2006.05.12 烏川水系 『釣友との追いかけっこ』

今日は週間天気予報だと雨の予報だったが、前日に天気予報を確認すると晴れマークが付いていた。そこにタイミング良く釣友N.Iから誘いのメールがきた。何処に行くか相談した結果、N.Iは夕方から仕事が有る為に午前中しか付き合えないとの事で、地元の烏川水系に行く事にした。場所は決定したが困った事に、雨だと思って釣りは行かないつもりだった為、フライの在庫がない・・・急いでELKカディスを6本巻いた(^^;
当日は現地に8時の約束だったが、N.Iは半日しか釣りが出来ないので我慢出来なかったのか、朝メールを確認すると『7時に入渓する』とのメールが入っていた。携帯に連絡すると、丁度入渓ポイントに着いた所で、先行者は居ないとの事。『では後から追いつく』と告げ、ポイントは彼が確保してくれたのでゆっくりと仕度をし自宅を出発。

 
N.Iより1時間遅れで現地に到着すると、確かに彼の車しか停まっていない。私も早々に仕度をし彼に追い付こうと川を上る。1時間程だからそんなには釣り上がっていない筈なのだが、いつになってもN.Iの姿は見えてこない。それに大分上流に上ってから気付いたのだが、川原の石が濡れていないのだ。実はN.Iはこの渓が初めてで、場所は携帯で説明しただけだった。後でN.Iから聞いて知った事だが、間違えて別の川に入ってしまった事に途中で気付き、急いでこの渓に入って私を追い掛けたが追い付けなかったらしい。どうやら二人で追いかけっこしていたようだ(^^;

この日のN.Iの釣りの様子は『Friennds Report』で紹介しています。

水量は少ないが地元でイワナの棲む貴重な渓
 

本日1投目でのイワナ
 
私もN.Iがこの渓に入渓していない事に気付いた時は、今日の最終目的地点までの半分程は上ってしまった。久し振りに一緒に釣りが出来ると思っていたのに残念だが、仕方ないと諦め竿を出す事にした。
竿を出すと最初のポイントでいきなりイワナが顔をだした。この渓では良型となる22cm程のイワナだ。
N.Iには申し訳ないが今日はとても活性が高いようで、ここぞとは思うポイントでは必ず反応が有る。サイズこそ20〜23cmがメインだが充分過ぎる程の魚達が飛び出してくる。
活性がピークを迎えた頃は、1つのポイントで数匹のイワナが釣れてきた。フライも昨晩巻いたELKカディスだけで事足りてしまう。

1つのポイントで数匹が顔を出す
 

釣ったのでは無く、釣れてしまった26cm
 
本日の釣りも終盤に近づいてきた。ここまで何尾のイワナが釣れたのだろう?10尾位までは覚えているが2桁を超えると私には数えられない(^^;おそらく20尾近くは釣っているだろう。
今いるポイントまで予定では14:00頃の予定だったが、前半は釣らずにパスをしてきたので12:00頃に到着してしまった。ここで昼飯をとり、15分後に釣り再開。
腹も満足したところで第1投目。ミスキャストで石の裏側にフライが落ちてしまった。そのうち見える所に流れてくるだろうとそののままにしたが、一向に流れてこない。ピックアップしようとすると、ロッドに魚の手応えが有る。しかも今日一番の手応えだ。強引に引きずり出すと、やはり良型で26cmのイワナだった。
その後ゆっくりと2時間程釣り上がり平均サイズを5匹程追加した。結果的に偶然釣れてしまった魚が本日最大となったが、それはそれで嬉しかった。
この渓も最盛期を迎え、魚たちにも元気がみなぎっている。地元のイワナの棲む数少ない渓、いつまでも大事にしたいものだ。
この渓とこの渓に棲む魚に感謝をし、本日は14:00で納竿とした。

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