藤波” “清波”  “涼波” “早波” “浜波” “朝波” “高波”

  “幽鬼” “鋼鬼” “慶鬼” “蒼鬼” “海鬼”  “凰鬼” “弓鬼” “陣鬼” “彗鬼” “黒鬼”

 

 

 ジェットエンジン

 直径40cm級流星エンジン  直径60cm級彗星エンジン

 直径80cm級蒼星エンジン  直径100cm級紅星エンジン  直径120cm級天星エンジン

 

 “原爆を落とされた人々の世界平和を望む会” 原世会

 広島  賀茂忠行  天光正教  ウリエル  死神ウラン

 長崎  安倍晴明  聖炎主教  サリエル  死神プルト

 

 宇宙開発

   常磐 アムン (Asteroid 3554 Amun) M型 直径2.48km 公転周期350.96日 発見1986年

   浅間 クルースン(Asteroid 3753 Cruithne) Q型 直径5km  公転周期363.99日 発見1986年

   エロス (433 Eros) 34.4km×11.2km×11.2 km S型  公転周期642.4日 発見1898年

   ガニュメート (1036 Ganymed) 31.66km S型  公転周期1587.75日 発見1924年

   八雲 (6178) 1986 DA  M型 直径2.3km 公転周期1719.466日 発見1986年

 

 

 1984年 宇宙ステーション “高天原” → 小惑星エロス 34.4km×11.2km×11.2 km S型 公転周期642.4日

 1986年 宇宙ステーション “アマテラス” → 火星軌道 衛星ダイモス(15.0km×12.0km×11.0km)

 1994年 宇宙ステーション “ツクヨミ” → 小惑星ケレス (直径952.4km) 公転周期1679日(4.6年)

 1995年 宇宙ステーション “スサノオ” → 金星

 1997年 宇宙ステーション “カグツチ” → 木星 公転周期11.86155年 (直径142984km)  

                             第4衛星カリスト (直径4820.6km) 公転周期16日16時間32.2分(16.689日)

 1998年 宇宙ステーション “高天原” → 木星 公転周期11.86155年 (直径142984km)  

                             第4衛星カリスト (直径4820.6km) 公転周期16日16時間32.2分(16.689日)

 

 

 開発予定

  宇宙ステーション “ミカヅチ”  パラス or ベスタ

 

 

  

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第54話 1998年 『くたばれ、信用創造』

第55話 1999年 『太陽系時代と、金融蛇の腹の中』
第56話 2000年 『亡国利権と朝寇』