Wing Brain メールマガジン 第426号
2018/06/24(日)発行



目次
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● 災害に備える ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(23) なさ
● うっかりミス等の撲滅(24) なさ
● 連載 第392回 健康で生活するために 自分を縛らない ロクスケ
○ 編集後記




● 災害に備える
日本は自然災害大国であり、地震や台風、津波、火山などなど、よくもまあこれほどの災害が集中して起きる国だと思わざるを得ない。無論、環太平洋火山帯の真上にあり、四つの大陸棚がぶつかり合っている場所の真上にあり、そして台風の進路にある。実際世界で起きる大災害の多くが日本に集中していると言って過言ではない。このような状況が理解されたのはたかだかこの100年かそこらのことなのだろうが、だからといって国ごと引っ越すわけにはいかず、いつ前触れなしに大災害が襲ってくるかはわからないが、確実にその日は来ることを前提として生活をしてゆくしかない。

自然災害を科学で押さえ込むことは少なくとも見通せる将来、不可能なのであり、それなら災害が起きたとき被害を最小限に抑える努力をするしかない。むろん、それは国家としての義務だろうが、また一人一人がそれに備えておかなくてはならないのも当然だろう。

日本の地理的条件から地震や火山活動、台風などは避けられないことがわかってから、建物の耐火性、耐震性が高められ、現実に例えば過去には台風で数千人から万単位の人が犠牲になっていたのが、最近では数名単位にまで減ってきた。今後も、それなりの対策が国としてなされてゆくのだろうが、個人としても非常食などの蓄え、災害時の家族の連絡方法、持ち出し品の用意、消化器の備えや失火への警戒、家具の固定など思いつくだけでのかなりの準備ができる。当然そうすべきではないか。むろん、それでも直下型地震などだったら大きな被害どころか命さえ失いかねないが、それでも何もしないのと自分でできる最大限の準備をしておくのでは結果として大きな違いが出てくるはずだ。

最近の大阪を襲った大地震に際し、つくづくそう思った。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(23)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。

これまでに、それらの特性を人間工学・認知心理学的な観点から3つに分類した。そのうちの1点目「情報のインプットの過程におけるエラー」を採り上げ、その過程をいかに的確にモデル化し、具体的に何がどう歪んで、ずれているかをつぶさにリストアップする必要があると述べた。その上で、そのエラーを五感(視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚)の観点から分類し、視覚から順に考察を始めている。

これまでに、様々なエラーを効率的、体系的に整理する必要があり、それに有効な方法としてラベリング分類を挙げた。例を用いてその方法を実践した上で、手順のマニュアル化に取り組んでおり、その手順を回を分けて説明してきている。

421号からは、エラーの整理を超えて、そもそも日々のエラーを防止するための手法についても触れてきた。その上で、前回の最後にそれらの手順を日々確実に実行するため、日々の計画を細かく立て実行することの必要性を述べた。今回は、前回の予告通り、その日々の計画立案〜実行からこれまでに述べた手順の実行に関する進捗状況を説明したい。



前回記事の執筆仕上げ日である6/3(日)から早10日間経過したが、正直に申し上げて前回〆切を宣言した6/7(木)の段階で別格の「(S)」とした本メルマガ記事の執筆を少なくとも1通分仕上げることができなかった。その点につき、(小生の勝手な受け止め方ではあるが)ロクスケ委員長により大変良い意味で厳しく有難いご対応をいただいており、今一度自らを律しなければと思った次第である。

(このように堂々と本メルマガ記事の執筆仕上げが遅れている状況では尚更、大変言い訳苦しいが、)前回の頭の中での計画立案〜実行という実績からすれば、ほんの少しは進歩したとは言える。具体的には、前回挙げた(A)〜(G),(S)のうち、「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」を本記事執筆日6/12の前夜に仕上げることができた。また、「(E) 職場の掃除」についても本日までにかなり進めるこ とができた。(E)については、前週までは頭の中でやらなければと思っているだけであったが、週末6/9頃あたりから実作業として本格化できた。



(次の記事(24)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(24)
ここでは、前記事(23)の続きとして、前回からの挫折の反省も大いに踏まえ、この先2週間の計画を前回よりもさらに事細かく立ててみたい。なお、前回挫折しているのに更に細かい計画など実行できるのかとお叱りを受けそうだが、小生自身は計画がアバウト過ぎたことが逆に挫折の一因と考えているため、敢えてそのようにしてみた。

まず、改めてこなすべき8つの主要タスクを再掲する。:

 (A) 広告関係の下案作り
 (B) 顧客向けの資料作り
 (C) アプリ作成(プログラミング)
 (D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ
 (E) 職場の掃除
 (F) 自宅の掃除
 (G) 睡眠時間の確保

 (S) メルマガの原稿執筆、下案の編集・提出

このうち、(D),(E)は前回からおかげさまで進んだため、引き続き持続的に実行し続けられるよう努めたい。

具体的には、(D)については本記事執筆仕上げ日である6/12以降の毎日につき、やむを得ない日を除いては原則その日のうちに日誌を仕上げることにする。

(E)についても、毎日30分は行い続けるようにしたい。ここで、前回(E)は(F)と併せて30分としたが、双方足してと言うと、両者の内訳があいまいになりやすいことから、今回は敢えて実行できた(E)のみ毎日30分とした上で、具体的な作業内容を前夜のうちに計画することにする(この点についても次回本当にその通りに出来たかを報告したい)。なお、(F)は(E)がある程度進捗するまで一旦保留としたい。



その上で、(A)は漠然と思い立った際に頭の中で考えかけはしたが、深く集中的に思考・進捗しないまま過ぎていたため、(A)〜(C)を交代とせず、まずは集中的に(A)を毎日30分と掲げて実行に努めてみたい。(B),(C)は全く手つかずだが、敢えて欲張らず(A)がある程度進むまで保留としたい。

(G)については、前回までよりは意識的に早めに寝られるようになったが、まだ十分に早いとは言えないため、前夜までよりは30分は早く就寝するよう努めたい。

最後に、別格の(S)だが、次回記事以降、本記事のフォーマットを工夫してチェックリスト日記形式にして毎晩少しずつ記入するようにしたい。その上で、原稿1通分を毎週木曜に統一して仕上げるようにしてゆきたい。



今回はここまで。次回以降も引き続き上述の計画の進捗をお伝えしてゆきたい。

by なさ




● 連載 第392回 健康で生活するために 自分を縛らない
幸い私はかなり健康であり、この2,30年、病気をしない。風邪も引かない。前にも書いたが、それなりに努力をしているとの自負がある。食事や運動、生活様式などなど私なりに考えている最良の方法をとっているのだが、私の場合、美食を我慢している訳でもなく、元々食べることにあまりこだわりがなかったことが幸いしていると思っている。可能なら食べなくてもよいのだが、無論それでは生きてゆけないので食べていると言うだけだ。外食は全く興味がないので、よほどのことがない限り外で食べるなどしないし、食べるとしても簡単な定食や麺類くらいで済ませる。それで全く不満はない。

酒も今はほとんど飲まないが、最近付き合いでかなり飲んだ。幸い悪酔いもせず、翌日にも残らなかったが、自然に飲まない生活ができるなら幸いだと思っている。なにより、食事の質にしても外食にしても酒にしても、我慢をしているなら、それが大きなストレスになり、却って健康を損ねるのではないかと思うこともある。

それは人それぞれなのだろうし、私は一回で禁煙できて全くストレスがないし、一回で禁酒し、それも全くストレスがなかったので、今では人とのお付き合いくらいだとそれなりに飲むことにしている。今のところそれで飲酒習慣がついたなどは全くない。

野菜食にしても薄味にしても我慢をしているのではないが、もし我慢をしてそうしているならそれがストレスになるだろうと言うことだ。あくまで食生活にしても禁酒にしても運動にしてもそれがストレスにならない程度、つまりたまには良いか、というのも許されるのではないか。ただし、それで元の木阿弥になるなら話は別だが。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 最近どうもうっかりが多くなったのではないかと気になっています。先日コンビニのレジの前で、他の人が並んでいるのを見過ごし、いきなりレジに行ってしまいました。レジの人が並んでくださいというのを聞いて初めて気がついたような有様。我ながらびっくりしましたね。

■ ほんの時たまですが、先日も信号無視で横断歩道を渡り、すぐそばで車が急停止して初めて気がつきました。信号のことが全く念頭になかったのですが、以前にもそんなことがあり、自分でも注意していたつもりなんですが。まあ、いくら注意していても、それが瞬間的に頭からすっぽ抜けることはどうしてもあるようです。気をつけようがありません。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは6/21(木)です。3日前には大阪で大きな地震があり、大きな被害が出てしまったことを大変心苦しく思います。ブロック塀の倒壊は、かなり以前から地震被害としてあったことであり、特に全国の学校で危険なブロック塀を安全なフェンスに建て替える取組みは行われているはずですが、未だそのような危険な塀、しかも違法建築状態のものが残っていたのは驚きです。

■ これだけ以前から危険危険と言われながら、そのような要素が未だ身の回りにあることを改めて痛感しました。ブロック塀だけでなく、本棚の倒壊などは十分我が家でも想定されることですので、改めて書斎の本棚をリフォームついでに見直しをしたいと思っています。
(この項、なさ)



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