2006.06.29 長野県某川 『まるで週末の渓』

今日は会社の同僚Yさんとの釣行をしてきた。天気は梅雨の中休みで青空が広がり、申し分の無い釣り日和だ。そんな最高な天気に気分も盛り上がり、渓に向かう道中の運転もついついアクセルを余分に踏んでしまう。渓には無事8:00頃到着。焦る気持ちとはうらはらに、そこにはいつもの流れが清らかに流れていた。
早速入渓点を探すが、私同様に天気予報と睨めっこをしている人が多いようで、今日はいつも以上に釣り人の車が多く、入渓点を探す間に大分下流まで来てしまった。何とか午前中位は先行者無しで釣り上がれそうなポイントを見つけ、早々に支度をし入渓した。

入渓点の流れには無数にポイントが広がる
 

幸先良く良型に恵まれたが・・・
 
入渓してすぐに目の前には良さそうなポイントが無数に広がっている。早速流れにフライを乗せると数投目で27cmの良型が顔出した。釣り上がる距離があまり無いので今日はポイントごとに丁寧に探りながら釣り上がる。魚の反応はそこそこ良かったが、それが裏目に出て1時間も釣り上がらないうちに、途中から割り込まれてしまった・・・。上流には餌釣り師とテンカラ師の2人組。釣りたい気持ちは解るがもう少しマナーを持って貰いたいものだ。
文句の1つも言ってやろうかとも思ったが、折角の釣行がつまらなくなるのも嫌なのでグッと堪え、仕方なく後から距離を置いて釣り上がる事にした。その後2時間程釣りあがったが、先行者の2人組はよほど見当違いのポイントを責めているのか、思いのほか魚の反応は有り私もYさんもぼちぼち楽しむ事が出来た。そして昼少し前に一旦車に戻る事とした。

先行者が見落とした竿抜けポイントを狙うYさん
 
車に戻り上流に向かい車を走らせるとビックリ!どのポイントも車が2〜3台停まっている。2人共『今日は週末?』と疑ってしまう位だ。或る入渓点を通り掛かると渓から上がって来たらしい3人組がいたので話を聞くと、山菜を採りながら釣り上がり、川通しに今下ってきたばかりだと言う。どのポイントも先行者がいるだろうから、ここで昼飯にし少しポイントを休め午後はここから釣り上がる事にした。
 

午後に入ったポイントで最初に出た27cm
 
昼飯を食べ終わりしばらくは期待しないで釣り上がろうと思ったが、日陰の部分をメインに狙って行くとポツポツでは有るが魚が顔を見せてくれる。やはり今日みたいな真夏の陽気の時は日陰がキーポイントのようだ。しかも今日はいつもより平均サイズが良く25cm前後が釣れてくる。
左下の魚は右下の画像ポイントでの1尾。右側の枝が張り出して岩の回りが日陰になっているポイントに、フライを強引にねじ込んで引き出した快心の1尾だ。今回はこんなようなポイントで魚を見つけて仕留めるといった、納得の行く釣果が多かった。

狙ったポイントで狙った魚を出した快心の1尾
 

午後は日陰がキーポイントとなった
 
Yさんも丹念にイワナが好みそうなポイントを狙い釣果を上げていた。やはりYさんも今日は平均サイズが良いようだ。
16:00頃になると一気に活性が上がり面白いように反応が出始めた。いよいよこれからかと思ったがその活性も30分程で終了してしまった。17:30まで釣り上がり、イブニングポイントに移動する為に車に戻った。

イワナが好みそうなポイントを丹念に狙うYさん
 
イブニングポイントに着くと車が1台停まっていたが、どうせ釣り上がっているので、私達がやろうとしているプールは空いているだろうと18:00頃再び入渓。入渓してすぐに上流にテンカラ師を確認。構わず後から時折竿を振りながらプールを目指す。予想通りテンカラ師はプールをパス。しかしプールには白と黄色のラインが伸びていた。なんとFFマン2人組みに先を越されていた。今日のイブニングは諦めショボショボと今来た渓を下った。下る途中でも2人組みのFFマンと擦れ違った。本当に今日は平日だったの?

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