2008年12月の魚

雨季の初めの大雨は、ほぼ終わりになりました。ローカルの漁師も漁に出るようになり、 冬場のいい魚もしだいに増えてきます。
クロダイの型の良いものが期待できます。

2008年12月1日

ミナミギンガメアジ ミナミギンガメアジ
ハン市場で見つけた貴重なギンガメアジ一匹。 売り子のダンナの漁師が持ち込んできた魚を即買った。いい魚はすぐ売れてしまうのだ。 ベトナム人はカラアゲにしてしまう。もったいない、刺身で食べなさい。


ギンガメアジ刺身 ミナミギンガメアジ刺身
アジ類の中でピカイチの刺身。歯ごたえも良くウマミが乗っている。

2008年12月1日

小アジ 小あじ
ハン市場で買った小あじ。上はクロアジモドキ、下リュウキュウヨロイアジ。
まとめて20000ドン(120円)
昨日買ったナンヨウチヌ、シロギス昆布ジメと味比べをしてみる。

刺身取り合わせ クロアジモドキなど刺身
ウマイ刺身を並べてみて味比べだ。それぞれウマイのだが、同時に食べるとどうだろうか。
(左上)ナンヨウチヌ(左下)シロギス昆布ジメ(右上)クロアジモドキ(右下)リュウキュウヨロイアジ
ちょうど食べているときに立ち寄った、ベトナム女性にも試食してもらった。
クロアジモドキ、チヌ、シロギス、リュウキュウヨロイアジの順にウマイそうだ。

2008年12月3日

ミナミギンガメアジ ミナミギンガメアジ
夕方ハン市場に野菜を買いに行った。ついでに魚売り場をのぞくと、小あじに混じり一匹のミナミギンガメアジが 手招きしている。買うしかない。今がシーズンなのかもしれない。
ミナミギンガメアジは九州以南、東太平洋沿岸に分布する。
34cm,600g,40000ドン(210円)。

イワノリ イワノリ
ギンガメアジを売っていたオネーサンが横に置いた袋から取り出し、これも買いなさいと。
初めてダナンで見た生イワノリ。これは吸い物にいい。
100gで10000ドン(60円)

2008年12月10日

クロアジモドキ クロアジモドキ属
波のいい時は早朝市場に行けません。そこで昼網で取れた魚を狙って夕方買い物に行きます。
おいしそうなシタビラメを買う気満々でしたが、一歩早く横のオバサンに持っていかれてしまった。 そこで新鮮なこのアジにした。今の時期にしか見かけない魚だ。
23cm,200g,20000ドン(110円)。
ダナンにはクロアジモドキ属の魚が2種いるようだ。

クロアジモドキ刺身 クロアジモドキ刺身
とろけるような食感が独特だ。そして、あっさりとしていて繊細な甘み・ウマミがある。 いい魚だ

2008年12月11日

ミナミギンガメアジ ミナミギンガメアジ
夕方買ったギンガメアジ。昼網で取れたばかりの魚。 おいしい魚は毎日でも食べたい。
23cm,600g,35000ドン(220円)。

ギンガメアジ刺身 ミナミギンガメアジ刺身
歯ごたえ・甘み・ウマミ・アブラの乗りなどすべて最高だ。 私はこの魚がアジの中で最上だと思う。

2008年12月12日

ハタ科の魚 ハタ科の魚?
昼網で獲れた魚を狙ってハン市場へ急いだ。夕方は魚の売り子は少なくなり、 選択肢は狭くなるが新鮮な魚が買える。一匹だけのハタを買ったが、 調べても名前がわかりません。刺身のテストだ。
28cm,400g,40000ドン(230円)。

ハタ刺身 ハタ科の魚の刺身
うまい。初めて食べたが、あっさりしていてウマミもある。刺身の色がきれいなのも いい。

2008年12月14日

カイワリ カイワリ?
小波なのでサーフはあきらめ、ハン市場へ。カイワリだと思って買った魚。 しかし、顔の形が少し異なる。
21cm,6匹で700g,35000ドン(220円)。

カイワリ刺身 カイワリ?の刺身
なかなかいい味である。ウマミがいい。この魚の大きなものが食べてみたくなった。

2008年12月16日

クロダイ クロダイ
大振りのクロダイが籠に山盛り。今がシーズンだ。鮮度はイマイチなので煮付けにしてみよう。
38cm,600g,40000ドン(230円)。円高に振れたので円に換算するともう少し安いかも。ありがたや。

2008年12月18日

コバンアジ コバンアジ
今日は波が悪いので、すぐに海から上がりハン市場に急行した。いつものローカルの魚を売るオネーサンの カゴにクロボシヒラアジ・マブタシマアジに混じり、美しいアジが一匹鎮座している。
小魚なので一匹だけ買うわけにはいかないので、ほかのアジも入れて300g買った。
20000ドンなり(140円)。 コバンアジは23cm,100g
コバンアジは南日本からインド洋に分布する。刺身は絶品であり、「旨味脂分ともに充分。一度食べたら忘れられない味」 とある。(市場魚貝類図鑑)

マブタシマアジ マブタシマアジ
マブタシマアジは鹿児島以南、琉球列島、インド・西太平洋に分布する。

2008年12月19日

コバンアジ刺身 コバンアジの刺身
上からコバンアジ・マブタシマアジ・クロボシヒラアジ。
コバンアジは歯ごたえが良く、かめばかむほどウマミが口に広がる。 マブタシマアジは甘みがある。クロボシヒラアジは平凡な味。
小魚ではあったが、特徴はつかめた。コバンアジの大きなものを食べてみたい!

2008年12月19日

オニアジ オニアジ
夕方新鮮な小魚を求めてハン市場に行った。ネコと私のエサだ。
オニアジが新鮮なので買った。500g,20000ドン(110円)。

オニアジ刺身 オニアジの刺身
ネコには塩焼き、私は刺身。赤みの刺身ではあるが、味はあっさりとしてうまい。
シーズンは終わったのか大型のものを見かけなくなった。

2008年12月22日

カキ カキ
今日はいい魚が見あたらなかった。カゴに山盛りのカキを買ってみた。
1Kg,15000ドン(90円)と安い。
カキ鍋にしてみましたが、あまり旨くなかった。身がやせているのでプリプリしていない。 もちろん日本産と種類は違います。カキは北国のものがいい。生ガキ食べたし。

2008年12月24日

ミナミギンガメアジ ミナミギンガメアジ(左)
今日は波チェック帰りにハン市場へ。海が荒れているので期待薄ですが。
おお、大物のギンガメアジがニュウニュウ(沢山)。50cmほどもあろうか。
残念ながら見送り。鮮度がイマイチで刺身にはできない。

2008年12月25日

オオグチチビキ オオグチチビキ(左)
良い波を味わって海から上がり、ハン市場に急行。クリスマス・ランチは グンナ氏の家に招かれているので(ターキーのグリル)、 夕食用に買ったのがこの魚。
前に一度食べたことはありましたが、名前が不明でした。南日本から熱帯に分布する魚。 まとまって獲れないので、日本の市場に流通しない魚だ。
38cm,500g,25000ドン(150円)

ムニエル オオグチチビキのムニエル
うまい。さっぱりとしているがウマミがある。
また見かけたら、必ず買おう。

2008年11月の魚

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