見極め〜その1〜
さて、ここからが実践に向けての解説となってくるだろう。では、まずどんなお店が取り易いのだろうか。条件は、次の5つである。
@近くに競合店があるか。
A集客力
B店の規模と他ゲームなどとの兼ね合い
C景品の回転効率
D回収日と放出日
それぞれを順を追って解説していくことにする。
まず、@近くに競合店があるか、である。この件に関しては資本主義社会の性質を考えればいうまでもない。パチンコ屋であれ、スーパーであれ、周りに競合店があればサービスの質などの条件は向上する。激戦区のパチンコ屋は釘を開けざるを得ないし、スーパーは値下げ競争に走る。UFOキャチャーの景品も同様に、近くに競合店があれば取り易くなる…のは普通であるが、その辺は他の4つの条件の参考までに考えて欲しい。
A集客力は、@の付加条件となる。集客力の低い店は、必然的に一人の客単価が上がらなければ経営は成り立たない。そのため、C、Dで述べる条件の悪化に繋がる。
B店の規模と他ゲームなどとの兼ね合いは重要な要件となる。最近は、ビンゴ大会や抽選会を無料で行なう店舗が増えている。一見してみれば、「無料で物が貰えるからお得」と感じるかもしれないが、タダほど高いものはない。結局は、客側の落としていくお金から品物代を抽出しているに過ぎないのである。また、店の規模が大きくなれば必然的に他のゲーム機も増加し、景品が獲得しやすくなる。それはなぜか?答えは簡単である。店舗側の利益に占める経費としては…光熱費、人件費、メンテナンス費、ゲーム機入れ替えにかかる費用、そして品物の購入費(景品やプリクラのシール)なのである。メダルゲームやアーケードゲームは実質、客側が金を入れてくれるだけの貯金箱なのである。結果的に貯金箱の回収割合が高い店舗は景品への還元率が高いのである。
C景品の回転効率の良い店舗は優良点と言えよう。頻繁に景品が変わっている店舗はそれだけ取り易いことを意味している。逆に1ヶ月以上も同じ景品がある店舗は…名言は避けることにする。
D回収日と放出日に関しては、今まで述べてきたことの総決算といえるだろう。仮に、50個を10000円で仕入れた景品は最低でも10000円以上を客が投資してくれなければ店側は損失となってしまう。しかし、Bでも述べたように、他のゲームから回収できる店舗は損失を相殺することも可能である。逆に言えば、他のゲームで利益の上げられない店舗は、UFOキャッチャーで回収に走る。概ね、仕入れが回収できた頃に、ようやく放出モードとなる。他の人が容易に獲得していたり、急に景品が減り始めた頃が狙い目となる。
以上は、経営的な面から見極めをするための知識である。経営学を学んでいる人や社会人の人、サービス業に携わっている人には「当たり前」の知識かもしれない。
見極め〜その2〜では少しマニアックな見極めを伝授したいと思う。