Wing Brain メールマガジン 第438号
2018/12/09(日)発行



目次
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● メモ、ノート ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(47) なさ
● うっかりミス等の撲滅(48) なさ
● 連載 第404回 健康で生活するために 健康過信 ロクスケ
○ 編集後記




● メモ、ノート
私は大昔からメモやノートをつける習慣があった。会社勤めでの現役時代は、それこそメモやノートは仕事に欠かせない物だったし、そのためにもいかに管理しやすくするかに常に気を遣っていた。今は自分でそれなりに仕事らしいことも含めてやはりメモやノートを使っているが、最近それらを並べてみて、やたらにノートが増えていることに気がついた。ざっと並べてみても、その場限りのメモからそれなりに整理している手帳が4冊、そしてやっている事の内容毎に使っているB5版やA4版のノートが5,6冊などなどだ。しかし、その中で本当に使っているのは、その場のメモと語学学習や物作りの内容を書きためているノートだけで、それも今は多くがパソコンに保存している。

あとは、書き損じやコピーの裏などを使って記録として残すことは無いので、おそらくメモ帳と、目的ノートだけで足りるはずだ。

メモ帳は、予定や買い物などをその場で書き込んでいるが、それを見ることはあまりなく、書くことで記憶している事が多い。さらに、予定などは今ではスマホに書き込み、アラームなどを設定している事が多い。

結局、メモを後から読み返すなどは今はほとんどしない。書くことで記憶にとどめるのが目的だし、それとは別に、例えば電子工作などの回路図や部品表などは、要らなくなった印刷済みの紙の裏に書き散らし整理し、正式図面としてパソコンに入れるのがほとんどなので、保管しておくノートも要らなくなった。

それでもキーボードで入力するより、ペンで紙に書く方が記憶に残る。自分では記憶力はそれほど悪くない、むしろ良い方ではないかと密かに思っているが、とにかく何でも書き留めるという行為がそれを助けているのではないかとも思っている。

書くことはむしろ好きだし、それが今も生活を助けているのだと、自分では信じている。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(47)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。今回も、毎号の重複記載内容を極力省いた上で、まずは本記事では定例の各タスクの進捗についての報告をしたい。

これまでに原稿提出が度々遅れた反省から、意識的に早めに原稿を仕上げようと尽力している。前々号436号は、発行予定日11/11(日)に対し、執筆仕上げ日が残念ながら1週間前の11/04(日)とかなり遅くなった反省から、今回も前号に引き続き、発行日12/09に対して1通目である本記事を11/22(木)に仕上げた。2通目もできれば前号437号発行日である11/25には仕上げたい。



まず、今回も前回までと同様に、引き続き425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの進捗状況を本記事でお伝えしたい。今回も、「(A) 広告関係の下案作り」、「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」、「(E) 職場の掃除」については、前号までと同様に概ね同じペース、厳しく言い換えればほぼ進捗なしであった。

前回までと同様、、「(E') 間接的に(E)に関係するタスク」はやはり細々と地道に続けているが、この2週間の間も、やむを得ず(A)〜(S)以外の別の業務に時間を割いており、当初の予定よりも停滞してしまっている。本記事仕上げ日である11/22(木)の段階でも、前号から続いてこの3週間は手を付けられていない。これまでに11月中には(E')を完成させたいと宣言してきたが、11/23〜25の連休を使っても難しい状況になってきたのは残念ではある。

最後に、「(G) 睡眠時間の確保」についても、引き続き早く寝ようとの意識を日々持ってはいるが、この2週間は前号記事の執筆段階までと比べ、再度やや遅くなってきてしまった。とはいえ、他の事情にも迫られ、時間の使い方を効率化するための改善は前回までよりも強く意識し、例えば本記事執筆日である11/22をはじめここ最近の数日は1日24時間の使い方をだいぶ効率化できてきたとの自負はある。今後もより一層早寝早起きを実践できるよう尽力してゆきたい。



(次の記事(48)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(48)
前号記事(46)に続き、今年春先頃まで続けていた考察を再開して今回も続ける。なお、本記事は前記事(47)で予告した11/25(日)から4日後の11/29(木)に仕上げている。またも予定より4日遅れてしまった点を重ねて反省したい。

436号記事(44)の最後で予告した通り、今回はラベリング分類の具体的な各手順の再検証と別の手順の必要性について考える。なお、この部分のみ前号までと重複するが、ラベリング分類は様々なエラーを効率的、体系的に整理するための有効な方法として挙げたものであり、各手順とは、以下の5つを指す。:

 (1) ブレインストーミング的に失敗を徹底的にリストアップ
 (2) 説明文章の精緻化
 (3) 説明文章の文節解析
 (4) 各文節・単語と失敗内容との結び付け
 (5) 員数管理

まず、これら5つと別の手順の必要性についてだが、少なくとも本記事の執筆段階では、別の手順の必要性は特にないと考えている。その上で、これら5点を再検証する。大筋の流れとしては、特に大幅な見直しの必要はないと考えるが、細かな点として、失敗のリストアップや記述に際して、前号でも述べた自己暗示の効果と絡めて一部補足というか修正したい。

具体的には、失敗事例を挙げる際、失敗のエピソードを忠実に想起・記述するのではなく、敢えてその失敗を裏返して、どうすれば良かったのかを明示的に想起・記述する方がより効果的と考えられる。

というのは、失敗エピソードそのものを繰返し想起・記述することで、その失敗をすること自体を自己暗示する形になってしまうためである。前号でも述べた通り、こうありたい、こうなれば良いという理想像を明文化して唱える、または映像的にイメージすることで、自己暗示の効果が得られる。これは裏返せば、望ましくないことを明文化、イメージしてしまえば、忠実にそのような結果を生むように自分自身の潜在意識に指令を送ってしまうことになり、全く逆効果だからである。

よって、上述の5つの手順のうち、特に(1),(4)については、このように表現を修正すべきと考える。:

 (1') ブレインストーミング的に、実際の失敗とは逆の望ましい結果を
    イメージして、それらを徹底的にリストアップ
 (4') 実際の失敗とは逆の望ましい結果をイメージし、
    それと各文節・単語とを結び付け

同様に、これ以外の(2),(3),(5)についても、失敗事例そのものではなく、実際の失敗とは逆の望ましい結果を対象にすべきということになる。



今回はここまで。次号も前々号436号記事(44)の最後に述べた計画通りに考察と執筆を続けてゆきたい。

by なさ




● 連載 第404回 健康で生活するために 健康過信
何度も何度も書いているように、私は健康には問題は無いと思っているし、実際毎年健康診断を受けていて問題が見つかったことは無い。病院に行くようなことは健康診断以外は無いし、薬も飲まない。

むろん、自覚できていない、あるいは検査でも見つからない病気があるかもしれないが、それはどうしようも無いことであり、今は健康だと思っている。何より幸いなことだと思っているが、ただ健康だから無茶をしても大丈夫とは考えていない。

その気になれば一日20キロくらいは結構な早足で歩き続けるし、それで疲れが出ることも無い。必要なら数百メートル走っても別に息も切れないが、だからといって何をしても大丈夫と思っているわけでは無い。健康だから何を食べても飲んでもしても大丈夫などと言うのはとんでもない間違いで、健康とは細心の注意を払って維持しなければならない物だと思っている。

昔は一時期だがかなりのヘビースモーカーであり、大酒飲みで、大食いだった。夜遊びの連続でそのために体力は極限まで落ち最悪の健康状態だったが、多分自分では若いし健康で無茶をしても平気だと思い込んでいた節がある。なにしろ、周りのほとんどの人が似たような物だった。

多分、今タバコをすっても大酒を飲んでも大食いをしても夜更かしをしてもおそらくかつてのようにすぐに風邪を引いたり腹を壊したり頭痛を薬でごまかすような必要性は無いだろう。当時に比べて今の方がよほど体力があると思うからだが、一瞬でもそんな馬鹿なことをするつもりは無い。それは自分でも臆病なほどだ。

年に一度くらいは付き合いで知らない間に大酒を飲むことが2,3年前まであったが全く悪酔いなどしなかった。だから飲んでも平気だとは思っていない。いま、健康だからそれで済むが、いい気になって飲み続ければ、年齢の故もあっておそらく昔よりもひどいことになるだろう。

健康でいるためには過信せず、臆病なほど生活を律していかなければならないと思っている。そして、健康を手に入れてみると、そんな生活も決して不自由では無いし、何かを我慢しているなどというストレスも無い。むしろ、健康であれば、ストレスを感じないで済む。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 寒くなってくると、暖房のない工作室で物作りもままならず、今は机の上でちまちまとやれる主として電子工作をやっています。とはいえ、新しく部品を買うこともなく、昔から使い道も考えずに買い集めておいた膨大なICチップ、トランジスタ、抵抗やキャパシタなどという電子部品を使って、自分で設計して色々やっているのですが、実は今はネットで完成品を買った方が安いし、さらにパソコンでソフトウェアを使えばパソコンがそのままそのような道具になります。つまり、実は作る必要などないのです。

■ ということは、使うのが目的ではなく、自分で考え工夫しながら設計し、そして組み立てること自体が目的であって、まさに趣味のための製作と言うことです。本来趣味とはこういうもので、経費の無駄だから作るのはやめようとはなりませんね。私が作ったものは木工製作でもなんでもほとんど実際に自分で使うために作ったものなどありませんし。考えてみれば語学なども別に使う目的など最初からなく、学ぶことが目的ですし。
(この項までロクスケ)

■ 早いもので、12月に入りました。今年2018年も残すところあと1ヶ月を切り、小生の大好きな年の瀬の時期です。今年は仕事の忙しさから、昨年まで以上に1年があっという間に過ぎ去ってゆきました。睡眠時間の確保とともに、時間をいかに有効に無駄なく使うかを実感させられた年でもありました。今年のうちに完了させたいことがまだいくつもあるのですが、あれもこれもは難しいかもしれません。せめて、優先順位を付けて、どれをどこまでと綿密に計画を立てて実行したいと思います。

■ 今年の一番の収穫は、小生の原稿の中でも述べましたが、自己暗示の効果を改めて実感し、効果的に実践できるようになったことです。この編集後記を執筆している前夜も些細な仕事のミスからイライラしてしまい、今朝起きてもイライラ感が残っていましたが、ふと効果的な自己暗示の文を頭の中で繰返し思い浮かべていたら、不思議と気分が穏やかになりました。
(この項、なさ)



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