Wing Brain メールマガジン 第442号
2019/02/03(日)発行



目次
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● 手抜きをうまくやる ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(54) なさ
● うっかりミス等の撲滅(55) なさ
● 連載 第408回 健康で生活するために 常識外れの体力 ロクスケ
○ 編集後記




● 手抜きをうまくやる
もともと、私は掃除などが不得意なのだが、それでも汚いままで生活をしたいわけでは無いから気になれば部屋の掃除はやる。が、ただどこもかしこも塵一つ無いほどの掃除はしない。出来ないのでは無くしないのだ。まずそれほどの掃除を毎日やっていたら他に何も出来ない。だから、自分が納得するだけの掃除で妥協している。

洗濯もこまめにやるが、もともと着る物が簡単なので洗濯機に放り込んで自動的にやるしかしない。素材毎に分けて、選択コースを選んで等はしない。調理も毎日同じ物、ただし材料の種類は沢山使っているので偏食にはなっていない、を食べているし、食器も最小限の物しか使わないから後始末も簡単に済む。食事に時間をかける気には到底ならない。

よく、持ち物を整理して、いわゆる断捨離をする人が居るが、私の場合は時間の断捨離をしているのであって、かけなくても済む手間をかけないことに決めているのだ。それで、私なりに生活の質は下がっていないと思っているのでこれ以上家のための雑用に時間をかけるつもりは全くない。

出来た時間で体を動かし、本を読みネットに没頭し、小説を書いたり記事を書いたりしてブログを更新し、物作りに時間をかける。それだけ時間を作り出しているくらいだからテレビなど全く観る気にはなれず、BGM代わりにラジオをつけっぱなしだが、聞いているわけではない。

それでも時間の無駄にため息をついているが、おそらくこれ以上切り詰める時間は無いだろう。一時期睡眠時間が極端に短かったが、今ではそれはやめている。昔に比べ短期間の熟睡が出来なくなったからだが、これは年のせいだろうと思う。

家事の時間を切り詰め、単に短くするのではなく、自分が納得できる範囲で簡略化して切り詰める工夫は常に要ると思っている。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(54)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。今回も、まず本記事において定例の各タスクの進捗についての報告をしたい。

これまでに原稿提出が度々遅れた反省から、意識的に早めに原稿を仕上げようと尽力している。年末近くの439号は提出が遅くなった反省から、440〜441号は早めに仕上げられた。今回も、発行日2/3(日)に対し、後述の(55)を原稿1通目として1/13(日)に、本記事を2通目として前号441号発行日の1/20(日)に仕上げられている。



まず、今回も前回までと同様に、引き続き425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの進捗状況を本記事でお伝えしたい。今回も、年末年始を過ぎて通常体制に戻ったが、時間の使い方の効率化を進めているおかげで、前年末まで停滞していた各タスクについて、年始以降も一定ペースで進めることができている。

「(A) 広告関係の下案作り」は、年末年始よりは少しペースダウンしたが、引き続き再検討を進められた。「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」も引き続き当日のうち、もしくは数日以内に確実に終えられている。前号段階では当日よりも数日後に持ち越す頻度が多くなっていたが、その反省からこの2週間は当日以内に終える日が多かった点は改善点と言える。

今回は「(E) 職場の掃除」の進捗が一番大きかった。決算の時期でもあり、経理関係の書類の整理と電子データの整理などを一気に進め始められ、前年夏頃に細々と進めた書類の整理を一気に仕上げられ始めている。決算締切の強制的な制約があるため、このまま春先までの間に作業を完遂できる見込である(というか、嫌でも仕上げなければならない状況になる)。

「(E') 間接的に(E)に関係するタスク」についても、まとまった時間を確保できた年末年始よりはペースダウンし、特に年始後に少し体調を崩したため、上述(E)の作業再開と引き換えに、作業しては一旦再度ストップしていたが、本記事執筆日1/20(日)に再度少し進めることができた。完成の時期について暗に催促する声を頂戴したこともあり、(E)とともに少しずつでも進めなければと改めて痛感した次第である。

前号と同様、これらのタスクいずれも、前号までで述べた自己暗示ならびに感情モニタリングの効果が少なからずあったと改めて強く確信している。



最後に、「(G) 睡眠時間の確保」についても、前号から引き続き、早く寝るというよりも睡眠時間を確保しようと心掛けている。前号までで述べたように、何時から何時の間に何を仕上げ、次に何をするかと常々意識して時間を効率的に使う心がけを持続的に実践できておかげで、この2週間は特に、平日でも早めに就寝できるようになってきている。このペースを持続してゆきたい。



(次の記事(55)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(55)
今回も、前号441号記事(53)の感情モニタリングの手法に関する考察と論述を今回も予告通りに続ける。なお、今回は変則的に本記事を前記事(54)よりも先に01/14(月祝)に仕上げられている。発行日02/03(日)に対して実に約3週間も前であり、今までの遅れがちなペースを十分挽回できたと確信している。引き続き、このペースを維持してゆきたい。



前号記事(53)において、同手法の概要と手順を改めて説明した。今回は効果に関する補足的な説明、ならびに理論的な考察をしたいと思う。

--まず、効果に関して。前回は同手法により喜怒哀楽を理性的にコントロールできると述べたが、それのみならず、例えば甘いものを食べたい、煙草を吸いたいといった欲望的な面もコントロールできるのである。つまり、禁煙やダイエットなどに十分な効果が期待できる。のみならず、飽きっぽい、短気、気が小さいなどの性格的な面の改善にも効果が期待される。その意味では、自己暗示の手法と併せて、上手くマスターすれば、かなり万能な手法ではないかと考えられる。

同手法の考案者である臨床心理士・河野良和氏の著書ならびに同氏の直接カウンセリングを受けた際に伺った話によると、同手法に頼らずとも自己暗示の手法により十分代替できるとのことであった。実際、例えば同氏の研究所のホームページ上での解説でも同手法の詳細は述べられていない。

とはいえ、小生の試行錯誤の上で得た知見としては、自己暗示の手法は効果が出るまで比較的長い時間(数ヶ月程度)を要するものであり、一方で感情モニタリングの手法は(手法自体を適切にマスターすれば)比較的短期間に効果を得ることができると言える。よって、感情モニタリング法は自己暗示の効果が出るまでの一時的なつなぎの手法、または自己暗示の効果をより強めるための補完的な手法として活用できるのではないかと考えている。



今回はここまで。436号記事(44)の予定よりも少し遅れるが、次号443号の記事(57)では、感情モニタリング法に関する理論的な考察、すなわち、同手法は喜怒哀楽や欲望・性格面の改善になぜ効果的なのかについて考察してみたい。

by なさ




● 連載 第408回 健康で生活するために 常識外れの体力
先日BGMとしてかけているラジオに某有名冒険家が出演し、おもわず聞き入ってしまった。彼は世界的なスキーヤーであり、70台を過ぎてヒマラヤ登山を複数回したなどで知られているのだが、現在86歳で南米の最高峰、アコンカグア登頂に挑んでいるそうだ。

私は、彼が常日頃大変な節制をし、また鍛錬をしているのだろうと思っていたが、本人の話ではそうではないとのことだ。かなり前からメタボであり食生活の節制をほとんどせず、血圧は200を超え、深刻な不整脈で何度か手術もし、医師に余命半年と言われたそうだ。そこから決心して節制をし、ヒマラヤ登山をしたというのだから尋常では無い。余命半年と言われたら後は出来るだけ寿命を延ばすためにおとなしく生きるのが普通だろうと思う。実際、ヒマラヤ登山途中で心臓発作を起こしたりしたが最終的に登頂したのだとか。

彼ほどではなくとも、70,80でフルマラソンを完走したり腕立て伏せや懸垂を何十回もやる人は確かに居る。日本は急速に高齢化が進み、また平均寿命も世界トップクラスだが、健康年齢の高さでも世界有数なのだそうだ。他の先進国も平均寿命は高いが、日本ほどではないし国によっては平均寿命の低下が始まっているとか。ただし、これは急速に途上国からの移民が増えている為もあるから、その国の本来の平均寿命が低下したとは必ずしも言えない面もある。

いずれにせよ、私は上に挙げたようなスーパー高齢者にはなれないだろうし、なろうと思っているわけではないが、ただ自力で生活できる体力は維持していたいと思う。考えてみれば10年、20年前に比べて体力が落ちたという自覚が無い。もともと体力が無かったのだが、それが向上してきた自覚はあるので、差し引き衰えを感じないというところだろうか。

むろん、いつまでも今後何十年も今の状態を続けられるとは思っていないが、ただ年を取ったら体力が無くなり病気になり動けなくなり人の世話にならなければならなくなる、と普通に考えられているようだ。が、それは違うと思う。実際にその年になってみなくては分からないが、少なくとも駄目になるだろうとは私は考えていない。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今年はインフルエンザがかなり流行しているそうです。役所からインフルエンザの予防接種を受けるように以前連絡が来ていたけれど、この種の注射が嫌いでしたことが無いのですが、今年もしていません。幸いインフルエンザは無論、風邪も全く引かず今のところ元気ですが、これが油断なのかも知れません。

■ 健康なのはまことにうれしいけれど、油断はすべきでは無いですね。去年末受けた健康診断で、前より血液検査などの数値が悪化していて医師に気をつけるように言われました。まだ危険値ではなく、前年より上がっただけですが、放置しておけば本当に危険値に達するのはあっという間です。どうも健康を過信して不摂生をしたのでは無いかと思っています。油断大敵です。
(この項までロクスケ)

■ 本号記事が発行される頃には既に2月に入っています。この編集後記を執筆しているのは前号発行日1/20(日)ですが、その時点でも既に1月も3分の2を終えていることになります。仕事に追われているせいもあり、つくづく時間経過の速さと時間の効率的な使い方の必要性を痛感しています。

■ このメルマガ記事の執筆についても、以前はPCに向かい、考えながらダラダラと少しずつ書き進めていることが多かったものの、年始以降は時間を効率的に使うべく、まずPCを開いて前号までの執筆分を眺めて今回の執筆構想を漠然と頭で思い浮かべ、その後別の作業をして体を動かしながら、特に犬の散歩等で歩きながら、または風呂の湯舟に漬かりながら考え続け、考えがまとまったらPCに再度向かって一気に書き進めるという体制が出来てきました。歩きながら、風呂に漬かりながら考える方がアイデアが浮かびやすいためです。
(この項、なさ)



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