Wing Brain メールマガジン 第431号
2018/09/02(日)発行



目次
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● ユーチューバー ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(33) なさ
● うっかりミス等の撲滅(34) なさ
● 連載 第397回 健康で生活するために 老後の蓄え ロクスケ
○ 編集後記




● ユーチューバー
何を隠そう、私はユーチューバーである。ユーチューバーとは、説明するまでもないだろうが、動画サイトyoutubeに動画を上げる人のことを言う。日本にも、その動画が多くの人々に観られ、そこから上がる広告収入によって得られる報酬が年間数千万円などになる有名なユーチューバーが居て、世界ではそれが年収数億円などになる人々もいる。私も輝かしい記録を持っているが、それは2年以上前に上げた動画の閲覧者数が184名であり、その内の20位は私だ。

それはさておき、ユーチューバーに憧れてやたら動画をあげる人々が出てくると、動画の質は必然的に下がる。余り人のことは言えないが、中には他者の動画をそのまま完全コピーしたり、多少編集したり或いは複数の動画を組み合わせてあたかも自分の動画のように上げるものが出てくるし、あるいはただ文字で書けばほんの一,二分で読める文章を数分の動画仕立てにして流すものもいる。

また有名なユーチューバーの中にも、悪質ないたずらや、中には自分の子供に下剤を飲ませ泣いて苦しむ姿を上げる等といった鬼畜のような輩や犯罪を犯しその現場を動画に上げるなど信じられないメンタリティの馬鹿共もいる。

むろん、自分で苦労して作ったアニメやショートムービーなど、あるいは自分の主張を根拠を挙げて編集した動画などもある。ただ、そのような動画は一本作るにも大変な時間と苦労があるだろうに、いわゆるユーチューバーとしての動員数は上げられず、結局良くも悪くも話題になればよいとする質の悪い閲覧者を集めるのが元々の動機になっているとしか思えない連中が確かにいるようだ。

ネットは確かに情報源としては優れているが、閲覧する側にそれだけの見識と理解力があって初めて情報源として役立つ。嘘でも思いこみでも釣りでもそれにたかるような人間には、到底情報源としてネットを役立てる能力はないのだろう。

たまたまユーチューブのことを上げたが、ネット情報の大半は思いこみや煽り、嘘だと思っていた方がよい。ただ、ネットの最大の利点は、情報量が膨大であり、裏を取ることが出来るという点だ。一つの情報源だけではなく、複数の情報を付き合わせ矛盾点を探し出す、或いは確認するなどの作業がどうしても必要なのではないか。それはテレビや新聞では到底得られないメリットであり、それを理解した上で、ネットを情報源として利用すべきだとつくづく思う。無論そのためには、自分が基本的な知識を常日頃得ておかなくてはならないことは言うまでもない。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(33)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。

これまでに、それらの特性を人間工学・認知心理学的な観点から3つに分類し、まずはその1つを採り上げ、その過程をいかに的確にモデル化し、具体的に何がどう歪んで、ずれているかをつぶさにリストアップする必要があると述べた。その上で、そのエラーを五感の観点から分類し、視覚から順に考察を始めている。

これまでに、様々なエラーを効率的、体系的に整理ための有効な方法としてラベリング分類を挙げ、例を挙げてその方法を実践した上で、手順のマニュアル化を進めており、その手順を回を分けて説明してきている。

421号からは、エラーの整理を超えて、そもそも日々のエラーを防止するための手法、かつそれらの手順を日々確実に実行するために日々の計画を細かく立て実行することの必要性も述べた。今回も前回から引き続き、その日々の計画立案〜実行からこれまでに述べた手順の実行に関する進捗状況を説明したい。



426号まで続けて原稿提出が遅れた反省から、427号〜前々回428号記事の執筆を目標通り早めに仕上げることができたが、前回430号の執筆は1通目は早めに仕上げられたが(発行予定日8/19(日)に対し、執筆仕上げ日7/29(日))、2通目は翌週の8/5(日)になってしまい、またも少しだけ後退した。その反省から、本431号記事は、少しでも意識的に早めに仕上げることにした(1通目である本記事は発行予定日9/2(日)に対し、執筆仕上げ日8/16(木))。

その上で、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスク(以下に再掲:)

 (A) 広告関係の下案作り
 (B) 顧客向けの資料作り
 (C) アプリ作成(プログラミング)
 (D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ
 (E) 職場の掃除
 (F) 自宅の掃除
 (G) 睡眠時間の確保

 (S) メルマガの原稿執筆、下案の編集・提出

のうち、別格の「(S) メルマガの原稿執筆、下案の編集・提出」以外についても、前回から引き続き一定の進捗を見ることができた。今回は、上述のリストに含まれない他のタスクに時間を要したため、(A)については(最低限の進捗はあったものの、)やや停滞した。一方で、仕事がお盆休みに入る直前に(E)はタスクの進捗としてかなり大きな節目を迎え、一区切りをつけることができた。次の記事では、その詳細に触れる。



(次の記事(34)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(34)
ここでは、前号記事(32)と同様に、前記事(33)の続きとして、前述のこなすべき8つの主要タスクにつき、前回までと同様に(A)〜(G)の順に、個々に進捗状況をありのまま正直に述べたい。なお、前記事(33)は前号430号発行日の3日前8/16(木)に仕上げられたが、本記事の執筆を仕上げられたのは結局、前号発行日8/19(日)になってしまった。前号は記事1通目(31)を前々号429号発行日の1週間前に仕上げられており、その点で前号よりも更にやや後退である。その点は大いに反省したい。



まず、過日(A)〜(C)のうち当面は(A)に絞って進める旨をお伝えした通り、今回も(A)のみを持続的に進めてはいる。長らく頭の中で考える段階に停滞したがようやく脱し、実作業段階に移行できたが、前号記事執筆後からは、上述の(A)〜(S)以外の他のタスクをやることになり、そのままお盆休みに入ったこともあり、2週間前からはあまり進んでいない(ごく数日は少しだけ進められた)。

前回、「一度着手できれば、余程油断しない限りは継続的に取組み続けられる」と述べたものの、理由はどうあれ、残念ながら結果だけ見ればやや後退しており、その点で再度盛り返す必要があると痛感している。言い分けながら、上述の「他のタスク」とは、自分の中では(A)〜(S)よりも優先的に行うべきと理性的に判断されるものではあるが、それならば前号直後にそれを宣言すれば良かったはずであり、計画性という面で厳しく見ればやや難があると言わざるを得ない。今後は、そのような場合には前号の段階で事前にやむを得ない停滞をできるだけ宣言するようにしたい。



(D)については、お盆前までは継続して順調であるが、お盆休み明けからは、完全な仕上げが毎業務日ともできないでいる。お盆明けで他の主要タスクが一時的に多くなったことが直接の原因ではある。だが、厳しく見れば、その一時的な業務量の増大は十分に予見できるものであり、お盆休み中(または前)に予め出来る範囲を準備しておけば、十分に時間を確保できたと考えられるため、今後は休日、特に連休前には出来る範囲を準備しておくようにマイルール化しておきたい。

(E)については、前号(33)でも触れた通り、今回最も進歩した箇所である。当初計画よりも前倒しで未整理分を全てお盆前に片付けることができたことは、自信を深めることにかなりつながったと確信している。今後は、次の段階である、一旦整理した資料をさらに細分化して整理してゆく段階に移行する予定であるが、一段落した安心感からか、まだお盆休みから数日経った8/19段階で次の段階に移行できていない。今月中には着手できるよう努めたい。

最後に、(F)・(G)は、残念ながら今回も前回までと同様に進展していない。単刀直入に言えば、内容についても代り映えしないので、記述は敢えて省略したい。



今回はここまで。次回以降も引き続き上述の計画の進捗をお伝えしてゆきたい。

by なさ




● 連載 第397回 健康で生活するために 老後の蓄え
誰でも考えることだろうが、普通は年を取ると体が弱り、病気がちになりそして収入は減る。下手をすると認知症になったり身体が動かなくなって、人の助けがなければ生きて行けなくなる。それに備えて人が考えるのは金を貯めることだろう。

最近、オレオレ詐欺などで大金をだまし取られる高齢者が絶え間なく報道される。それに対し警察や金融機関などが繰り返し繰り返し注意をするように呼びかけているのにそれでも騙される高齢者が後を絶たない。

様々な理由があるのだろうが、高齢化に伴い金の不安が高まってきているときに儲け話などをされるとそれにすがってしまう心理や、そもそも高齢化に伴って判断力が低下するとか、もともと社会情報に触れる機会がないから、警告を身近に感じていないなどなど有るだろう。

幸い私はそのような被害にあったことはないが、騙されるような金も持ってはいないからその点の心配はしていない(金がないことの心配はしているが)

さて、話がいつものようにそれたが、私も例外無しに高齢化を迎えているし、幸い年齢からすれば相当健康で、全く病気もしていないし生活に不安を持つような体力でもない。その気になれば一度に25-20qくらいは歩いても全く平気だし疲れもしない。前にも書いたが、それは私が老後に備えて金を蓄える以上に体力を蓄えることに主力をそそいできたからであり、病気になったらどうしようというのではなく病気にならないためにはどうしようと考えてきたからだ。その選択は今では全く正しかったと思える。

むろん、それと共に金が貯まっていれば御の字だろうが、あいにく私は美食にふける趣味もなければ着飾る趣味もない。特に生活に金を使わなくてはならない事は今のところ無い。また、もし体をこわしてしまえば、どんなに金があってもそれを使って楽しい老後というわけには行かないのだ。毎日毎日病院通いしかできない、或いはそれも出来ずに一日ベッドの上というのでは、本末転倒だろう。念のために書いて置くが、不可抗力あるいは自分ではどうにもならない理由で病気を持つ人もいることも理解しているし、私自身がそうなる可能性が皆無だと考えているわけではない。

老後に備えて金を貯めるのは無論大切だと思うし否定はしないが、それ以上に私は体力をため、維持することを重要視したい。今のところ、それで間違っているとは全く思わない。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今年の夏は豪雨、猛暑、台風と記録破りの天候災害が相次ぎ、特に西日本では大変な被害を受けています。未だ多くの人々がその後遺症に苦しんでいることは本当にお気の毒に思うし、一日も早い回復を願う次第です。

■ しかし、天候は人間の力ではどうにもならず、それは地震や津波、火山などの災害と同じです。ただ、日本は世界でも例外的にこれらの全ての災害が多い国であり、それに対する備えも世界で最もしっかりしているとは言われています。が、今回の災害でも、最終的には個人個人の対処の仕方が大きく関わっていることがはっきりしています。やはり、その点も日頃から認識して於かなくてはならないのでしょう。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは前号730号の発行日である8/19(日)です。前号よりは少しでも早く原稿執筆・メルマガ編集を仕上げたく、意識的に早め早めに進めてはいます。原稿でも触れましたが、せっかく早めペースを実現できても、正直に申し上げて、段々とだれてくるところがあるようです。

■ 他の様々なタスクの中には、しっかりと癖が付いて持続的にペースを維持できていることも少なくないので、このメルマガ原稿の執筆・編集という重要タスクも、一刻も早くその仲間入りができるよう、上述の原稿の中でも触れましたが、自己催眠も上手に活用して、自分を上手く持って行きたいと思っています。
(この項、なさ)



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