Wing Brain メールマガジン 第432号
2018/09/16(日)発行



目次
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● 自然災害に備えて ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(35) なさ
● うっかりミス等の撲滅(36) なさ
● 連載 第398回 健康で生活するために 食べ物の好き嫌い ロクスケ
○ 編集後記




● 自然災害に備えて
9月6日 朝の3時に北海道の胆振地方を震源とする大きな地震があった。震源地では震度7を記録し、これは北海道では初めての大きさだという。死傷者や建物崩壊などの被害は、こう言っては被害を受けた方々に申し訳ないが、それまでの阪神淡路の大規模火災や東日本震災の津波に比べ地震そのものの規模も小さかったし人口密集地では無かったためにむしろ少ない方だったと言える。が、特徴的なのは、それをきっかけに北海道の全域が停電になり、全戸295万戸が停電になった。つまり、送電が完全に停まり、そのために物流、交通、通信、などなどがすべて停まって北海道全域が機能麻痺に陥った。折からその前日に、北海道には滅多に来ない台風による被害もあった。

何しろスーパーにしてもコンビニにしても品物が無くなりそして補給も利かない状態になって、市民生活が破綻したと言えるだろう。他の国なら大混乱に陥り、略奪や犯罪が多発しても普通だが、日本国民の落ち着きぶりや冷静さがまたも国際的に話題になっている。

元々今年は少し異常で、記録破りの大豪雨、大地震、未曾有の強力台風の連続発生直撃更に火山まで、過去に無いほど自然災害が続いたし、この傾向が年々強まっている。おそらくこれが異常ではなく当たり前になって行くのでは無いか。

それはさておき、このような事態はいつ誰に降りかかってくるか分からず、そのための準備は絶対に必要だろう。最終的には自分を助けるのは自分だという意識を持たなくてはならないと言うことだ。

まず情報の収集が欠かせないが、なんと言ってもラジオが役にたつ。ポケットラジオなら電池で長く聴ける、そして予備の電池を持っていれば自分の置かれている状況がよく分かる。

携帯電話やスマホなども連絡手段には欠かせないが、災害時には不通になる事が多いので、ラジオには及ばない。また今の固定電話は停電になると使えないし、パソコンも同じであって、仮に電池でノートパソコンを動かしてもルーターやモデムなどが死んでいればネットにはつながらない。Wifiも同じ事で、やはりラジオに勝るものは無い。家族や知人との連絡に携帯やスマホも必要だろうが、つながらなくなっていたり電池が切れていればどうしようも無い。

それでも、スマホや携帯充電用のモバイルバッテリーは大きいのを持っていた方が良い。

また、灯りがあるのと無いのでは精神的に大きく違うので、懐中電灯やポケットライトをいくつか用意しておき、電池もそのために備蓄しておけばよく、出来れば充電電池にして常に充電状態にしておくと良い。LEDといえば、今はぶら下げるタイプの室内灯があり、これも電池だし、そのための充電電池も持つべきだと思う。

ガスが止まったときのためにカセットコンロ、最低限の飲み水確保で一人あたり3,4リットルの水容器、しかし中の水は最大3日で入れ替える必要はあるし、出来れば保存の出来るペットボトル2リットル入りなどを一人あたり2,3本確保しておいて、半年くらいで買い換えるなどしておくと良いのでは無いか。あとは、保存の出来る乾パンや缶詰、飴などがあれば後は水だけで数日は生きていられる。実際は、最低限の支援でも2,3日で受けられるのが日本だ。

あと、災害時にはコンビニや銀行のATMが使えず、カードも使えなくなる可能性がある。だから、当座の現金は常に持ち歩く方が良い。 なにより、そのような準備をしておくことで実際に災害に遭ったときの心強さが違う。心強さのためだけでも、最低限のそれらの準備をしておくべきだと思う。現実には外で被災したときなどは家にあるそれらの備えも当人にとっては無駄になるのであり、それでも準備をしておくことで得られる安心感はまた別物だろう。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(35)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。

これまでに、それらの特性を人間工学・認知心理学的な観点から3つに分類し、まずはその1つを採り上げ、その過程をいかに的確にモデル化し、具体的に何がどう歪んで、ずれているかをつぶさにリストアップする必要があると述べた。その上で、そのエラーを五感の観点から分類し、視覚から順に考察を始めている。

これまでに、様々なエラーを効率的、体系的に整理ための有効な方法としてラベリング分類を挙げ、例を挙げてその方法を実践した上で、手順のマニュアル化を進めており、その手順を回を分けて説明してきている。

421号からは、エラーの整理を超えて、そもそも日々のエラーを防止するための手法、かつそれらの手順を日々確実に実行するために日々の計画を細かく立て実行することの必要性も述べた。今回も前回から引き続き、その日々の計画立案〜実行からこれまでに述べた手順の実行に関する進捗状況を説明したい。



426号まで続けて原稿提出が遅れた反省から、427号〜428号記事の執筆を目標通り早めに仕上げることができたが、前々回430号の執筆は1通目は早めに仕上げられた(発行予定日8/19(日)に対し、執筆仕上げ日7/29(日))。だが、2通目は翌週8/5(日)になってしまい、再度少しだけ後退した。その反省から、前回431号に続き、今回432号記事も少しでも意識的に早めに仕上げることにした(1通目である本記事は発行予定日9/16(日)に対し、執筆仕上げ日8/30(木))。

その上で、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスク(以下に再掲:)

 (A) 広告関係の下案作り
 (B) 顧客向けの資料作り
 (C) アプリ作成(プログラミング)
 (D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ
 (E) 職場の掃除
 (F) 自宅の掃除
 (G) 睡眠時間の確保

 (S) メルマガの原稿執筆、下案の編集・提出

のうち、別格の「(S) メルマガの原稿執筆、下案の編集・提出」以外についても、前回に続き一定の進捗があった。今回も、上述のリストに含まれない他のタスクに時間を要したが、(A)については前回よりは最低限進捗できるよう努めた。加えて、お盆休み直前に一段落し、その次の段階の開始が遅れていた(E)についても、少しずつだが進み出すことができた。次の記事では、その詳細に触れる。



(次の記事(36)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(36)
ここでは、前号記事(34)と同様に、前記事(35)の続きとして、前述のこなすべき8つの主要タスクにつき、前回までと同様に(A)〜(G)の順に、個々に進捗状況をありのまま正直に述べたい。なお、前記事(35)とともに本記事(36)も前号431号発行日の3日前8/30(木)に仕上げられており、前号より改善した。



まず、過日(A)〜(C)のうち当面は(A)に絞って進める旨をお伝えした通り、今回も(A)のみを持続的に進めてはいる。頭の中で考える段階を7月中にようやく脱し、実作業段階に移行できたが、前々号記事執筆後からは、上述の(A)〜(S)以外のタスク(以下「(E')」)を進めることになり、8月以降は残念ながらあまり進んでいない(言い訳苦しいが、(E')はおかげさまで特にここ1週間程度でかなりの進捗を見た)。

「一度着手できれば、余程油断しない限りは継続的に取組み続けられる」と前々回述べた割には停滞した反省から、前回の宣言通り、やむを得ない停滞の場合はその旨を予告すべく、次回以降もしばらくは(A)は細々と進めることにしたい。



(D)については、この2週間では、ほぼ毎業務日ともその日のうちに仕上げられているが、これも(A)と同様に(E')を優先してきた結果、その日のうちに仕上げられない日が数日あった。その点は改めて反省するとともに、事前の休日等にできるだけ準備しておくよう対策したい。

(E)については、お盆休み前に未整理分の分類整理を完了し、お盆明け直後は次の段階への移行が停滞したが、おかげさまでこの2週間は少しずつだが進捗した。上述の(E')とは、当初は直接(E)とは関係ない次元のものであったが、進めるうちに結果的に(E)に間接的に関係するタスクになったので、改めて(E')と呼ぶことにした次第である。その通り(E)に間接的に関係するため、(E')を優先的に進めることで、結果的に(E)も(これまでとは異なる方向性から)進捗することが期待される。そのため、当面は(E)自体も細々と進めはするが、敢えて(E')を優先したい。

最後に、(F)は今回も進展していないが、(G)についてはお盆明け以降に進捗があった。スマホで就寝・起床時刻を毎日記録する取組みを始めた。まだ純粋に失念してしまう日もポツポツあり、完全に癖を付けられるまでには至っていないが、徐々に毎日確実にできるよう工夫と努力を続けたい。



今回はここまで。次回以降も引き続き上述の計画の進捗をお伝えしてゆきたい。

by なさ




● 連載 第398回 健康で生活するために 食べ物の好き嫌い
自分では食べ物に対して好き嫌いはほとんどないはずだと思っているが、人から見ればかなり偏っているらしい。とにかく私は外食嫌いで、可能な限り自分で作ったものしか食べない。人とのお付き合いでは何を食べても同じなのでお付き合いで同じものを食べることが多いが、別に食べたいものを主張しないので何でも食べる人間と思われているかもしれない。

正直を言えば、霞でも食べて生きていけるなら食事など別にしたいとは思わないし、買い物、調理、食事、後始末の時間がかなり負担になっている。食べないわけにはいかないので食べているが、毎回コンビニ弁当など御免被る。

そこで、それらの時間を最小限にすべく、毎日毎日同じものを食べることになるが、それでは偏食になるので多くの食材で同じものを作って毎日加熱しながら適時材料を加えて居ることになる。おそらく今の煮物はそうやって作って一年くらいたつと思う。

主食は野菜だが、とにかく季節の野菜を細かく刻んで二日分位を炒めるか電子レンジでチンして密封パックに入れ冷蔵庫に入れて保存、ご飯はまとめて炊いて小分けにして冷凍保存などなど、人から見ればとんでもない食生活をしている。が、これでかなり便利になっているのは事実で、何より今日は何を食べようかなどと悩む必要がない。調理も後片付けも最小限で済む。そしてこれは自分でも考えているが野菜主体でほとんど塩分を使わずに調理をしているので特に栄養が偏っている自覚もないし、定期の健康診断でも問題はないようだ。

食は人間にとって快楽の一つだが、どういうわけか子供の頃から私にはその欲望がなかったとしか思えない。かつて仕事で世界各地にゆき日本中も回り、当然外食や接待などの連日前夜の飲めや歌えの毎日だったが徹底的に体を壊した以外、美食を堪能したという満足感など何一つ無い。フランスでカタツムリを食べメキシコで羊の脳みそを食べても珍しいものを食べたとの感慨もない。お付き合い以外では二度と食べたくはないと思っただけだ。

美食を追い求めることは生きている目的の一つだと言っていいのだろうが、私にとってそれは当てはまらないことが今の健康を与えてくれているのだと勝手に思っている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 前回、新しいPCがWin10で使いにくいと不満を書きましたが、慣れとは恐ろしいもの、今ではかなり便利に使っています。何より、メインの記憶メディアを個体メディアSSDにしたのと、作業領域をSSDに作り、ファイルを整理整頓し、各種のソフトを最適化することによって、かなりスムースに動くようになりました。

■ まだ十分に使いこなせては言えませんがが、いらない機能を捨て、なれてゆくに従いやはり新しいPCは想像を超えて進化しているのだと痛感しています。多分これを数年は使うでしょうが、古いPCでなくてはできない作業もあり、これは順次新PCに合う形式に変換してゆけば解決するでしょう。まあ、新PCを使いこなせる頃には次のPCに移らなくてはならないのでしょうが。
(この項までロクスケ)

■ 早いもので9月に入りました。この編集後記を執筆しているのは前号発行日である9/2(日)ですが、関東では朝晩はだいぶ涼しくなってきました。昼間はまだ時々は30℃を超えることはありますが、暑さ寒さも彼岸までと言うように、そろそろ暑さも終わりが見えてきたようにも思えます。思えば、今年は関東では梅雨が観測史上初めて6月中に明けてしまい、猛暑どころか酷暑の日が続きました。もう暑さは懲り懲りですね。

■ 少し涼しくなってきたので、ロクスケ委員長に感化され、そろそろDIYを一念発起して始めようと思っています。前々から時々思い立っては半端に手を付けて途中で挫折することがありました。今回は、今までに頓挫して半端な状態で止まっているものを再開する形でやってみようと思います。何事も一度手を付けたら、最後までやり抜くことが大事だと思いますので。さて、今回はどこまで続けられるか、自分自身への挑戦でもあります。
(この項、なさ)



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