MRI 2007年1月30日(火)

核磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging, MRI)は核とはつくけれど、X線などの電離放射線を使用しないため、放射線被曝がなく、CTよりも鮮明な画像が得られるらしい。但し磁石を使用しているためペースメーカーや金属が体内にある人は受けられないし、狭いところに長時間(私の場合40分)入らなくてはならないので、閉所恐怖症の方には検査が難しい。私は特に検査の支障となるような不都合はないので何の心配もなくでかけました。18時の予約で20分前までに入所することになっていたので会社を定時で退社し、急ぎ水道橋の駅へ。外部の検査機関は市谷から歩いて10分弱と言うことだったので、十分間に合うはずでした。ところがこんな時に限って夕方の時間帯に人身事故があり、電車が遅れていたため10分遅刻してしまいました。
簡単な問診と先生からの説明の後、検査がはじまりました。まずは、大きな音がするので耳栓をし、私の場合は左の乳房のため、体勢はうつ伏せで左の胸をあいている穴に入れるような感じ。そして左腕には点滴の針を刺され、右手には気分が悪くなったら連絡するためのブザーを持たされました。「お顔は右か左かどちらか楽なほうに向けてください。約40分ほど身体は動かせなくなります」と説明され、背中をベルトで固定。このまま40分じっとしているのはちょっと辛そう。そして撮影が始まると、工事現場のような、ガード下のような大きな音がしてきます。時に音の波長が変わります。音はうるさく眠れるような心地よい音ではないため、さすがに眠ることはありませんでしたが、思ったよりも40分と言う時間の長さを感じることもなく検査終了。帰宅時にもまだ人身事故の影響が残っていて電車はものすごい混雑で、一気に疲れが倍増しました。

MRI

MRI装置:画像は私が受けた病院外部の検査機関のHPより無断で拝借(ごめんなさい)

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