2006.03.25 神流川 『憧れの人と再会』
久し振りに週末が休みとなった今週、土・日は家族サービスをし27日(月)に休みを取って千曲川に釣行予定を目論んでいたが、子供が春休みだというのをすっかり忘れていて子守を引き受ける羽目になってしまった。しかも土・日は子供がサッカーの試合で留守となる為、予定がまるっきり狂ってしまった。

普段は平日の釣行ばかりなので、週末の釣行はあまり気が進まなかったが、川の様子を見るつもりで神流川に向かった。昼頃に現地に着くと思ったより釣り人は少なく、竿を振るスペースもなんとか有る。しかし平日では比べ物にならない程の釣り人の数だ。釣り人の数に圧倒され竿を出すのをためらいしばらく川を眺めていたが、折角来たのだからと竿を出してみることにした。

タイミング良く1人のフライマンが場所を移動してくれ、なんとか竿を振る場所を確保。今日は気温も高く風も弱く、コンディションは最高なのだが、魚の活性は低いようでライズしている魚は少なく感じる。まずはドライで試してみると思いのほか反応が有り、2度フッキングするがバラシてしまう。そして三度目の正直でヒット。しかしいつもの事ながら後が続かない。早々にルースニングに変更するが、これも中々当たりがない。


悪戦苦闘していると後から『こんにちは。ワイ・ウーさん?』と声を掛けられた。振り返るとそこには先日お会いしたばかりの『佐藤成史』さんが立っていた。まさかまた同じ場所で2度も会えるとは思っていなかったのと、あちらから声を掛けて頂けるとは思っていなかったので、頭の中は真っ白になりどんな挨拶を返したのか憶えていないくらいだ(^^;

成史さんの話では昨日から泊まり来ているらしく、昨日は風が強くて寒かったらしいが今日より活性が高かったようだ。しばし会話をした後、お互い釣りに没頭する事にした。なんとか成史さんの前で良い所を見せたかったが、ここのヤマメちゃんは私に中々協力はしてくれない(泣)

そしてなんとかドライでヒットに成功。サイズも中々で綺麗なヤマメちゃんでした。
成史さん見ててくれたかなぁ・・・?

この幅広たまりません

15:00頃になると一瞬では有ったが、活性が上がりドライに頻繁に反応するようになった。しかしやはり反応するのはフライ先行でドリフトが綺麗に決まった時のみ。ティペットサイズをどんなに落としてもティペット先行では見向きもしない。こんな時キャストがどれだけ肝心か痛感させられる。私も下手くそながら自分の持てるキャストを駆使して、なんとか3尾キャッチする事が出来た。そのうちの1匹は、自分的には難易度の高い対岸のブッシュの下でライズを繰り返したいた。キャストが決まり魚が出た時は思わず『ヨッシャッ!』と声がでてしまった(^^;

いかつい顔が迫力満点

いつも釣れる魚とは色が違うような?

ここで面白い事に気付いた。上の画像の2匹はほぼ同じ時間にライズしていたのだが、左の魚のストマックはほぼシャック100%にたいして、右の魚はミッジアダルト・ピューパ・ラーバ・となんでもござれ状態。もちろん釣れたポイントは2匹とも違う訳だが、こんなにポイントやプレッシャーの違いで捕食対象が変わるのには改めて勉強させられた。

イブニングの極小ミッジのハッチ
  
16:00を過ぎると極小ミッジのハッチが見られたが、これに対するライズは確認出来ず、かえって活性は下降気味に思われた。
残りの時間は自分の釣りを止め、成史さんの釣りを見学させて頂き、17:00頃別れの挨拶をし神流川を後にした。帰りの車中、興奮している自分が良く解った。
今日は本当に楽しい1日となった。また何処かでお会いしましたら、宜しくお願いします。

憧れの『佐藤成史』さん
 

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