Wing Brain メールマガジン 第439号
2018/12/23(日)発行



目次
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● ガス消し忘れ防止タイマー ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(49) なさ
● うっかりミス等の撲滅(50) なさ
● 連載 第405回 健康で生活するために 健康診断 ロクスケ
○ 編集後記




● ガス消し忘れ防止タイマー
幸い大事故になった事は無いが、大昔からガスの消し忘れを何度も繰り返し、調理しているものを黒焦げにするならまだしも、空だきでいくつもの鍋などを駄目にしてきた。鍋で済む内は良いとしても、今に火事になるのではないかといつも心配していた。むろん、タイマーを使ってはいるが、ひどいときは火を点けたままほかの部屋に行ったり甚だしいときは外出してしまったりしていた。

タイマーの設定忘れも無論数知れない。本当になんとかしなければとは思っていたし、その一つの解決策が電子レンジの多用で、電子レンジなら取り出し忘れでも事故にはならない。が、電子レンジでは使える調理は限られている。あとは、保温調理で、一度沸騰した鍋を何重にも保温材に包み保温箱に入れるやりかたで、長時間じっくり煮込む調理だと一晩ほどでその余熱だけで調理でき、燃料節約になるし何より安全だが、これも利用できるレシピは限られる。やはり基本ガスコンロをきちんと管理できなければならないのであり、そこで最近やっとこれなら安全という方法を見つけて実施した。

ガス配管に電磁バルブを取り付け、電気を流さない限りガスが停まる様にしておいて、そのバルブをタイマーで通電するようにした。通販でバルブや配管材料を買い、オーブントースターから外したタイマーで60分タイマーを作り、タイマーを設定しない限りガスが出ないようにしたのだが、これが実にうまく働く。実際には加熱時間は長くても15分程度で良かったのだが、いずれにせよ、これで仮にコンロの消し忘れがあってもあらかじめセットした時間が経てば自動的にガスが停まる。実際はこれをつけて凡そ2ヶ月くらい経つが、ガスの消し忘れは無い。今までも消し忘れと言っても年に一回あったか無かったくらいだから2ヶ月では無いだろうが、仮にあっても大事には至らない。

この安心感は極めて価値がある。


ただし、本当はガス配管に触るのは工事の資格が要る。無資格者がこのような工事をしては違反なのだが、まあ自分の家の中だけなので十分に検査をした結果ガス漏れが無いことを確認してあるのでよしとした。本当は資格が必要な工事を私はずいぶん家の中に限ってだがやっている。電気の配線や水道管工事などだが、何年経っても異常も無いし、まあ良かろうと思っているのだが、当然誰でも気軽にやって良い工事では無い。

少なくとも知識は十分に得て、安全確認の方法などを調べた上でやるべきであり、特に人に頼まれて人の家とか外の工事などは絶対にしてはならないが、いずれにせよ、上記の工事で私の生活上の不安が一つ減ったことは事実だ。

自分の責任でやれない人は専門家に相談してみれば良いだろうし、調べてみれば案外このような機能のついたガスコンロなどがあるかもしれない。あとは、電磁調理器などを使えば最初からこのような心配はしなくても済むとは思うが、電磁調理器だと調理の種類がかなり限られることはやむを得ない。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(49)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。今回も、毎号の重複記載内容を極力省いた上で、まずは本記事では定例の各タスクの進捗についての報告をしたい。

これまでに原稿提出が度々遅れた反省から、意識的に早めに原稿を仕上げようと尽力している。特に436号は、発行予定日11/11(日)に対し執筆仕上げ日が1週間前の11/04(日)とかなり遅かった。前回438号はだいぶ改善したものの、今回439号では発行日12/23に対して1通目である本記事の仕上げは当初予定よりも3日遅れて前号発行日12/09(日)になってしまった。2通目もできれば同じ12/09には仕上げたかったが、何とか12/13(木)までには仕上げたい。



まず、今回も前回までと同様に、引き続き425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの進捗状況を本記事でお伝えしたい。今回も、「(A) 広告関係の下案作り」、「(E) 職場の掃除」については、前号までと同様、厳しく単刀直入に言ってほぼ進捗なしであった。ただし、(E)については年末大掃除をそろそろ行う必要があるため、いい加減手を付けねばと繰返し念じているところである。「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は引き続き当日のうち、もしくは数日以内に確実に終えられている。

前回までと同様、、「(E') 間接的に(E)に関係するタスク」はやはり細々と地道に続けている。ここ最近、(A)〜(S)以外の別の業務に優先的に時間を割いていたこともあり停滞していたが、それが何とか一段落し、かつ前号記事でも述べた自己暗示の効果もあってか、久しぶりに1週間前に手を付けられた。これまでに11月中には(E')を完成させたいと宣言してきたが、何とか年末年始頃までには完成させたいとは考えている。

最後に、「(G) 睡眠時間の確保」についても、引き続き早く寝ようとの意識を日々持っている。どうしても寝る時間が遅くなりがちのため、ここ最近は考え方を少し切替え、早く寝るというよりも睡眠時間を確保しようと心掛けている。併せて、時間の効率的な使い方を追求し続けている。ここ最近は、時間を効率的に使うことに快感を覚えてきており、好循環になっていると考えている。引き続き、より良い方向に持っていけるように工夫を重ねてゆきたい。



(次の記事(50)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(50)
前号記事(48)に続き、今年春先頃まで続けていた考察を再開して今回も予定通りに続ける。なお、本記事は前記事(49)で予告した12/09(日)から7日後の12/16(日)に仕上げている。せめて12/13(木)にはと宣言したにも関わらず、結局1週間も遅れてしまったことを猛烈に反省したい。



さて、436号記事(44)で予告した通り、今回もラベリング分類の具体的な各手順について考える。今回は特に、前回修正した以下の2つの手順の中で、実際の失敗とは逆の望ましい結果をイメージすることに焦点を当て、小生自身の最近の経験を踏まえ、補足的に述べたいと思う。

 (1') ブレインストーミング的に、実際の失敗とは逆の望ましい結果を
    イメージして、それらを徹底的にリストアップ
 (4') 実際の失敗とは逆の望ましい結果をイメージし、
    それと各文節・単語とを結び付け

望ましい結果をイメージするという行為自体、非常に簡単なことのように思える。

だが、小生自身の経験からすれば、特に失敗を重ねて自尊心が低い、精神状態が悪い時にそれを行おうとしても、不思議と自然に望ましいイメージが浮かんでこないのである。無理にイメージを浮かべようとしても、「ダメだ、ダメだ、私はダメなんだぁ」と全力で自分自身を否定する、もう一人の自分が心の中に出てきてしまい、途中で良いイメージがかき消される、押し流される感覚に陥る。

必ずそのように全力でもう一人の自分に否定されるわけではないが、案外と望ましい結果をイメージするのは、一定の難易度があると考える。



そのようにもう一人の自分に否定されるような場合、頑張って力ずくで良いイメージを浮かべようとすると、そのもう一人の自分からの反発をより一層受けることになり、これまたかえって上手く行かなくなるのである。これは、前々から度々触れていると思うが、自己暗示の観点から言える、いわば心理学的な法則の一つである。

例えば、ヘビースモーカーが禁煙したいと思っても、無理に喫煙を力ずくで止めようとしても、かえって喫煙したくなってしまい、長続きしなくなる。それよりは、当面は喫煙なら喫煙をしてしまって構わないことにし、その代わりに喫煙をしながらでも、できれば毎回必ず「煙草を見ても平気で居られると良いんだよなぁ」と軽く思う、吸わないで居られる自分をイメージするという姿勢の方が、長期的に見て実は効果的なのである。

上述の望ましい結果をイメージするとは、その禁煙の仕方とある意味同じである。失敗なら失敗自体をしてしまっても構わないから、その代わりに、その失敗をせずに上手く行っている自分をイメージすれば、やがてはその失敗をしなくなって行くという考え方なのである。



とはいえ、そのもう一人の自分の言う通りに全力で自分を否定するネガティブな考え、イメージで頭の中が支配されてしまうと、それはそれで悪い自己暗示になってしまう。困ったものである。そのようなジレンマを解決すべく、小生自身が試行錯誤して得たひとまずの知見として、以下の3点が挙げられる。:

まず1点目は、詳細に具体的なイメージを無理に浮かべようとするのではなく、「上手く行くんだよなぁ」「完璧に出来るんだよなぁ」などと、抽象的な文を自己暗示として頭の中で(できれば声に出して)繰返し浮かべるのである。小生自身の経験則として、抽象的な内容であっても、自己暗示は少なからぬ効果はあり、なおかつ抽象的なほど、もう一人の自分に否定されづらくなるように感じている。

2点目は、もう一人の自分に否定された時、「ダメだと思ってしまうのも仕方ない。でも、どうなれば良いかと、ただ思えるだけだと良いんだよなぁ」と、もう一人の否定する自分を一旦許容、抱擁する代わりに、良いイメージを浮かべられると良いんだよなぁということそれ自体を自己暗示するようにするのである。

3点目は、自己暗示として頭の中に文を思う浮かべる、または声に出す際に、意識的にかなりゆっくりとしたスピードで行うことである。直上の2点目の自己暗示文で言えば、「ダ〜〜メ〜〜だ〜〜と〜〜思〜〜っ〜〜て〜〜し〜〜ま〜〜う〜〜の〜〜も〜〜仕〜〜方〜〜な〜〜い。で〜〜も、ど〜〜う〜〜な〜〜れ〜〜ば〜〜良〜〜い〜〜か〜〜と、た〜〜だ〜〜思〜〜え〜〜る〜〜だ〜〜け〜〜だと〜〜良〜〜い〜〜ん〜〜だ〜〜よ〜〜な〜〜ぁ」くらいの感じである。



長くなったが、今回はここまで。次号も前々号436号記事(44)の最後に述べた計画通りに考察と執筆を続けてゆきたい。

by なさ




● 連載 第405回 健康で生活するために 健康診断
私は毎年簡単な健康診断を受けている。血液検査、尿検査、各種の癌検査などだが、幸いなことに今のところ異常もないし、実際自覚症状も無く、風邪も引かなければほかの病気も無い。よく寝られるし、排泄なども極めてすっきりとほぼ毎日ある。

だからといって、全ての病気がこの検診で発見できるわけではないだろうし、癌なども初期だと見落としは結構ある。また私の知人は入念な人間ドックを受けて多少問題はあるがすぐにどうこうと言うことでは無いので体調管理に気をつけるようにと言われて、一安心していたその直後、まさに人間ドックを受けて一週間後に心不全で死んだ。検査でも心臓に異常が見つかっていたわけでは無く、あまりに突然の事にみんなびっくりした。

もう一人日頃から健康自慢で風邪一つ引かなかった知人が、ある朝台所で死んでいるのを奥さんが見つけたケースがあり、まだ40代だったので、あまりの突然のことに押っ取り刀で葬式に駆けつけたものの、奥さんにかける言葉も見つからない状態だった。死因を究明するには解剖が必要だと言われ、奥さんは断ったそうだが、死因が分かっても生き返るわけでは無いのだから遺体を傷つけたくないとの思いだったそうだ。それはともかく、何故突然死をしたのかは分からない。脳卒中や心不全などなのだろうが、あくまでその前兆などは無かったし発見もされていなかった。

さて、話を戻すが、要するに私が毎年健康診断を受けて健康だと言われても、私が上記の彼らと同じ状況にならない保証など無い。が、それを言えば、誰にも保証など無いし、交通事故などで命を落とさないとは誰にも保証など無い。

その上で、少なくとも今差し迫って命に関わる兆候は無いと言うのだから、それで良いと思っている。その状態を続けたいから、食事や運動などに可能な限りの努力をしているが、前回も書いたように習慣になってしまえば別に何かを犠牲にして健康を得ている訳では無い。

健康を得るために確かに時間は使っているが、健康であるために得られる時間の方がよほど多い。それは、やってみるとよく分かる。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今年もあと一月を切ってしまいました。毎年同じ事を言っていますが、本当に時間の経つの速く、思いの上では本当につい昨日正月だったくらいの感覚です。毎年毎年、時間の経つのが速くなるのは、結局経験を重ねることによって時間を無意識に感動なしに過ごすことが増えてきたからだとはよく言われます。本当にその通りですね。

■ 今年の正月には、あれをしようこれをしようと、沢山の計画を立て、そして今になってあれも出来なかったこれもまだだと思うのも毎年のことです。今年はやりきったと年末を迎える事はおそらく無いとは思いますが、毎年やり残したことが増えて行くのが残念ですね。いずれにせよ、今回が今年最後のメルマガです。皆様、良いお正月を。
(この項までロクスケ)

■ 本号が発行されるのは12/23(日)、その時点で既に今年も残すところあと1週間程になります。今年1年の振返りを今後の原稿執筆予定に含めるのを不覚にもすっかり忘れていました。うっかりミス等の撲滅という題で記事を執筆しているのに、早速うっかりミスしてしまうとは、小生もまだまだだなぁと改めて思います。とはいえ、原稿にも記したように、「しまったぁ、やってしまったぁ」と思うと、それがマイナスの暗示になってしまうそうなので、「来年こそきちんと覚えて出来ると良いんだよなぁ」と自然に思えるようにしたいです。。

■ 本号の原稿2通目の仕上げは、原稿にも記した通り、予定より1週間遅れて12/16(日)、さらに本号メルマガ下案の編集と提出は更に一日遅れて12/17(月)になってしまいました。下案の提出が更に1日遅れた分だけ、ここ最近ではワースト記録になってしまいました。戒めとして正直にここに記したいと思いますが、これまた「しまったぁ、やってしまったぁ」ではなく、「次号こそ、きちんと早めに仕上げられると良いんだよなぁ」と自然に思えるようにしたいです。
(この項、なさ)



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