2006.05.23 烏川水系 『反応が良過ぎて・・・』

今日もいつもの流れを求めて、烏川水系に行ってきた。途中の林道が雷雨の影響だろうか、土砂が流れ出て塞がれていた。こんな時は愛車が心強い味方になってくれる。普通の車では越えられない土砂の山もなんのその。無事目的地まで私を運んでくれた。
時計を見ると9:30。今日も他の車は見当たらず、いつも通りいつもの流れが目の前に広がっている。ゆっくりと支度をし、これから出会える魚を思い気持ちを高ぶらせていた。

いつもの流れがそこに有る
 

今日は良い釣りが出来そうな予感が・・・
 
少々渓を歩き、最初のポイントを目の前にしロッドにラインを通す。狙った流れにフライを落とすと、幸先が良くまずまずのイワナが出迎えてくれた。『今日は良い釣りが出来るかも知れない』と思うと同時に、『今日は何匹釣れるか数えて見よう』とふと思った。
予感通りイワナ達は次から次へとフライにアタックしてきた。僅か2時間程で2桁を達成していた。目の前にはレモンカラーのミドリカワゲラが飛び交っている。どうやらパイロットフライのELKカディスが見事にはまったようだ。

いつもよりミドリカワゲラのハッチが目立った
 

お腹がパンパンなイワナ達
 
反応が良過ぎて中々距離が稼げない。いつもの最初の堰堤に着いた時には14:00を過ぎていた。いつもの倍近くの時間を費やした計算だ。そしてここの堰堤で4匹のイワナが遊んでくれ、トータル22匹を数えていた。
特別大きな魚が釣れた訳ではないが、心地よい疲れと満足感が全身を包み込んでいた。まだまだ先は有るが、今日はこの堰堤を最後に竿を畳んだ。上流からの風がとても心地よく、なんとなく夏の香りを運んできた気がした。

TOP
Back Next