工具編(その3)

金属加工用の工具

必需品、安全ゴーグル

金属加工を考えているなら、どんな工具よりも先に揃えて欲しいのがこのセイフティゴーグル。

写真の、タミヤから市販されている物で十分ですので、作業時には必ず掛ける習慣を付けましょう。
掛ける前には、破損等が無いかのチェックもお忘れなく。


万力です

金属加工では、材料の確実かつ強固な固定が欠かせません。
よって、万力は必需品。

よく模型用に売られている、吸盤で机に固定する小型のタイプはすぐ外れるので危険です。
写真の用にネジで机に固定する物で、なおかつアゴの作りがしっかりした物をチョイスすべきでしょう。


彫金用糸鋸

真鍮等、金属板の切断に欠かせない糸鋸です。

手前のが替え刃で、ヘラクレスの0番。
何種類かあるので各種試しましたが、今の所これが一番使用頻度が高いです。

ハンドルの方はスイス製のメーカー不明品ですが、高級品でなくても、使い勝手が良ければどこのでも良いと思います。

但し、刃だけはヘラクレスやバローべ等の、彫金用の輸入品でなければ使い物になりません。


金ヤスリ各種

切断に次いで、金属加工で多いのがヤスリ掛け。

細かい仕上げは耐水ペーパーでもOKですが、荒加工では金工ヤスリが欠かせません。

そのヤスリですが、ホームセンター等で「セットで吊るして」売っているのは切れ味に劣るのでオススメしません。

写真のは、専門店で「1本いくら」で売っている物。
見た目は吊るしのとそう変わりませんが、切れ味が断然違います。


ダイヤモンドヤスリ各種

金工ヤスリと併用しているのがこのダイヤモンドヤスリ。

どの方向からでも使えるのと、やはり目詰まりしにくいメリットは捨て難い物があります。

写真左端の小さい方は里見デザインでも扱ってますが、こちらはプラ用としてもオススメ出来ます。


ヤットコ2種

金工用のヤットコ2種。

細い方はラジオペンチで代用出来る事もありますが、エッチングパーツの曲げ加工等も考えるとやはり専用品が欲しい所。

もし購入を考えているなら、先端に焼き入れの入った物をオススメします。

当サイト内の画像等の無断コピー・無断使用を禁止します。