Wing Brain メールマガジン 第429号
2018/08/05(日)発行



目次
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● 予定に追われるのは本末転倒 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(29) なさ
● うっかりミス等の撲滅(30) なさ
● 連載 第395回 健康で生活するために やはり日頃の心がけ ロクスケ
○ 編集後記




● 予定に追われるのは本末転倒
何か予定を立て実行するのはあくまで自分の生活をより良くするためだが、場合によっては予定を消化するためだけで生活が全て費やされることはないだろうか。私は、時々そうなっているのではないかと思い至ることがある。

何度も書いているが、私はかなりこまめにメモを書いているし、そのメモを常にチェックし、優先順位を決め、実行予定をまとめたりしている。それでも気が付くとやらなければならないことが非常に多くなり、収拾がつかなくて結局どれもまともに出来ていないことが間々ある。

そもそも、それらの行動予定をまとめてそれに従い実行するのは、あくまで生活をより豊かにするためだ。が、そのための手段である予定に生活が埋まってしまうのでは、生活は豊かになるよりもそれだけで終わってしまう、もっとも豊かさから遠い生活になっているのではないかと時々思う。

視点を変えて健康についても考えてみると、私は私なりに健康に留意し、運動や食事などに気を付け酒も飲まずむろん煙草も吸わないがおかげさまで病気もせず身体は思うように動くし、その点非常に良かったと思っている。

ただ、生活の楽しみとして美食があり、遊びがあるということも理解しているつもりだが、時々健康が目的となっていて豊かな生活の手段として本来あるべき事ではないのではないかと考えることもある。ただし、私は嗜好として美食を追い求める要求もないし美酒に酔う誘惑を我慢しているわけでもない。別に美食も美酒も求める気持ちが無いのだから構わないのだが、人生を楽しむために健康を求めるのが、健康のために生きているような事になってはそれこそ本末転倒だろうとは思っている。

何かをするのは生活を楽しくするため、健康を保つのも生活を楽しくするためだが、何かをすることが目的となり、健康を得るために生活を費やしているならそれは違うと思う。

ということで、最近は何かの予定を立てたとき、それをすることで得られるメリットを常に考えることにしている。時間やコストを犠牲にしてそれに見あうメリットがあるかどうかということだ。もっとも、達成感もまた大きなメリットであるから、斬り捨てればよいと言うことではない。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(29)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。

これまでに、それらの特性を人間工学・認知心理学的な観点から3つに分類し、まずはその1つを採り上げ、その過程をいかに的確にモデル化し、具体的に何がどう歪んで、ずれているかをつぶさにリストアップする必要があると述べた。その上で、そのエラーを五感の観点から分類し、視覚から順に考察を始めている。

これまでに、様々なエラーを効率的、体系的に整理ための有効な方法としてラベリング分類を挙げ、例を挙げてその方法を実践した上で、手順のマニュアル化を進めており、その手順を回を分けて説明してきている。

421号からは、エラーの整理を超えて、そもそも日々のエラーを防止するための手法、かつそれらの手順を日々確実に実行するために日々の計画を細かく立て実行することの必要性も述べた。今回も前回から引き続き、その日々の計画立案〜実行からこれまでに述べた手順の実行に関する進捗状況を説明したい。



426号まで続けて原稿提出が遅れた反省もあり、前々回427号〜前回428号記事の執筆を目標通り6/21(木)、7/5(木)にそれぞれ仕上げることができた。今回もそのペースを維持すべく、本記事を7/19(木)に執筆できている(ただし、次の記事(30)は7/20にずれ込む見込)。かつその上で、前々回挙げたこなすべき8つの主要タスク(以下に再掲:)

 (A) 広告関係の下案作り
 (B) 顧客向けの資料作り
 (C) アプリ作成(プログラミング)
 (D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ
 (E) 職場の掃除
 (F) 自宅の掃除
 (G) 睡眠時間の確保

 (S) メルマガの原稿執筆、下案の編集・提出

のうち、別格の「(S) メルマガの原稿執筆、下案の編集・提出」以外についても、前回から引き続き一定の進捗を見ることができた。今回もその詳細に触れる。



(次の記事(30)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(30)
ここでは、前号記事(28)と同様に、前記事(29)の続きとして、前述のこなすべき8つの主要タスクにつき、前回までと同様に(A)〜(G)の順に、個々に進捗状況をありのまま正直に述べたい。



まず、過日(A)〜(C)のうち当面は(A)に絞って進める旨をお伝えした通り、今回も(A)のみを持続的に進めた。正直に言って、今回は上述の(A)〜(G),(S)以外のタスクに力を入れてしまい(前号執筆段階で抱えていたタスクとは別のもの。因みに、前号段階で抱えていたタスクは何とか無事終えている)、残念ながら前回まで程には進展はしなかった。かつ、6月中には頭の中で考える段階を終えたいと前々号で述べたものの、本記事を執筆している7/22(日)の前日までの段階では、頭の中で考えている段階を抜け出せていなかった。

さすがにいい加減その段階を抜け出したく、別の形ででも次の段階に移るための自らへのプレッシャーを与える工夫を行った。それもあり、本記事の執筆を進めながら、同日のうちに次の段階に必要な、重要な下調べを一つ行えた。自分で言うのも何だが、いかにも本記事の執筆において進展のアリバイ作りをするため、締切ギリギリで追い込まれて重い腰を上げたような形ではある。それは全くその通りかもしれないが、それでも何とか手段を選ばずに進展させたいとの強い思いからであり、次回以降も同様な形で無理にでも進展させてゆきたい。



(D)については、引き続き順調であり、毎業務日とも細かく仕上げられている。1ヶ月以上持続して続けられており、もはや今さらその日のうちに仕上げないと、自分として気持ちが悪い程になってきた。この(D)の成功体験を足掛かりに、他のタスクも同様な状態に何とかして持ってゆきたい。

(E)についても、ほぼ順調に進められている。毎業務日にきっちり30分とは行かなくとも、引き続き優先すべき業務の合間に少しずつ進められており、前回までよりは時間と手間を割くことが出来ている。かつ、前々回宣言した目標、即ち、今使用中の書類につき、毎業務日にできれば1種類ずつジャンル別に書類をファイルに分類整理することについては、前回は1種類であったが、今回は他の全種類も行えた。当初目標よりは遅れているが、引き続き確実に実行してゆきたい。

(F)は、残念ながら今回も前回までと同じであり、進展はしていない。前々回の目標、即ち平日のすき間時間に何をどれだけ進めるかをリストアップし、計画表としてまとめるという取組みは今回も全く実行できていない。(A)〜(E)が進展したとはいえ、いい加減次はこの(F)も進展させたい。

最後に(G)について。今回は、ほんの少しではあるが、前回までよりは睡眠時間を平均してやや長くできた。引き続き猛暑日続きであり、犬の散歩のため、起床時間は5時台であるが、就寝時間を意識的に早められた。ただ、前回宣言した目標、即ち毎日何時何分に起床し、何時何分に就寝したかを記録するという取組みはまだ実行できていないため、これも(F)と同様にいい加減実行に移したい。



今回はここまで。次回以降も引き続き上述の計画の進捗をお伝えしてゆきたい。

by なさ




● 連載 第395回 健康で生活するために やはり日頃の心がけ
人間はいつかは死ぬ。例外はないので、誰もが自分はいつかは死ぬと思っているだろうが、ただどうせ死ぬなら安らかに、苦しむことなく、そして死ぬときまで心身共に健やかに過ごしたいものだと思っているのも普通だろう。

昔は、信長の言うように(本当は謡曲の中の言葉だが)人間五十年だったろうが、今は七十、八十まで普通に生きるし、なにより百歳まで生きる人も昔ほど珍しくなくなった。一方、成人する前に死んでしまったり働き盛りに死んでしまう人もいるし、その場合は到底寿命とは言えまい。事故は現実には本人にはどうしようもないケースが殆どだろうし、病気でも遺伝性だったり今でも原因の分からない病気などで死ぬことも多い。この様な場合、運が悪かったと思うしかないのだろうが、場合によっては、絶対に本人の責任ではないのかと思えるケースが多数有る。

例えば、高血圧、糖尿病、脳梗塞、癌などでむろん、原因も分からないし全く体質的な物の場合はこれも仕方がないと言うしかないが、一日何箱も煙草を吸う、カロリー制限も全くしない、野菜を食べない、深酒をする、運動をしない、寝ないなどなど生活習慣から取り返しの付かない病気を招き、その結果からだが動かなくなったり失明したり衰弱して動けなくなったりなど悲惨な状況に陥って死ぬと言うケースもある。

繰り返すが、高血圧糖尿病などなど上記に挙げた原因などが全て本人の責任だというのではない。遺伝的にどうしてもそうなってしまう事もあるのだが、多くの場合は日頃の体調管理により自ら呼び寄せた病気も相当数有ると言うことだ。これは、全く本人の責任と言わざるを得ないだろう。

やはり元気な内から、煙草は吸わない、深酒はしない、適度な運動をする、野菜を多く摂る、過分な肉食や塩分過多、糖分過多は避ける、体重管理をするなどなど意識して心がけた生活を続けていれば、年をとってもそれほど病気にはならないものだ。むろん、どんなに努力をしてもやがて死ぬし、八十まで生きても百まで生きても、それまでは年齢並みに健康でありたいと私は思う。

どんなに健康に気を付けても、どうしても避けられない病気や、治療の出来ない病気などになるかも知れないが、それ以外は、健康で生きられるかどうかはあくまで自分の責任だろう。その責任を果たさなければ自分がその結果がどうなろうと自業自得だと言うことではないのだろうか。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 先頃の西日本広域豪雨災害では、死者が200名を超え更に多数が安否不明になっています。心からお見舞いを申し上げます。

■ また、非難されている方々、及び自ら被災しながら災害復旧に努めておられる方々、自衛隊などの復旧舞台も、このところの記録破りの猛暑が襲っています。去年も北九州を中心にかなりの豪雨災害が起きました。災害は人間にはどうにも出来ないけれど、可能な限り被害を小さくする努力は、続けなければならないとつくづく思います。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは7/26(木)です。関東では幾分暑さが和らいだものの、前日7/25までは40℃前後の猛暑が続きました。この後台風が関東を直撃するようで、その後は再度猛暑が続くとのこと。猛暑に台風直撃と、極端な天候に襲われ、改めて自然の猛威を感じます。

■ 気象を人為的にコントロールする試みは今までにも幾度となく行われていますが、あまり本格的には行われていません。現代の科学技術をもってしても、気象のコントロールには限界があるというのが最大の理由でしょうが、もう一つの理由として、例えば、周辺諸国が特定の国の気象を悪い方にコントロールしようとするなど、政治的な事情ももしかしたらあるかもしれません。それにしても、改めて昨今の異常気象は何とかならないものかと重ね重ね思います。
(この項、なさ)



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