外来/治療費と保険金 2007年8月7日(火)
前回の診察からほぼ二月、乳腺外科外来診察に行ってきました。6月5日の診察時、「術後(手術は2月20日)そろそろ半年経つので半年検診の予約を次回いれましょう」と先生はおっしゃっていました。なので、今日は診察だけのつもりで出かけたのですが、検査日設定の際、「今ちょっと仕事が忙しいので、8月25日以降でお願いしたいのですが」とお話したところ「じゃあ、今日レントゲン(胸)と採血をしていってください。そして、次回くる時にまずエコーを撮り、すぐに結果を出してもらってから診察しましょう。そうすれば、その時に血液検査の結果もでているので」と。なるほどそうすれば検査とその結果を聴くために2日休まなくてはと思っていたけれど、1日ですむのね〜。わが担当医はこういうところは実にテキパキと効率よく予定を組み入れてくれます。 ということで診察後、レントゲン撮影のためまずは3階へ。レントゲン室より撮影を終えて出てきた時、3〜5月に掛けて毎日お世話になっていた放射線技師さん(放射線治療室は地下1階)とバッタリお会いしました。「お元気ですか?」と言われ「はい。その節は大変お世話になりました」とお礼を…。技師さんはにこやかな顔で「今、暑いですから気をつけてくださいね」と。因みに技師さんは、背は私より少し高いくらいで小柄な男性ですが、職人っぽい雰囲気の角刈り頭でハンサムな方です(年齢は40代後半〜50代かな)。その後、2階で採血をして帰宅しました。
ほかに、売店で購入した手術時必要な物品や傷に貼るテープなどがあります。 放射線治療終了時までで30万円ほどでしょうか。私の場合、入院期間も3日間と短く抗がん剤治療もないため、それほど大きな出費ではありませんでした。 そして、請求すれば給付される金額もあります。何かと話題の社会保険庁からは高額療養費制度(同じ病院や診療所で支払った1か月の医療費が、80,100円を超える場合には、その超えた額が手続きをすれば戻ってくるという制度)で、国民健康保険や共済保険などの場合です。会社員の方は、多分私と同じで所属する健保組合からの給付が受けられると思います。 その組合により、請求しなくても自動的に給付される場合もあるようですし、また個人負担額もまちまちのようですが、わが印刷健保は1か月1医療機関に3万円以上支払ったときには、その請求により差額の金額が給付されるということです。内訳により医療費と認められないものもあるので、病院の領収証の金額−3万円=給付額、ではないようですが、私の場合13万円ほど(2〜4月)給付されました。 そして勿論、自分でかけていた生命保険金も請求し支払われました。まずは手術費ですが、私の場合、癌根治手術は日額×40倍だったため、40万円。そして放射線治療費も50グレイ以上だと手術費として日額×10倍で10万円支払われました。 ちょっと残念だったのは、私の契約は「入院5日以上」でないと入院費が支給されなかったことと、術後の通院費も「5日の入院後」の通院、と言うことで支払われなかったことです。放射線治療で確実に28日は通ったので¥3000×28日…。でもあまり欲張らず、50万円支払われただけでも、病院への支出額よりは多かったのだからよしとしなければ…。更に大きな収入となったのは、生命保険特約の三大疾病保険。病気になって治療費の捻出に頭を痛めるのは心細いですからね。それだけでも気持ちがおおらかになりました。まだ自営業をしていてその収入が年々減りはじめた時、それまで月(特約込み)¥43,000ほど支払っていた保険料を見直したのですが、基本契約を減額して三大疾病は残しておいてよかった!(特約部分だけでも15年分で約180万円位払い込んできました)癌を患ってしまった今、もう保険加入できないので、もしもの再発・転移に備えて減らさないようにしなければ、と思っていますが、部屋のリフォームもしたいなぁ…なんてことも考えています(まだ行動を起こす元気は戻っていませんが)。 今後の出費は無事再発・転移しなければ、5年間のホルモン治療薬(飲み薬)アリミデックス1か月(30錠当たり)¥5,910と、半年検診の検査料ということになります。 |