2005.04.27 千曲川 『最初が肝心』
 
今日は釣り仲間のN.Sと千曲川に釣行した。天気は雲1つ無いドッピカン。気分的には気持ちが良いが釣りの条件としては歓迎出来ない。あとは八ヶ岳から吹き降ろす風が出ない事を願うのみ。
現地には9:00頃の到着。男橋付近から川沿いを車で走りながら川の様子を伺う。今日は前回に比べると釣り人が少ない。と言うより1人もいない???おかしいと思いながら更に上流に走ると納得。通称=階段の所でシャベルカーが川をかき混ぜているー!そりゃ下流に釣り人はいない筈だは(苦笑)
 
まだ雪がだいぶ残る八ヶ岳
 
 
更に川の様子を伺いながら車で移動すると、体育館前でライズを確認したので狙う事にした。仕度をし川に降りると先程有ったライズが無くなっている。仕方なくしばしライズ待ちを決め込む。N.Sは釣り上がってくると上流に行ってしまった。ライズ待ちをしている間に水温を計ると9℃。悪くはない水温だがこの時期の千曲としては少々低いような気がする。この頃になって予想していた風が出はじめた。
30分程ライズ待ちをすると数箇所でライズが有る。しかしどれも散発なライズばかり。1番安定してそうなライズに的を絞りCDCダン#18を風に邪魔されながら流し込むと数投目で綺麗に吸い込んだ。23cm程のヒレピンだ。(撮影前に逃亡される)先程1匹釣ったポイントの奥でもう1つライズが有る。結構でかそうだ。護岸の草の下に潜っているらしく時折出てきては大きい口先を出している。慎重に距離を計り護岸ギリギリにフライを落とす。しかし、風でラインがのばされナチュラルに流せるのは1秒程。案の定ドラグが掛かった瞬間に出てしまった。針は触っていなかったらしくライズは続いている。しかしフライを替えようが、ティペットを細くしようが、その後2度と反応は無かった。やはり千曲位のスレた魚は1発目で決めないと駄目のようだ。日々釣り人に虐められて学習しているのだから当たり前と言えば当たり前だが・・・。
結局この魚相手で午前中は終わってしまった。護岸の上から見たらやはり尺近い魚だった。ちくしょー!!

イワナ23cm位
気を取り直して前回に良型が釣れたポイントに移動。今日も5つ程ライズをしている。ライズから推測するとどれも良型のようだ。しかしここも流れが巻いていてナチュラルに流しずらい。スラックを入れたいのだが相変わらず風に邪魔される。ライズフォームと時間的にフライはシャックパターン(オリジナル)を使用。1投目でフッキングしたがドラグでフッキングが浅かったらしくバレてしまう。続けて出るがみんな空振りばかり。やはり原因はドラグのようだ。そしてシャックパターンには反応が無くなってしまった。ガディス・ピューパー(オリジナル)に替え再チャレンジ。そしてなんとか1匹(23cm程)キャッチに成功。その後はまったく相手にされなかった。
N.Sも無事24cmのイワナをキャッチしたようだ。
普段ボサ川ばかり入っている為、このような繊細な釣りに苦労していた。#20のフライに7Xのティペットなんて超久し振りの登場だったらしい。
ハヨを3匹釣り、『トータル匹数は4匹で俺の勝ち』と負け惜しみを言っていた(笑)
この日から彼のニックネームは『ハヨ釣り名人』に命名!

『ハヨ釣り名人』ことN.S 

イブニングは本流で前回のヤマメを狙う予定だったが、工事の影響が本流にも出ているかも知れない為、そのまま川上地区に残ったがイブニングライズは不発に終わった。
今回は前回より活性が有ったにも関わらず失敗の連続。もっと慎重に計算して狙えば取れた魚ばかり・・・。自分の集中力の無さを痛感した1日だった。やはりライズ狙いは最初の1投目が肝心だと言うのを再認識した。その為にはフィールドに出て数をこなすしか無い。『練習より数をこなす事』これが自分の考え方!ただ単に面倒臭がりなだけなんだけど・・・。

TOP
Back Next