高校サークルで出された報告集一覧・2005年
 2005年7月29日(木)、30日(金)    第45回全道数学教 育研究大会・高校分科会 音更中学校にて 
01 対数の導入
氏家 英夫 帯広白樺高校 全国大会で行う授業と同じ実践をビデオに 撮って、出席者が「鑑賞」し、批評した。
02 ガウスの黄金定理

真鍋 和弘 札幌篠路高校 平方剰余の相互法則;pが4m+1型の素数ならば、
≡−1(mod p)は解をもつ。
03 市民の数学 対数 成田 収 静内高校 1/xの積分を歴史的に見て、対数の発展を後付けした。聖ヴィンセン ト、ニュートン、オイラー、ガウス、コーシー、リーマン、複素関数の積分としての対数にまで至る。
04 円関数の指導(展望と実際)
渡邊 勝 立命館慶祥高等学校 円周上を回転する動点の解析としての円関数(三角関数)を展望しなが ら、現行指導要領の弱点を克服する実践。
05 三角関数の加法定理について

清水 貞人 札幌新川高校 加法定理の証明についての実践報告。
06 フィボナッチ数と黄金比 小林 隆
清水高校
+1+ 2+3+5= 5×(3+5)という性質を使って、これを絵にしてみる実践。隣接二項の比
1/1,2/1,3/2,5/3,8/5,13/8,21/13,34/21,55/34,89/55,・・・
が黄金比に収束していく。

2005年6月18日(土)、19日(日)    6月例会 紋別市・紋 別北高校 にて 
01 フィボナッチ数と黄金比 小林 隆 清水高校 + 1+2+3+ 5=5×(3+5)という性質を使って、これを絵にしてみると渦巻きができる。隣接二項の比
1/1,2/1,3/2,5/3,8/5,13/8,21/13,34/21,55/34,89/55,・・・
が黄金比に収束していく。これらを教室に持ち込んでの話。
02 美術と数学についてのメモ

小林女史
「数学に拒否されている」者が「数学はただ圧倒的に美しい」ことばに 惹かれながら感ずる疎外感を克服するために、逆に美術の美の中に数理を見いだそうとす る。
03 数列の和の公式 清水 貞人 札幌新川高校 自然数の平方、立方による数列の和の公式を示す階段状の模型を作り、 それを教室に持ち込んだ実践報告。

04

これでいいのか確率計算



渡邊 勝

立命館慶祥高校
教科書、確率の例題で は、まるで分数計算の例示のような解答が見られる。少なくとも、その分数が何を示しているのか適切な記号を使うべきである。また、試行;事象などのことば が初めに出たきりで、適切に使われていないことを批判する。
05
三角関数・パラパラの作 製

清水 貞人 札幌新川高校 手動アニメーションを作 り、sin、cosの概念を理解する実践。
アニメの型紙も提供してくれた。

06

数論的ピタゴラスの定理



真鍋 和弘

札幌篠路高校
x、y、zを自然数とす る。x+y=z  の解は無限個存在する。x+y=z  解が互いに素ならば、x=a−b、y= 2ab、z=a+b2 但しa,bは互い に素で、奇数と偶数の組。
07
市民講座数学 対数発展編へのスケッチ 成田 収 静内高校 1/xの積分を歴史的に見て、対数の発展を後付けした。聖ヴィンセン ト、ニュートン、オイラー、ガウス、コーシー、リーマン、複素関数の積分としての対数にまで至る。

2005年3月5日(土)、6日(日)    3月例会 旭川市・ 旭川第一ホテルにて 

01 パワーポイントを使った授業
石黒 正行 北照高校 不得意感を持つ生徒のために、数学学習の要 点を強力に示した教材の紹介。
02 ピックの定理

菊地 三郎
小野幌小学校
格子点平面に図形を描くと、その面積Sは、図形内部の格子点の数m、辺上の格子点の数nとして、S=m+n/2−1
小学4年生に、示すプラン。
03 数論的ピタゴラスの定理 真鍋 和弘 札幌篠路高校 数論的ピュタゴラスの定理、ディオファントスの不定方程式、ディオ ファントスによる素数の分類、フェルマーによる平方数の和の定理、平方剰余に関するオイラーの基準、二個の平方数の和で表される自然数など、将来教材にな る事項の先駆的紹介。
04 二次関数『平方完成』の指導
〜授業困難校での試み〜
石島 悟
静内農業高校 平方完成例題を、易から難に型分けをして、生徒が取り組みやすいよう に配列し、成就感を持たせる工夫をした。
05 しいっ て、数世 界げよう    〜中T初めての数学〜

田中喜久男 旭川緑ケ丘中学校
×(−1)に符号を逆転させる働きがあることに注目して、子ども達に、負数という新しい数を作らせる実践。
06 市民講座数学 対数発展編へのスケッチ 成田 収 静内高校 1/xの積分を歴史的に見て、対数の発展を後付けした。聖ヴィンセン ト、ニュートン、オイラー、ガウス、コーシー、リーマン、複素関数の積分としての対数にまで至る。

2005年1月10日(金)、11日(土)    1月例会 札幌 市あけぼの旅館にて 

01 高校「数列」の授業プラン
高橋 哲男 稚内北星学園大学 0番目の項、早期に漸化式、階差数列を導入 する。微積分と階差数列・数列の和の対応、手触り感のある問題・教具、
漸化式を行列表現して、その固有値の役割を認識する。
02 つれずれなるままにU

保田 峰男
東北大学学生

03 数学を伝えたい
 石島 悟 静内農業高校 二項定理、漸化式の指導のなかで、生徒が発する根源的・基本的問題意 識に丁寧にこたえていく実践。
04 7のファンタジー
見 る 渡邊 勝 立命館慶祥高校 人間集団中の有限射影幾何。わずか7点からなるヴェブレン・ヤング空 間の立体模型づくり。
05 数学教育のニュースタンダードを確立して広めよう。

清水 貞人 札幌新川高校 1.楽しく質の高い授業で、教養ある市民を育てよう。2.21世紀の市民に求められる共通教養とは。3.どのように市民の支持を得ながら広めるか。4.札 幌では始めています。
06 市民講座数学 対数発展編へのスケッチ 成田 収 静内高校 1/xの積分を歴史的に見て、対数の発展を後付けした。聖ヴィンセン ト、ニュートン、オイラー、ガウス、コーシー、リーマン、複素関数の積分としての対数にまで至る。


07


数論的ピタゴラスの定理





真鍋 和弘


札幌篠路高校
数論的ピュタゴラスの定 理、ディオファントスの不定方程式、ディオファントスによる素数の分類、フェルマーによる平方数の和の定理、平方剰余に関するオイラーの基準、二個の平方 数の和で表される自然数など、将来教材になる事項の先駆的紹介。
 08
 
円順列の指導方法について



清水 貞人

札幌新川高校
円順列教科書の例題で は、5人の場合によるが、5人では多すぎる、「回転すると同じ」は当たり前すぎて分かりずらい。
対案として、1,2,3,4人と順を追って展開し、自然に公式が得られるようにした実践。

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マ サル のレポート
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