Wing Brain メールマガジン 第414号
2018/01/07(日)発行



目次
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● 達成感 ロクスケ
● 今年の計画(1) なさ
● 今年の計画(2) なさ
● 連載 第380回 健康で生活するために 禁酒禁煙 ロクスケ
○ 編集後記




● 達成感
前回書いたことなのだが、最近文字を綺麗に書く練習をし、このところ特にその成果が上がってきたとの実感がある。むろん、綺麗になったと言っても以前の私に比べてと言うことであって、世間一般の達筆な人と比べているわけではない。改善したとは思うが、本当の達筆な人の文字に比べればいかにも稚拙な感じはぬぐえないし、なにより流麗さがない。本当の達筆とは、さらさらとあたかも走り書きをしているように見えながら、その文字が相互に美しく連携し、バランスが取れ、読んでも全く引っかからない。

私が自称綺麗になったとする文字は、丁寧に書けば一文字一文字が確かに昔に比べ格段に整っているが、全体の釣り合いが上手くとれていず、読んでも文字に引っかかるような感じがする。なにより、さらさらと走り書きなど到底出来るレベルではない。が、これも練習を続けていれば改善するだろう。今のところ、“昔に比べて”格段に進歩したとの達成感はある。言い換えれば昔の文字が如何に酷かったかと言うことなのだが。

同じ様なことが語学でも言える。昔、仕事で英語を毎日使っていた頃は、会話でも不自由を感じたことがなかったが、仕事を離れてからしばらくしてネットを使うようになり、ネット上の英語の情報やなにより動画を観るようになって自分の英語能力が極端に落ちていることに愕然とした。何年も話していなかったのだから当然だろうが、動画などでの英語が聴き取れない。

そこで、せっかく身につけた能力を失いたくないと思い、すこし積極的に英語のブラッシュアップをしたらかなり改善し、今では普通の動画はそのまま聴き取れるし、映画も別に字幕は要らない。それならばと、フランス語の学習を始めた。フランス語は英語ほどの能力もなかったのだが、やはり学習をし始めてから確実に能力が上がり、今では動画も簡単な物は聴き取れるようになった。面白くなって、ドイツ語やスペイン語、中国語など昔身につけた外国語を再学習している。

ただし、これも以前書いたが、今の私が英語もフランス語もその他の言語も仮に使いこなせるようになったところで使い道がない。その意味で無駄と言えば無駄だが、言語とは思考の道具であり、普段日本人は日本語で物を考えているが、英語など他の言語で考えているときは日本語とは別の脳の部位を使うので脳トレになるそうだ。それが事実かどうかは知らないが、確かに英語で話し聴きしているとき、日本語で話しかけられても聴き取れないことは間々ある。脳の別の部位を使うから脳トレになるとは本当なのかも知れないとは思っている。が、なによりの収穫は達成感だとおもっている。文字を綺麗に書く、外国語を身につけるなどなどむろん完全無欠とは言い難いが、それなりに成果が上がる事が分かれば達成感も得られる。実はそれが何よりの目的だと思う。

何でもかんでも無目的で手を出し続かなくなるのは問題だが、やること自体が目的の物なら何時どのようにやっても成果が得られるし、達成感が得られるならそれだけでも極めて大きな収穫だと思っている。

by ロクスケ




● 今年の計画(1)
新年明けましておめでとうございます。日々仕事に追われていたこともあり、1年があっという間に過ぎ去ってしまいました。思えば、旧年中は前号でお伝えしたブレイクスルーなどもありましたが、一方で反省点も多くありました。今一度その反省点とも真正面からしっかりと向き合い、前年まで以上により一層自分自身の成長、自己変革を図れる1年にしたいと強く思っています。

至らない点はまだまだ多いのが現実ではありますが、先日も申し上げたように、本メルマガでの記事執筆が、自己変革への大きな追い風の一つになっていることは間違いありません。折しも、今年2018年は、小生が発達障害と診断され、こちらのWing Brainに参加させていただいてから10年の節目に当たります。そこで、前年までの欠点を払拭すべく、今年は進め方を抜本的に見直すことにします。



前年まで、「先延ばしについて考える」、および「癖付けに関する経過報告」の2種類のシリーズ記事を細々と書き続けてきました。限られたテーマをコンスタントに継続できたことはまだ良いとしても、実態として、両者とも毎号の原稿の文言の半分前後が前号までのコピーペーストになっていたこと、先行きの見通しもなくダラダラと書き続けてきたこと等、厳しく見ればそのような改善すべき点が多々あったことから、新年の節目を機に、まず何よりそれらを改めます。

先延ばし癖それ自体は、まだまだ完全に克服できているとは言えないものの、それでもこのWing Brainに参加させていただいた約10年前と比べれば、我ながらかなり成長はできました。その現状を踏まえ、今後自分が目指すべき方向性、目標を改めて定め、それに向かって一歩一歩着実に階段を上っていけるよう、年間の計画、ロードマップを明確に定め、できるだけ忠実にそれに沿って計画通りに進めてゆこうと思います。

さしあたり、次の(2)で具体的な今年1年の計画を定めることにします。

by なさ




● 今年の計画(2)
前の記事から続けます。ここでは具体的な年間計画を述べたいと思います。まず、今年1年の一大テーマとして、以下の3点を掲げます。:

  ・うっかりミスの撲滅
  ・忘れっぽさの撲滅
  ・勘違い、思い込みの撲滅

いずれも、先延ばし以外での小生の欠点ばかりです。過去はもちろん、今現在の仕事を進める上で、先延ばし以上に少なからぬ障害になっており(先延ばしは意外と最近は障害になっていない)、完璧な、もとい人並みの質で仕事をこなしてゆく上で、撲滅・克服は至上命題となっています。

そこで、先延ばしについては考察や言及を今年は一旦保留とし、これら3点の克服に重点を置きたいと思います。

それぞれについて、以下の各ステップを踏むことにします。:

  ・原因に関する机上での考察(なぜそうなってしまうのか?)
  ・対策    〃     (では、どうすれば良いのか?)
  ・対策の実行(やってみた経過報告)
  ・効果の確認(やってみて結果的にどうであったか)

いわゆる「PDCAサイクル」的な4段階です。

1年間は52週あります。本メルマガは隔週で発行していますので、年間で26回発行することになります。そこで、上述のテーマ3点それぞれにつき4ステップ踏むとして、各テーマの各ステップで一つの記事を執筆するとすれば、3×4=12回分の記事が書けることになります。それを2回繰返し、かつ本号を含め今年年末に再度年末の振り返りをするとすれば、計26回分になります。

実際にこの1年やってみて、その通りに計26回分になるかは分かりませんが、昨年までのように先行きの明確なく書き続けるよりはだいぶ良いと考えています。早速、次回から上述テーマ3点のうち1点目について、考察を行ってみます。今年はとにかく計画的に、きびきび行きたいと思います。

by なさ




● 連載 第380回 健康で生活するために 禁酒禁煙
私はもう数十年前になるが短期間、ほぼ1-2年と思うがかなりのヘビースモーカーであり、缶入り50本の両切りピースを毎日一つずつ開けていた。が、ある日これは駄目だと思い、その日に禁煙をし、それから一本も喫っていない。禁煙が難しいとはよく聞くし、いよいよ駄目だと医師の力を借りるらしいが、私の場合、自分では全く当たり前と思っていたのに人に言うと良くそれだけのヘビースモーカーだったのが一日で辞められたね、と感心される。却って、そんな物かなと不思議に思った。

また仕事での付き合いもあって、とんでもない酒飲みだった。これはほぼ数十年続き、一度に一升瓶やウイスキー一本を飲むような量だった。良くまあ肝硬変にもならなかったと思うが、体調は最悪だった。

しかし、ある時から一時完全に酒を止め、一滴も呑まない時期が恐らく1,2年続いた後、今は少し呑んでいる。月に2,3回、一回に日本酒一合或いはビールのショート缶一本くらいであり、これも別に呑まなければ呑まないで構わない。自分ではアル中だと思っていたが、あまりにあっけなく禁酒出来て拍子抜けしたのを覚えている。

今、気分によってはおつきあいなどで呑むが、量は本当にたしなむ程度であり、健康診断の時など、医師にもそれくらいなら全く問題はないと言われている。また暑い日などは確かに風呂上がりなどにビールは旨い。

煙草も酒も人一倍多かったのがある時本当に完全に止めて、別に苦痛でもなかったのは何故なのか自分でも分からないし、そして誰もがそう出来ると思っているわけではない。が、煙草を止め、そして酒をたしなむ程度にして確実に体力は格段に付いた。少なくともこの十年、風邪を引いたり具合が悪くなったという記憶がない。

老後に金がないのは辛いが、私の場合は身体が言うことが聞かなくなればそれが一番辛いだろうと考え、とにかく体力を保つことを最優先してきた。その選択は本当に正しかったと密かに思っている。金は相変わらず無いが、身体が自由に動き好きなことが出来るなら、金のないことはさしたる問題ではないとさえ思っている。食生活や運動、脳トレなど様々な方法を取り入れているが、なんと言っても禁煙禁酒は最優先すべき物だろう。

by ロクスケ




○ 編集後記
■新しい年が始まりました。今年もよろしくお願い申し上げます。わたしもいろいろな計画を立てているのですが、その内のいくつが出来るかは毎年振り返ってみて出来なかったことの方が多い繰り返しです。それでも、やりたいことはたくさんあり、今年も沢山計画を立ててしまいました。

■ これで、やりたいことが無くなるよりはよほどましだろうと考えることにしています。やりたいことは死ぬまで無くなることはないのでしょうが、やはり最も実現したいのは健康の維持でしょうか。これについては、今のところうまく行っていると思っていますが、これで十分となることはありませんしね。(この項までロクスケ)

■ 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。昨年は天候不順から政治情勢等まで、実に様々な出来事がありました。今年2018年はより良い一年になることを祈念します。

■ 前月12月は、関東では例年になく寒い月になりました。まさに真冬となる今月下旬以降はさらに寒くなるのでしょうか。まずは天候が一番気になるところです。正月で油断しがちではありますが、再度風邪を引かぬよう、気を引き締めて過ごしたいと思います。 (この項、なさ)



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