2006.03.09 神流川 『まだまだ本調子』

前回の神流川では、ドライで満足行く釣りが出来なかったので、少しはライズも増えたかもしれないと期待を胸に家を出た。
現地には9:00頃到着。前回ライズの有ったポイントには今日も先客有りの状況だ。川面を見渡すも今回もやはりライズの有るのは先客有りのポイントだけ。
支度を済ませ先客の少し上流に入る。先客達はライズには目もくれずルースニングをやっているので、邪魔にならないようにライズを狙わせてもらう。しかし解禁して連日学習しているヤマメ達は、一向に私のフライには反応してくれない。
時間の経過と共に、ライズは少ないものの徐々に活発化してきた。そしてようやくドライにも反応を示し始めた。ところがドライで5匹釣った後は全然反応さえ無くなってしまった。こうなると私では手に負えないのでウェット&ルースニングに変更し8匹程追加に成功。

まずはドライで1匹

時計を見ると13:00、車に戻り食事を済ませ下流を狙ってみた。下流もライズは無く沈ませての釣りが強いられたが、これはこれで面白い。ヤマメ達はだいぶスレているようで、前回ウエットで好釣果だったポイントは追ってはくるものの不発に終わった。別のポイントで数尾追加して午前中のポイントに戻ってみる。

ナイスプロポーションな尺上
相変わらずライズは少ないが、ドライに反応しそうなのも数尾いる。何とかねばり3匹ドライでキャッチ。
先程から対岸の岩盤の下でライズしている主が気になる。時計も16:00を回り残された時間は僅か。ターゲットをその主に絞り込む。しかしながら真ん中に太い流れが有り、フライ着水と共にドラグが掛かり思うようにドリフト出来ない。ようやく上手く行きヒットするが、狙ったターゲットではない。再び神経を集中させ自分の思い通りにドリフトが決まった瞬間、奴は口先だけを出して静かにフライを吸い込んだ。ネットに収まったのは思ったより良型の尺上ヤマメだった。

最後に狙った通りに今日1番をヒット出来たので、今日は満足して16:30で納竿とした。例年に比べるとまだまだライズが少なく本調子ではない神流川だが、今日はなんとかドライでも2桁釣る事が出来よかった。来月になればライズも増えもっと楽しめる事を期待したい。でもこれからどんどん釣果は減って行くんだけど・・・。
最後に今回は竿を出さなかったが、神流川のもう1つのC&R区間である『ヴィラせせらぎ』裏のポイントを紹介しようと思う。実際に私も竿を出したのは去年1度だけなのだが、そのときは結構ライズも確認出来て楽しめた記憶がある。今回写真を撮影したのが夕方のせいで魚影までは確認出来なかったが、役場前が混雑している時はこちらに逃げるのも1つの手だと思う。

『ヴィラせせらぎ』裏 C&R 区間


1番上流のプールの流れ込み


2番目のプール


3番目のプール(ライズ確認)


4番目のプール?良型が潜みそう

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