2007.06.01 長野県某川 『パラダイス到来』

またしても天然イワナの渓へと足を運んできた。今回は釣友のN.TとN.Tの会社の先輩Kさんが同行した。Kさんとは初めてお会いしたがとても感じの良い方ですぐに打ち解ける事が出来た。またKさんも私と同じく超が付く程のイワナ好きで、ELKカディスの信者と言う点も私と通じる物が有り意気投合するのに時間は必要なかった。
釣り場へ向かう車中ではお互いの経験談やフライを始めたきっかけなど色々な話で盛り上がった。でも一番盛り上がったのは、3人共知っている馬鹿で救いようのない可愛そうな後輩の話だった(爆笑)


N.T(左)とKさん(右)
 
そんな話で盛り上がりながら現地に10:00頃到着。一通りポイントを見て回るが、流石に最盛期と言った感じか何処も先行者らしき車が停まっている。
まぁどうせ午前中は活性も低いだろうからと、先行者が居るのを承知で入渓する事にした。
案の定まったく反応はなく私に1匹釣れたのみで昼を迎えてしまった。おまけに先行者が山菜採りをしながら釣り上がっていたらしく追いついてしまった。
これじゃ釣りにはならないので一旦車に戻り場所を移動する事にした。

午前中に釣れた唯一の1尾
 

午後になりN.Tにも反応が出始める
 
午後は下流に移動して釣り上がる事にしたが、やはり何処も先行者が有り開いているポイントがない。仕方なくここでも先行者の後から釣り上がる形となった。下流の渓相は上流に比べると流れは平坦で川も開けていて釣り上がるのが楽である。早速流れに出ると各自思い思いのポイントを釣り上がり始めた。
先行者の影響が有ると思われたが、だいぶ時間が開いていたのか釣り始めてすぐに各自反応が出始めた。Kさんは流石イワナ好きだけ有り、イワナのポイントを的確に攻めどんどんイワナを釣り上げていた。

流れの向こうに出来た絶好のポイントを狙うKさん
 

今回最大となる28cmが私に出てくれた
 
14:00頃からはまさに爆釣と言う言葉が相応しい程の反応で、もう途中から何尾のイワナを釣ったか解らない程の入れ食い状態が続いた。サイズも23〜25pがメインに釣れ、時折それより一回り大きいサイズも顔を見せてくれた。もうこうなるとフライを乾かすのも忙しい程だ。こんな時、ELKカディスは本当に丈夫で手返しが良く重宝する。

イブニング狙いのプールに16:30頃に到着。サイズは大きくなさそうだが7つ程のライズが確認出来るので、3人で順番にライズを狙う事にした。観察するとミドリカワゲラを追い食いしている感じのライズが多く目立つ。でも中には突き上げるようなライズも確認出来るので私はカディス・ピューパを選択。ティペットもこれまでの5Xから7Xに変更し順番を待つ。そしてここでも23〜25p程のイワナを3匹追加し18:00にて納竿とした。
午前中の感じから今日はどうなる事かと不安になったが、後半はこの渓らしいパラダイスを堪能できた。N.TとKさんも満足の行く釣りが出来たようで一安心である。今回は久し振りに楽しい時間を過ごさせて貰いN.TとKさんには感謝しなくてはならない。今から次回の釣行を楽しみにしているので絶対に再び実現よろしく。

TOP
Back Next