ミリメートルモデリング 1/6 キュアピーチ

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ピーチ全身 - 正面

ピーチ全身 - 左側 ピーチ全身 - 右側

ピーチ全身 - 背中 ピーチUP - 正面

ピーチUP - 右側 ピーチUP - 左側

ピーチUP - 背中 ピーチUP - 俯瞰

impression

初めて目にした2012年夏のWFでは見事に抽選に外れて買えずじまいでしたが(当時は抽選販売だったのです)、その後のTF神戸で普通に売っていたので購入したもの。
表記は1/6ですが、組むと上下は勿論の事、前後方向のボリュームが凄まじいキットです。
いや、仮組みして机の上に置いた時「コレ、何処に置こう」と本気で悩みました・・・。

髪の毛パーツのボリュームに目を奪われがちですが、細かいパーツも多いので、洗浄でうっかり流さない様に注意が必要。
特に両耳に付くピアスなんかは要注意です。

それでは何時も通り頭部から。
瞳は前回のアスカ同様、眼球の境界を一段落とす感じで彫り直し、ペーパーを当てて若干アールを付けました。
あ、両耳ピアスの取り付けには変なモノ使いました。

髪の毛は気泡埋め&表面処理で発狂しそうになりましたが、こればっかりは地道に処理するしかありません。
結果論ですが、ペーパーでガリガリ攻めると却って気泡を発掘する事が多かったので、表面処理は「ほどほど」で抑えた方が良いのかも。
パーツ同士がかなり複雑かつタイトに絡むので、事前に組み方を確認するのをお勧めします。
特にパーツ固定用のピンを打つ箇所をしくじると組み立ての際に絶対ガリッと行きますので・・・。
組み上げるとそこそこの重さになるので、後頭部との固定には2mm真鍮パイプを深めに打ち込んであります。

根元に付く髪飾りのパーツは紐状の部分が折れやすいので注意が必要・・・と思った頃には既に折っていた(泣)ので、強度アップを考えて金属置換やってます。

胴体は細かく分割してありますが、パーツ同士の合いが良いので組むのにストレスはありません。
但しスカートに被さる部分の重ね合わせがタイトな故、互いのパーツの弾力で後々浮いてくる恐れがあるので、恒久的対策としてネジ止めして押さえ込む方式に改めてます。

スカートは3重フリルの上にガワが被さる構造。
このフリルのパーツ、組んだら全く見えなくなる箇所が結構あるので、馬鹿正直に隅々まで表面処理しなくても全く問題無いと気付いたのは完成直前だったりします(泣)

両脚は、ブーツのモールドをサフ吹きで浅くなりそうな所を重点的にケガキ針でちょっとさらってます。

今回一番アタマを悩ませたのが塗装。
公式作例を始めとしてネット上に作例が溢れていますが、殆どの作例がサフレスなんでイマイチ参考にならないのです。
(そもそもモニタが変われば色も変わります)
当方フィニッシャーズしか持っていないので、服の色はサーモンピンクを中心色にチョイス。
フィニッシャーズには純色のマゼンタが無いので、濃淡振るのにピュアホワイトとピュアレッド、ブルーパープルを使い、後からパールで微調整。
スカートのフリルはサフ吹きする故に光が透けないので、ボークスの蛍光ホワイトパールをこってり乗せ、光の反射で似た様な効果を狙ってます。

髪の毛は当初黄色ベースで調合すればそこそこ良い感じになるんじゃない?とお気楽に構えていたのですが、ご本人から「桃がオマージュだから単純な黄色じゃダメ」と言われたので、白桃の皮剥きながら眺めすかして方針変更。
色々試した結果、ファンデーションクリーム(フィニッシャーズの下地用色)をベースに白桃の果肉に近い色を目指し、濃淡は黒とゴールドパールで調整したのですが、うーん、写真にすると誰がどう見ても「ただの黄色」ですね・・・。

胸に付くブローチはあえて銀下地&クリアカラーで塗装。
縁の黒い部分は、細かくマスクしてもどうせ漏れるので、クリアカラーで塗装→オートクリアでコートした後にエナメルの黒をマスク無しでどばーっと吹き、不要な部分を拭き取る方法で仕上げてます。

そして瞳の色ですが、えー、5回ほど塗り直した挙句もう諦めました・・・弁解する気にもなれません。

「どやっ」と思いっきり反り返ったポーズな上に超トップヘビーなのでベースへの固定は必須。
前のアスカの時はベースの重さで安定性を確保しようとして見事に失敗したので、今回は正攻法として大判アクリルベースをチョイス。
頭の飾りがハートなんで、裏側から貼るシートもハート柄のを探して貼っ付けました。

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