乳腺外科の強化 2009年4月26日(日)

定期検診
4月7日、お休みを頂き乳腺外科の定期検診に行ってきました。…といっても、前回(昨年12月と今年1月)に早めの2年検診で色々検査したこともあり、今回は前回先生がおっしゃったとおり、触診(&お薬の処方)のみ。
名前を呼ばれ診察室に入ると、いつもは定番の白衣姿なのに、この日は紺の半袖の手術着のような上着で椅子に座っていた担当医。そういえば、前回の記事に記載した3週間おきにハーセプチン投与中のTさんのお話によると、 「先生は火曜日しかこの病院にいないようなのに、火曜日に診察のほか手術もしているのよ」とのことだったから(私たちが手術を受けた時の先生の手術着はグリーンだったような気がするけれど)、もしかしたら本当に手術着だったのかも。それにしても半袖から見えている腕が結構太い…というよりちょっと太めと言ったほうが正しいかな。大学病院(常勤)と掛け持ちで忙しいはずなのに太ったのかしら? さて、診察は、特に異常なしで5分もかからず終了。
この日、待ち時間中にコンピュータのご機嫌が悪くなったらしく、看護婦さんが「電子カルテなので、コンピュータが止まってしまうと診察が出来ません。復活まで10分ほどお時間がかかりますので、ご了承ください」と待っている患者さん一人ひとりに説明して回っていました。私の仕事もコンピュータ無しではできないのですが、時々わけの分からないことが起きるので、そんな時はコンピュータシステムって便利なんだかどうなんだか…と思ってしまいます。
そしてまた、4月からシステム(診療科等)の変更があり、それがまだうまくコンピュータシステムに反映されていないためだったようなのですが、受付票に「乳腺外科の予約番号と、(消化器)外科の予約番号」の二つが印字されており、診察待ち中、私の頭の中もちょっと混乱。「もしかして、新しい先生の名前があったけれど、わが担当医は大学病院専任になって、この病院からいなくなってしまうのかな〜」なんて。診察室に入って触診が終わったところで「先生はまだいらっしゃるんですよね」と聞いてしまいました。すると、かる〜く「いますよ〜♪」と、答えが返ってきました。よかった! 最後に次回の予約。最近、担当医の診察日に第一土曜日も加わったようなので、「第一土曜日でもよいのでしょうか?」と聞いたところ、「あ、都合があえば第一土曜日でもいいのですが、次回7月の第一土曜日は、生憎学会があるのでお休みにしてもらっているんですよ」と。帰宅後ちょっと調べてみたら、東京お台場で「第17回日本乳癌学会総会」が開催されるということでした。先生はとても忙しいのですね。
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乳がんの診療内容をグレードアップ
私の通院している病院は、今まで乳腺外科は外科の中に含まれていたのですが、この4月から 独立した診療科となり、その診療内容もグレードアップすることになったようです。乳腺の先生も今までわが担当医1人しかいなく予約診察のみだったのですが、4月から2名増員になりました。そして、病院HPによると「5月からは新たに、形成外科と美容皮膚科の先生及び腫瘍内科の先生を迎えます。その結果、放射線治療の先生方も含め5診療科によるチーム医療で乳がんの診療に当たることができ、より質の高い医療サービスを提供できるようになります。」とのこと。
病床200程の中規模病院で、「がんに特化していく」という病院の基本方針なのですが、乳腺外科を強化するということは、乳がんは確実に増えていくという予想なのでしょうか。(特に若い)女性にとっては辛くて困ったことですが、「乳がんにだけは縁がない!」と思っていた私が患ってしまうくらいですから、やはり増えているのでしょうね。

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